東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by  K隊員

2022.10.31(月)晴れ
ホーネット復活

ホンダ・ホーネット250のバッテリー上がりの依頼。

電圧を測ると12.4Vありバッテリーは上がっていない。イグニッションをONにしても電源が入らないので、ヒューズを確認するとメインヒューズが切れていた。

ヒューズを交換すると無事にエンジンが始動したが、ヒューズが切れた原因を調べないと再発する可能性があるので、とりあえずヒューズ交換の仕方を説明し早めの点検をお願いして作業終了。

ホーネット250(250cc)は1996~2007年まで販売され、1998年にはホーネット600(600cc)、2001年にはCB900ホーネット(900cc)が発売されるなど大ヒットし現在も根強い人気があるが、今月初めにドイツで開催された「インターモト」で新型のCB750ホーネットが発表された。

ホーネットといえば250/600/900と全シリーズ4気筒エンジンを搭載していたが、新型のCB750ホーネットは755ccの並列2気筒エンジン(91.8馬力)を搭載。現状では国内導入はなしとの情報だがはたしてどうなるか。

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by  I 隊員

2022.10.30(日)晴れ
走るホテル

フィアット・デスレフ・エスプリのバッテリージャンプのご依頼がありました。

聞きなれない車名ですが、デスレフはキャンピングカーです。全長7600mm、全幅2330mm、全高2990mmと大きく、短めの10tトラックの荷台部分と言ったサイズで、内装は物凄くゴージャス。価格は約2400万円とかなりの高級車です。

コロナの勢力が弱まり、政府が旅行支援するなどして行楽に活気を取り戻しつつある今、まさに出番のデスレフなのですが、しばらく走行していなかったのでバッテリー上がりを起こしました。到着し現車を間近に見て、「やはり大きいな」と一瞬尻込みをする程に手強そうですが、中身は12Vのバッテリーを積んだ2200ccディーゼルターボの普通車なのです。

ブスブスとしばらくぶりの始動で最初はぐずっていたものの、元気よく復旧しました。エンジンが掛かかる前は、居心地の良いオシャレなホテルといった感じだったのですが、私が乗る訳でもないのに、これが走ってしまうのか!と急にワクワクします。所有は絶対無理なので、レンタルができたらいいなと本気で思ってしまいました。

デスレフで遊びに行けるとは、お客様は何とも羨ましいです。私にできるのは友達とバイクのツーリングぐらいですね。どこかに流しながら走りに行き、おいしい物を食べて温泉に入って・・そう、人生初のバンジージャンプとかスカッとしそうでいいかも知れません。

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by  S隊員

2022.10.29(土)晴れ
緊張のジャガーFタイプ

リア周りのデザインが個人的に大好きなジャガーFタイプのインロック。自身では初の対応になります。

カギは難しい部類のHU101。しかもカギ穴はフラットドアハンドルのカサの下に隠れた位置で、大変覗きにくく「ついにこの時が来てしまったか・・」という思いです。

ドアハンドルやカギ穴周りはもちろん、あらかじめ触れる可能性があるボディーにも念入りに養生を施し、ようやくピッキング開始です。

同じ101とは言っても、最近のドアハンドル下のボルボに比べてディスク枚数は多いし視界不良なので「落ち着いて慎重に」と自分に言い聞かせるようにひとつづつ丁寧に揃えていきます。

ちょうど最近、最新のメルセデス・Sクラスを想定した研修で、HU64と並行して、条件のよく似たこの101も練習していた甲斐もあり、初めてのFタイプは無事に解錠に至りました。

他社で断られて厄介なカギだとは聞いていたというお客様。「養生をしっかりしてくれたのを見て信用できたから、安心して待っていられましたよ」とのお言葉を頂きましたが、自分は平静を装いながらも最後まで緊張を緩めることができませんでした。

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by  A隊長

2022.10.28(金)晴れ
料金に無頓着な理由2

以前、腕利きのカギ屋さんから「開錠料金の高さは店の価値の高さ」みたいな話しを聞きました。

ヘタに安請け合いをしないという意味ですが、助人サービスは創業以来、みじんも思ったことがありません。

長年ずーっと大切にしてきた思いは「どうしたら一人でも多く救えるか」
それは現場で困っているお客様はもちろん、ロードサービスのオペレーターさんも含まれます。中々電話に出てくれない業者さんや、難しい案件でどこも引き受けてくれない対応などに困っているなら、助人サービスが全てを解決しようと思っています。

だけど、同業者へそんな青臭い話しをリアルにするとドン引きされるので、本音はこうした日記にひっそりと書き留めるわけです。

その昔、お得意先から「東京や横浜には助人サービスさんがいてくれて、本当に助かっている」と言われて、涙が出るほど嬉しかったんですが、そうした思い出だけで何十年も営業出来るんだから不思議ですよね。

強く何かの役に立ちたいと思って実行し続けていたら、お金の心配も消えているように思います。

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by  J隊員

2022.10.27(木)曇り
趣味のバイク

180ccバイクのバッテリー救援です。

車種を聞いてそんな排気量あったかな?と思ったんですが、到着してみると元々125ccのベース車両を排気量アップして登録も軽二輪に変更した車体でした。

普通に走行する分には問題ないくらいまで仕上がって来ているそうですがエンジン暖気後の始動性にまだ課題があるようで、今回のバッテリー救援の要請もそれが理由なんだそう。

小型バイクの排気量アップはバイク道楽としてはとても魅力的なんですよね。もちろん仕事用バイクではそんな事は出来ないのですが、なんだか若かりし日の事を思い出して懐かしくなりました。

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by  Y隊員

2022.10.26(水)曇りのち晴れ
ゴルフ練習場での開錠作業

夜のゴルフ練習場よりBMW X1の開錠依頼です。

ゴルフ練習場やゴルフ場の開錠依頼は撤収まで時間がかかることが多いです。なぜなら鍵を見つけるのに時間がかかるため。

ゴルフクラブのバッグにシューズバッグ、そして普通のバッグ、荷物が多くてどこにキーを入れたかの捜索に時間がかかるのです。特にゴルフクラブのバッグはポケットが多いですから。
更に今回は夜ですので時間がかかるかも・・と思いつつ現場到着です。

開錠作業はサクッと解決。そこから捜索作業に入ります。捜索開始5分経過し「落としたかも・・」とお客様がお話されるのでエンジンがかかるか試してみては?と提案します。エンジンがかかれば車内に鍵は絶対ありますから。

すると無事にエンジンは始動、ということで捜索を継続します。その後、数分で無事に発見。「新しいクラブバッグにしたからうっかりしちゃったよ」とお客様。

そうでした。新しいクラブバッグも大捜索に繋がるキーワードでした。今後の対応のヒントにしたいと思います。

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by  K隊員

2022.10.25(火)曇り
V8から直4へ

メルセデス・ベンツ C250のバッテリー上がり。

Cクラスといえば、メルセデスの高性能車部門のメルセデス・AMGの頂点に立つ「63」モデルの新型、「メルセデス・AMG C63 S Eパフォーマンス」が先月欧州で発表された。

従来のC63は4リッターのV型8気筒ツインターボエンジン(510馬力、トルク700Nm)を搭載していたが、新型は2リッターの直列4気筒電動ターボエンジン(476馬力、トルク545Nm)に204馬力の電気モーターを合わせて、システム出力が680馬力、トルク1020Nmと大幅に性能アップ。

F1の技術を応用した量産車初となる電動ターボチャージャーやバッテリーを搭載し、ターボラグを解消してエンジン回転全域で非常に優れたレスポンスを実現。0ー100km/h加速は従来の4.0秒から3.4秒になりかなり速くなっている。

直4エンジンで476馬力というのも凄いが、「63」モデルが直4エンジン搭載というのに時代を感じる。

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by  I 隊員

2022.10.24(月)曇り
お客様の開錠のイメージ

ジープ・コンパスの開錠のご依頼がありました。

現着するとお客様は作業時間をとても心配されており、何時間かかるのでしょうか?と質問されました。鍵穴に問題が無ければ数分で開けられますと伝えると、とても驚かれていました。

そもそもお客様はTVで見かける「開かずの金庫」のイメージをされおり、早くて数時間、遅くて数日かかることを想定されておりましたので、車のカギが全く別モノであることをご説明すると、ホッとされていました。

実際作業を進めていくと、すぐに(1~2分?)開錠しました。すると今度は「私の車は、簡単に開いてしまう車種なのですか?」と不安そうに質問されたので、とっさに「簡単ではありません」と答えましたが、その後の言葉がうまく出てきませんでした。

本当は日々、開錠技術の鍛錬を重ねて時間短縮に努めているのですが、現場では中々説明しづらい内容と感じました。開錠技術の鍛錬同様、質問への返答にも鍛錬が必要です。

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by  S隊員

2022.10.23(日)晴れ
最後のドライブ

2021年式メルセデス・ベンツ・Aクラスセダンの解錠依頼。

鍵穴を隠すカバーを丁寧に外してピッキング。解錠は問題無く終わり作業完了で撤収かという時、なぜかエンジンがかからないとお困りのお客様。

キーの電池は問題無いようなので、バッテリー電圧を測るとわずかに始動できないギリギリの電圧。

購入してからまだ1年ほど。駅前なのでほとんど乗る機会は無くて、それでもディーラーさんに言われたことを守って2週間に一度、必ずエンジンだけはかけていたとのこと。

ついに手放そうかと考えて買取業者さんに来てもらい査定してもらったのが数時間前の話で、その時はエンジンは始動できたそうですが、その後エンジンを止めての査定中に電気を使ってしまったようです。

ブースターを繋げてエンジンを始動。バッテリーのより完全な復旧のため走行充電の必要性を説明すると、最後になっちゃうかもしれないけどひさしぶりに乗ってあげなきゃね、とハンドルを握るお客様を見送って終了しました。

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by  A隊長

2022.10.22(土)晴れ
料金に無頓着な理由

新型ランドローバー・ディフェンダー110の開錠です。
5番手で出動しました。

今回面識のないカギ屋さんから「助人サービスなら開錠出来るかも」と紹介していただけたそうで、その心遣いに全力で応えるべく5分かからず開錠しました。

現場で新鮮に感じたのは料金の安さです。
「助人サービスさんはその技術があって、なぜそんなに安いんですか?」と言われて、しばらくポカンとしてしまいました。現場は車屋さんですが、これまで何度か開錠依頼をしてきた中でダントツに安いそうです。

答えは料金に無頓着だったというか、そもそも直接取引に力を入れてないからになります。助人サービスは損保系ロードサービスに力を注いでいて、料金交渉もしたことがありません。

普通は逆だろうと思います。保険の仕事は安すぎるから、直接取引で自由な料金で仕事したいと思うカギ屋さんが多いと思います。

助人サービスは料金をどうこう考えることよりも、どうしたら稼働率を上げられるか、どうしたら難しいカギを普通に開錠出来るかだけを考えていたら、20年近く経過していた感じですね。

そろそろ料金見直してみようかな・・

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by  J隊員

2022.10.21(金)曇り
なぜかご立腹?

スーパーの駐車場での救援委要請です。

出発前にご案内の電話を掛けたんですが繋がらず、時間も無いので現場に向かっていると途中で着信がありました。
番号は繋がらなかったお客様、急ぎ出て挨拶しようとしたらすごい迫力で遮られ…

「あ、ロードサービスの方?もういいので!ほんとっ…ッーッーッー」と、通話が切れてしまいました…
かけなおしても繋がらず、仕方が無いので関係各位に連絡してキャンセルという事に、

しかしながら何が何だか分からないというのはモヤモヤしますね、これはしばらく残るんだろうなあと考えていたら一時間ほど経って先程のお客様から着信がありました。

それによると乗り換えたばかりのクルマのトラブルでパニックになっていたとの事、本当に申し訳なかったと仰っていただきました。

結構モンモンとしていたのでこういったお電話を頂けると本当にありがたいです。

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by  Y隊員

2022.10.20(木)晴れ
奇跡の街並み

夜の新宿区若宮町よりNboxの開錠依頼です。

出発前に連絡すると「どんな車で来ます?」と凄く心配されたご様子のお客様。バイクで向かいます~と伝えて現着すると心配された理由がすぐに分かりました。

若宮町は古い町並みが残っている神楽坂の隣の町。なのでかなり細い路地の下り坂にNboxは停まっていて大きな車両は通ることが出来ず、軽自動車で来たとしても停める場所に苦労するような現場でした。

ということでサクッとバイクを停めて速攻で解決。お客様も早い解決に大喜びでした♪

しかしこの辺りは道路の拡張やら区画整理やらの影響を受けず、いまだに昭和の雰囲気が残る奇跡の地域。車は通り辛くて現代生活には似合わないけど・・

けれどこの辺りとか墨田区京島などの昭和の香りが強く残っている地域は何らかしらの保護を設けて残していけたらいいのに、って個人的には思ってしまいます。使いやすいだけが良い街並みとは言えないですからね。

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by  K隊員

2022.10.19(水)晴れ
ようやく開業

羽田空港でトヨタ・クラウンのインロック&バッテリー上がり。

羽田空港は定期的に依頼があるが、今回は第3ターミナル(旧国際線ターミナル)側にあるP5駐車場。

第3ターミナルといえば、当初は2020年に開業予定だったがコロナの影響で延期になっていた、直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」が2023年1月に全面開業することが発表された。展望天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」とホテルは先行して12月21日開業するようだ。

「泉天空の湯 羽田空港」は、富士山や飛行機を見晴らす露天風呂やサウナや岩盤浴や食事処などがある24時間営業の天然温泉なのでそのうち行ってみたい。

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by  I隊員

2022.10.18(火)曇り時々晴れ
48年走行

1975年ポルシェ・911のバッテリージャンプのご依頼がありました。

この車両は「ナロー・ポルシェ」と言われ、車の歴史的価値のある、プライスレスな車両です。現着してバッテリーを点検すると、通常使用できそうな状態だったのでお客様がセルを回し続けた結果、一時的にバッテリー上がりを起こしたと思われます。

補助でブースターを使用しながら始動を試みると勢いよくクランキングしますが、エンジンは着火せず始動しません。しばらく作業を繰り返しても、エンジンに火が入る気配がなかったの、お客様は「いつも見てもらっている店に、メンテナンスをしてもらおう」と言われました。

長い間乗り続けた車両なので何かの兆候があったのか、「そろそろと思っていたが、レストアの時期がきてしまったのか」とも言われており、何十年も走行できるコンディションを保ってきた信頼のお店まで、翌日にレッカー搬送となりました。

この車両は親子2代で48年間乗り続けられ、愛され続けられた車両だそうです。お客様は必ず車体をリフレッシュして「乗り続けなければならない」と言われており、生涯乗り続けたい車両だそうで、そんな車に出会えたお客様が羨ましいです。私は復旧させ、空冷ポルシェのエンジンサウンドを聞きたくて仕方ありませんでした。

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by  S隊員

2022.10.17(月)雨
新車の連結外れ

ハイゼットの開錠依頼です。鍵があるけどドアが開かなくなって困っている。エンジンがかかったままなので出来るだけ早く来て欲しいとの救援依頼。

鍵があるけどドアが開けられないという場合、運転席(カギ穴)が壁際に塞がれていてキーを差し込むスペースが無いか、カギ山の不一致か、キーの摩耗や鍵穴裏の連結外れなどの可能性が考えられます。

しかし現着してみると、壁際でもなく、キーが摩耗するほど古く無いと言いますか、目の前には2021年12月に17年ぶりにフルモデルチェンジしたばかりの、新しいハイゼット・カーゴなのでした。

まずは原因を特定するところから始めます。運転席ドアにキーを挿して回すとスカスカと完全に空転、鍵穴裏のロック機構と全く連動していない軽さなので、これでは鍵穴からのピッキング解錠は不可能になります。

ドアの隙間からのヘルパー開錠という方法のご説明をしてご同意頂き、養生を施し無事に無傷で開錠となりました。

二週間前に納車したばかりの新車という事ですが、メカキーを使ってドアを開けることがなくなって久しい今では連結外れやキー違い等、長く乗り続けていても気が付かない事もあります。新車のうちに判明できてよかったのかもしれません。

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by  A隊長

2022.10.16(日)晴れ
水の中でしか得られないモノ

自分の思い通りにならない時間というのは、まるで水の中のような感じです。必死にもがいて改善していく過程というのは、苦しくて呼吸も出来ないぐらい不自由な感じなんですよね。

ようやく改善出来たら水面から顔を出せて一息つけるんですが、しばらくすると再び厄介な課題に直面して水面下に引きずられる感じです。

でも不思議なんですよね。
何度も潜ったり浮いたりを繰り返していると、どちらがラクで苦しいか分からなくなってくるわけです。もちろん浮いているほうがラクに決まってるんですが、潜ってるときの緊張感や、自分の力が想像以上に湧き出る瞬間、はたまた未知との遭遇というのは、潜っていないと経験出来ないわけです。

プカプカと浮いていれば快楽そのものなんですが、刺激がなさ過ぎるんですよね。そのうち余計なことを考えたりして、返って苦しくなるような気もします。

深く潜っていれば余計なことを考えている余裕なんか無いままに、あっと言う間に時間だけが過ぎていく感じです。それなのに、胸が熱くなるような思い出のほとんどが水の中だけという・・

こうなると、どちらが幸せなのか分からない感じです。

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by  J隊員

2022.10.15(土)曇り
あるといいな

ハイエースのバッテリー救援です。

現場で確認すると左側を壁ギリギリに寄せた状態で止まっていました。ハイエースのバッテリー位置は助手席シートの下、通常バッテリー整備の時は助手席ドアを開放して行うのですがこれでは無理ですね。

運転席側からアクセスし、助手席シートを持ち上げてアクセスするのですが、今度は荷室の荷物が満杯でシートが30センチほどしか持ち上がりません。

エンジンの上に運転席が位置しているキャブオーバーのクルマだと、こういった簡単そうな作業でもスンナリ行かないのですがもしかしたらそれがロードサービスのだいご味なのかもしれませんね。

次期ハイエースは安全基準の変更によりボンネットがあるタイプのデザインになるそうな…
あのボンネットの中にはバッテリーがある事を切望しています。

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by  Y隊員

2022.10.14(金)雨のち曇り
給油救援のいま

首都高速に停まっている車両への給油の出動依頼です。

通常、助人サービスはオートバイで出動しているので後方警戒が出来ず高速上の救援はお断りしています。しかし今回は非常駐車帯に停まっているとの事で承らさせて頂きました。

ただ最近は数年前に起きた悲惨な放火事件の所為で携行缶への給油が厳しくなっており、携行缶禁止のスタンドも増えてきてます。給油してくれるところでも免許のコピー、使用目的の念書の作成などをする為に時間がかなりかかり、以前より到着までの時間をだいぶ頂いています。

ということで依頼から30分経過してやっと到着予定の目途がたったのでお客様へあと10分程で到着できると連絡しガソリンスタンドから出発。すると最寄りのランプより首都高へ入ろうとした瞬間にお客様から連絡。

どうやら公団の搬送車が来てしまい強制的に移動させられるとの事。あと数分で給油の救援が来ると話しても覆せないそう。

ということで指定された出口に移動開始。結局、お客様と合流できたのはそれから40分後。合流場所もお客様が向かいたかった方向と逆方向だそう・・

携行缶への給油が以前のように簡単にできたらこんなことにならなかったのに・・
自分にはどうすることも出来ないのですが、なんだかすごく申し訳なかったです。

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by  K隊員

2022.10.13(木)曇りのち雨
初めての新潟市

新潟市でアウディのインロック。

夕方の予約だったので昼前に出発したが雨が降っていてあいにくの天気。新潟の湯沢あたりではバイクの外気温計が10℃を示していたが、レインスーツを着ていてハンドルカバーやグリップヒーターもあったので都内仕様の装備でも寒さで震える程ではなかった。

今回は自宅でのインロックだったが家のカギも一緒に閉じ込んでしまったとのこと。車のキーはもう一つあるが出張に行った家族の方が持っているのでロードサービスを依頼したようだ。

新潟市内は初めて来たので観光もしたかったが時間がないので夕飯だけ食べて帰ることに。「タレかつ丼」がご当地グルメのようなので発祥の店「とんかつ太郎」に行ってみたが、運悪く社員研修で臨時休業している。

とんかつ太郎で修業した人が独立して昭和40年に創業した「とんかつ政ちゃん」も人気店のようなので、こちらでタレかつ丼に新潟の郷土料理「のっぺ」などの小鉢が付いた「にいがたうんめもん三味セット」を注文。甘辛醤油ダレのかつはもちろんごはんもうまいので定期的に食べたい味だった。

新潟なら300km超とそれほど遠くないので年に何回も行きたいがはたして次回はいつになるか。

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by  I 隊員

2022.10.12(水)晴れ
身が引き締まる3番手開錠

ヤマハ・JOGのメットイン開錠のご依頼がありました

この日は朝から晩まで災害級の大雨が降り、10月とは思えない低気温。出発連絡でお客様がまず私に言われた言葉は「寒いから早く来てほしい」でした。私が到着するとお客様はガタガタと震えていて、作業前の同意書にサインを頂く際にもやっとの思いで記入されていました。

状況は1番手に鍵屋さん、2番手にロードサービスが来てくれたのですが、どちらもギブ。2番手の業者さんが助人サービスを指名してくれたのだそうです。原因は鍵穴を覗くピッキングにおいて、スコープが曇ってしまい見えないなど、湿気が多く気温の低い、悪条件の開錠だったと言えます。

作業開始すると確かに鍵穴は見づらく、その上使い込まれたシリンダーで開錠は高難度でした。私自信もカッパが役に立たない雨の中を、バイクで走行してきて手は震えていましたが、超必死のピッキングを行い10分程で問題なく開錠。インロックしてから、4時間ぶりにようやくお客様は辛い状況から抜け出せたのでした。

以前メットインのインロックしてしまった時は、鍵屋さんがその場で鍵を複製して、上手く開錠できたようです。 今回は最終的に業者さんが助人を頼りにして頂いた案件でしたので、若輩の私は身が引き締まる思いをしました。

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by  S隊員

2022.10.11(火)曇りのち晴れ
緊張感が解ける瞬間

BMW・X3の車内に幼い子供さんが閉じ込められたとの本部からの一報。受けた依頼電話の通話中に出動指示が出たので緊迫した状況が一瞬で伝わってきます。

住所をナビに打ち込み、距離は23kmほど。状況を判断しすぐに拠点を出て首都高で現場へと急ぎます。 

子供インロックとしてはおそらく自身最長距離になります。部分的な渋滞箇所はあったものの予定時間よりも早く現着。住宅地の路上に停められたX3の周りを、お子さんのご両親と祖父母さんと思しき方々が不安そうな面持ちで取り囲んでいました。

人命優先でご挨拶や説明はほどほどに、すぐさま作業に取りかかり数分で解錠。チャイルドシートから救出された赤ちゃんはパパの腕の中で大号泣でしたが、大人は一様に安堵のご様子で笑顔へと変わりました。

今回は終了報告を指示されていたので、ロードアシスタンスの担当者様へ無事終了したことをお伝えすると、大変喜んで頂きました。皆さんの安堵された声を聞けて、私もようやく緊張感を解くことが出来たように思います。

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by  A隊長

2022.10.10(月)晴れ
技術よりも大切なこと2

先日「開錠作業はリシで行きます!」と宣言した新人隊員でしたが、あっけなく「のぞき」に戻りました。

理由は「のぞき」のほうが万能だからとのこと。助人サービスが「のぞき」にこだわってきた理由と合致しているので、これを個人の経験で学べたなら結果オーライかなと思います。

リシでも開錠作業は出来るんですが、課題は開錠率と作業時間なんですよね。およそ8割ぐらいの車種なら問題無いんですが、残りの2割は「のぞき」じゃないと安定して開錠することが出来ません。

助人サービスが8割の車種しか受注しないのならば、どんなピッキング方法できもOKなんですが、「全ての車種をピッキング開錠します」と宣言するならば、自ずと「のぞき」を極める以外に無い感じです。

「のぞき」に戻った新人隊員は毎日猛特訓してますが、難しいカギに遭遇したらすぐに諦めてしまいます。理由を聞くと、自分の思い通りにならない時間を過ごすということがとことん嫌いみたいです。

こうなると「のぞき」も「リシ」も関係無いような・・

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by  J隊員

2022.10.9(日)曇りのち雨
キーはあるはず…

ホンダ-・オデッセイの開錠要請です。
スマート機能が利かず、ドアに鍵穴はあるものの差し込むキーが無いんだそう。

スマートキーが利かない原因はいろいろとあるのですが、鍵穴に差し込んで使うキーはあるはずなんです。バッテリー上りなどで時と場所を問わずに必要になるものなのでキーに内蔵されているんですよね。

とはいえこういったキーが無いという問い合わせはとても多いです。
スマートキーが普及してから15年以上は経っているのですが、なかなか常識化しないのはこのキーが緊急用途なのだからでしょうね。

走行しながら考えているうちに現場に到着、さっそくキーを拝見するとカードキータイプのスマートキーでした…
ホンダのスマートキー初期にあったカータイプには本当にキーが内蔵されていないモノがあるんですよね(汗)

0.1%くらいで本当に物理キーが無い場合がある事がややこしくなる要因です…

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by  Y隊員

2022.10.8(土)曇りのち晴れ
異世界からの発進

雨降りの渋谷区松濤へとあるミニバンの開錠に行ってきました。

渋谷区松濤は都内有数の高級住宅街。出動するたびに建ち並ぶ要塞みたいな豪邸を見て異世界に来てしまったような感覚に陥るのでした。

ということで出動現場、要塞みたいな建物は認識できるのですが玄関が見当たりません。ここがガレージかな?という所でお客様に連絡するとガレージだと思っていたところのシャッターがブラインドカーテンのようにシャッと上がります。するとそこに屋根付きのエントランスと玄関があって車はそこに停まっていました。

無事に解決すると例のすぐ開くシャッターが開き雨の中、基地から出撃するようにバイクを発車させます。

この瞬間、サンダーバードのテーマが頭の中で流れてしまったのはおじさんだからなんだと思います・・

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by  K隊員

2022.10.7(金)雨
ジャンピングでインロック

羽田空港でトヨタ・クラウンのインロック&バッテリー上がり。

旅行から戻るとリモコンキーが反応しなかったので、内蔵のメカキーでドアを開けエンジンを始動しようと思ったが全く反応しなかったのでバッテリー上がりに気付いたとのこと。

お客様はトランクにブースターケーブルを積んでいたそうで、運よく隣に停めている人が戻って来たので事情を話し車同士をケーブルで繋いだところでインロック。

リモコンキーを車内に置きドアを閉めたままだとインロックすることがあるが、バッテリー上がりで向かったロードサービス業者が同じように閉じ込んでしまい2番手出動というのがたまにあるので、お客様が知らなかったのも無理もない。

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by  I 隊員

2022.10.6(木)雨
まさかの原因

スバル・ステラの開錠のご依頼です。現場到着後、お客様から「鍵はあるのですが」と手渡されたスマートキーには、内蔵キーがありませんでした。

スマートキーの開錠ボタンを押すとインジケーターは赤く点灯しますが、ステラは無反応です。まずはステラのバッテリー上がりを疑い、ドアをピッキング開錠しました。

しかしながら、ステラのバッテリー電圧を測定すると12V以上あります。そのまま通常始動させようとしますが無反応なので、強制認証すると無事始動出来ました。

ここまでの結果から分析すると、車のバッテリーは正常、スマートキーの電池も正常(お客様が交換されたばかり)ということから「何らかの原因でスマートキーの通信がうまくいっていません」というお話しをお客様へすると、心当たりがあるとのことでした。

実は数時間前に、スマートキーを愛犬にかじられてしまったそうです。慌てて口から取り出したようですが、それ以降ドアロックが解除出来なくなったとのこと。

原因追及に色々と悩みながら作業を進めてきましたので、正直な気持ちとしては最初から言って頂きたかったと思いました。

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by  S隊員

2022.10.5(水)雨
言えずじまい

深夜、ホンダの50CCスクーター、ディオのメットイン開錠依頼。過去にも2度ほどキーを閉じ込んでしまった事があるらしくその時も助人が対応したようだとの事前情報。

お客様の話では最初に対応した隊員はかなり苦戦していたようだったが2度目に対応した隊員はあっさりと開錠していったとのこと。それを聞いて、自分も負けじと自然と気合が入ります。

経年なりの見づらさはあったもののカギ穴の中をきれいに掃除することで警戒してた割にはすんなり解錠、お客様にもお褒め頂きました。

ほっと安心してお客様と作業後の動作確認などをしてると、あれ?そういえば以前にもこの場所来たような・・。そう、最初に対応した苦戦していた隊員とは入隊して間もない頃の自分の事だったのです。が、お客様はまったく気が付いていないご様子。

言い訳をするとその日は深夜に現場から現場へと仕事が続き、結構な雨が降る中、確かにここでハマった記憶があります。ですが今さら恥ずかしくて言い出せず、最後まで事務的に対応して爽やかにその場を後にしたのでした。

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by  A隊長

2022.10.4(火)晴れ
技術よりも大切なこと

ピッキング開錠というのは主に2種類あるわけです。「直接カギ穴をのぞく方法」か「工具を頼りに手探りの方法」かで、後者はリシとか2in1とか言われています。

助人サービスは創業以来、直接カギ穴をのぞく方法をメインにしているんですが、新人隊員からは「リシ職人を目指したいです」と相談されました。「のぞき」は複雑すぎるので、シンプルな「リシ」をメインに開錠作業していきたいとのことでした。

で、リシで練習するんですが難しいカギになるとハマるわけです。しばらくするとカギ穴をのぞいているので「あれ?リシは諦めたの?」と聞くと、「難しいカギだけ、のぞきで行きます」とのこと。

開錠技術はハマったときほど進化出来るチャンスは無いというか、リシでハマったらとことんリシで挑むべきだし、のぞきも然りですね。

最も大切なことは「思い通りにならないこと」と向き合う時間で、この時間の長さが技術の深掘りにつながり、カベを乗り越えるには避けて通れない道でもあります。ゆえに日頃から逃げ癖があると、技術も経験も浅い状態が続く傾向があるんですが・・

はたして新人隊員の選択はうまく行くのかどうか。

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by  J隊員

2022.10.3(月)曇り
ゆっくりでいいんですよ

とある待ち合わせでの作業の事です。

現着してお客様に連絡すると「あと10分位で着けると思う」とのこと、
急にポッカリと時間が出来たんで、これ幸いと有効に使う事にしました。

実は現場までの道中でブレーキレバーの動きが良くない事が気になっていたんでした。最近続いた雨のせいで可動部の潤滑に支障が出始めた感じです。
ブレーキのタッチは結構気になる部分なので早めに対処したかったんですよね。

作業自体は丁寧にやっても5分位で終わるもの、レバーを外し、きれいに注油して取り付けるだけですから。

そんな訳でレバーを取り外し、古い油分を拭ったとところで視界の隅にこちらに駆けて来る人影が!
直感でお客様だと分かりましたね、まだ最初の電話から3分も経ってないんですが(汗)

「待たせては悪いと思って」とやや息を切らせるお客様、
もの凄く恐縮しながら手の中のレバーのやり場に苦労しました…

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by  Y隊員

2022.10.2(日)晴れ
早三年

深夜、とある団地の駐車場よりタクシークラウンの開錠依頼です。

無事に開錠すると「お兄さんの仕事は忙しい?タクシーはコロナからすごく暇でさ・・」と運転手さん。

お客さんを乗せることが出来ず、だったらと自宅方面に向かい忘れ物を取りに自宅へちょっと戻ったらインロックしてしまったそうです。
「もう踏んだり蹴ったりだよね・・」

我々の仕事もコロナ前に比べるとだいぶ仕事量は減りました。特に深夜。きっとコロナを経験して夜に出かける習慣が無くなってしまったのでしょうね。
考えてみたら自分もコロナ以降は朝まで飲んで帰りはタクシーとか一度もしていませんしね。

コロナ発生からもうすぐ三年。早い完全終息を願うばかりです。

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by  K隊員

2022.10.1(土)晴れ
名前は同じAMG GTだが

メルセデス・AMG GT53のインロック&バッテリー上がりの依頼。

2019年に発売されたメルセデス・AMG GT53は、3リッターの直列6気筒ターボエンジン(435馬力、トルク520Nm)を搭載し2019年に約1600万円で発売。ポルシェ・パナメーラがライバル車となる。

1週間前に対応したAMG GTは2ドアのスーパースポーツだが、AMG GT53は5人乗りの4ドアクーペとなっている。

キーは車内にあると言っていたが解錠して捜してみたが見当たらず。スペアキーはないそうでもう一度自宅や会社を捜してみるとのことで終了したが、無事キーが見つかったかその後が気になる案件だった。

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