東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by  J隊員

2022.4.30(土)晴れ
初めての逆走

首都高速上でのインロック救援です。

今回の現場はなんと本線上、
助人はバイクで出動する都合で高速本線上は対応できない場合があるのだけれど、今回は事故現場、車線規制や後方警戒は完璧との事で出発です。

さて、現場のジャンクション近づいてきたものの事故現場らしきものは見えず、高速上で停車する訳にも行かないし、どうしようかと思っていたら側壁に赤色灯が反射するのが見えてきました。

合流部のゼブラゾーンから別方面からの路線を振り返って見てみると、ジャンクションから50メートルほど手前のところに現場を確認できました。

バイクを置いて少し走れろうか?なんて考えていたら現場規制に来ていた警官の方に「カギ屋さん?」と声を掛けられ、「通行止めだからそのままバイクで行っちゃって」だそうで…

ほんの数十メートルだったんですが、高速道路の逆走というのは何とも妙な気分でした。

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by  Y隊員

2022.4.29(金)雨
山に呼ばれた?

あきる野市の渓流釣り場へゴルフオールトラックの開錠に行ってきました。

現場は養沢川沿いにある養沢毛鉤専用釣場。渓流沿いにいくつかのポイントがあるそうで事務所から最奥、4キロ先のポイントでお待ちでした。

フリーホイールのシリンダーで遠方出動でしたが今回は一番手業者。お待たせした分を挽回するため数分で解決させていただきました。そしてポイントを移動されるお客様をお見送りです。

この辺り初めて来たのですが、現場はちょうど大岳鍾乳洞への分岐地点。大岳鍾乳洞へちょっと寄り道してみたいところなのですがこの先は未舗装区間があるので退散することに。

なんで来たことが無いのに未舗装区間があることを知っているかというと、おととしに大岳山へ登頂した時に鍾乳洞側からのアクセスも面白いですよ、との情報を得て下調べしていたのでした。

出来れば昨年中にこちら側から登頂したかったのですが色々と忙しくて来ることができず、なんとその付近へ仕事で来ることになるとは・・

大岳山はしばらく登頂しないとこうやって仕事で近くまで来ることになるんだよな~と勝手に思わさせていただいております。

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by  K隊員

2022.4.28(木)晴れ
ものによってはかなり大変なことも

BMW・ミニクーパーSのインロック。

2番手出動だったが、最初の業者さんが助人を紹介してくれたそうで非常にありがたい。

車はドアハンドルにある楕円のカバーを外すと奥に鍵穴が見えるタイプで、最初の業者さんはカバーを外せなかったとのこと。

取扱説明書に書いているやり方どおりに、ブランクのメカニカルキーをカバーの下の方にある穴に差し込んでカバーを外すことになるが、経年劣化や固着などですんなり外れないこともあり注意が必要。

助人では外れにくい場合の対処法のデータもあるので、問題なく解錠でお客様にもよろこんでいただいた。

初対応の車種で鍵穴がカバーで隠れている場合はすんなりいかないこともあり、解錠作業よりカバーを外す方がかなり時間がかかったりすることもある。

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by  I 隊員

2022.4.27(水)雨
体力に自信無し?

スズキ・エヴリイのスペアタイヤ交換のご依頼がありました。

現着するとお客様は「すっかり力が衰えてしまいました」と恐縮されておりました。パンクした当初、お客様はご自身でスペアタイヤの交換をされようとしましたが、今回はジャッキが重たくて上げることが出来ないとのことで、ロードサービスに救援依頼をされたとのことでした。

私が通常通り作業を進めていく様子を見て、お客様は「そんなに力を使っているように見えない」と首をかしげていました。

作業終了後パンクしたタイヤチェックのついでに、お客様のジャッキをチェックしてみると異常に固い箇所があり、よく見るとわずかに湾曲しているところを発見。お客様の腕力が衰えたわけではなく、車載ジャッキの故障というのが判明しました。

すぐ新しいジャッキへ買い換えますとのことで、お客様の安心した顔を見ながら現場を後にしました。

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by  S隊員

2022.4.26(火)曇り一時雨
こんな事で電話して良いんです

トヨタ・ノアのキーがあるけどドアが開かない(リモコン&メカキーでもダメ)とお困りのご夫婦からの救援依頼です。

こうしたケースでは、キーを回す力が不足していたり、入れる方向が違っていたりすることが多いのですが、今回の件はキーを挿してもまったく回る気配はありませんでした。

鍵穴をのぞくと問題無さそうだったのでピッキングすると無事に解錠。続けてバッテリー電圧を測るとほぼ完全放電の状態でした。ジャンプ作業をして判明したのは室内灯の消し忘れですが、キーが回らない理由は不明(カギ山違い?)でした。

長年、自動車保険に加入していたものの、これまで事故などもなく保険を使ったのは初めてとお話しされていました。

「こんな事で電話してしまって良かったんでしょうか?」と申し訳なさそうに話されていたので、「よくある事ですよ。お困りのことがあったらすぐにお電話下さい」とお話しすると少し安心して頂けたようでした。

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by  A隊長

2022.4.25(月)晴れ
新人隊員の日常

難しいカギの開錠研修ではトリセツを使って構造を理解するところから始まります。難しければ難しいほど、技術よりもロジックが重要になってくるわけです。

新人隊員へ「まずトリセツ読んでから実際にピッキング開錠へ入って下さい」と伝えて練習すること1日、「いやー難しすぎます」と弱音を吐きながら終えました。

2日目も黙々と練習しているので感心していたら最後に「いやー難しすぎます」と言って帰って行きました。

3日目に入った辺りで、さすがに攻略しないことに違和感を覚えて「どの辺が難しいですか?」と質問すると「全部です」というので、「トリセツは読んだよね?」と質問すると「ん?何の話しですか?」と新人隊員。

「トリセツの存在は知りませんが、これは誰がやっても絶対に開錠出来ないです」と言い切る新人隊員。

新人隊員は自力でアタックして勝手に燃え尽きていました。

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by  J隊員

2022.4.24(日)雨
天候は重要な要素です

雨の夜更けにホンダ・PCX125のインロック救援です。

ロードサービスは基本的に屋外での作業、なので天候によって作業性が左右されるのですが
作業によってものすごく難しくなってしまうものがあります。

バイクのメインキーピッキングというのもその一つですね。
ピッキングでは視覚情報というのがとても重要になるのですが、
ただでさえクルマと違ってバイクは鍵穴に近づきづらく、そこに雨が加わるともうとんでもないというか…

そんな訳で気が滅入りそうな環境を想定しながら現場到着、目的のPCXを探すと…あった、ありました!
屋根付き駐輪スペースでPCXさんは待っていてくれました。

思わず心の中でガッツポーズが出る瞬間です。
たまにはこんな幸運があっても良いよね、同じくらいの確率で反対方向に振れることもあるのだから…

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by  Y隊員

2022.4.23(土)晴れ
モンスターなキーシリンダー

VWゴルフオールトラックの開錠依頼です。

昨年6月に販売が終了したオールトラック。そのギリギリで購入された、ほぼほぼ新車状態の車両が待っていました。

搭載されているキーシリンダーは、ピッキング開錠するのが大変なフリーホイールのシリンダー。
なぜか自分が対応するオールトラックは難しいシリンダーが多くて、しかも出動場所が遠方で2番手出動ばかり。なので個人的にとっても印象深い車両です。

しかし今回対応させて頂いたオールトラックは都内の出動で助人が一番手業者。キーシリンダーはやっぱし難しかったのですが、新車状態でしたので何とか数分で解決です。

こんなに難しいキーシリンダーなのにもう過去のモノになりつつあります。経年や無理な開錠作業で難しさが育つ可能性がある謎シリンダーなので新車に搭載されなくてもまだまだ開錠案件の厄介者として立ちはだかるのでしょうね。

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by  K隊員

2022.4.22(金)晴れ
ようやく初対応

ジャガー・Fタイプのインロック。

ジャガーのスポーツカーFタイプは2013年に発売されたが、今回は2020年にマイナーチェンジされた現行モデル。縦長だったヘッドライトが薄い横長のヘッドライトになり見た目がかなり変わった。

価格は954万円(300馬力の2リッター直列4気筒エンジン)~1769万円(575馬力の5リッターV型8気筒エンジン)。

Fタイプの鍵穴は、ボディ面とフラットの格納式ドアハンドルの下にあるので難易度はかなり高い。個人的には初対応だったが助人全体では何回か対応していてデータがあるので、さほどお待たせすることなく無事解錠で一安心。

難しい解錠はどんどんやって経験値を上げたいところだが、販売台数が少ない車種も多いのでいつ依頼があるか分からない。

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by  I 隊員

2022.4.21(木)曇り
病院内でハラハラドキドキ

とある病院の敷地内でスズキ・スカイウェイブ250開錠のご依頼です。

到着するとスカイウェイブは病院の「緊急搬入口」を塞ぐような位置で駐輪されていました。さすがにマズいのではないかと思い慌てて近づいていくと、お客様から「手伝ってもらえますか?」と言われて2人で引きずりながら移動しました。

お客様はインロック後にすぐにバイクを移動したかったのですが、ハンドルロックのかかった200Kg以上のスカイウェイブは一人では無理だったようです。

何とか移動した後に仕切り直してご挨拶しました。作業前の注意点や鍵穴の点検をしていると、救急車が入ってきて患者さんが搬送されてきました。

スカイウェイブを開錠中にもう一人搬送されてきて、ピッキング開錠自体は順調に進んだのですが終始ハラハラした気持ちが消えませんでした。

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by  S隊員

2022.4.20(水)曇り
油断できない薄型キー

2021年に新しくなった現行ホンダ・ヴェゼルのインロック解錠依頼です。

新型ヴェゼルを間近に見るのは初めてですが、キーの形状はホンダ特有の薄型キーなのでいつものようにピッキング開錠開始です。

レジェンドのカードキーから始まったMT9。軽のNシリーズに続いてカードキーではなくなったものの、緊急用のメカニカルキーは同じペラペラの薄型キーで、このヴェゼルからさらに小さくなっています。

鍵穴の薄さと独特の構造に研修で散々苦労したキーでしたが、練習のおかげで初対応でも問題なく解錠出来てひと安心。

販売台数の多い車種に使われているキーですので、これからも対応はあると思います。まだまだ油断はできないと気を引き締めてまいります。

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by  A隊長

2022.4.19(火)晴れ
お客様が可愛そう

拠点近くでトヨタ車のインロックが入りました。手配状況を伺っていると、1番手の業者さんがギブしたらしく助人サービスが2番手出動であるとのこと。

トヨタ車の一般的なカギでギブはあり得ないので、現場の状況が特殊なのかもしれないと思って事情を伺うと「1番手の業者さんは工具が無いと言ってました」とオペレーターさん。

続けて「助人サービスさんはトヨタ車に合う工具をお持ちですか?」と質問されたので、しばらく沈黙した後に「一般的なトヨタ車を開錠出来ないほど装備が不足しているなら、その業者は契約解除されたほうが良いと思いますよ」と答えました。

嫌みに聞こえたなら申し訳ないんですが、最も使用頻度の高い工具を装備していない業者が現場に向かうというのは、助けを求められてるお客様が可愛そうすぎますね。

オペレーターさんは出動距離が近かったので1番手の業者さんへ手配されたようなんですが、業者ごとのクオリティまでは把握していないとのこと。

助人サービスのお得意先は1社だけでは無いんですが、顧客満足度向上に向けて熱心なところと、そうでないところの差が激しいなと思った次第です。

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by  J隊員

2022.4.18(月)雨
マイクロチップの話

動物病院駐車場でバッテリー救援です。
オーナーさんは愛犬の受診待ちの間に車内でテレビを見ていたんだそうで、軽いバッテリー上りを起こしておりました。

ペットといえばこの6月から新たに販売される犬と猫に、マイクロチップを埋め込む事が義務化されます。
迷子のペットの返還効率化や飼育放棄を防ぐ目的なんだそうで、これで殺処分が減るのであれば喜ばしい事ではないでしょうか?

サイズも調べてみたらとても小さく、注射を打つのと同じような感じで施術できるんだそうで
これならばペットへの負担も少ない感じです。

なんだかペットもどんどんハイテク化して行くなあ、なんて感じていたらすでに人間へのマイクロチップの埋め込みも実用化しているとの記事が!
スウェーデンではもう数年前から実用化していて、手に埋め込んだチップをスマホの様に使って改札を通ったりキャッシュレス決済、新しいところではワクチンの接種証明なんかもできる様になっているんだとか、

知ってみて結構な抵抗を感じたのは年を取ったせいなのかもしれませんね…

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by  Y隊員

2022.4.17(日)曇りのち雨
発熱したらアウト

雨降りの夜、アウディA3の開錠依頼です。
出発前に連絡すると隣の喫茶店へ避難しているとの事だったので一安心です。その日は急に冷え込みがひどくなったので風邪でもひいたら大変ですから。

到着の連絡をすると申し訳なさそうに「お店まで来て頂けませんか?」とのお願い。合流すると寒そうなシャツ一枚姿のお客様。どうやら鍵入りの上着を後部座席に入れた瞬間に誤作動でロックしてしまったようです。しかも傘もない状態で。

ということでその場で確認事項の処理をすませ、自分だけ開錠作業に向かいリクエスト通りに鍵の入った上着を喫茶店までお届け。
上着を着込んだお客様と供に車の所へ戻る道中「今の時代、風邪をひいて熱なんか出したら色んな人に迷惑かけちゃうから・・」とお客様。

今は発熱するとほぼコロナ扱いで普通に病院へ行けず、コロナ用の発熱外来に行かなければいけません。しかしそれも予約がいっぱいで何日か後になったり。そしてその間は誰とも接触できなくなります。

色々とそれで良いの?と思うところが多々あるのですが、自分の身は自分で守らなければいけない事が強調されてしまっている今の世の中。
自分で自分を守るってあたり前なことなのですが、変に誰か任せでも何とかなってたコロナ前って平和だったんだな~って、ふと思ってしまいました。

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by  K隊員

2022.4.16(土)晴れ
拡幅完成

川崎市中原区の武蔵小杉方面で仕事が入ったので、中原街道で丸子橋を渡り綱島街道を進むと、JR南武線を跨ぐ「上丸子跨線橋」の4車線化工事が完成していた。

2008年に着工し4年程で完成予定だったが工事が遅れ14年かかってようやく完成。

これで川崎市内の綱島街道は横浜市港北区の日吉駅少し手前の中原区木月まで全区間4車線になった。

時間帯によってはかなり渋滞していたので、仕事柄新しい道路ができるのは非常にありがたい。

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by  I 隊員

2022.4.15(金)雨
バイク乗りの吉日

完全放電した大排気量SUVをバッテリージャンプで復旧させていた時の事です。

しばらく充電待機する必要があったので、お客様と何気ないバイク談義になりました。すると20年以上不動のバイクについての話になり、お客様が車の横に停めてあったバイクのカバーを取ると現れたには、新車当時で希少な車両で(全世界で1000台未満?)現在では幻と化している、カワサキZ1000R(1型)通称「ローソンレプリカ」でした。

ローソンとは1981年スーパーバイク選手権チャンピオンのエディ・ローソン氏の事で、当時アメリカで不吉とされた、ライムグリーンにあえてペイントしカワサキが挑戦した事や、スーパーバイクが市販車ベースのレースという事あり、翌年にローソンレプリカが発売されるとすぐに伝説となりました。

不意に遭遇したお宝拝見に興奮を抑えるのに必死な程で、超ラッキーデイでした。興奮冷めぬ私はローソンレプリカをネットで検索すると、プレミアの付き方に驚愕。中には1000万円を超える車両があるようです。興味がない方には全くの無価値ではあるのですが・・・またそこがいいのです。

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by  S隊員

2022.4.14(木)曇り時々雨
ハマーH2

ハマーH2の解錠です。現場は大きな公園駐車場でしたが、一発で発見しました。

アメリカ、ゼネラルモーターズ社のハマーH2は、2Mを超える超幅広のボディで周辺の車と比べてもかなり目立つ存在感です。

近くで見るとさすがに迫力があって、最近小さい車に見慣れているせいか圧倒されてしまいます。

ピッキング解錠後、お客様とお話しすると、ずっとアメ車を乗り続けているようです。大きいから乗りやすいと言われてあらためて納得しました。

高い運転席とほぼ垂直に立ったウインドウ類、スクエアなボディで大きさのわりには運転がしやすいのかもしれません。

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by  A隊長

2022.4.13(水)晴れ
そんなことあり得る?

キーがあるのにドアが開かないというトラブルです。お客様から借りたキーでドアを開けようと試みますが、回る気配が全くありませんでした。

ドアをピッキング開錠後、カギ穴内の段差を読むとキーの高さと違っていて、お客様のキーは別の車のキーというのが判明しました。

「この車は友人に貸していて、ついさっき返してもらった」とお客様。
おそらく返却時に違うキーを渡された可能性が高いと思いますと話すと「そんなことあり得る?」とお客様。乗り終えてすぐに違うキーを渡すというのは、確かに妙な話しではあるんですが、キー違いを立証させるにはこれしかありません。

お客様は、すでに帰宅された友人の方に電話をすると「そんなことあり得る?」と返されていたので、友人の方の車にキーを差し込んでもらうようアドバイスすると「自分の車なのに全く回らない!」と友人の方。これでビンゴです。

キーホルダーの鈴が気になったので、お客様に質問すると「俺のも似たような鈴が付いてる」とのこと。

友人と同じメーカーで同じキーホルダーという状況こそが「そんなことあり得る?」と心の中で思うのでした。

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by J隊員

2022.4.12(火)晴れ
不思議なタイミング

週末に往復1000キロほど出張してきました。

なんせ距離が距離なので2時間ほど余裕をもって出発してるのですが、到着寸前まで全く余裕を感じられませんでした。
ガソリン給油の時間さえ押しく感じたのは久しぶりでしたね。

昇る朝日を右手に見ながらひた走り、着いた頃には太陽は中天に差し掛かかろうかと、
目的地では桜のつぼみもまだ固くどうやら桜前線を追い越してきたみたい
どおりで走れど一向に到着しないわけです。

実はこの出張先、J隊員の実家のすぐ近く
心配事もあったので終わった後に少し立ち寄らせてもらいました。

しかも前日に電話で実家の親とその話をしたばかりというタイミングでの出張打診。
なんだか不思議な事もあるものだ、と自宅に戻ってクタクタになりながら思ったのでした。

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by  Y隊員

2022.4.11(月)晴れ
憧れの休日

千葉県鴨川市へBMW X3の開錠に行ってきました。

現場はサーフショップ駐車場。着替え中のトラブルだったようでお客様はポンチョ型のバスローブで出迎えて頂けました。ということでお待たせした分の回収の為1分程で開錠です。

お客様のお住まいは都心で、お店にサーフボードやウェットスーツを預けていて時間が出来た時に手ぶらでこちらに来てサーフィンをされているのだそう。

都心からここまでくる道路も気持ちよかったのでドライブやツーリングを兼ねてここまで来てサーフィン、憧れの休日の過ごし方ですね~

今は家族の為に休日を取っているようなものなので、かなりうらやましく感じてしまいます。唯一の趣味の山登りも1年以上行けていないし・・

いつかはお客様のような休日が取れるようになることを夢見て今を頑張ろうと思います。

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by  K隊員

2022.4.10(日)晴れ
スズキのサイドバー

千葉県君津市でスズキ・スプラッシュのインロック。

アクアラインを使って千葉方面に行く依頼は高年式の輸入車の場合が多いが、たまに国産車やバイクのメットインも入る。

スプラッシュはハンガリーで製造し日本に輸入され2008年~2014年まで販売。台数が少ないので初対応だったが鍵穴を覗くとサイドバータイプの鍵だった。ピッキング解錠ができない鍵なのでまずはトライアウトキーでの解錠を試してみる。

古いアメリカ車用のトライアウトキーは200本超あるキーを1本ずつ差し込んで回していくので運任せのところがあるが、スズキ車用のトライアウトキーは鍵山の高さから開きそうなキーがある程度しぼれるので今回は3本目で無事解錠。

スズキ車用のトライアウトキーは63本(裏表で最大126通り)でアメ車用より少ないが、回し方にコツがあったりするのであなどれない。

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by  I 隊員

2022.4.9(土)晴れ
もう大丈夫

ベンツ・C180クーペの開錠のご依頼がありました。

現場に到着すると、鍵穴のある運転席側のドアが壁から20Cmほどの「壁ピタ」でした。こうなるといつものピッキング開錠を断念せざるを得ません。

なぜ隙間がないと開錠作業が出来ないかという説明をしながら、隙間に身を置いた瞬間スッポリ身体が入りました。わずかに車体が斜めに傾いているおかげでギリギリいける事がわかりました。

非常に狭い状況で手足の取り回しなどに苦労しましたが、いつも通りのピッキング開錠でドアは開きました。狭い隙間から手を伸ばして車内から鍵を取り出せて無事完了しました。

思えば入隊当初に今回のような厳しい環境で「作業スペースが狭いのでピッキング開錠は無理です」と報告すると、先輩隊員からは「簡単に諦めるな」と叱られた記憶がよみがえりました。

あの時は無理な姿勢で作業し続けて、後日猛烈な筋肉痛に悩まされましたが今回はスマートに開錠出来たので、筋肉痛も回避出来るような気がいたします。

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by  S隊員

2022.4.8(金)晴れ
キンキンに温かい

スズキの軽トラック、キャリーの解錠作業です。出発連絡するとお客様の声から急いでいる雰囲気がありありと感じられました。

急いで現着するとお客様のほうから駆け寄って来られて、電話の雰囲気そのままの状況で作業に入りました。作業前の説明を手短にして、ピッキング開始。何とか一分かからず解錠すると、お客様から冷たいお茶を頂きました。

動作確認をして書類を作成していると、キャリーのエンジン音がしてそのままお客様は出発してしまいました。こちらも慌ててお辞儀をするのが精一杯で、お客様は笑顔で手を振りながら走り出されていきました。 

風のように一瞬の出来事のような作業になってしまいましたが、冷たいお茶だけが不思議な印象に残りました。

なり振り構わないような雰囲気のお客様だったのですが、いつ購入されたのか不思議でした。私が現着寸前に購入されたものなのか、それとも作業中に購入されたものなのか・・

キンキンに冷えたお茶に、お客様の温かい心遣いがたくさん詰まっているように感じました。

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by  A隊長

2022.4.7(木)晴れ
一番怖いのは自分

子供の頃は人が見てるところでしか頑張れないわけです。友達が見てるから格好つけるし、先生が見てるから勉強しているフリする感じでしょうか。

でも大人は逆ですね。誰も見てないところで頑張れるから大人と言えるのかもしれません。

そもそも自分自身が見ているわけです。
仮に内緒でドーピングして優勝したとして、周りからは大喝采受けたとしても、自分が自分を軽蔑すれば終わりだろうと思います。

ズルして勝とうとする人を軽蔑するように、自分自身がそちら側だったのかと思っただけで、立ち上がれないほどに落ち込むと思います。

例えみっともない負け方をしても、それまでに積み上げた練習が本物ならば「よくやった」ですね。自分自身にとって難しい課題に取り組んでいたことを、他の誰よりも理解している感じでしょうか。

それでも簡単には認めてくれないのも自分というか、頑張ったフリに最も敏感なのも自分なので、この世で最も厳しい目とも言えそうです。

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by  J隊員

2022.4.6(木)曇り
モーリス・マイナー

モーリス・マイナー1000の開錠要請です。

マイナー1000は1956年にデビューしたマイナーシリーズの末弟、
生産終了が1971年なのでモデル末期に作られたものでも50年オーバーのクラシックカーです。

ドアのシリンダーも今の物とは一風変わっていて反時計回りにしか回らないように出来ており、180度回るごとに施錠と開錠を交互に繰り返すというもの。
今となっては珍しいこのシリンダーの動きが今回のインロック原因となってしまったようでした。

当時150万台も売れたモーリス・マイナーシリーズ、
開発した技術者は後のローバー・ミニの開発も手掛けたそうで、
このクルマは英国製小型大衆車の見本ともいえるクルマなんだそうな。

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by  Y隊員

2022.4.5(火)晴れ
ホンダの内溝キー

ホンダ フィットのキーがあるのにドアが開けられないとのご依頼です。

待っていたのは少し古めのフィット。数年前まではリモコンで開け閉めしていたものの、いつしかリモコンが使えなくなりブレードの鍵の方で物理的に開錠していたようなのですがそちらも使えなくなったそうです。

これはホンダの内溝キー特有のトラブルで、原因はシリンダー内部のピンの摩耗による破損。キーを刺してもピンが動いてくれない為にシリンダーが回らないのです。そしてピッキングであれば形の変わったピンでも動かせるので開錠可能だったりします。

ということでピッキングにてドア開錠。そして大変なのはこれから。電池を交換してリモコンキーが使えればいいのですが、リモコンの受信システム自体のトラブルとなると、ドアの開錠もロックも出来ない状態になります。
お伺いすると電池は先ほど交換されたそう・・ということで本日の車の利用は諦め、このままディーラーさんで見てもらうことになりました。

そしてホンダの内溝キーの破損に関してはキーが抜けなくなってしまうトラブルも発生しがち。こちらも助人サービスでは解決できますのでもしお困りの際はご用命ください。

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by  K隊員

2022.4.4(月)雨
音はやはり自然吸気エンジンが

フェラーリ・F8トリブートのバッテリー上がり。

F8トリブートは488GTBの後継モデルとして2019年に発売されたV8ミッドシップモデル。

3.9リッターのV型8気筒ツインターボエンジン(720馬力、トルク770Nm)を搭載し、0-100km/h加速2.9秒、最高速340km/hで価格は約3300万円。

バッテリーは助手席足元にあるのでドアが壁際などで開けられない場合はちょっとやりづらい。完全放電の場合は強力なエンジンスターターでも1台ではかからないこともあるので注意が必要だが問題なく一発始動で一安心。

お客様は歴代のV8ミッドシップモデルを乗り継いでいるそうで速さや乗りやすさはどんどん進化しているが、残念なのは488GTBからターボエンジンになり自然吸気エンジンの458イタリアに比べるとエンジン音が官能的じゃなくなったこととのこと。

スーパーカーも電動化の波が来ていて、フェラーリはSF90ストラダーレ(V8エンジン)や296GTB(V6エンジン)といったプラグインハイブリッドモデルを登場させている。F8トリブートは純粋なガソリンエンジンを搭載した最後のV8ミッドシップモデルと言われているがはたしてどうなるか。

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by  I 隊員

2022.4.3(日)雨
気温20度でも車内は50度

スバル・サンバー開錠のご依頼がありました。到着し、車内を見ると小型犬が閉じ込められていました。

ご依頼から数十分が経過し、外気温22度の気持ちの良い小春日よりなのですが、車内では温度が高くなりがちなので油断は出来ません。どうやら車のトラブルとは関係ない事だからと、ご依頼時に言われなかったようです。

速攻でピッキング開錠してワンちゃんは無事救出いたしました。開錠前の車内では少しぐったりしていましたが、外に出られた瞬間から元気に走り回っており一安心です。ご主人様からお水をもらうと夢中で飲み始めました。

到着するまでワンちゃんが閉じ込められてるとは知りませんでしたが、もっと気温が高かったり出動依頼が入るまで時間がかかると命の危険度も上がってきます。

今回は無事救援出来ましたが、もっと過酷な現場もあるかもしれないと思うと、身が引き締まる思いがしました。

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by  S隊員

2022.4.2(土)晴れ
回転リフトアップシート

トヨタ・ラウムのバッテリー上がりの救援依頼です。

最後に乗ったのは2週間ほど前。電圧を測るとほぼゼロでしたが、原因のお心当たりなどは無いようです。

サージ対策をしつつジャンプ始動すると聞きなれない音が・・・。その音はセキュリティ音とも違う独特のものでした。

するとお客様が助手席を指差され「原因はこれだ」と言われました。

それは助手席リフトアップシートで、足腰のご不自由な方が乗り降りしやすい様に回転するシートで、それが完全に戻りきっていなかった為にバッテリーを使い切ってしまったようです。

シートを戻すとアラームが消えて無事復旧しました。

バッテリー上がりの原因がリフトアップシートというのは初めてだったので、少し意外で驚きました。

しかし間近で見ていると出迎え感の演出がハンパないと言いますか、これは健常者にも嬉しい座席のように感じました。

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by  A隊長

2022.4.1(金)晴れ
子供はわがまま

子供の頃はズルすることへのハードルが低いんですが、その根底には「世の中ズルしたもん勝ち」という思いが少なからずあるわけです。

でも実際はズルしたもん負けというか、世の中は至って平等と気づけるまでが子供とすれば、隊長は25歳ぐらいまで子供でしたね。

仮に全ての車をピッキング開錠します!と宣言しておいて、隠れてドアを「無理やりこじ開け」してるとしたら、いずれ必ずバレるわけです。バレる以前に開錠スキルも中途半端に終わるので、どちらにせよ明るい未来からはほど遠いだろうと思います。

少しでもズルを許容してしまうと、真面目に改善していくことがバカバカしくなるというか、地道に練習する行為に耐えられないわけです。

練習はやりたくないけれど、ピッキング開錠は極めたい・・

子供なら考えそうなことではあるんですが、大人でこれなら地獄だろうと思います。

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