東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
得意な作業はキーとじ込みによる開錠作業 → 開錠車種一覧へ
都内6拠点からバイクで迅速に現場へ向かいます → 拠点エリアへ
年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677
 HOME  概 要  対応エリア  隊員日記 こんなときはどうするの?

過去日記一覧へ



by  R隊員

2020.11.30(月)晴れ
詰めすぎ注意

平日のお昼過ぎ、近くのバイクショップで隼1300の開錠依頼。「鍵が有るのにリアシートが外れない」という珍しい事例。

状況がイマイチはっきりしませんでしたが、「何かが引っかかっている模様」との事で現場に急行。

現場でお客様に確認すると「シートを適当にハメてしまった」との事。確かに隙間が空いていて、お客様のカギを使うもビクともしません。

先輩からアドバイスを貰い、あの手この手で無事開錠。よくよく確認すると、原因は一つだけではありませんでした。

バイクのリアシートはスペースが小さく、ロック部分もむき出しの構造になっており、ロック部分に荷物などが絡んでしまうと今回の様な動作不良を起こしてしまいます。

お客様も「最悪分解かな」と思っていた様で大変お喜びになっておられました。

ただ、今回は「たまたま上手くいった」要素が否めない為、お客様には荷物が絡まないよう再度お願いして終了となりました。

作業自体もレアですが、原因が「単なる詰めすぎ」とは.........何事も「やり過ぎ注意」と言った所の開錠作業となりました。

picture




by  I隊員

2020.11.29(日)曇り
バイクで来て欲しい

大型ショッピングモールでスズキ・エヴリイの開錠をいたしました。

お客様はモール内の点検作業で毎日のように来ている業者さんであり、一般客の駐車場を間借りしている関係上、手短に作業して欲しいとお願いされました。

私が到着してから5分後、問題なく開錠するとすぐにお客様は「以前もバイクで来てくれてラッキーだったけど、また今回もバイクで来てくれてラッキーが2度続きました」とお礼を言われました。

こちらのショッピングモールはいつも駐車場入口が渋滞してるのですが、バイク用入口は空いているのが特徴です。必然的に現着が速いのですが、同時に江東拠点からも近いので、どちらにせよこのエリアでインロックが発生すれば私どもが呼ばれる確率も高くなると思われます。

しかしお客様におかれましては「バイクで来てくれてラッキー」と思って頂けるなら、こちらとしても幸いに思いました。

picture




by  S隊員

2020.11.28(土)晴れ
3輪トラック

開錠を終えた駐車場に、今ではとても珍しく懐かしい車が入ってきました。マツダの3輪トラック・T2000です。

私が少年の頃、近所のお米屋さんがこの車を使っていたので馴染み深いのですが、当時からすでに珍しかったような気がします。

このTシリーズ、1957年から1974年まで製造販売していたようですが、T2000は最後の12年間販売されてたとのこと。当時夢中だったトヨタのS800や0系新幹線に、どことなく似てると勝手に思ってた愛嬌のあるこの顔が大好きでしたので久しぶりに見かけて興奮がよみがえりました。

今見てみると現在の国土交通省の保安基準の審査では瞬殺されてしまうようなこの三輪車構造のトラックが普通に認可され新型車として真面目に生産されてたと思うとなんだか可笑しくなります。

そんなマツダは今年アメリカで自動車メーカー最多の安全評価を獲得したり、信頼性ブランドランキングでも1位を獲得等々、嬉しいニュースが盛り沢山です。

デザインももちろんあの頃と同じ今でも見ていてワクワクさせてくれる自動車メーカーさんです。

picture




by  A隊長

2020.11.27(金)曇り
頭で考える、心で考える

よく時間は平等と言われるんですが、個人的には課題を乗り越えるときの大変さが平等かなと思っています。

足の不自由な人が一歩前進するのも、桐生選手が9秒台を更新するのも、見た目は全く違っていても奮い立たせる勇気と達成感は一緒という感じでしょうか。

自分で言っておいて何なんですが、ほっとするわけです。
大変なのは自分だけかと思っていたら、みんな一緒というか、課題のない人なんかいないし、あの人は立派な課題に向き合っていて、この人は情けない課題ということもないわけです。

その人にちょうど良いサイズの課題が用意されていて、向き合うだけで全てが整うというか、成果も勝ち負けも野暮に思えるぐらい、何の心配もいらない感じでしょうか。

それでもこの世は課題に向き合う人と、そうでない人に分かれます。
頭で考えると割に合う合わないなどの打算から、見て見ぬふりしやすいんですが、心で考えれば「俺は俺の責務を全うする」と奮い立たせる炎柱のようになれるのかもしれません。

鬼滅の刃の映画が大盛況なんですが、効率VS良心が凝縮されていて見応えがありました。子供達が炎柱に感動しているとしたら日本の未来は明るいなと思います。

picture




by  J隊員

2020.11.26(木)晴れ
逆方向に回ってる

ベンツ・トランクの開錠要請です。
もう何百回とこなした作業なので淡々とピッキングして鍵穴が回り始めたところで「開きますよ~」と声掛け準備、これもパターン化されたタイミングですね。

ところが今回は様子が違いました。
通常なら鍵穴が回ると同時にトランクのフタが持ち上がり開錠完了となるんですが、何の手応えもなくウンともスンとも言いません。
一瞬何が起きたのか分からなくて混乱したんですが、よくよく鍵穴の向きを見てみて納得しました。どうやら元々開錠方向の反対側へ回っていたようです。

ベンツのトランク鍵穴はどちら方向へも回るようになっていて、開錠方向と逆に回すとそこで一旦リセット、戻すには再ピッキングが必要になります。
メカニカルキーを使用した場合には何の問題も無いのですが、そもそもキーはトランク内だし…

よくよく伺ってみるとどうやら今回の出動は2番手だったみたい、もしかしたらそれが逆方向に回っていた理由なのかもしれませんね。

picture




by  Y隊員

2020.11.25(水)曇り時々雨
人生最後の車なのに

ボルボS60の開錠依頼です。
待っていたのは今日納車されたばかりのS60と、なぜインロックしたか分からないと話すお客様です。

ドアノブ下のキーシリンダーをピッキングにて回すと鳴り響く盗難防止装置。車内からキーを取り出し警報を解除するためにリモコン操作するもなぜか無反応。そのまま始動も試みるもやはり反応せず。
どういうこと?と思案し、納車したてのお車なのでもう一つのリモコンキーを操作するとなぜか警報解除。そしてエンジンも始動し、更に先ほどなぜか無反応だったもう一つのリモコンキーも普通に利用できるようになりました。
インロックした状況を詳しくお伺いすると滅多に起こらないバグのような誤作動が発生したようですね・・

更にお客様のお話をお伺いすると、免許を取ってからずーっと同じ某国産メーカーの車両を乗り継いでいたそう。しかしここ数年に発表されるモデルがお客様の好みからどんどん離れていき、今回の買い替えはきっと人生最後の車になるから、安全性能も良く憧れでもあったボルボの車両にしたそうです。

その話を聞いてふと思うことが・・車両を乗り換える際に起きがちなオカルト的なトラブルに似ているかもって・・
けど大体は古い車両の方がトラブルを起こすしなぁ・・ずーっと乗り継いでいた某国産メーカーの祟り?あんまり超常現象だとは思いたくないのですがこういったケースが多いので・・

けど、なんとなく今回のトラブルで厄を落とせたのではないかって思えました。

picture




by  K隊員

2020.11.24(火)曇り
うずうずする場所

VW・ゴルフ ヴァリアントのインロック。

場所は千葉県市原市にあるレーシングカート専門の新東京サーキット。連休中ということもあり結構にぎわっている。

先月は千葉県茂原市にある茂原ツインサーキットでアウディQ3のインロック。こちらは車やバイクも走れるサーキットだが、こちらのお客様もレーシングカートの走行に来ていた。

個人的にコロナ禍になってからサーキット走行に行ってないので、レンタルカートで走りたくなったが我慢して帰路に。

帰りは夕方だったが、連休中ということもありアクアラインは16kmの渋滞中。日本医師会が「我慢の3連休」を呼びかけていたが各地で人出が多くにぎわっていたようだ。

picture




by  R隊員

2020.11.23(月)晴れ一時曇り
20年ぶりの優勝

今年の2輪世界選手権は見どころ満載の1年でした。スズキのジョアン・ミルが最高峰クラスでのライダータイトル獲得!
レースファン以外はピンとこないと思いますが、スズキでは何と20年ぶり。

世界最高峰のバイクレースにて、今年はホンダの王者、マルケスが怪我により、シーズン早々に戦線離脱。

今年はヤマハかドカティかの2択と予想される中、スズキから参戦2年目の伏兵ジョアン・ミルが総合チャンピオンとなりました。

スズキは中々勝てない中でも、確実にポイントを稼ぎ、年間通じて大きなミスを殆ど出さないステディさで確実な結果を出すに至ります。

スズキというメーカーにべた惚れしているライダーを、「鈴菌感染者」と呼びます(ジロリアンみたいなものです)が、「男カワサキ」と共通するようにどこか自虐的でもあったりします。

しかしスズキの優勝後、ネットを見ると出るわ出るわの歓喜の声。「20年ぶりバンザイ!」「ワークス最小規模での総合優勝」「スズキに乗り換える」「これで堂々と鈴菌を名乗れる」等々。

やはり贔屓のメーカーが絶対王者に立ち向かうのは、見てて胸を熱くさせるものが有りますね。例年の様にワンサイドゲームとならず、優勝者が多数出た事も非常に面白くさせる一因となりました。

とは言え、来期は絶対王者マルケスが復帰してくるでしょうから、来期は今年以上に見どころ満載ですね。

今から来シーズンが楽しみでなりません。と「元・鈴菌感染者」が語る今年のMOTO GPでした。

picture




by  I隊員

2020.11.22(日)晴れ
至れり尽せり

思わぬ位置で車をインロックしてしまい他の車両が通る事ができず、「早く来て開錠して欲しいけれども、暗くなったらあなたが辿りつけるか心配」とお客様が言われるトヨタ・カローラアクシオ開錠のご依頼がありました。

付近に到着し、辺りを見回すとお客様の言われている事が理解できました。ご指定の住所は田んぼが広がり、目視で家屋は確認できません。再びお客様に連絡しナビして頂きました。

国道のガードレールの切れ目が少し下り坂になっていて、光が差さず見落としていました。街灯のない田んぼのあぜ道をお客様に従いながらゆっくりと進み、真っ暗な中にヘッドライトで浮かび上がる大きな木を目印に道を曲がるとカローラアクシオを発見。

門を塞いでいたお車は問題なく開錠し、他の車両が通行可能に。お礼に門の外にある柚子の並木の果実を沢山頂き、「帰りも迷うから」と帰りも大通りまでご案内して頂いてしまいました。

確かにほんの少し進み、後ろを振り返るともうどこを通ったかもうわかりません。知らない人は迷い込んでしまうと歩きでも田んぼに落ちる事があるそうです。翌日、頂いた柚子は青唐辛子と擦り「柚子胡椒」にしてうどんに入れて大変美味しく頂きました。ご丁寧な道案内と美味しい柚子をありがとうございました。

picture




by  S隊員

2020.11.21(土)晴れ
バチバチしなくてごめんなさい

ホンダ・ストリームのエンジン始動が出来ないとの救援依頼を頂きました。

駆けつけると男性のお客様が小学生位の息子さんとお車でお待ちで、思っていたよりも早い到着とバイクで現れた事に少し驚かれたご様子でした。

ボンネットを開けて電圧を測っていると、息子さんも食い入るように一緒に覗き込んできました。原因はバッテリー上がりと解りましたので、説明を済ませ救援用のジャンプスターターを用意しているとそれを興味津々の様子で見ていた男の子が、「これって火花とか出るの?」「映画みたいにバチバチーってなるんでしょ?」と嬉しそうに質問してきます。
残念ながら使用しているジャンプスターターは火花など一切出ない安全な物(サージプロテクター装着)なのですよとご説明するのですが、男の子にはそれがとてもガッカリなようです。わかる気がします。

お車を購入した時から既に付いていたバッテリーで購入からすでに7年とのことでした。今回はハザード10分位で上がってしまったようですが7年はよく持った方だと思います。

息子さんはエンジンルーム内を見るのが珍しいようでそのあともお父様にたくさんの質問をしていましたが純粋な息子さんの疑問に一つずつ丁寧に答えてるお客様を見ていてなんだかとても素敵な親子だなと思いました。

picture




by  A隊長

2020.11.20(金)曇り
ものすごーく頑張らないと

八万ロックの開錠工具をようやく作り終えました。これまで使用していた工具がイマイチだったので、いつか使いやすいものを作ろうと決意してから、何もしないまま何ヶ月も逃げ回っていたわけです。

最近は配送車の荷台とかに特殊なシリンダーが増えて、現場で悪戦苦闘することも度々あったんですが、これからは改善出来ると思います。

やる前は面倒だなと思っても、実際にやり始めるとあっけなく終わることも多いです。課題に取り組んでしまえば、もう走るしかないって感じになれるんですが・・
厄介なのは取り組む前ですね。

頭で考えている段階では「荷台のカギが一般キーに戻らないかな」とか「他の仲間が勝手に作ってくれないかな」など、知らず知らずのうちに自分の負担が軽くなる方へ傾いていくわけです。

心で考えれば、惜しみなく力を注いでみようとか、可能な限り人の役に立ちたいという覚悟が芽生えるんですが・・

ものすごーく頑張らないと、心で考えられないんだから厄介です。

picture




by  J隊員

2020.11.19(木)晴れ
オートロックにご注意

マンション駐車場でアウディの開錠要請です。

今回はクルマのインロックではなくて車内にあるマンションのキーを取り出したいとの事、
なんでもお客様、自宅マンションから締め出されてしまったんだそう。

近くのコンビニに行こうとマンションを出たら自宅のキーを忘れたんだそうで、気が付いた時にはオートロックでもう入れなくなっていたんだとか。

幸いスマホは持っていたので鍵屋さんを調べて電話するも「新しいマンションは開かないかも?」と断られ、クルマの中に自宅のキーがあるのを思い出しクルマの開錠要請をするも「新しいアウディは開かないかも?」とやっぱりなってしまい、ご依頼成立までだいぶ苦労されたのだそうです。

到着した際になんだか薄着に見えたのはそう言った事情があったからでした。この時期のオートロックによるマンション締め出しはかなり辛かったろうと思います。

picture




by  Y隊員

2020.11.18(水)晴れ
いろんな意味で時代を感じる

日産セドリックのバッテリー救援依頼です。

現着前に想像していたのは15年くらい前に生産が終了した最終モデルのセドリックでお客様は我々の父親世代の方かなと思っていたのですが、実際に待っていたのは80年代前半に発売されていた5代目の430セドリックでお客様は20代の方です。

知人が元々は所有していてどうしても欲しくて譲ってもらったと話すお客様。Y隊員的にはフェンダーミラーが郷愁を誘い、中学の頃に同級生の父親が乗っていて部活の試合とかで乗せてもらったよな~とか思い出してしまいました。

けどお客様からすると郷愁ってなに?って感じで単純に魅力的な車両に感じるのでしょうね。年代的にも30年以上前の車両なのでしっかりクラシックカーですし。
そして最近、街中を走っていても70年代のクラウンとかコロナとかスポーツカーではない旧車両をまれに見かけ、運転しているのは若者だったりするのでひそかなブームなのかもしれませんね。

車業界的には自動運転や電気化に進んでいるのにアナログな車両がひっそりと流行っていてちょっと面白いなって思ってしまいます。

picture




by  K隊員

2020.11.17(火)晴れ
まもなく発表

トヨタ・86のバッテリー上がり。

86はトヨタとスバルが共同開発し2012年に発売されたFR(後輪駆動)スポーツカー。お客様は20代の若者だったが、速さはないが運転していて楽しいのでかなりお気に入りとのこと。

兄弟車としてスバルからはBRZが販売されていたが、北米スバルの特設Webサイトで新型BRZのティザー動画が公開されている。ワールドプレミアは日本時間の11月18日23時からとなっている。

7月に受注を停止した現行モデルは、2リッターの水平対向4気筒自然吸気エンジン(207馬力)を搭載していたが、新型は排気量をアップし2.4リッターの水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載するのが有力視されているが、ターボ付きエンジンになるとの情報もあるのではたしてどうなるか。

picture




by  R隊員

2020.11.16(月)晴れ
2度ある事は

平日の午後、高島平でステップワゴンの開錠依頼。「お急ぎご希望」との事で現場に急行。

携帯の閉じこみとライトの消し忘れも有るらしく、お客様の不安が大きいのも分かります。

現場の手前でそれらしき方を発見。携帯が無いので、直接お声をかけるとお客様でした。

かなりメンタル的にやられているご様子で、「実は一週間前にも同様のインロックをしてしまった」との事。

成る程と思いつつ作業開始。作業自体はあっさり終了。ライトの消し忘れによるバッテリー上がりもなくエンジンも無事始動。二次被害もなく何よりです。

お客様も安堵の様子で状況をお話して下さいました。

実は引っ越し作業中で、最後の一つ(ラック)を積み込む際のインロックだったそうで。合わせて2回のインロックのロスタイムはかなりのものになったそうです。

お客様もさすがに応えたご様子で「鍵は身に着けて離しません」との事でしたが、「またインロックしたらお願いします」と言うお客様を見て、「3回目も有るかも」と密かに思うR隊員でした。

picture




by  I隊員

2020.11.15(日)晴れ
空を飛ぶロードサービス

11/4に一般公開されたSkyDrive社「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」有人機SD-03をニュースで見てついに車が空を飛ぶ時代が到来したと驚きました。

ニュースのSD-03の空を飛ぶ姿はまるでドローンに人が乗っているかのようでヘリコプターの重厚な機体が飛ぶものとは違い軽いものがフワフワと浮いていて車というよりもむしろバイクに近い機体かと思います。

興味深々でホームページを拝見させて頂くと2023年事業開始、2030年本格普及に向けたロードマップを制定されるとあり、かなり現実的と取れる内容に胸が躍り空飛ぶ車の免許が是非欲しいと思いました。

365日稼働、24時間待機のロードサービスの仕事は道路状況が常に良いとは限らず、災害時等は倒木により道が塞がれていたり、山奥などでは交通量が少な過ぎて枯葉などが積もっている事もあり、通常のバイクでは迂回を強いられる事もありました。

空飛ぶ車があればより短時間で到着でき、道路状況の影響を受けません。革新です。是非現実のものとなり、100年に一度の進歩(?)を味わいたいです。

picture




by  S隊員

2020.11.14(土)晴れ
お客様思い

ある老舗百貨店の駐車場にて2016年式ベンツCクラスの開錠依頼に行ってまいりました。駐車場の出入り口付近には数名の係の方が連携して車の出入りを誘導しています。

お客様のお車は4階駐車場にあるとの事でしたので、入車の許可を頂かなければと思い誘導をしていた最寄りの係りの方に近付くと
「お客様の鍵お閉じ込みの件ですね?伺っています。そのまま4階までお願いします!」とすべて話が通っている事に驚きました。

しかも、自走式で回りながら4階まで上がっていくのですが、各フロアごとに係りの方がいらっしゃって一様に状況を把握されていて4階までの案内をして頂けたのでした。
おかげで、何の滞りもなくお客様のもとに最短で駆けつける事で、開錠までとてもスムーズに進むことが出来ました。
お客様ご夫妻も大変喜ばれていて、見ていた係りの方も安心されたようでした。

全員でお客様が今、置かれている状況を案じて、配慮が行き届いている所に老舗百貨店のプライドを見た気がしました。

picture




by  A隊長

2020.11.13(金)晴れ
そこそこある内蔵キー違い

レンタカーの「カギがあるけどドアが開かない」というトラブルです。今回2番手です。最初にバッテリージャンプしにきた業者さんがドアが開かないといって帰った案件でした。

最初にスマートキー内蔵のメカニカルキーでドアのカギ穴を回そうとしてもビクともしませんでしたが、ピッキング開錠してみるとスンナリ開錠。回した後のカギ穴の段差とメカキーの山を比べると全く違うので、同一車種のメカキー違いのようです。

実はメカキー違いというトラブルは少なくないんですよね。同じ車を取り扱う中古車屋さんやレンタカー屋さんになるとそこそこ遭遇したりします。電子的にドアが開かなかった理由は車両のバッテリー上がりで、こちらの原因はヘッドライトの消し忘れでした。

すでにレンタカー屋さんは閉店時間らしく「最初にカギ屋さんが来てくれたら今日中に返却出来たのに、このままでは延長分と駐車料金も自分持ちになってしまう」と憤慨されるお客様。

当初レンタカー屋さんから「バッテリーが上がっても内蔵キーで必ずドアが開く」と言われたらしく、アレコレ言い争いしていたら結局半日潰してしまったとのこと。

「どうしたらカギで開かないことを証明出来るでしょうか?」と相談されたので「返却するときにこのカギでドアが開くか試してもらえばOKです」と返答すると、

お客様は明るい表情で「なるほど!!」となって円満に終了しました。

picture




by  J隊員

2020.11.12(木)晴れ
北陸出張

石川県の珠洲市まで出張開錠へ行ってきました。

夜中に都内を出発して能登半島の先端に到着したのは昼の11時前、10分で救援を終えたら都内へとんぼ返りと往復1000キロ越えの弾丸出張です。

仕事中なので観光は出来ないんですが、救援場所の前に広がる冬の日本海や道路脇に並ぶ北陸の町並みなどは堪能できたので楽しい出張となりました。

助人は出張要請を頂ければ基本的に断らないんですが、降雪地帯へのバイクでの出張は今時期くらいが最後となります。
かわりに代替交通機関を利用しての移動も承っておりますので遠慮なくご相談ください。

しかし北陸の寒い事と言ったら、イメージだと東京から見て西方といった感じだったんですが、あとで地図で確認したら緯度が福島の郡山と同じくらいなんですよね。
慌ただしく出発したんで防寒装備が不十分だったのが反省点ですね…

picture




by  Y隊員

2020.11.11(水)晴れ
行きはよいよい

ヤマハ マジェスティの開錠依頼です。待っていたのは一番最後のモデルでリモコンキーにて操作するタイプ、サクッとシートを開けるも肝心のリモコンキーがシート下にありませんでした。

メットインスペースを探しながら「もしかしたらキー無しでここまで来たかも」とお客様。自宅を出発するときに忘れ物に気づき、一旦部屋に戻った際にリモコンキーを置いてきてしまったようです・・

実はY隊員も夏に同じミスを犯してしまいました。仕事終わりに買い出しに連れてってと頼まれ、暑い車内を冷やすためにエンジンをかけ一旦家の中に。その時にキーを置いて出かけてスーパーの駐車場でエンジンを切った時にそのことに気づく・・
スーパーの閉店時間は過ぎるしタクシーはつかまらないし、いろんな人に頭を下げて何とか解決できたのでした。

ダッシュボードにスペアキーを入れておけばロードサービスですぐに解決できたのに・・という思いもあったのですが、一番はキーは肌身離さない事。この仕事をしていてそのことを痛感しているはずなのに・・

お客様とともに反省です。

picture




by  K隊員

2020.11.10(火)晴れ
やってみなけりゃ分からない作業

VW・ゴルフ ヴァリアントのイグニッションにキーを差し込めないという依頼。

この手の作業は状況を見てみないと何とも言えないので、解決できない可能性があることを伝えてとりあえず出動。

到着すると車は、日本では2004~2009年に販売された5代目のゴルフ。見てみるとイグニッションシリンダー入口付近に四角いパーツが飛び出している。

事前にお客様がディーラーに電話で聞いたら、マイナスドライバーなどで押し込めるかもしれないと言われたので自分で試してみたがだめだったようだ。走れるようになればそのままディーラーに点検に行くので何とかしてほしいとのこと。

力任せにやるとさらに状況が悪化してしまう可能性があるので慎重に色々工具を変えながら試してみると、無事パーツを元に戻せてキーが差し込めるようになり走行可能に。今回はそれほどお待たせすることなく解決しお客様にも喜んでいただいたが時間が読めない作業だ。

picture




by  R隊員

2020.11.9(月)晴れ
たかが1kmされど1km

休日のお昼過ぎ、某河川敷での原付の開錠依頼。
河川敷内のゴルフ練習場との事でしたが正確な住所は判らず。

お客様と大まかな待ち合わせ場所を決めて現場に向かいます。が、その待ち合わせ場所にもたどり着けなく再度すり合わせ。

入り口はかなり小さく、また高速入り口の陰になっているとの事で、非常に判り辛く、かなり難易度高目でしたが、お客様の細やかな指示のお陰で何とか到着する事が出来ました。

合流してから「車両はどちらですか?」と伺うも、目視出来ない程遠くに留めてあるそうでした。

恐らく入り口から車両まで1kmはあったかと思われます。大まかな場所を聞いてから先回り。開錠の準備を行います。

再度お客様と合流後、作業に入ります。若干の苦しみは有りましたが無事開錠終了。

お客様もホッとしたご様子で、大変喜ばれてました。

作業終了後、帰り道を教えて頂き、足取りも軽やかにお客様ご帰宅。「足が無いとこんなにキツイと思わなかった」とはお客様の弁。

自転車、バイクの1kmは確かに大した距離ではありません。が、徒歩での1kmは考えてみれば中々の距離なのもまた事実。その一言で体の「オッサン化」を改めて感じてしまうR隊員でした。

picture




by  I隊員

2020.11.8(日)曇り
一生乗り続けたい車

ダイハツ・ムーヴの救援依頼で、開錠とバッテリージャンプに伺いました。キーをお持ちとの事でしたが、なぜかドアシリンダーが回らないとの事。

現着後、キーをお借りしてシリンダーを回すも全く回らなかったのですが、シリンダーの中を調べると不具合は無さげに見えたのですぐにピッキング開錠しました。キーで回らない原因は、キーの段差が違ってるか摩耗かと思います。

車を通電させ、バッテリー上りの原因を探るとスモールランプが点灯し、原因が判明。電装系のトラブルではないとわかり、快調にエンジンは復旧しました。

お客様のムーヴは以前知り合いの整備士の方から譲ってもらったそうで、部分的に経年劣化している部分はあるものの、ものすごく快調だそうです。全ての修理や調整を整備士の方がプライベートでコツコツしていた車両とのことで、最近家族が購入した新車以上に乗りやすいとのことでした。

このまま修理しながら一生乗り続けたいと話されていて、そんな車両に出会えたお客様を羨ましく思いました。ムーヴはこの先も元気に走り続けるのでしょう。

picture




by  S隊員

2020.11.7(土)曇り一時雨
ジムニーの思い出

2000年式ジムニーの解錠に行って来ました。

到着すると20年前の車とは思えないほどきれいなジムニーでした。

小学生の頃、近所の幼なじみのお父さんがジムニーを乗ってました。当時のジムニーは幌の屋根でドアもなく2人乗りでしたので一人ずつ順番に乗せてもらうのですが、それがもう楽しすぎて遠慮の知らない私たちに何度も何度もせがまれて、ひたすらでこぼこ道を探し回って走らせてしまっていたことを思い出しました。

都内でもたまにかなりカスタムした古いジムニーを見かけますが、ついつい目で追ってしまいます。古くても古臭く感じられないのはジムニーの一つの魅力なのかもしれません。現行型も出て2年以上になりますが、生産が追いつかない状態がいまだに続いてるとのことで、人気の程が伺えますね。

このジムニーオーナーさんは若い男性でしたが、きっと好きでこれからも大事に乗っていかれることと思いました。

picture




by  A隊長

2020.11.6(金)曇り
DB11の開錠ばかり?

先週に続いてアストンマーティンDB11の開錠です。DB11の電子キーには緊急用のメカニカルキーが内蔵されていないので、電気的なトラブル(バッテリー上がりかキーの電池切れ)を起こすとドアが開かなくなってしまいます。

調べてみるとメカニカルキーは別に存在しているようです。メカキーを自宅などに置いたまま外出先でバッテリー上がりを起こすと、開錠作業が必要ですね。

しかしながら先週の開錠作業はバッテリー上がりでも、キーの電池切れでもありませんでした。ピッキング開錠したら元通り使用出来るようになっていたので「もしかしたら今回も」と淡い期待をしながらピッキング開錠しましたが・・

ダメですね。サッシュレスの窓ガラスが下りてくれないので、ボディ側に食い込んだ窓ガラスを緊急的に回避してドアを開きました。何度やってもドアを開く瞬間というのはドキドキなんですよねw ボンネットを開けてバッテリー電圧を測ると1.6Vで、サージ対策しながらジャンプ始動して無事復旧です。

お客様は「家に帰って緊急用のメカニカルキーを探さないと・・」と話されていて、とっさに今後はDB11の開錠が増えていくかもと思ったんですが、冷静に考えると大衆車ではありませんね。たまたま2週続いただけでした。

picture




by  J隊員

2020.11.5(木)晴れ
燃料電池車のミライ

トヨタの燃料電池自動車、ミライが12月にフルモデルチェンジします。

心臓部であるFCスタックの高効率化と共に水素タンクの大型化、それによってモーターの高出力化にもかかわらず、航続距離が従来の650キロから850キロへ伸びたんだそう。

気になるのは燃料である水素を補充するステーションの数なのですが、増えてきたとはいえまだまだ少ないように感じます。

ところがこの燃料電池、JR東日本でかねてより開発されていたハイブリッド車両に使用されていて、いよいよ来年から神奈川県内の在来線で試験運行が始まるんだそう。

JRの電車で水素が使われるとなれば、その貯蔵施設も全国規模で拡充するでしょうし、自動車用の水素ステーションの併設も当然あるでしょう。

燃料電池車の実用度が跳ね上がるのは意外と近い未来なのかもしれません。

picture




by  Y隊員

2020.11.4(水)晴れ
今はピッキングより緊張するかも

ルノー メガーヌの開錠依頼です。

待っていたのは現行型のメガーヌ、初めての対応です。キーシリンダーを探すと左ドアの化粧カバーの下にあるようです。

初対応する車両の化粧カバーの外し方って結構苦労するんですよね。取扱説明書はキーを閉じ込んだ車両の中ですし、オーナー様は知らないことが多いですし。
そしてカバーの外し方もメーカーや車両によって色々。適当にきっとこうだろうって思いっきり外すと樹脂パーツなのですぐに破損するリスクもあります。

ということで、じっくりとカバーの観察です。ブランクキーを刺しても浮き上がらないし、スライドさせるタイプ?と試行錯誤しつつも無事に外すことに成功し鍵穴とご対面です。緊張しました・・
その後、ピッキングはサクッと完了です。

近年はドアノブ下に鍵穴が隠されているタイプの車両がどんどんデビューしてきていますが、まだまだ化粧カバータイプが主流。新たな化粧カバーとの戦いがこれからも続きそうです。

picture




by  K隊員

2020.11.3(火)曇り
PFP(パウンド・フォー・パウンド)

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥が期待通りのKOで防衛に成功した。

軽量級の日本人ボクサーがボクシングの聖地ラスベガスでメインを張ること自体すごいことだが、コロナの影響で無観客試合にも関わらずファイトマネーは軽量級としては破格の100万ドル(約1億500万円)。

権威ある米リング誌で、全階級で体重差のハンデがない場合誰が最強であるかを指す称号のPFPランキングで2位になったが1位も時間の問題か。

6階級制覇のアジアの英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)を超えるスーパースターになるのも夢ではなくなってきたのでこの先が非常に楽しみだ。

今月28日には、個人的に歴代の好きなボクサー1位と2位のロイ・ジョーンズ・ジュニア(51歳)とマイク・タイソン(54歳)のエキシビションマッチが行われる。元ヘビー級統一王者のタイソンは1980年代後半にPFP1位と言われ日本でも有名だが、元4階級制覇王者のロイ・ジョーンズは、ミドル級出身ながらヘビー級まで制し(106年ぶり史上二人目)1990年代中盤から2000年代前半までのPFP1位で、ともに全盛期は無敵の強さを誇っていた。

タイソンは15年ぶりロイ・ジョーンズは2年ぶりの試合となるが、練習動画を見ると両者とも50歳過ぎとは思えない動きをしている。エキシビションマッチとはいえかなり本気のようなのでこちらも非常に楽しみだ。

picture




by  R隊員

2020.11.2(月)晴れのち雨
漢字と数字

平日の夕方、三郷市でフォワードの開錠依頼。
住所は不明瞭ながら、交差点の看板が目印との事。

出発前、お客様に事前確認した所、かなりお急ぎの様で急いで現場に向かいます。激しい雨の中でしたが、車も少なく予想より早く現場に到着。

と思いきや、周辺にそれらしい車は見当たらず。当たりを一周しましたがそれでも確認が取れません。

お客様に電話で確認を取るも「指定交差点の下にいる」との事。「自分も交差点のふもとにおりますが」特徴を伝えるも合流できず。

住所がはっきりしないので、周囲の特徴を伝えて貰うも特定には至りません。ただ「近くに川が流れてる」との事で、川をなぞる様に周囲を詮索。

ダメ元でしたが奇跡的にお客様と合流する事が出来ました。

お約束の時間ギリギリになってしまいましたが、何とか到着。即開錠。

開錠後、合流できなかった理由が判明しました。それは交差点の「名前」

頂いた交差点名は「✖✖3丁目」でしたが、お客様の居た交差点は「✖✖三丁目」。読みが同じでも文字が違う交差点。更に微妙に離れているのが見つけにくい要因となってしまいました。

長い事地図を追っかけて仕事をして参りましたが、かなり珍しい体験をしたと思います。と、帰路につきつつ「日本語って難しいな」と改めて思うR隊員でした。

picture




by  I隊員

2020.11.1(日)晴れのち曇り
スタンダードが九州弁?

外国人の方からBMW523i開錠のご依頼があり出動。出発連絡する際に日本語をお話しになられたので、問題なく作業に当たれると思っておりました。

しかし現着後にその思惑が大きく崩れることになりました。お客様はインロックが起きた理由を「車の故障」と思われていて、その説明を求められたのです。「おそらく故障ではないこと、出来る限り早く開錠すること」を説明しても全く通じませんでした。

「please wait 5minutes」下手な英語を頑張るも思うように言葉が通じず、スマホを使用してみたところ交通量が多い場所でしたので雑音が多く、正確に音を拾いません。

なりふりかまわず、「たぶんノープロブレム」「5分でオープンドアのプランです」でやっと通じ、ピッキング作業開始。お約束通り5分で開錠しました。

開錠後、お客様のお知り合いの日本人の方が来られ、言葉が通じない理由が判明。お客様は九州在住の方でして「イントネーションの違いが外国の方には難しかった」とご説明を頂きました。

外国の方のご依頼比率は少ない物の、これからはお客様に伝えたい事はアンチョコ等、事前の用意が必要かもしれませんね。

picture




一番上へ