東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by  K隊員

2020.2.29(土)晴れ
どうなる新型コロナウイルス

メルセデス・ベンツ Eクラスのバッテリー上がり。

到着するとお客様はマスク姿で新型コロナがだいぶ気になっているとのこと。日本では学校の臨時休校やイベントの中止や延期などかなり影響が出てきたが、残念なことに3月27日から開催予定だった東京モーターサイクルショーも中止に。

海外のモータースポーツに目をやるとF1やモトGPは合同テストが終わってあとは開幕を待つだけ。F1では4月に行われる予定だった第4戦中国GPがすでに延期の発表がされていて心配だったが、開幕戦のオーストラリア(3月15日決勝)と第2戦のバーレーン(3月22日決勝)は予定通り開催されるようで一安心。

モトGPは開幕戦カタール(3月8日決勝)の政府が中国と韓国からの入国者を隔離センターに一時的に収容することを決定。現時点では日本からの入国者は対象とされていないが予断を許さない状況とのこと。新型コロナがパンデミック(世界的な大流行)にならないことを祈るばかりだが、先ずは今日と明日行われるスーパーバイク世界選手権の開幕戦(オーストラリア)を楽しみたい。

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by  R隊員

2020.2.28(金)晴れのち曇り
お客さんの苦労

休日の夕方、足立区での開錠依頼。車両はクラウンとの事でしたが5ナンバーだった為「タクシー車両かな?」と疑問を持ちつつ現場に急行。

現場に着くと、やはりタクシー車両でしたが運転手さんは青い顔をしてお待ちでした。車両を見ると、窓の隙間に小枝が刺さっています。「自力で何とかしようと........」苦労の後が忍ばれます。現場到着までは中々の雨模様でピッキングには厳しい状況でしたが作業の際には何とか小降りに。

かなり不安を抱えていたようで「大丈夫ですか?開きますか?」とお客さんの心の声が駄々洩れでしたが、お客さんの不安を他所に鍵そのものはあっさり開錠。 但しトランクに鍵が無ければレッカーかもと仰ってたのでトランクを開けつつ緊張の一瞬。

「ありましたー」と喜びの声を上げるお客さん。後光が差すかの勢いで笑顔になるお客さん。作業終了後、落ち着いたところで事情を伺った所、あっちこっちと苦労をされたようです。

鍵が無い→通りすがりの方に携帯をお借りして会社に連絡→タクシーで会社に向かうもスペアが紛失。今度は会社からロードサービスの手続きを取り、車まで戻る。との事で、数時間を無駄にしてしまった上、鍵が見つからなかったらペナルティも課せられるらしく、かなり深刻な状況だったようです。

開錠作業でのここまでの喜ばれ方は久しぶりです。ホクホク顔のお客さんを見送りつつ、この状況なら無理もないなと思いながら満足感を胸に帰路に就くR隊員でした。

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by  B隊員

2020.2.27(木)晴れ
ご挨拶

2月末を最後に一身上の都合により助人サービスを離れ、新たな人生の旅に出る事になりました。

これまでに卒業していった方たちとは違い僅か三年という短い期間ではありますが、大変お世話になりました。私の人生の中でもかなり濃密な期間で間違いなく人間的に成長出来きました。今後の人生で過去を振り返る時、楽しかった記憶と成長と現状打破の為の苦しみと、それを乗り越えた時の喜びを同時に思い出せる宝物のような期間を過ごさせて頂きました。入隊し隊長の元での研修期間や、隊長に見守られながら初めて自分で開錠した時、今でも鮮明に思い出される数々の現場。思い出を語りだすと止まりませんが、今後の糧として新たな道に進みます。

まだまだ一人前とは助人クオリティから考えれば言えず、たくさん助けて頂いた先輩隊員には何の恩返しもできないままの卒業は心苦しい部分もあります。助人サービスに在籍メンバーは研究熱心で今後も助人サービスを応援して頂いているお客様には最高のクオリティーをお届け出来ると心から信じています。大変お世話になりました。助人サービスの益々の発展を心から願っています。

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by  I隊員

2020.2.26(水)曇り
バイクのスマートキー

江東区よりPCX150のバッテリージャンプのご依頼がありました。購入後1か月の新車で毎日通勤で使用されており、お客様はバッテリー上がりの原因が分からないと話されておりました。

前の日に乗車されたにもかかわらず一晩で3.65Vまで低下していました。どうやら一晩中スイッチON状態で停車していて電流が流れ続けたようです。スマートキーの利点はキーの抜き差しがない分便利ですが、スイッチの切り忘れという新たなトラブルを招きやすいのかもしれません。

ブースターを繋ぎエンジンをスタートさせると軽くエンジンはかかり発生電圧は14.38Vで充分発電しており問題はありませんでした。

バッテリーへ充電をして電圧を回復させている間、お客様とバッテリー上がりになった原因についてお話ししていると、スイッチの位置がいつもと違っていて放置するとバッテリー上がりになると身をもって分かったので、「これからはバイクから離れる時スイッチの位置をもう一回確認してから離れるよ」と言われました。バッテリーはすぐに12V台まで回復し作業終了になりました。

スマートキーは人気車種に標準装備されるつつあるので、いずれスマートキー自体の電池切れにも直面するかもしれません。現場で困らないようにスマートキーの電池切れの際の緊急始動方法(車と違ってかなり難しい)を勉強します。

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by  A隊長

2020.2.25(火)曇り
仕事は断らない

川口市で2002年式の日産プレジデントの開錠です。今回2番手対応だったので鍵穴周辺の傷を確認しながら「最初の業者さんは長い時間作業してましたか?」と質問すると「すぐ帰っていったよ」とお客さん。

「え?すぐですか?」と質問すると「本当は受けちゃダメだったらしいんだよね」とお客さん。「なんかね・・本部のほうでは断る流れになっているところ、何も知らずに受けちゃったんだって」とのこと。

最初は何を言ってるのか理解できませんでしたが、元々開錠出来ない案件を知らずに受けたということでしょうか。MT-1は難しいですからね。開錠出来ないカギ屋さんが多いのかもしれません。

このカギ特有の壁をあの手この手で乗り越えてピッキング開錠すると「さすがプロ!すごい!」とお客さんの喜びが爆発しました。これがもし最初に来てすぐ開錠していまうと、難しいカギというのが伝わりにくいんですが、2番手になると状況が分かりやすくなる分、仕事のやりがいを感じやすいというのが正直な気持ちでしょうか。

それにしても「依頼を断る」というのは新鮮でした。助人サービスは開錠案件で断ったことがないというか、そもそも難しいカギを断っていたら一生断り続けないといけなくなりますね。助人サービスはこれからも100%です。どんなに難しいカギも断らずに受注していきます。

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by  J隊員

2020.2.24(月)晴れ
永遠の子犬

夜更けのガソリンスタンドでインロック救援です。

到着すると車内には小さな犬が一匹、ドアガラス越しに飼い主であるお客さんと見つめあっていました。

毛並みと大きさから察するに豆柴という種類でしょうか?
急ぎ開錠を済ませて「キャンキャン」という犬の歓喜の声を聞きながら片づけをしてたんですが、あれ…

何か変だな、と思い犬をよくよく見てみると鼻先がなんか短い様な?お客さんに伺ってみると毛を短くカットしたポメラニアンでした。

「柴犬カット」「豆柴カット」などと呼ばれるポメラニアンの定番カットなんだそうで、毛色も相まってとても良くマッチしていますね。

なんかもう険しさの欠片もない柴犬といったその風貌を眺めていたら
かなりの昔、実家に子犬が来た時の事を思い出しました。

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by  Y隊員

2020.2.23(日)晴れ
ちょっぴり優雅な休日

日曜日の朝、西東京市のコメダ珈琲駐車場へ開錠作業に行ってきました。到着すると駐車場は満車。作業完了後、お客様の車両が出ると、そこもすぐに車が入りました。

コメダ珈琲といえば名古屋発祥の喫茶店チェーン。名古屋の喫茶店といえばモーニングサービスが有名ですね。どうりで午前中なのに駐車場が一杯なわけです。

そして休日の朝にいただく喫茶店での朝食って、とても優雅な時間が流れて「今日は休み!」って猛烈に実感できたりするんですよね。トーストかじってコーヒーをすすり、新聞をめくりつつ、今日は何しようかなって考えて・・
この仕事を始めてからは休みの日は色々予定を詰め込みすぎて中々実践できませんが・・

いつか、余裕のある休日が出来たら喫茶店のモーニングを満喫しに行きたいです♪

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by  K隊員

2020.2.22(土)晴れ
とりあえずスイッチ押してキーの確認

レクサス・ESの解錠依頼。

到着すると車は現行モデルのES300h。鍵穴がドアハンドルの下に隠れているタイプなので慣れていないとピッキング解錠するのは難しいが、今回は鍵穴がある右ドアが壁際に寄せられていてスペースがあまりない状態。

キーを紛失したようでもしかしたら車内にあるかもとのこと。キーが無いとセキュリティアラームをすぐに止められないので、解錠後の段取りを伝えて作業開始。スペースが狭く体勢が厳しかったのでちょっと苦労したが無事にピッキングで解錠完了。

大音量でアラームが鳴っている中すぐに車内に入ってパワー(イグニッション)スイッチを押してもらうと、システムが起動しアラームが鳴りやんだ。キーが中にあるのが確定なのでいろいろ捜して無事キーを発見。スペアのキーは無いそうなので、新たなキー作製など余計な出費をせずに済んでよかった。

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by  R隊員

2020.2.21(金)晴れ
テープで封印

平日午前中、柏市でフィットの開錠依頼。どうやら鍵は有るけどドアが開かない、との事。

大体のパターンとしてロックする連結部分が外れているか、シリンダー内部の摩耗が考えられます。摩耗であればピッキング可能ですが連結部の場合、ちょっと作業が大掛かりになってしまいます。

「ピッキングで終われればいなぁ」と考えつつ現場に到着。お車を見ると営業車の様で、かなり年季が入っているのが見て取れます。

お客さんには状況の確認と、最初から破損している可能性をお伝えし作業開始。 慎重にシリンダー内部を観察して回します。

やはりトラブルの原因は摩耗の様でした。今まで平気だったのが不思議なくらい削れまくっております。若干のてこずりを感じながらも無事開錠。お客さんも一安心のご様子。

お客さんには修理をしなければ鍵は使えない事と、鍵が抜けなくなる恐れがあるので鍵を刺さないようアドバイスし、作業終了。と思いきやお客さんから意外な一言。「営業車だから間違いが出るかも。鍵穴を塞ぐ蓋などは有りませんか?」

「蓋は有りませんがテープなら…」と言った所「それで構いません」との事でしたので、鍵穴をテープでしっかり封印させて頂きました。お客さんは満足そうでしたが鍵穴にピッタリついた養生テープ。青いボディに色付きの養生テープ。.............遠目で見ると中々にシュールな光景でした。

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by  B隊員

2020.2.20(木)曇り
迫りくるシーズン

板橋区徳丸の大型スーパーでアドレス125のメットインロックで開錠依頼です。別の案件が終わりちょうど拠点に戻って来たところでの受注です。場所を調べすぐに現場を目指します。

指定の大型スーパーに到着するとすぐにバイクの駐輪場が見つかりました。自分のバイクを停め、該当車両を探すが見つかりません。お客様に電話連絡を入れ駐輪場に着いている事を連絡をするとイマイチ話がかみ合いません。再確認すると駐車場が一つではないことが分かりました。場所の説明を受けつつ移動するともう一つの駐輪場でお客様と該当車両を発見しました。結構な坂道にある駐輪場だった為、倒れないようにバイクを安全に停めて作業開始です。今回はマグネットシャッターもキチンと閉めていらっしゃる方で、かなり久しぶりのマグネットシャッター開錠、ハンドルロック解除、メットイン開錠のフルコースで、作業完了まで少し時間を頂かないといけない内容です。最近日中は暖かい日が増えてきたとはいえ、外で待って頂くには風が強かったので施設内でお待ち頂くことにしました。入隊からしばらくはフルコースの時は震えてたなぁ~なんて思いながら作業をして一つ一つクリアして順調に作業は終わりメットイン開錠完了です。お客様に現場に戻って頂くように連絡し作業後の確認事項を済ませて作業完了です。

そろそろ花粉が舞い始めましたね。今年の花粉には結構敏感に反応してしまいます。もしかしたら今年は花粉量が多いのじゃないかと戦々恐々です。急に体質変わって花粉に無敵の身体が手に入らないかなぁ~と願う毎年のこの頃です。

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by  I隊員

2020.2.19(水)晴れ
先入観

浦安市よりトヨタ・アルファードの開錠のご依頼がありました。ご家族でお出かけをして途中コンビニに寄った時にインロックしてしまったようです。

到着するとお客様の娘さんが「思ったより早い!まるでお母さんみたい!」と喜ばれてました。娘さんから見たお母さんことお客様は、通勤等の普段の移動はバイクを使用されているとのことです。

トヨタ特有の内溝キーですが難なくピッキング開錠後、バイクの話しになりました。私は勝手に、お客様はお母さんだし小さなスクーターをお乗りなのだろうと思っていたのですが、スズキ・ハヤブサに乗っているとお聞きしビックリしました。過去にギネスに載るような物凄い速さのバイクです。短い時間でしたが防寒対策、近辺の混雑時の抜け道などの話ができ楽しかったです。

お客様は排気量1300cc、197馬力、車重270キロのバイクに跨る世界最速の主婦なのかもしれません。きっとハヤブサを深い愛情のもと選ばれたのでしょう。

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by  A隊長

2020.2.18(火)晴れ
最近多い気がする

Nボックスのドアがメカキーで開けられないというご依頼です。こうした依頼の多くは鍵穴の操作が適切でないことが多いんですが、最近増えてきたのは鍵穴そのものの不具合です。

車のバッテリーが著しく放電すると電子的な開錠が出来なくなるんですが、そうした緊急時にメカキーがあるわけです。しかしながら最終手段のメカキーでも開錠出来なくなるというケースが続いています。

原因は不明ですが・・おそらくドアロックユニットの不具合でロックモーターが何らかの理由で固着しているか、鍵穴裏の連結パーツに不具合が出ているか、どちらかだろうと思っています。これはホンダ車に限らず全メーカーですね。このような場合は鍵穴以外からドアを開ける流れになります。

一般的にピッキング開錠は難しく、鍵穴以外はそうでもないという風潮が厄介なところですが、モールやボディを傷つけず、ドアの歪みを出さないよう工夫するのは至難の業なんですよね。ピッキング開錠出来たらどれだけラクか・・といつも思っています。

ちなみに今回のNボックスは3番手対応でした。1社目の業者さんはメカキーで回そうとしてギブ、2社目は鍵穴以外から開錠を試みてギブという流れなのである程度覚悟したんですが、色んな技を駆使して何とか開錠しました。ドアの傷や歪みはなくバッテリージャンピングで復旧です。

鍵穴の不具合は古い車なら理解出来るんですが、最近増えているのは高年式なんですよね。なんか気になります。

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by  J隊員

2020.2.17(月)晴れ
ベンツ ブルーテック

ベンツ・Eクラスのバッテリー救援要請、
現場で確認するとE350ブルーテックだった。

車名の後にブルーテックと付くベンツのディーゼル車は、ガソリンエンジンと違ってどうしても発生してしまう排ガス中のNOxに尿素を反応させて浄化するシステムとなっており、パワフルでありながら環境性能も高い基準でクリアしている。

そして尿素タンク設置でスペアタイヤが積めなくなった代わりに、パンクしても一定速度以下での走行が可能なランフラットタイヤが標準装備となっているなど、

他のEクラスとはさほど外見に変化は無くともその中身が全く異なっているというのはとても興味深い。

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by  Y隊員

2020.2.16(日)雨
霊園への出動

多磨霊園よりアウディの開錠依頼です。入り口付近のロータリー的な所で待ち合わせです。

何度かお伺いしたことがあるのですが今までで一番分かりやすい待ち合わせ場所です。入り口近くのお墓なのかな?とか思いつつ到着の連絡をするとお客様は車で登場、そしてお車を追走すること10分でアウディの所に到着です。

今回の合流の仕方が多磨霊園では一番スマートかもしれませんね。ただ車一台でお墓参りに来ていた場合は今回のようには行かないのですが・・

仕事柄、色々な霊園へ開錠救援に行っているのですが多磨霊園が一番合流しづらかったりします。道が複雑で説明が難しくなるんです。ただバイクで行っているので車で行くよりは合流しやすかったりするんですけどね。

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by  K隊員

2020.2.15(土)曇り
人も車も現役バリバリ

日産・セドリックのインロック。

到着すると車は40年程前のセドリック ワゴン。免許証でのご本人様確認をお願いすると、「私の歳を見たら嫌になっちゃうよ」と言いながら85才だと教えてくれた。

現場は運河沿いだったが、船舶免許も持っていて「そこにある台船に乗って仕事をしている」とのこと。しかも普段は125ccのバイクで通っているそうで見た目も体もかなり元気そう。車も調子がいいようでまだまだ乗り続けるそうだ。

個人的に生涯現役のバイク乗りを目指しているので、大先輩のバイク乗りに会えて元気をもらった。

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by  R隊員

2020.2.14(金)曇り一時雨
熟睡の子供インロック

平日の夜、川口市のスーパーにてアルファードの子供インロックの開錠依頼。帰宅ラッシュを外していたこともあり、時間前に現場へ到着。

現場に到着後、開錠を行おうとするも妙に余裕のお客さん。ご両親揃っている為なのか全く慌てるそぶりも有りません。

開錠自体はサクッと終了、お客さんに「どうぞ」と促しても全くお子さんに気を向けません。さすがに疑問に思っていたら、小学生くらいの男の子が車内で眠っておりました。

どうやら車内で留守番をしていたお子さんがそのまま爆睡。表から声をかけても窓を叩いても全く反応なし。

寒さに耐えられず&何をやっても起きないのでやむなく業者を要請した、との事。「こんだけ大きいから子供の無事はハナから考えてない」と豪快に笑うお父様。お子さんも最後まで起きずに終了と相成りました。

取り敢えず無事に終えられたのでヨシ、の筈ですがイマイチ腑に落ちません。勿論これも豪快に笑い飛ばせる状況が有っての事だとは思いますが。

お客さんも、お子さんも、余裕過ぎて子供インロックの実感が全くありませんでした。サクッと終わった案件でしたが、お子さんの熟睡具合やお客さんの落ち着き加減など色々と驚きの子供インロックでした。

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by  B隊員

2020.2.13(木)晴れ
求むほんやくコンニャク

新宿駅近くにあるホテルでフィットのバッテリージャンプ依頼です。年々増えている外国人観光客のお客様。中国の方で日本語は全く話せないとのことです。

時間指定の予約での救助依頼で、少し余裕をもって現場に到着です。現場で合流しお客様のお車の状況を確認してバッテリージャンプでエンジン始動です。バッテリー上がりになっていた原因は室内灯の消し忘れでした。お客様にも確認してもらい、その後、ご自身で消して頂きました。あれ!?B隊員って中国語話せるの!?と思うかもしれませんが、残念ながら全く話せません。パッと思いつく中国語は「你好」と「謝謝」くらいです(笑)一連の流れで大活躍したのが、スマホの翻訳アプリです。日本語を話せないお客様の時にはそれを使って接客しますが、今回はお客様に音声で伝えるように試みようと現場に来ていましたが、現場でお客様自身もスマホのアプリを使い始め、お互いにスマホの翻訳アプリを介して会話という流れになりました。結構これが成り立つ事が判明しました。バッテリー上がりの原因を知りたいお客様が、「このバッテリーの真実は何ですか?」と画面を見せてきましたが、会話の流れが出来ていたので、聞きたい事の検討はつきます。ご自身に消して頂いた室内灯をまず指さしつつ、「これが原因でしたよ。」お伝えすると、そうなんだ!とばかりに、「OK!OK!!」30分はエンジンを止めないようにお願いして作業完了です。

近い将来、スマホがあれば全世界の人たちと不自由ない会話ができてコミュニケーションがとれる時代になるのかもと期待してしまった案件でした。ですが、まだそこまではスムーズではないので大人気ネコ型ロボットが持つ、口に入れたらすぐ会話が成り立つようになる秘密道具がホントに販売されないかなと切に願うB隊員でした。

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by  I隊員

2020.2.12(水)晴れ
教習所で教わらなかった事

江東区よりレクサスRX450hの開錠とバッテリージャンプのご依頼がありました。バッテリー上がりでリモコンは反応せず、メカキーでシリンダーが回らないとの事でした。

私が到着するとお客様と免許取りたての息子さんのお二人がお待ちになっており、息子さんは私の作業を見学した後、車を運転しお父さんとお二人で走行充電するとのことでした。キッチリ駐車してあるRX450hは息子さんの駐車練習後だそうです。

最初にメカキーで開錠を試したところシリンダーはビクともしませんでした。シリンダーに異常があるか確認しながらピッキングを行うと問題なく開錠。次にバッテリジャンプを行いバッテリーも車両にも問題なくすぐに復旧し作業終了しました。

バッテリー上がりは息子さんの室内灯の点けっぱなしだったので、この作業の後の走行充電で高速道路を走りパーキングでお父さんにコーヒーを奢るそうです。息子さんは「今度家族でドライブをするので何かあったらよろしくお願いします」と言われました。もちろんです。どうぞご安全に。

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by  A隊長

2020.2.11(火)晴れ
今年の防寒対策

夜中に北茨城市でジャガーSタイプの開錠依頼が入りました。助人サービスはバイクで現場へ出動しているので、今の季節が最もシンドイわけです。

常磐道をひたすら北上し水戸市を過ぎた辺りで気温3度、それでもへっちゃらというか実はニューアイテムが功を奏して長距離出動のストレスが激減しているわけです。

ニューアイテムというのは電熱ベストです。ベストの生地がネオプレーンなのでそもそも防風+保温効果が高いんですが、その中に熱源があるというのは大きいです。強・中・弱の3パターンありますが「中」で充分ですね。北茨城まで2時間ちょっと、開錠5分、帰り道までバッテリー切れもなくポカポカでした。

昨年からつま先の防寒対策でトゥーウォーマーも装備していったんですが、こちらもバッチリです。電熱タイプは効果絶大ですが、ネオプレーン素材だけでも充分というか、これまでは厚手の登山用靴下でしたが、靴下は薄手の履き慣れたものが快適ですね。寒い日だけ保護するのが最も効果的のように思います。

ポカポカするたびに「いや~快適じゃー」と高速道路上で実感してます。

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by  J隊員

2020.2.10(月)晴れ
ドロボー開け?

バッテリー上りで鍵穴もキーで回らず、ドアが開かないとの事で救援要請です。

現着したところ、ひどく不安そうなお客さんから「やっぱりドロボー開けする他ないんですか?」と質問されました。
面喰らいながらもそのドロボー開けについて伺ったんですが、どうやら最初にバッテリー救援にやって来た業者の人が、どうやっても開かないドアにそう言い残して帰って行ったんだとか

お客さんは具体的にどんな開錠方法なのかは聞いておらず、「強引に」や「ガリガリと」、「壊れる場合もある」といった、とにかく不安にさせるイメージしかない模様、
もはや如何なる開錠方法でもドロボー開けになってしまいそうな雰囲気になっていました。

今回のドアが開かない原因はそもそもバッテリーが上がった為、なのでそちら方面から攻めて無傷で開錠したところ、お客さんには「思っていたのと全然違いました」と、とても喜んで貰えました。

後から思ったんですが「ドロボー開けにやって来た2番手業者」として参上したかと思うとなんだか複雑な気分です。

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by  Y隊員

2020.2.9(日)晴れ
ニッチなニーズ

スズキGSX-R1000のシート開錠依頼です。

スクーターではないバイクのシート開錠は結構大変な場合が多いです。スクーターに比べてご依頼件数が少ないので情報がほぼ無く、現場に行ってから解決方法を考えなければいけないことが多いので・・・

今回のGSX-R1000も現場に着いてから鍵穴の位置が判明、若干下向きのキーシリンダーを色々な方法で試しつつ無事に解決です。

「実はカギを紛失してしまいまして・・」とお客様。開けたシート下に収まっていた車検証袋からスペアのキーを取り出します。最近のバイク開錠でよく遭遇するパターンです。

何でこんなところにスペアキーを入れておくのだろう?と最初は不思議だったのですが、出先でキーを紛失した際はロードサービスで開ければそこまで困りませんもんね。あくまでロードサービスで開けれればですが・・・

最近のオートバイ、変なところにシートの鍵穴があることが多いんです。頑張らなければいけませんね。

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by  K隊員

2020.2.8(土)晴れ
職人に人気

キムコ・Gディンク250の解錠依頼。

今回はメットインではなく後付けのGIVIのリアボックス。GIVIのリアボックスは一般キー、内溝キー両方あるが、車用の工具はきちっとはまらず慣れていないと結構難しかったりする。

キムコはオートバイ大国 台湾のNo.1バイクメーカーだが、Gディンク250を選んだのはずばり250ccスクーターでは唯一となるフラットフロアになっていること。お客様は建築関係の職人をしているようで足元に荷物を積めて非常に使い勝手がいいようだ。

車体はコンパクトでキビキビ走り動力性能も不満はないとのこと。さらに国産の250ccスクーター、ホンダ・フォルツァやヤマハ・XMAXは約65万円だが、Gディンク250は43万円程と抜群のコストパフォーマンスでかなりお気に入りのようだ。

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by  R隊員

2020.2.7(金)晴れのち曇り
沈着冷静

平日の夜、墨田区の太平でタウンエースのガス欠要請。どうも裏道に車が有る様で周辺は一通ラッシュ。

出発前連絡と合わせてお客さんに住所の確認。「分かりにくいけどスタンドの近く」との事でスタンドを目標に現場に急行。

スタンド近くでガス欠とはツイてないというか何というか、お客さんも「あと少し」と思っていただけに残念そうというかジレンマを感じるは無理からぬ所。

現場に着くと、街灯も少ない、正に裏道という佇まいの脇にひっそりと止まっているタウンエース。 バッテリー上がりという2次被害を防ぐ為、ハザードも点けずにじっと到着を待っていたそうです。

確かにガス欠要請の際はハザードやルームランプを点けたままお待ちのお客さんも少なくありません。合わせてバッテリージャンプのお客さんも多い中、かなり冷静な行動です。

ササっと給油を終え、早目の満タン給油をお願いしての撤収となりましたが、お車と目印のスタンドまでの距離を見てみた所、曲がり角一つ。距離にして5~60メートル程でしょうか。

「自分だったらこんなに近かったらあの手この手で動きまくるだろうなぁ」と考えつつ、慌てず騒がず、じっと救援を待つお客さんの冷静さにちょっと尊敬を抱くR隊員でした。

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by  B隊員

2020.2.6(木)晴れ
歴史と共に

台東区でジョグのメットインロックで予約の開錠依頼です。前日から入っていた予約。余裕を持って拠点を出発です。

指定住所に到着するとお客様の同僚の方が私に気づいてくれ、建物の中にいたお客様に声をかけてくれました。お客様にご挨拶をして少し離れたバイクを停めてある場所に移動します。お客様に作業の説明と作業前の確認事項をして頂いたら作業開始です。バイクの開錠はちょっとしたミスが重なると極端に開錠までの時間が増えてしまうので、入隊以来しばらくはバイクの開錠依頼が入る度に緊張の度合が強く開錠出来るまでに時間をかけていました。今はその時よりは成長しているので情報を整理しつつ現場に行き、現場で得た情報を元に作業の戦略をたてているので想定内の時間に開錠完了です。開錠後、作業前に作業にかかる時間の予測を伝えていたお客様が建物内に戻っていたのでお声かけしにいくと、お客様は以前もメットインロックを経験しており、その時はピッキング以外での方法で作業時間も結構かかって解決したようです。B隊員が伝えた解決までの予測時間がその時にかかった時間よりかなり早かったので本当にその時間で鍵が取り出せるの?と思っていたところ、その予測時間よりさらに早く取り出せて大喜びして頂けました。ピッキングでバイクの鍵を開ける技術が光りました。

そう言えば、ジョグってB隊員が高校生の頃にはその名前がついていたバイクがあったなぁ~と思い調べてみたら、初登場はなんと!1983年!!実に37年もの間モデルチェンジやマイナーチェンジを経て日本を走り続けています。バブル全盛より前から日本の経済に登場してたんですね。ちょっと感動しました。同年デビューの芸能人は阿部寛さんや藤井フミヤさん等・・・今でも活躍されているベテランさんが多数いました。これからも長くその名を冠したバイクが走り続けて欲しいです。

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by  I隊員

2020.2.5(水)晴れ
トレーニングの成果

浦安市よりBMW・ミニクーパー開錠のご依頼がありました。早朝にインロックに見舞われ、家族の方にスペアキーを持ってきて頂くもドアのシリンダーは回らないという状況です。

到着するとゴルフバックをお持ちで私を待っておられ、「どうしても行きたいゴルフコンペがある」「今日の為にトレーニングをしてきた」と言われており、お客様の熱意が充分に伝わってきました。

家族の方が持ってこられたキーを確認すると同じBMWでも別の車のキーのようであり、そのままピッキング開錠に入りました。数分後問題なく開錠し「充分間に合う!今日は必ず250ヤード飛ばすゾ!」と喜ばれてすぐに出発されて行きました。

私はゴルフをやらないのでその場でピンときませんでしたが拠点に戻り調べると250ヤードはプロ並みなの飛距離なのですね。お客様の左手の握力は70Kgと言われていました。きっと存分に力を発揮されたでしょう。

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by  A隊長

2020.2.4(火)晴れ
テスラはちょっと・・

テスラ・モデルSの開錠です。事前に何度も問い合わせが入っていて「鍵穴がないので安全に開錠するのは難しいと思います」と答えていた案件でした。それでも「助人さんしか頼めない」と懇願され、いよいよ追い込まれての出動ですw

かくなる上は現場でお客さんに全てをお伝えてして判断していただこう、と思ってどのように開錠するか、リスクはどこに潜んでいるか、細かく説明しました。後は「それならレッカー希望します」という返事を頂くだけだったんですが、「全てお任せします。責任は私が持ちますから」とお客さん。

すでに気持ちは帰り支度だったんですが、まさかのGOサインです。こうなれば気持ちを切り替えて戦闘モードですね。共に駆けつけてきたK隊員にウェアラブルカメラを持ってもらい隊長が作業に当たりました。

念入りに養生作業を終えていったん深呼吸です。ここからが勝負というか、正念場というか、どのようにしてドアロックを解除しようかと模索していたら、すぐに「ガチャッ」と開錠しました。

隣にいたお客さんからは「さすがです。お見事」と言われ、K隊員は「あれれ?もう開いたんですか?」と言いながら肝心なウェアラブルカメラを持っていませんでした。それもそのはず説明時間と養生作業で30分かけたのに、開錠は10秒かからずです。

作業後の傷はもちろん、ドアの歪みも全くなく理想的な結果となりましたが、プレッシャーは充分というか、希少車を余すこと無く堪能させていただきました。

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by  J隊員

2020.2.3(月)晴れ
セミオートマ

フィアット500を開錠するとオートシフトのデュアロジックミッションの車両だった。

デュアロジックはクラッチペダルのないMT車、日本だとAT免許でも乗れるが仕組みはマニュアルミッションそのものなのでトルコンやCVTのミッションに比べてアクセルにダイレクトな走行感を楽しめるようだ。

お客さんによると、シフトチェンジの際アクセルワークにコツがいるようで慣れてくるとまるでMT車の様なシフトダウンも可能なんだそうな。

思えばフィアットグループはこの様なセミオートマにこだわりがあるのだろう。古くはフェラーリの355F1やアルファロメオのセレスピードも同様の仕組みのミッションです。

国産だとアルトやキャリィに搭載される5速AGSも同様のセミオートマ、ドライバーの操作介入が他の自動変速に比べて大きいので変速機の主流となるのは難しそうだが、一度は運転してみたい変速機構である。

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by  Y隊員

2020.2.2(日)晴れ
助六サービス

とあるスクーターのメットインロック開錠依頼。イグニッションの鍵穴をピッキングにて回して無事にシートオープンです。

するとお客様より「おにいさんはウーバーイーツ的な配達の仕事もしているんですか?」と質問。否定しつつ更にお話をお伺いすると、お客様はあいた時間にウーバーイーツの仕事をしているそうで、最終的になんでやらないの?という話になってしまいました。

お見送り後、ウーバーイーツってまあまあ稼げるんだ、でもあんまり魅力を感じないなと思いつつ、なんで自分が出前の仕事をしていると思われたのだろう?と考えたら10年以上前の出動で「寿司屋の出前かと思った」と言われたことを思い出しました。

助人の「助」の字が助六寿司を連想させるのでしょうかね?自分も隊長みたいにレスキューって荷箱に表記しようかな。

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by  K隊員

2020.2.1(土)晴れ
W12

VW・トゥアレグのバッテリー上がり。

電圧を測ってからジャンピング端子にポータブルバッテリーを繋ぎセルを回したが少ししか回らず。パワー不足かなと思いながらエンジン回りをよく見るとエンジンカバーにW12の文字が。

なんと2005年に、世界で500台の限定生産(日本の割り当てはそのうち100台)で発売された12気筒エンジン搭載モデルの「トゥアレグW12スポーツ」だった。6リッターのW型12気筒エンジン(450馬力、トルク61.2kg.m)搭載で日本で売られるVW車では初の1000万円越え。

6000cc対応の強力なポータブルバッテリーだが、大排気量多気筒エンジンの完全放電では1台で始動が難しい場合があり、予備のポータブルバッテリーを積んでいるのでそちらも繋げてようやくエンジン始動。12気筒エンジンだが高級SUVということもあってエキゾーストノートは控えめだった。

100台が発売後すぐに完売したという人気ぶりで、翌年に内外装にさらなる高級感を与えた「トゥアレグW12エクスクルーシブ」が150台限定で発売されたようだ。

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