東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by  A隊長

2020.7.31(金)曇り
情に流されやすい?

新人S隊員が現場から電話で「ご依頼の車両と実車が違うんですが・・」とのことで、ご依頼はスバル・サンバーの開錠でしたが、現場はニッサン・キャラバンなので全くの別物です。

お客さんからサンバーの保険でキャラバンを開錠してほしいと相談されているらしく「それは以前教えたケースだよ。不正になるからキッパリお断りして」と伝えました。

しばらくしてS隊員から電話が入り「お客様がものすごく低姿勢で、無料でキャラバンを開けてほしいとおっしゃってますが・・」とのことですが、ダメなものはダメですね。「保険対象ではないので有料になると伝えて」と話していたら、「あっ!!お客様が別の車で走り去ってしまいました!」と実況報告するS隊員。

おそらくS隊員と話しても無駄と思ったんでしょうか。お客さんが無言で立ち去ってしまったので、一連の流れをアシスタンス会社さんへ報告して現場キャンセル扱いで終了。

拠点へ戻ってきたS隊員は腑に落ちない様子で「そんなに悪そうな人に思えなかったんですよね」と何度も話すんですが・・

そもそも悪そうな雰囲気で悪いことをするほうが少なく、本来は逆で相手に同情してもらいながら・・と話していると、「違うんです。あのお客さんはすごく低姿勢だったんです」と訴えるS隊員。

新人研修は主に開錠技術を磨いていくんですが、それ以外にも力を入れていかねばなと思う今日この頃です。

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by  J隊員

2020.7.30(木)曇り
こんなところにも影響が

プジョー・207の開錠要請です。

お客さんはキーを紛失してしまったそうで開錠後に車内の荷物を取り出して一安心、
と思いきやこれからが大変なんだそう。

通常、新たなキーの入手はディーラー経由でフランスから取り寄せられるそうなんですが、コロナのせいで入荷の目途が立たないんだそうな。

ひと月、もしくはふた月かそれ以上かかるかも?と言われてしまったそうで、たいそうお困りのご様子でした。

結構いろんなところに出ているコロナの影響、いつまで続くのでしょうね?ワクチンなんかが出来れば一段落するんでしょうが…

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by  Y隊員

2020.7.29(水)曇り時々雨
長い梅雨も頑張る

雨降りの中、ヤマハ トリシティーのシートロックの開錠に行ってきました。前輪が2つある3輪のスクーターです。

発売されてしばらく経過しているのですが、今更ながらの初対応、そして間近で初見です。ネットのカタログではもっと大きく感じたのですが実車は結構コンパクトで扱いやすそう。そして我々にとって肝心なキーシリンダーはシグナスと同じものが搭載されていました。ちょっと癖のあるシリンダーですが無事にピッキングにてシート開錠です。

その後お客様をお見送りしたのですが、雨天時の走行リスクはかなり軽減できる感じ。しかも後付けの屋根なんかついていたら最高だろうな~、今年は梅雨が長いので稼働に使えたらいい感じそうです。

けど運転していて楽しいバイクで稼働するのが一番だと思うので、びしょ濡れのままCB1100でがんばります♪

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by  K隊員

2020.7.28(火)曇り時々雨
波乱の開幕

2輪レースの最高峰モトGPがようやく始まった。

モトGPクラス(1000cc)は、最年少記録を次々に塗り替え今年5年連続7回目の王者を狙うホンダのマルク・マルケスが大本命だったが、19日(日)のレースでまさかの転倒骨折。

トップ走行中にコースアウトして16位まで落ちたが、驚異の追い上げで残り4周で3位に上がり2位もいけるかと思ったところでハイサイドにより転倒リタイア。

右上腕骨を骨折し21日(火)にチタンプレートとネジで固定する手術を受け、25日(土)には同サーキット開催の第2戦のフリー走行に出走し鉄人ぶりを見せたが、さすがに決勝レースの出場は断念した。

レースは、去年モトGPクラスデビューながらポールポジション6回、表彰台7回とセンセーションを巻き起こしたヤマハのファビオ・クアルタラロが、初優勝を遂げた初戦に続き2戦連続のポールトゥウィンでチャンピオン候補に。

今回はヤマハワークスのビニャーレスが2位、ロッシが3位とヤマハが6年ぶりに表彰台を独占し好調だがエンジントラブルも出ているので今後どうなるか。

日本勢は、モトGPクラスの中上貴晶が自己ベストの4位に入り初表彰台も見えてきた。モト2クラス(765cc)では長島哲太がランキング1位、モト3クラス(250cc)では鈴木竜生がランキング2位、小椋藍がランキング4位と好調で、青山博一以来11年ぶりの日本人チャンピオン誕生に期待したい。

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by  R隊員

2020.7.27(月)曇り時々雨
事前説明

平日の夕方、流山市でGMCバンデューラの開錠依頼です。お客さんはかなりお急ぎの様でしたが、予定時間を大きく巻いて現場に到着。

渋滞ラッシュのギリ手前だった為、時間前に到着出来ました。が、事情を聴くと色々ドラマが有ったようです。

ご依頼のお客さんはカーショップの店長さんで、オーナーは別のお客さん。インロックで業者を呼ぶも2時間以上作業して、しかも開錠出来ず撤退。

店長さんが知り合いの鍵屋にヘルプを求めるも出先で対応できず。 ダメ元覚悟で2番手の要請となったとの事でした。

お客さんのお車を確認すると、確かにピッキング不可のシリンダーが付いており、専用の治具が無いと開錠はまず不可能です。

お客さんに「トライアウト」というひな型で開錠を試す事と、それでも開けられない可能性が有る事をお伝えして作業開始。

心配そうなご様子でしたが作業開始から12~3分で無事開錠、お客さんも大喜びです。 何より「ダメ元」だった為、喜びもひとしおのご様子。

作業終了時、色々お褒めの言葉を頂きましたが、お客さん曰く「鍵の種類の説明、どのような作業を行うか、リスクや開錠不可の可能性、全て説明してくれたので、安心してお任せ出来ました」と仰って頂きました。

助人サービスでは作業前の事前説明は必須事項なので、あまり気に留めておりませんでしたが、不安の大きいお客さんにとっては確かに大事な事であり、忘れてもいけない事であります。

久方ぶりのトライアウト開錠でしたが、思わぬ形で大事な事を思い出すきっかけになりました。またお困りの事が有りましたら、ぜひ助人サービスを御用命下さい。

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by  I隊員

2020.7.26(日)曇り時々雨
カローラの信頼度

トヨタ・カローラアクシオのバッテリージャンプのご依頼があり出動しました。

お客様の会社の各営業所で新車を導入した時期に新型コロナの影響で3か月間乗車する機会が無くなってしまい、バッテリー上りを起こしてしまいました。車の管理をする部署のお客様が各営業所の車両を比較して不具合の発生してしまった車両はないか知る事が目的です。5台ある中の最後の1台を私が担当しました。

バッテリーは完全放電しており、まずブースターと繋ぎ通電させ車両のチェック。エンジンを始動させる工程、始動後もストレスなく復旧。始動後に車両の各部品の蓄電された電気まで使い切りメーターや照明、計器類が不安定になっていた点が不安だったそうです。しばらくアイドリングさせると車に電気が行き渡り計器類は安定しました。

お客様が社用車全て使用に問題ないと判断され、車での営業は再開されました。

同じ条件で複数のバッテリー上りの車両の比較は初めてです。初期電圧、発生電圧、回復電圧等の数値がほとんど差がなく、あまりにバラつきの少なさに「さすがカローラ」と驚きました。

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by  A隊長

2020.7.25(土)曇り時々雨
近道をあきらめるまで

バイクのメインキーピッキングというのは、最初にカギ穴内の段差を読むなど事前準備してからピッキング開錠していくんですが、新人S隊員は事前準備をすっ飛ばして直接ピッキングして、案の定ハマるわけです。

1から2、そして3という風に10までの工程を確実に踏めれば必ずゴール出来るのに、勝手に4辺りから始めて迷走する流れが続きます。

S隊員にとっては事前準備の段差読みがシンドイようですが、それは最初の工程をサボってもたまに開錠出来ることがあるからになります。たまに起きる偶然やまぐれを期待して裏切られ続けるという・・

そもそも近道なんて存在しないのに、自分でねつ造した世界からの使者に「準備作業なんて省いてラクしていこうよ~」と誘われて、どんどん疲弊していくという・・

はたして、ねつ造した世界からの使者とお別れするのはいつなのか。
近道しようとして遠回りしていることに気づくまで、何百回負け続ければいいのか。

それはこれまでの経験則の修正=自分との戦いなんですが・・
助人隊員はみんな等しく通る道だったりします。

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by  J隊員

2020.7.24(金)曇り
お急ぎの訳

とある輸入車の開錠へ、現着したらとにかくお客さんに急かされました。

事前の作業説明も聞いてくれなそうな雰囲気に困りつつ、
ふとクルマに視線を向けると運転席にいる犬?と目が合いました…
…全てを理解して急ぎ開錠を済ませました。

到着時に車体が濡れていたんでてっきり洗車中の閉じ込みかと思ったんですが、
お客さんが到着を待つ間に水を掛けて車内温度を下げていたんだそう。
短頭種のブルドッグだったので特に熱中症が心配な犬種ですよね。

梅雨明け前の曇り模様とはいえ、そろそろ駐車中の車内温度は危険な季節です。
ペット等が車内に残されている場合の開錠ご依頼時には、そういった事前情報が頂けると若干急ぎ目の対応も取れたりします。

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by  Y隊員

2020.7.23(木)雨
新型PCX

雨上がりの夜、ホンダPCX150のメットインスペースの開錠依頼です。

待っていたのはリモコンキーでオンオフを操作する為にキーシリンダーが無くなった現行モデルのPCX。個人的に初対応です。

「カッパのポケットにキーを入れていてメットインスペースに一緒に閉じ込んでしまいました」とのこと。けど今まではメットインスペースに閉じ込んでも大丈夫だったとの申告です。一応、取扱説明書にはメットインスペースにはキーを入れないでと明記してあるのですが電池が弱くなって反応が無くなったのでしょうね。

ということで初の新型PCX開錠です。特殊工具を確認しながら使い無事にシートオープン。今までのPCXは苦労することが多かったので、新型はあっさり解決してしまい、なんだかこれでいいの?っていう、不思議な申し訳なさが起こってしまいました。

新型PCXも発売から2年。そろそろ電池も怪しくなってきますからご依頼が増えそうな感じがしますね。

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by  K隊員

2020.7.22(水)曇り一時雨
知っていればすんなりと

マセラティ・グラントゥーリズモの解錠&バッテリー上がりの依頼。

リモコンキーは反応せずメカニカルキーでも開かないとのことだったが、メカニカルキーを借りて試してみるとすんなり解錠。

グラントゥーリズモはリモコンキーで電気式に開ける場合とメカキーで手動で開ける場合では、ドアの開け方が少し違うので知らないと開けられない。

バッテリーがあるトランクに鍵穴はなく、室内のトランクオープンスイッチは電気式なのでバッテリーが上がると開けられないが、緊急用の開け方でトランクを開けバッテリージャンピングで無事エンジン始動。4.7リッターのフェラーリ製自然吸気V8エンジンは相変わらずいい音がする。

先日、マセラティ初となるハイブリッド車、4ドアセダンのギブリ ハイブリッドが発表されマセラティも電動化を進めている。グラントゥーリズモは去年の11月で生産が終了したが、2021年登場予定の後継モデルはマセラティ初のEV(電気自動車)となるようだ。

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by  R隊員

2020.7.21(火)曇り
梅雨の隙間に

週末のお昼前、千葉県市原市でジープチェロキーの開錠です。久々のロングで喜んでいると現場は「警察署内」との事。

目印にしては判りやす過ぎるので、住所を確認後そそくさと現場に出発。

都内では雨が降りっぱなしでしたが千葉県に入ってからはぐんぐん天気が回復。梅雨真っただ中、久しぶりに晴れ間を覗く事が出来ました。

気持ちよく走行していると程無く現場に到着。お客さんとの挨拶もそこそこに作業に入ります。

こちらのお車、購入したばかりでしたが「何故インロック?」とかなり心配しておられるご様子。

開錠後、お客さんに誤作動の可能性を説明した所、納得して頂けたご様子。今回は「鍵を袋に入れて、トランクに投げ込んだ」のが引き金となった模様。

無事解決で一安心のお客様でしたが「これからは鍵は持ち歩くようにします」との事。雨も上がって無事解決。アドバイスも真摯に受け止めて頂けたようで何よりです。

満足感を感じながら気持ちよく帰路に就く訳ですが、東京に入った瞬間ゲリラ豪雨に直撃し、ゲンナリしながら拠点に戻る、梅雨の隙間の開錠依頼でした。

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by  I隊員

2020.7.20(月)曇り
ロードサービスが活躍

ホンダ・エリシオンのバッテリー救援です。PTAの会合があり何とか予定通りの時間に出発したいとの事でしたがリモコンが効かず大変お困りとの事。

バッテリーが完全放電してしまうとリモコンを感知しなくなってしまい、通常はメカキーでの開錠となりますが、メカキーがお手元に無い状況でしたので、ピッキング開錠からのバッテリージャンプとなりました。

お急ぎでしたが、少しお時間を頂く事をご了承頂き、直ちにピッキング開錠を行いました。速攻で開錠、ボンネットを開けバッテリーの電圧をチェック。

やはり完全放電しており、乗車できる状態になるまで少し時間がかかってしまいます。更に通電状態が不安定だった為、調べてみるとバッテリーのターミナルのボルトが緩んでおりました。

充電+バッテリーの増し締めと、お時間を頂く旨をお伝えして作業再開。お客様が遅れる旨の電話をPTA関係者の方に入れる事になってしまい、気落ちされたおりましたが、お電話の後に状況が一変。

「10人の集まりの内の5人がバッテリー上がり」「1時間延期になりました」との事でして、時間的に、かなり余裕が生まれたと仰っておられました。

よく考えると数か月車に乗られないお客様はこのところの状況から多数いらっしゃいます。PTA会合に向かおうとした他の人にはロードサービスの存在を知らないせいで、余計に時間が掛かっているとの事でした。

お客様の「これなら私が一番早く到着できそうです」「急ぎながらも丁寧に仕事してくれてありがとう」の 優しいお言葉が胸にしみました。

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by  A隊長

2020.7.19(日)晴れ
壁の前の人

よく「乗り越えられない壁はない」といった名言があるわけですが、それをリアル体験し続けるのが開錠研修かもしれません。

「こんなに壊れたハーフタンブラーは絶対無理です」とか「MT-9絶対無理!Nボックスが怖いんですけど」とか、S隊員はその都度「絶対無理」を繰り返しながら、結局クリアーしていきます。これほどリアル壁越え体験を続けていると、そろそろ自信を持てそうに思えるんですが・・

「HU92は絶対無理ですって!これ開錠出来る人いるんですか?BMW激ヤバ!」とS隊員。「これまで絶対無理と言いながらクリアーしてきたじゃん。頑張ろうよ」と言うと、「そもそも手応えが無いんですよ。これまでとは次元が違いすぎます」とのこと。

何だかんだボヤキながら3日ほどでクリアーすると「隊長!色々すみませんでした。ようやくつかめてきたように思います。次は何ですか?もうジタバタしませんよ」とS隊員。

そっとHU101を手渡すと「これ何ですか?」と聞いてくるので現行ボルボだよとだけ伝えてピッキング開始。10分ほど経過すると「これ開錠出来る人いるんですか?奥が見えないしディスク何枚あるか分からないし、これは無理というより反則」とS隊員。

人は壁を乗り越え続けても、ほとんど成長しないというか・・
その都度ジタバタする生き物なんだろうと思います。

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by  J隊員

2020.7.18(土)雨
スマホでロック

クルマのバッテリーが上がって開錠操作が出来なくなったとの事で出動です。

現場で確認するとクルマはカーシェア車両、貸し出し時や返却時の手続きが無人で済む様、スマホアプリでロック操作ができる様に改造されていました。

最近増えてきた個人所有車両のカーシェア運用だと、こういったスマホロックに改造されている車両がほとんどですね。

貸し出し時にはスマホでドアを開ければキーは車内にあるのでそのまま出発でき、返却時にはキーを車内に残して施錠できるので、無人運用が基本のカーシェアリングにはもってこいのシステムなんでしょうね。

ただ一つ難点があって、施錠状態で車両バッテリーが上がってしまうとバッテリー上りと共にインロック状態も併発してしまうところです。

とても便利なスマホロックなんですが、クルマのバッテリー上りだけには対策の仕様がない様な気がします

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by  Y隊員

2020.7.17(金)雨のち曇り
シグナスはシグナスでも

ヤマハのスクーター、シグナスのメットインスペース開錠依頼です。

待っていたのは全く違う外見のスクーター。これがシグナスなの?今年のモデルと聞いていたので知らないうちにモデルチェンジしたのか?どういうこと?とキョトンとしているとお客様が教えてくれました。

シグナスはシグナスでもシグナスRAYZ(レイジー)という車両でインド向けに販売されているモデルで国内では未発売との事。なのでキャリアも販売されておらず、自作加工していたところメットインスペースにキーを閉じ込んでしまったそうです。

そして我々にとっては一番肝心なイグニッションのキーシリンダーはというと、国内モデルではあまり見ない仕様になっています。始めて対峙するので無事に開けられるかな?と試行錯誤。そしてなんとか10分掛からずにイグニッションピッキングにて解決です。

しかし初めて見たシグナスRAYZ、かなりカッコいいです。もし国内販売されるとしたら車名とキーシリンダーは変更されるのかな?けど国内のオートバイ販売台数も伸び悩んでるしこのままで行くのが濃厚なのでしょうね。
しかし今回は新しいバイクを知ることが出来て勉強になりました。

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by  K隊員

2020.7.16(木)曇り
なんとか自走で

ルノー・カングーのバッテリー上がりの依頼。

電圧を測ると12.6vありバッテリーは問題なさそう。ジャンピングする前に一度始動を試してみると、セルは回ってエンジンが始動するがすぐに止まってしまう。

アイドリング回転数がかなり低くなっているようなので、しばらくアクセルペダルを踏んで回転数を上げながら様子を見たが、ペダルから足を離すとやはり止まってしまう。

初代モデルのカングーで走行距離も伸びているので、スロットルボディの汚れや経年劣化の影響かなと思いながらエンジンルームを見てみると、アクセルワイヤーがかなり伸びている状態。

夜中だし他県の自宅まで50km以上あるのでレッカー搬送ではなくできれば自走で帰りたいとのことなので、応急処置でアクセルワイヤーの調整などをしてアイドリングの回転数が上がり自走可能に。

梅雨の時期に入ってから、エンジンのかかりが悪かったりすることがあったのですでに整備工場に入庫の予約はしていたそうだが少し遅かった。

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by  R隊員

2020.7.15(水)雨
長期熟成と最後の日

休日のお昼頃、ベンツC180のバッテリー救援です。「カギが有るけどドアが開かない」という厄介そうなトラブルです。

隊長から車内に入れなかった場合の手はずをレクチャーして貰い、現場にGO。

お客さんと合流後、鍵を拝見するとフツーにメカニカルキーをお持ちでした。鍵をお借りし、シリンダーを回すとあっさり開錠。

元々メカニカルキーが有る事を御存じなかった様で、「最後の日に初めて知りました」との事。

「最後?」のフレーズが気にはなりましたが、そのまま作業を続行し、エンジン始動。無事復旧となりました。

充電中にお客さんに使用状況を確認すると何とバッテリーの使用期間は驚きの14年。お酒も驚く長期熟成です。

勿論、今までのお客さんの中で一番の長期利用。「よく今まで無事だったなぁ」と驚嘆していると更に驚きの一言が。

「この後この車、手放しちゃうんです」「この後業者が来ます」

「最後」の意味が分かり、更に驚くR隊員。「終わり良ければ全て良し」ではありませんが、無事復旧した安堵と、オドロキを隠せない色々と強烈なバッテリー作業でした。

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by  I隊員

2020.7.14(火)晴れ
知ってるつもり

VW・タイプ1の開錠のご依頼がありました。タイプ1は1940年代設計の車です。ご依頼内容は「2001年式の開錠」とご依頼を頂いたので違和感が残りました。

たしか1998年に「ニュービートル」がデビューし世界的に大ヒットしたはずと思いながら、現場へ向かいました。

到着し現車を見ると紛れもなくタイプ1であり、お客様確認で2001年式です。鍵穴を覗くと助人サービスがこれまで開錠してきたタイプ1と違い、現在も広く使用されているノーマルシリンダー。疑問は多々ありつつもピッキングにより問題なく開錠しました。

作業後に拠点に帰ってから先輩に相談すると、このビートル・タイプ1は南米仕様らしく、いったんは1978年にドイツ本国で生産終了後にメキシコ、ブラジルで2003年までタイプ1は生産され続けられていた事が判明。今回の車両はその一台だったのです。

この仕事に就いて3年目ですが、知ってるつもりで知らないことがたくさんあるんだなと思いました。

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by  A隊長

2020.7.13(月)曇りのち雨
日の目を見る工具たち

ポルシェ・マカンの開錠です。マカンの特徴はドアハンドルを引かないと鍵穴が露出しないところ&鍵穴にシャッターがないので工具がしっかりかからないという・・ちょっと難しい部類になると思います。

個人的には初対応ですが、助人サービスとしては3台目の対応ということですでに完全攻略済みです。何を攻略してきたかというと鍵穴にしっかりかかる工具を3年前に作ったわけです。

既存の工具でも開錠出来るんですが、そうなるとベテランは10分ぐらいかかり新人は30分ぐらいかかるかもしれないわけで、開錠しやすい工具さえあれば誰が作業しても3分以内が可能になるという、いわば組織としての品質を統一させる目的が大きいわけです。

今回マカンの工具を準備してから日の目を見るまでかなり経過したんですが、2分以内にピッキング開錠出来たので充分すぎる成果です。

中には苦労して作ったのに全く使用する機会すらない工具たちも多いですが、そうした無駄なことを続けていかないと成果に結びつかないのなら、そんなに無駄でもないだろう・・という感じでやってます。

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by  J隊員

2020.7.12(日)曇り
折れたハンドル

ダイハツ・タントのバッテリー上りでドアも開かないという案件です。

こういったケースでよくあるのが運転席側が壁などに寄せてあり、バッテリー上がりでリモコンのアンロック機能も使えないので車内に入れないというパターンです。

てっきり今回もそうだろうと思って現着するといつもと状況が違いました。お客さんに伺うと運転席のドアハンドルが根元で折れている為、ハンドル操作でドアを開ける事が出来ないんだそうな。

ドアハンドルそのものが損傷して開かないというケースは珍しいですがごくたまにあるんですよね。
普段とはだいぶ趣向が異なる作業となったんですが、これはこれで面白かったりします。

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by  Y隊員

2020.7.11(土)曇り一時雨
近づく未来の車

ジャガーEーPACEの開錠依頼、2年前に発売されたコンパクトSUVです。

待っていたのは突然開かなくなったと話すお客様。車の様子を見るとバッテリー上がりを起こしてリモコンの操作が不能になった訳ではないようですし、そしてその肝心のリモコンキーは二つとも車内に入れっぱなしなんだそう。

どういうこと?と更にお話をお伺いするとドアロックの操作はすべてスマホのアプリで行っているそうで、キーを所持していなくても特に困らないので買った時から車内に入れっぱなしとのこと。そして今回はアプリと車両の通信が何らかの理由で切れ操作不能になった模様です。

ということで鍵穴からピッキングという方法でキーシリンダーを回して開けますねと、作業の説明をすると「え?鍵穴なんかないよ?」とお客様。
ドアノブにある鍵のマークを見てもらい、そしてその化粧カバーを外し鍵穴をあらわにします。鍵穴があったことに驚くお客様を後ろにピッキングで開錠し更に驚いて頂きました。

その後、今回のような状況の場合はキーが手元にあれば今回ほど大事にならずに済んだことと、防犯的に車内に鍵を保管しておくのはあまりよくないとお話しさせていただき撤収です。

しかし最新の車はスマホがあれば何でもできてしまうんですね。各メーカー、テスラみたいな完全なキー無し車両もそろそろ登場するんでしょうか?
楽しみであったり、仕事が減る不安があったりで複雑な心境です・・

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by  K隊員

2020.7.10(金)曇り一時雨
中免でBMW

BMW・G310GSのバッテリー上がり。

昔はBMWのバイクといえば長距離が得意な大型バイクというイメージだったが、2017年に313ccの単気筒エンジンを搭載したネイキッドスポーツのG310Rを発売。

G310GSは普通自動二輪免許で乗れるBMWの第2弾で、アドベンチャーバイクの王様とも言われるBMWのGSシリーズの末弟モデル。

お客様は自然やアウトドアが大好きでよくキャンプツーリングなどに行って楽しんでいるとのこと。313ccの小排気量だが大きめで1クラス上の車格があるし、大型バイクに比べ大きすぎず重すぎずで扱いやすくかなりお気に入りのようだ。

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by  R隊員

2020.7.9(木)雨時々曇り
格付け

コロナ真っただ中の五月頃「ご当地ナンバー」がニュースになっておりました。その時は気にも留めてなかったのですが、よく見ると都内で3つも増え、先日初めて実物を見る事が出来ました。

新規ナンバーは江東、葛飾、板橋だったと記憶しておりますが、確かに都内23区、東側の足立ナンバー率は尋常ではありません。

江東、葛飾も「足立とは違う」と独立を目論んでいたとかいないとか。実際、板橋も何故か「練馬ナンバー」にカテゴライズされておりましたし。

過去に杉並ナンバーや世田谷ナンバーが出来た時はもう少し話題になったような気もしますが、昨今のこの状況では致し方ないとも思います。

以前、友人にナンバーの件を話した所「あまり興味が無い」とそっけない返事。住んでる場所によってコダワリ度が変わってくるのでしょうか。

ただ、TVのインタビューで葛飾区民が「やっと独立出来る」と言ったのは大爆笑でした。足立区民より(自称)格上の葛飾区民が「足立ナンバー」を付けるのが苦痛だったとかどうとか。

足立に身を置く自分としては微妙なインタビューでしたが、 区によって細かくナンバーを選択出来るのは良い取り組みと思います。

とかいいながら東北など「一県一ナンバー」の地域も有る訳ですから、ナンバー事情や区民の格付けも中々複雑な模様です。

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by  I隊員

2020.7.8(水)曇り
バイクのスマートキー

ホンダ・フォルツァのバッテリージャンプのご依頼がありました。2か月乗車していない車両であり、バッテリーも数年お使いとの事。セルを回すもビクともせず、完全放電の様子。

このフォルツァ、普通の鍵で無く、自動車の様なスマートキーを採用しております。鍵を車体に近づけるとイグニッションが青く点灯。ブースターを接続しますが何故か反応なし。不思議に思い、色々点検と確認を行いましたが、原因は意外な所に潜んでました。

点灯しているイグニッションの光に強弱がある事を見つけ、スマートキーの使用状況を確認すると「しばらく交換していない」との事でしたので、電池を変えたばかりのスペアキーをお持ちらしく、そちらを持って来て頂きました。

再度認証を行うと元気よくエンジンが始動しました。バッテリー上がりとスマートキーの電池が切れかけていたのが原因の様でした。

作業の途中でお客様が故障かもしれないと諦めかけてらっしゃったので出費と時間のダメージが少なくて済み、大変お喜びでした。

バイクでの「スマートキー」トラブルは珍しい部類になりますが、これからはイグニッションの「光り方」にもよく注意しより早い解決を目指したいと思います。

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by  A隊長

2020.7.7(火)曇り
S2000のプッシュスタート

数ヶ月未乗車のホンダのS2000が始動出来ないという案件です。最初に電圧測定すると12V以上あって問題ないように見えますが、中身を見ないと断定出来ないということでCCAテスターの出番です。肝心のCCA値はというと400以上あって始動させるには十分な値のようにも見えます。

お客さんから「ウンともスンとも言わないんだよねー」と言われて、端子の緩み?ギヤの接触?など色々調べようとしていたら、お客さんのプッシュスタートをポチポチしている姿に違和感がありました。なぜならその手にはキー(キーレス付きのメカニカルキー)を持ったままだからです。

すでに20年前からプッシュスタートだったS2000ですが、この頃はキーをイグニッションに挿してONの位置に回してからプッシュスタートを押すという動作が必要でした。ゆえにキーを持ったままでは(イグニッションに挿さなければ)プッシュスタートが反応するわけがありません。

「ワハハハーこれは恥ずかしい」とお客さん。車を3台所有していて滅多に乗らないS2000の始動方法を忘れていたとのことでした。数ヶ月放置したと言われてましたがスンナリ1発始動です。個人的にバッテリーの持ちにビックリというか、最近の車はドラレコやメモリー等暗電流が高めな気がするので、この頃の車のシンプルさが新鮮に思えました。

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by  J隊員

2020.7.6(月)雨
革新的なシャラン

フォルクスワーゲン・シャランの開錠です。

2011年から日本でも販売されているこの2代目シャランは色んな意味で革新的なクルマでした。
国内でも人気の7人乗りミニバンなんですが、当時驚いたのはガソリン1.4リッターエンジンがパワーユニットだった事、ワーゲンが進めていたダウンサイジング化の極みですね。

これはコンパクトカーのゴルフ等と同じエンジンで車重は1.8トンと重量級、いくらターボ付と言っても定員乗車時は相当苦しいのでは?と思ったのですが、現在でもそれといった悪い評判もなく好調に販売継続しているのでメーカーの狙い通りだったのでしょう。

そして仕事柄外せないのはピッキング対策されたドアシリンダーですね。
ちゃんと開錠しないと空転してしまうシリンダーが採用され始めたのもこのクルマが出た頃からでした。

当時、いろんな意味で目を離せなかったのがこの2代目シャランでした。

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by  Y隊員

2020.7.5(日)曇り時々雨
コロナ後のフットサル場

調布市のフットサルコートよりゴルフの開錠依頼です。

待っていたお客様は試合を終え、着替える途中にキー閉じ込みを起こしてしまったそう。どう見ても薄着だし陽も沈みかけで少し寒そうになりつつあるので急いで開錠作業にあたります。

キーシリンダーはフリーホイールタイプ。個人的に久々の対応で早く開けれるか少々不安でしたが、無事に即開錠できました。一安心。そして開錠と同時にすぐに着替えを開始するお客様です。

ここのフットサル場は何度か出動させて頂いたことがあるのですが、以前より訪れている方々がハツラツとされているように感じます。コロナの自粛明けのせいもあるんでしょうね。ただコート外ではマスクをされていますが・・

新型コロナはまだまだ予断を許さない状況。再度の自粛をしないで終息してくれればうれしいのですが・・どうなるのでしょう。

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by  K隊員

2020.7.4(土)曇り
ようやく開幕

待ちに待ったF1がオーストリアのレッドブルリンクでついに開幕した。

ここは昨年ホンダとしては13年ぶりの優勝を決めた相性のいいサーキット。F1復帰6年目を迎えるホンダは今年29年ぶり(マクラーレン・ホンダ以来)のチャンピオンを狙っている。

昨年はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(22歳)が優勝したが、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが持つ史上最年少王者記録(23歳134日)を塗り替える最後のチャンスなので開幕ダッシュを決めたいところ。

フリー走行を見ると、米国での白人警官による黒人男性暴行死をきっかけに人種差別反対のメッセージを込めて、マシンのカラーリングをシルバー基調からブラックに急遽変更した6連覇中のメルセデスが今年も速そうだが、メルセデスに乗るルイス・ハミルトンがミハエル・シューマッハが持つ史上最多の7度目の王者に並べるかも見どころの一つ。

今年は今後10週間で8レース開催の超過密日程でオーストリアとイギリスは2週連続同じサーキットで開催する異例のシーズン。ヨーロッパ以外での開催はまだ未定で残念ながら鈴鹿の日本GPは中止になってしまったが激戦を期待したい。

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by  R隊員

2020.7.3(金)曇りのち雨
自粛解除

休日の午前中、とある洗車場での開錠依頼。この洗車場は過去数回、開錠作業で伺っておりますが何故は対応車両は100%外車となっております。もしかして?と思いつつ今回もBMWのX1との事。

場所自体は知っている所なので、お客さんに所要時間を伝えてそそくさと出発。

と、思いきや自粛解除の影響か、ここしばらくお目にかかれなかった大渋滞。しかも短い渋滞が点々と続く厄介なもの。

バイクの機動性をフルに発揮し何とか時間前に到着。 お客さんも洗車途中でのアクシデントに首を長くしてお待ちでした。

今回が初のインロックとの事で、お客さんに説明をしながら作業開始。程無く開錠でお客さんも安堵の表情に。

お話を伺うと、休日の渋滞は予想していて早目に洗車を.......との事でしたが、「バタバタと準備をしていた時にうっかりやってしまった」と頭を掻きながら仰ってました。

とは言え「予想より早くて助かりました」とお褒め頂き現場を撤収。

上りも下りも大渋滞の帰り道でしたが、 いつもは苦になる渋滞景色も久しぶりとなればとても懐かしく感じます。

自粛解除の影響で、これからの日常や道路事情がどうなるか分かりませんが、今はただ戻りつつある日常に嬉しさを噛みしめたいと思います。

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by  I隊員

2020.7.2(日)晴れ
2年前とは別人?

トヨタ・アリストの開錠のご依頼がありました。早朝5時のご依頼で「ゴルフに行きたいが勝手にインロックしてしまった」との事で、約2年前に同じ車両、同じ理由で私が開錠しております。

新型コロナが沈静化しつつあり、お客様行きつけのゴルフ場が再開したらしく、大層心待ちにされていたとの事でした。出発直前のインロックでしたので、いつも以上の速攻開錠を目指して作業開始です。

作業中にお客様から「以前の開錠も助人サービスさんでした」と話して下さり、当時の事を覚えていて下さりました。鍵穴の風景を見ていると私も当時のことを思い出してきて、ここがこうなるとハマるから・・最初にこうしておいて・・という具合に最短コースを歩むことが出来て、時短も成功の速攻開錠。お客様にもとても喜んで頂けましたが・・・

約2年前のご依頼であり、私の乗っているバイクも以前と違い、今回も私が担当とは気付いて頂けず。「前回の助人さんより早かったよ!」とゴルフに向かうお客様を見送りながら、少しだけ寂しさを覚えてしまったI隊員でした。

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by  A隊長

2020.7.1(水)雨
スケットアラートと心の葛藤

水戸市でベンツのトランクインロックです。今回2番手ですが、1番手の業者さんが誤って施錠方向へ回してしまい元通りに出来ずにギブという・・

カギ穴を回せているなら元通りはおろか、開錠方向へも回りそうというか、もう少し頑張れば良いのにと思いましたが、作業時間を聞いてびっくり仰天です。すでに5時間以上経過しているとのこと。

開錠時間というか、ピッキングしている時間というのはあっという間に過ぎていきます。時間さえ許せば1時間や2時間は平気で作業してしまうので、助人サービスでは15分でバトンタッチするようにしています。名付けて「スケットアラート」ですね。ゆえに新人隊員が出動する際は先輩隊員が影武者となって付き添います。

さすがにベンツトランク開錠ともなると、念入りに養生したり、カギ穴が下向き&今回2度も回したので10分少し超えましたが、無事終了したことをお得意先へ報告すると「今回大変でしたねー、ぜひ超過料金をお支払いします」と言われて心がグラつきました。

本当はコロナで減った分のお金は欲しいんですが・・・
これまでのスタイルを変えるわけにはいきません。

助人サービスは何度ピッキング開錠しても1回出動分の料金(ドア開錠分)しか頂かないし、これからも助人アラートを発動させないよう精進していくだけです。

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