東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by  A隊長

2021.2.28(日)晴れ
100点は大変

開錠作業を仕事にするというのは、ある意味では残酷なことだなと思います。

料理なら美味しいから不味いまでグラデーションがあるんですが、どんなに頑張って努力して苦労しても開錠してくれないことには0点です。まあまあ旨いとか、値段が安いから妥協できるとか、及第点がないのが普通の仕事と違う感じでしょうか。

0か100かの開錠作業ですが、普通の人では100点を取る勉強法を知らないというか、普通ならせいぜい70点から80点ぐらいでしょうか。残り20点を取れるのは限られた人だけですね。

こうした小さい頃から染みついた「だいたい出来ていれば良いや」的な緩い根性が至る所に顔を出して、残り20点を目指す気持ちのカベとなって立ちはだかります。

100点狙うということは、これまでの自分とお別れしなければならない感じです。

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by  J隊員

2021.2.27(土)晴れ
30年前とは思えない

トヨタ・セラの開錠要請です。

セラは1990年に発売された1.5リッターの小型クーペモデル、最大の特徴はガルウイングドアを採用していることです。

当時はスーパーカーなどにしか採用されていなかったドアなので、小型の一般量産車に採用されたことで大きな話題となったのでした。

開錠後にドアの開閉を試させてもらったんですが、中々しっかりとした操作感でとても30年前のクルマとは思えませんでした。

よく手入れされている事もあると思うんですが、使用している内に出てくる機械特有の遊びなども感じられずしっかりとコストをかけた作りだという事がうかがえますね。

もうひとつ、ドア一体のルーフがガラス張りというのも面白いです。夏場の日差しは気になるところですが他のクルマにはない開放感が得られるでしょうね。

発売された1990年といえばまだバブルの余韻があった頃、現在よりもコンパクトカーが評価されにくかった時代にこんなクルマが作れたというのはすごいですね。

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by  Y隊員

2021.2.26(金)曇り
数十年後の自分への伝言

ハイゼットのバッテリー救援で現着するとご依頼の息子さんがすぐに出てきました。「できれば直さないで帰ってくれませんかね」

お伺いするとご依頼のお父さんはもうすぐ90になるそうで、耳がかなり遠く運転が怪しくなっているそう。1年以上前にバッテリー上がりで車を動かせなくなりこれ幸いとそのまま運転しないでいてくれたそう。しかし任意保険のパンフレットで出張修理無料の文字をみて勝手に依頼されてしまったそうです。
一通りの事情をお伺いするとご依頼のお父さんが大きな声で「わざわざ来てくれてありがとう」と登場です。

待っていたのは20年以上前のハイゼット。お父さんは「これで北海道に行ったりもしたんですよ」と嬉しそうに話してくれます。バッテリーを点検すると交換が必要な状況。一応ジャンピングブースターを繋いで始動をすると、とても嬉しそうな表情になるお父さん。しかし息子さんの意向もあり復旧させずに完了です。

戻りの道中、自分はお父さんの年齢になった時に好きなものを手放す勇気を持てるだろうかって考えてしまいました。
80過ぎても大きなオートバイに乗っていたいという野望があるのですが、周りに心配や迷惑をかけてまで執着するわけにはいきませんからね。

将来の自分へ今のうちに伝言しておこうと思います。

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by  K隊員

2021.2.25(木)晴れ
大激闘

8代目となる新型シボレー・コルベット(C8型)のインロック。

実車は東京オートサロン2020で見たが、壇上に展示してあったので鍵穴などの詳しい状況は見れていなかった。

C8は助人全体で初対応。一つ前の7代目のC7型も自分が助人初対応でその時はハマる事無く解錠できたが、C8は情報がないので行って見なければ分からない。

日本モデル(右ハンドル)は今年の5月頃デリバリー開始予定で、今回は並行輸入の左ハンドルモデル。

C7は鍵穴がトランク下向きの1カ所だったが、C8はトランク側がナンバーで隠れる所とドア側がエアインテーク内ドアハンドル奥の2カ所になっていた

先に来た業者さんは鍵穴を見て作業せず帰ったそうで、他にも問い合わせたがどこもダメで助人が最後の砦とのことなので何としても解錠したい。

今までにない位置に鍵穴があるので助人オリジナル工具でも合わず、その場で工具を加工しながらやって何とか左ドアを覗きピッキングで解錠成功。

だいぶお待たせしてしまったがお客様も大喜びでチップまでいただき一安心。初対応はいつも満足度が高いが今回はいつも以上に達成感のある作業だった。

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by  R隊員

2021.2.24(水)晴れ
スペース

平日の夕方、アコードの開錠依頼です。ホンダ車の開錠依頼は多々あれど、対応の機会が少なくアコードは中々レアだったりします。

とは言え「いつもの内溝キーだろう」と余裕で伺いましたが、現場に着くとそこにあるのは難易度高目の旧式タイプのお車が。

更に作業スペースはギリギリの幅しかなく、下は砂利で座るしかない足に、石が食い込んできます。

気分的には江戸時代の石抱かせの拷問の様。動けないスペースと足に食い込む石に悶絶しながらなんとか開錠。

お客様に「お待たせしました」と言うも、状況を理解されていたらしく、「次はもっとスペースを持たせて駐車します」とはお客様の弁。

正直、ピッキングする状況だけでも良しとせねばいけませんが、まだまだ修行が足りません。

それでも、お客様は差金等で開錠するものと考えていた様で、「想定より早く、キズも無し」の大変お喜びでした。

ほんの少しのスペースの差が明暗を分ける為、「今回はホントラッキーだった」と一人納得の開錠作業でした。

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by  I隊員

2021.2.23(火)晴れ
20万キロ

ステップワゴンの開錠のご依頼です。

最近ドアロックの調子が悪いらしく、勝手にドアが閉まるようになってしまった、とのお話しですが、何とお客様のステップワゴンは走行距離20万キロに迫ります。

距離が距離だけに色んな不具合が出てもおかしくないと思いましたが、とりあえず鍵穴内のチェックとともにピッキング開錠に入りました。

ほどなくして開錠しましたが、ドアハンドルを引いてもなぜかドアは開きません。試しに助手席のドアハンドルを引いたらドアは開きました。

おそらく運転席の鍵穴裏の連結部分の不具合かと思いますが、すでにディーラーの方が解決策を見つけパーツの入荷待ちだそうで、お客様とディーラーの方は「一体どこまで距離が延びるのか見てみたい」と思われているそうです。

コンパクトかつ広い車内空間を持つステップワゴンは使いやすく、購入当時から「これを仕事で使えたら」と考えられていたそうで、このお車、まだまだ走行距離は伸びそうです。

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by  S隊員

2021.2.22(月)晴れ
開ける仕事についたけど

部屋をかたづけていると、大切にしていた車とバイクの本がたくさん出てきてどうするかと悩んでしまいました。整理をしてもなかなか捨てられなかった本ですが、思い切って断捨離する事にしました。

本だけではなくモーターショーやオートサロンやサーキットのイベントで夢中で撮りまくった写真なども大量に出てきました。会場では外から見えない運転席やエンジンルームを覗き込んで、構造などを見るのが好きでいくら見てても飽きませんでした。

今はバッテリー上がりや開錠などで珍しい車に触れる機会も多いのですが、救援となるとそんな余裕はなく、真剣に作業に徹します。

あの頃の自分からすれば、大好きな車のボンネットやドアを開けて、目の前で見られるなんてとても幸せなはず。
いつか仕事に慣れたら、あの時の興奮とか味わえる時が来るのかなと思いながら、今日も緊張しながら一生懸命、救援に専念します。

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by  A隊長

2021.2.21(日)晴れ
ロードワークみたいなもの

新人研修中にやっておくべきことは、難しいカギをピッキング開錠することではなくて、日々のヒヤリハットをとことん分析改善することです。

でも、小さなヒヤリハットを分析改善していくというのは退屈というか、「今回たまたま」とか「次は大丈夫」という感じでスルーしたがるわけです。

ボクシングの練習でいうロードワークみたいな感じですね。基礎体力の底上げは地味で辛いので、派手で楽しそうな練習に目移りしたいというか、例えばすぐミット打ちしたところで、スタミナや下半身が貧弱ではまともなパンチが打てないわけです。

難しいカギも、中身は小さなヒヤリハットの集合体でしかないので「次は大丈夫」でスルーする人ほど、スタミナ不足(心が折れて)でギブするのがオチですね。

自分の思い込みをどこまで消すことが出来るか、ヒヤリハットに大小付けずに素直に向き合えるかどうかの訓練なんですが、ロードワークから逃げて勝手にサンドバッグやミット打ちを初める人も少なくないです。

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by  J隊員

2021.2.20(土)晴れ
少しだけ漏れている?

一週間くらい乗車しないとバッテリーが上がってしまうクルマの救援です。

新品バッテリーに換えても症状は改善されず、2~3日乗らなかった程度なら問題なくエンジン始動出来るとの事から、どこかで電気が漏れているような感じ?

漏れている量は少ない様ですが修理となると逆にこれが大変です。
修理の際にはどこに不具合があるのかを特定するところから始まるんですが、診断数値が小さいと正常か異常かの判別が難しくなるからなんですね。

特にここ20年ほどでクルマに搭載される電子回路は増加と小型化によってものすごく複雑化しています。それゆえこういった電気系統の不具合診断は修理屋さん泣かせの案件になっていますね。

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by  Y隊員

2021.2.19(金)晴れ
ビーノは大変

ヤマハの原付ビーノのメットイン開錠依頼です。現場は終電間際の京王線橋本駅の駐輪場です。

待っていたはメインとシャッター用の2つのキーシリンダーが付いている一つ前のビーノ。シャッターも閉まっていてハンドルロックもされているのでシャッター、ハンドルロック解除、メットインオープンと沢山ピッキングしなければいけません。

ということで急いで作業開始したいところなのですが左右にバイクがあり作業スペースがありません。そしてこのビーノ、キーシャッターが閉じると同時にセンタースタンドもロックされる盗難防止機能も付いているので移動も簡単ではありません。

なのでスタンドを立てたまま力業で少しバイクを移動、そしてなんとかシャッターのシリンダーを解除。無事にセンタースタンドも下ろせたのでバイクを移動しハンドルロック解除とシートオープンです。

すると「もしかしたらキーを無くしたのかも・・」とお客様。メットインスペースに鍵が無いかったようです。お伺いすると家の鍵は持っていてここから歩いて帰ると1時間ぐらいかかるそう・・カギ作成で再依頼するとしてもこの時間なので更に数時間待つことになるかもしれませんし・・

ということでなにがあっても責任は持てないと前置きしたうえで、お客様の要望によりピッキングにてイグニッションをオン。無事にお客様は帰路につかれたのでした。

お見送り後の充実感がいつもの倍以上感じました。確かに解決まで沢山仕事をさせて頂きましたからね。でも料金はいつもと一緒です♪

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by  K隊員

2021.2.18(木)晴れ
取り外せないカバー

羽田空港でトヨタ・カローラルミオンの解錠&バッテリー上がり。

依頼時に鍵穴がないのでキーはあるけど開けられないとのことだったが、カローラルミオンは鍵穴にカバーが付いているタイプではないので、後付けのカバーを付けているのかなと思いながら到着。

見てみると後付けのカバーではなく、助手席側と同じ鍵穴なしの純正カバーが付いている。話を伺うと、以前に鍵穴をいたずらされて壊されたそうで、修理した時に鍵穴なしの助手席側のカバーを付けてもらったそうだ。

ドアを開けキーシリンダーを外さないとカバーが取れないので窓枠から解錠。リモコンキーが反応しなかったのは、羽田空港ではよくある室内灯などの消し忘れで旅行から戻ってきたらバッテリー上がりというパターン。ジャンピングでエンジンを始動し再発防止のアドバイスをして無事終了。

鍵穴を隠せば防犯では多少安心感があるが、使えなくしてしまうとトラブル時は不便になったりするので注意が必要だ。

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by  R隊員

2021.2.17(水)晴れ
起業したて

日付が変わる深夜、レクサスの開錠依頼。
レクサスは久々の対応です。

現場に向かうと「工場の敷地内」と聞いておりましたが、正確には「板金工場の敷地内」で近場をぐるぐる回って車両を発見。

深夜の対応でしたが、お客様もにこやかに対応して下さいました。

さて、このレクサスに付いている鍵ですが、シリンダーカバーが外れにくい事が有り、結構苦労したりしなかったり。

お客様も自動車関連の方なので、状況はよくご理解されていて、説明の後、「最悪壊れてもいいです」と笑っておられました。

こちらの車両はカバーの立て付けが良好で、予想に反し、あっさりと取り外しに成功。

開錠自体もサクッと終了。お客様にも大変喜んで頂けました。

どうやら、最初は他の鍵屋を頼もうとしてたらしいのですが、料金が驚く程高かった為、やむなく断念。色々手を尽くして保険を思い出したとの事でした。

開錠後は「バイクで来るとは思わなかった」等の質問タイム。聞けばこちらの会社、5日ほど前に起業したばかりとの事でした。

このコロナ渦でも修理、板金のご依頼はかなり有るらしく「嬉しい誤算だった」との事でした。次回も何かありましたら、速攻で駆けつけますので、是非、助人サービスをお願い致します。

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by  I隊長

2021.2.16(火)晴れ
夢中で気づけないこと

トヨタ・カローラフィールダーの開錠ご依頼です。交差点での車両停止との事で更に警察が出動しているとの事でした。

現場付近は渋滞しており、200M程前方確認すると、現場で交通整理をされている警察官の方がチラリと見えました。

早く解決してしまわねばならない状況でしたが、歩道駐輪や車道駐輪は混雑で難しい状況でしたので徒歩では近づけず、お客様との電話連絡により警察官に指示誘導して頂きバイクで到着する事ができました。

又、運搬移動用のレッカーの方も到着されていました。どうやら交差点付近で車両がエンストし、レッカー移動の際にインロックした模様です。

急いで作業に取り掛かり、問題なく開錠。お車自体はレッカーの方がジャンピングで始動させていたので、バッテリー関係のトラブルのようでした。

開錠するまでは夢中で気づきませんでしたが・・
渋滞路のわずかな車両間で私に道を開けて頂いた方々、安全に誘導して頂いた警察官の方々を思い出すと、作業後にふつふつと感謝の気持ちが湧いてきました。

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by  S隊員

2021.2.15(月)晴れ
急がされる開錠

2018年式アウディ・A4の鍵のとじ込みによる開錠依頼での出来事。

場所は街中のどこにでもある時間貸しのコインパーキングですが、お客様はバイクを見るなり早々に精算機で駐車料金の精算を済ませてしまいました。車場の外に停めたバイクから、慌てて道具を持って車に駆け寄り説明と養生を済ませ、早速ピッキングに取り掛かります。/p>

高年式アウディに多いこの鍵は、上下方向と左右方向に動く2つの鍵の要素を一つに入れたような構造で、慣れてないとほかの鍵と比べて開錠までにお時間をいただく場合もあるのです。精算で降りたフラップ式のロック板はいったい何分で再び上がるのかはわかりませんが、おそらくそんなに時間は無いはずです。

ピッキングしている様子を見て「ずいぶん原始的なやり方でやるんですね」と、お客様は「リモコンのようなものでピピッと開錠するのかと思ってた」とのこと。

なんとかロック板が上がる前に無事開錠出来ましたが、とても緊張した数分間でした。

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by  A隊長

2021.2.14(日)晴れ
ほっこりした話し

事務所の入ってるビルには掃除のおばちゃんがいて、会う度に挨拶を交わすわけです。先月は掃除する回数が減って心配していたら足を怪我したとのこと。

ちょっとした段差でつまづいて捻挫したと聞いて、とっさに介護シューズを思い出したわけです。つま先がせり上がっているので転びにくい構造のやつです。

捻挫から復帰したタイミングで介護シューズのことを紹介したら、全く知らない様子だったので、足のサイズを聞いてそのまま勢いで購入してみたんですが・・いざ渡そうとしたときに現実に返るわけです。

挨拶しかしない相手から突然プレゼントされたら変じゃなかろうか。お金もらったほうが逆に良いのか?いや勝手に購入してるしな・・等色々悩んだあげく、母親のサイズに合わなかったと言う理由で渡したらスゴく喜んでもらえました。

その後ビルの大家さんから声をかけられたんですが、掃除のおばちゃんが隊長へお菓子をプレゼントしたいけれど、不愉快に思われないかどうか相談されたとのこと。「そうか。おばちゃんも隊長と同じように悩まれたのか」と思うと、ほっこりした気持ちになりました。

おばちゃんは隊長のプレゼントした靴で今日も軽快に掃除されていて、もう転ばなくなったとのこと。勇気を出してプレゼントして良かったなーというお話しです。

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by  J隊員

2021.2.13(土)晴れ
電波を遮断

開錠作業後にクルマの防犯についてお客様より相談されました。

なんでもスマートキー仕様の高級車がいとも簡単に盗まれる様子をテレビで見たんだそうで、「あんなのに狙われたらどうしようも無いんですかね?」というものでした。

詳しく伺うとスマートキーの仕組みを悪用した方法のようでしたので、その内容を説明して対処方法を提示するといくらか安心して頂けたようです。

詳しい犯行手順はここでは割愛しますが対処方法は明確にあってそれはスマートキーの電波を遮断してしまう事、現在ではだいぶ有名な手口になっているので対策グッズが沢山販売されていますね。

個人的におススメと思えるものはフラップが付いたキーケースで、クルマに乗る際はフラップを開けると通信がON、クルマを離れる際はフラップを閉じておけば通信が遮断されるので防犯効果が保てるというものです。

スマートキーの便利さは少しだけ失ってしまうんですが、それでもクルマ盗難の不安が解消されるのであればなかなか良い防犯グッズだと思います。
「リレーアタック キーケース」等で調べて頂くと無数に出てきますね。

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by  Y隊員

2021.2.12(金)曇り
すごく魅力的なんだけど・・

ホンダNC750Xのメットインスペースの開錠依頼です。少し変わった構造のオートバイで通常のタンク部分にあたるところがヘルメットが収納できるスペースになっていて、そこへキーを閉じ込んでしまったトラブルです。

他のバリエーションのNC750Sは対応したことがあるけどXはどうなのかな?と現着すると鍵穴の位置がSとは違っていました。Sは比較的作業がしやすいタンク下に横向きで鍵穴があるのですが、Xはタンク上部、ハンドルロックもされているので作業スペースがちょっと窮屈です。

けれど何とか工夫をして無事に5分程で解決です。終了後にオーナーさんから話をお伺いすると意外と運転していても面白いオートバイだそうで、その上で一番の魅力は燃費、リッター20キロは行くそうです。

我々の仕事やバイク便には魅力的な燃費の車両なのですが、難点がガソリンコックの位置。タンデムシート(後部座席)の下なんです。荷物箱を括りつけている車両には厳しいんですよね・・・

ガソリンタンクの容量的に構造変更は厳しいのでしょうけどSとXのガソリンコックの位置が違うところだったらな~って思ってしまう方は意外と多いと思います。

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by  K隊員

2021.2.11(木)晴れ
気になる新型

VW・ゴルフのインロック。

到着すると車は現行の7代目ゴルフ。鍵は鍵穴が空回りするフリーホイールタイプ。お客様はネットで調べて難しい鍵だと知っているようで心配していたが、お待たせすることなく無事解錠で喜んでいただいた。

ゴルフと言えば2019年に本国ドイツで8代目となる新型ゴルフが発売されたが、日本でもようやく先行受注が始まった。

「電動化」(VW初となる48Vマイルドハイブリッドシステム採用)、「デジタル化」(デジタルコックピット)、「運転支援システム」などで大幅に進化しているようで走りも気になるが、仕事柄どんな鍵が付いているのかも気になるところ。

フリーホイールタイプよりは新しくて、近年のVW、アウディ、ポルシェなどに付いているサイドカット付の内溝キーが付いている可能性が高いが、新しい仕掛けが付いた鍵となる可能性もなくはないので楽しみだ。

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by  R隊員

2021.2.10(水)晴れ
杞憂

休日の午後、ハマーのバッテリー救援。
場所は流山との事で、久々の北方面への出動。

どうやら現場は農道近くの様で、インターから近くの様ですが、かなり入り組んだ場所に在る様でした。

出発前にお客様に確認を取り、近くで案内を頂ける事になりました。場所の心配はこれでOK。もう一つの心配はハマーの排気量です。

いわゆるアメ車は5~6リッターの排気量も珍しくない、大排気量車天国。

アメ車はバッテリーもバカデカイ物が多く、ジャンピングも苦労する事は珍しくありません。また今回はイグニッションから鍵が抜けなくなるというおまけ付き。

無事の復旧を願いつつ現場に急行。お客様の丁寧な案内も有り、こちらは時間前に無事到着。

そうなるとやはりお車の復旧が心配になるところですが、こちらも拍子抜けするほどあっさり復旧。「抜けない」と心配されてた鍵も無事抜き取り成功。

どうやらイグニッションに鍵を刺した瞬間バッテリーが完全終了し、電子的にロックが掛かってしまった様でした。

今回ご依頼の案件は、出発前から場所、車種、トラブル内容と色々心配しながら出動した訳ですが、終ってみれば「全て杞憂で済んで良かった良かった」と言うお話でした。

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by  I隊員

2021.2.9(火)晴れ
雪を雪で制す

スズキ・エヴリィのバッテリージャンプのご依頼がありました。お客様はウインタースポーツ愛好家でいらっしゃり、4WDのエヴリィに、スノーボードやスキー道具、ソリなどを積みスキー場各地にお出かけになる方です。

今年の積雪は通年よりも多かったため、今回のスキーでエヴリィがスタックしてしまい、その疲れのせいかスモールランプや室内灯をつい消し忘れてしまったそうです。

ギリギリエンジンがかからない位のバッテリー上がりでしたので、すぐにエンジンは始動し走行可能。バッテリーはどれぐらい使用されているのか不明なので交換、コンテナを10個購入、そして再びスキーに出かけると言われていました。

作業後の会話でコンテナの使い道が興味深かったです。私はスキーの道具を入れるにしては多すぎではないかと思いましたが、そうではなく雪を入れるそうです。スタックした時にコンテナに雪を入れ車内に積みタイヤへの圧力を稼いでから、タイヤ(スタッドレスにチェーンを巻いたもの)のエアを抜き接地面積を増やすのだそうです。

実際にスキー場現地の方が行っていて、お客様が救援して頂いたそうです。切実な豪雪のニュースをよく目にしますが、雪のハプニングを雪を利用して乗り切るアイデアが素晴らしいと思いました。

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by  S隊員

2021.2.8(月)晴れ
昔の自分へ伝えたい

ホンダのスクーター・PCX125に鍵を閉じこんでしまったとのご依頼です。

自分も過去、まだ助人隊員になる前の話しですが、同じようにスクーターのメットインスペースへ鍵を閉じ込んだ経験をしたことがあります。そのときは慌ててネット検索して、カギ屋さんへ直接お金を払って開錠してもらったわけです。

今回のお客様は、職場に到着後ついうっかりインロックしてしまったとのことで、冷静に解決方法を探して、保険会社にたどり着いたようです。

イグニッションからのピッキングで無事にシートが開くと、お客様は大変喜んで鍵を取り出し、安心してまた職場に戻って行かれました。

昔の自分に伝えてあげたいです。メットイン開錠も保険会社の無料ロードサービスが使えることを。

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by  A隊長

2021.2.7(日)晴れ
難敵攻略中

今のところ車の開錠で大変なのはレクサス・LCとBMW・i8です。この2つはカギ穴周りが複雑になっていて、開錠難易度がとても高くなっています。

カギの内部構造はそれほどでも無いんですが、ドアハンドル等の形状が複雑すぎて大変という感じですね。助人サービスではどちらも開錠経験がありますが、まあ難しいわけです。

隊長の責務は助人サービスのスキルを一定レベルに高めることにあるんですが、このLCとi8だけは無理というか、現在助人サービスの奥義を出し尽くして突破するようなものなので、新人隊員では到底歯が立たないわけです。

そこでアプローチを変えてみようと研究しています。これまでのオーソドックスな方法では難しいので、もっと簡単にシンプルに開錠する方法ですね。

助人サービスは、カギ穴をのぞいて確実にピッキング開錠するというのが軸にあって、車種別に色んな攻略法がある感じになっています。

99%の車は通常のピッキング開錠で突破出来るので、車種別の攻略法というの別格というか、LCとi8はそれだけ大変なカギになるという証明にもなります。

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by  J隊員

2021.2.6(土)晴れ
紛失防止

「車内に有るのは間違いないんですよ」と、お客様がスマホを操作すると真っ暗な車内から電子音のメロディが流れて来ました。

閉じ込んでしまったクルマのキーについていたのは「スマートタグ」という紛失防止用のキーホルダー、
スマホと連携させて置き忘れなどの際に通知させたりと、貴重品の紛失を防ぐ事が出来るグッズです。

探す方法もユニークでスマホのカメラ映像に疑似的にスマートタグを表示させたり、ブザー音やメロディを鳴らす事が出来たりと様々、
GPSが内蔵されているものだとスマホの地図に表示させる事も出来るので盗難対策にも利用できるんだそうな。

カタチも様々で今回のキーホルダータイプや財布などに入れるカードタイプ、シールの様に張り付けるタイプなどがあってとっても使い勝手が良さそうです。

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by  Y隊員

2021.2.5(金)晴れ
眩しすぎるお客様

ホンダ フリードでリモコンキーが効かず内蔵キーで車内に入ろうにも運転席のドアが壁際で鍵穴にアクセスできず何とかして欲しいとのご依頼。出発前にお客様に連絡すると所用で出かけるそうで車に詳しい息子さんが立ち会うとの事。

現着すると待っていた息子さんすごく若いです。本人確認の為に免許証の拝見をお願いすると「まだ16歳なんで」との事で学生証で本人確認。拝見すると、とある高校の自動車科の生徒さん、確かに車に詳しい息子さんですな。

状況を確認すると車両のバッテリー上がりが原因でリモコンが効かないようです。そして運転席側は壁にピッタリで鍵穴にアクセスできません。
ということで助手席側をヘルパーで開錠後にジャンピング作業で復旧すると、お客様に方法とリスクを説明し作業開始です。

無事に数分で助手席のロックを解除すると「本当にキズが付いていない、すごい!」、ジャンピングの作業の際は「CCAのテスターはこんなに小さいんですね!」とすべての作業に目を輝かせ、作業を終えると「本当に勉強になりました」とお客様。

いまは緊急事態宣言のせいでちゃんと学校に行けていない日が多いとの事。けど車に関わる仕事がしたいので学校の課題も頑張りますと話されていました。

なんだかキラキラしすぎて眩しすぎるお客様でした。でも凄くやりがいがあった現場でもありました♪

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by  K隊員

2021.2.4(木)晴れ
侮れないハーフタンブラーキー

スズキ・アルトラパンのインロック。

2番手とのことで到着すると車は2002~2008年に販売された初代モデル。鍵はM382と呼ばれるハーフタンブラーキー、2番手で出動するケースも多い鍵だ。

昔はトヨタの乗用車で多く採用されていた鍵だが、近年はクラウンコンフォート(タクシー)や日野のトラックなど商用車での対応が多く、たまに古いトヨタ車やアルトラパンや日産・モコなどの依頼がある。

ハーフタンブラーキーは個体差があり簡単なものもあればすごく難しいものもある。さらにアルトラパンやモコはトヨタや日野と回す方向が逆になるので難しいケースが多かったり、下手をすると不具合を起こしてキーが使えなくなったりするので注意が必要。

すんなり開いたのでお客様は驚きながら喜んでいたが、自分も新人の頃はハマった経験がある鍵なので経験値がものをいう鍵でもある。

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by  R隊員

2021.2.3(水)晴れ
探し物のコツ

さいたま市の南区で、デミオの開錠依頼。現場に着くとかなり焦ったご様子のお客様が。

挨拶もそこそこに、作業の説明をして作業開始。開錠自体はサクッと終了。

「車内のバッグにカギが有る」との事でしたが、どうやら見当たらないようで、お客様の顔色がどんどん青くなっていきます。

「完全な紛失かどうか分からない」との事で、エンジンが始動出来るかをチェック。プッシュスタート式の車両は近場に鍵が有るとエンジンが掛けられます。

鍵自体は見当たりませんが、無事エンジン始動。という事は車内に鍵が有るという証明でもあります。

車内をお客様と捜索するも鍵は見当たらず。が、ふとお客様が手にしているバックに目が行きました。お客様が「全部見ました」と言っておられましたが「全部ひっくり返して見ないと分かりませんので」と説明し、バックの荷物を全て出して頂きました。

「確認させて頂きます」と空のバックを確認すると、隠しポケットからリモコンキーが出現。「バッグには有りません」と疑心暗鬼だったお客様も「本当に有るとは思わなかった」と驚きのご様子でした。

この「袋をひっくり返す」「荷物を全部出す」は探し物の際、思いのほか役に立ちます。探し物の小技が思わぬところで役立った、デミオの開錠依頼でした。

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by  I隊員

2021.2.2(火)晴れ
タイムカプセル

ポルシェ・ボクスター開錠のご依頼がありました。エンジンが後ろにあるボクスターは前後にトランクがありますが、今回はリアのトランクに誤って鍵を閉じ込んだそうです。

まずドアの鍵穴をピッキング開錠してリヤトランクを捜索したんですが、残念ながらキーを見つけることは出来ませんでした。諦め半分で10年以上入れっぱなしのバッグの中身を捜索すると、バッグの中からキーが出てきました。

おそらくキーを落下させたときにバッグの隙間に入り込んだのだろうと思います。そのバッグはボクスター購入時から置いてあるそうで、ボクスターの取扱説明書とともにスペアキーが出てきて驚かれていました。何より嬉しそうだったのは10年以上前に奥様へ購入した指輪が出てきたことです。

このボクスターは結婚記念日に奥様に買っていただいたのだそうで、奥様には指輪を購入したものの、照れくさく渡しそびれたまま忘れてしまったそう。

この日は結婚記念日だそうで、これからお食事に出掛けられるとのこと。キーの閉じ込みは必然の出来事だったのかもしれません。

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by  S隊員

2021.2.1(月)晴れ
息子さんが選んだRXー8

マツダ・RXー8のバッテリー上がりの救援作業です。お客様は小さいお子様連れの外国のご夫婦でした。

お客様の国では日本車の人気が高く、この車を選んだのもお子様とのことで、将来の夢は車屋さんになる事と言ってるくらいの車好きなのだそうです。お父さんも相当な車好きのようで、息子さんの車好きを、とても嬉しそうに話されていました。

RX-8は現時点では最後のロータリーエンジン搭載の市販車ですが、このロータリーエンジン、バッテリージャンプ時にプラグがかぶりやすく、かぶらせてしまうと大変なのですが、問題なく一発で始動出来てひと安心です。

少し前に読んだ記事で、海外での日本車人気は高く、特に東南アジア、タイなどでは日本車比率は東京よりも高いとあり、驚きました。

小さな息子さんが選んだRXー8を大事にしているご夫婦を見ていて、深い愛情を感じました。

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