東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by H隊員

2007.12.31(月)晴れ
2007年を振り返る

2007年を振り返ってみる。

今年も印象深い事が少なくありません。
その中で特筆するならば、子供インロックと遠方からの依頼が多かったこと。
両依頼とも現場に向かう最中、及び作業中は精神的にきついのが正直なところ。
ですが、いくら”焦った”所で移動速度が格段に速くなる事はないし、
解錠時間が極端に短縮される訳でもない。
ましてや、焦れば焦るほど運転もピッキングも雑になる。
それでは全てを台無しにしてしまう。
要は冷静に柔軟かつ的確な判断を行う事。
それが最短で問題を解決する鍵である。

な〜んて悟った様な事を書いていますが、本当のところは焦る心を鎮めるので精一杯。
解錠技術向上に努める事のみならず精神修養も重要だと痛感した。

そして、今後も増えることはあっても減ることがないであろう始めて接する車。
錠の形状が特殊、開ける時に手順が必要、錠の場所が特殊、など等。
そんな始めてに遭遇した時にも冷静になる事は重要。
仕組みを幾つかのパターンに分け想像する。
そこで熱くなってはイメージも湧かなければ理解も出来ない。
現場で求められるのは速やかな問題解決であり、僕らはそれに答えなければならない。
それはとても難しい事かもしれないが、この仕事のやり甲斐がそこにあると考えます。

助人サービスは、皆様の求める事に答えられるよう来年も精進して行きます。



by A隊員

2007.12.31(月)晴れ
'07年ありがとうございました

進んでいる過程というのは「迷い」の連続。
けれど、振り返れば「よくやった」と思える。picture

色々な事があったけれど、歩みを止めなかったのは奇跡に近い。
支えてくれた人、励ましてくれた人全てに感謝したい。

今年はたくさん「脳」を働かした。
その恩恵は「10年計画」で、大よその方向性が見えてきた。
もちろんそのまま一直線に行くとは思ってない。
止めることなく軌道修正しながら、成果へと向かってほしい。

昨年末に「今年はもの凄い」ことになると宣言した。
まだ目に見えて現れてないけれど、「もの凄い種」はまいた感じ。
来年はその芽を大切に育てていきたい。
今のメンバーなら必ず大きな実に成長できる自信がある。

今年もたくさんの方に励まされた1年でした。
本当にありがとうございます。

来年も頑張ります!
引き続き見守っていて下さい。
よろしくお願いいたします!



by J隊員

2007.12.31(月)晴れ
寒中お見舞い申し上げます

北風が冷たい大晦日、つらつらと思い返すこの一年

漠然としてしまうけど、「全く余裕が無かった一年」これが率直な感想。
picture去年の今頃は「今年苦労した分、来年は少しゆとりがあるかも?」
なんて淡い期待を持っていたりしたのだが・・・

しかし考えてみればとても当たり前なこと、
助人の理念が「より良いサービスの提供」であるのだから。
世間様の基準に挑戦していて余裕なんてある筈がない・・・

・・何ということだろう、今年の反省をしていたら
来年の大変さまで見えてしまったではないか!

しかし嘆くことは出来ない、
その大変さが自分や助人、ひいてはロードサービス業界全体の充実に繋がり
トラブルに困っている人々の助けになるのであればむしろ喜ぶべきことである。

今年一年、日々の作業連絡で応対してくれた各コールセンターの方々、
寂しい深夜の現場対応などでは、電話越しに声を聞けるだけで随分と励まされたものです。
本当に有難うございました。
無休対応の為に不規則な勤務であると勝手に認識しております
どうかご自愛のほど、お祈りいたしております。

最後に、お世話になった全ての方々に御礼申し上げます。
本年は本当に有難うございました。



by Y隊員

2007.12.31(月)晴れ
今年最後の夜明けに思った

天狗になったり、初心に帰ったり。
簡単だったり、汗まみれになったり。
楽しかったり、ムカついたり、悲しかったり・・

初めての一年を通しての助人。
picture色んな意味で充実した時間をすごせた様に思う。

その充実した時間を過ごせるのも
率直な「ありがとう」に触れられるこの仕事のおかげ。
そしてこの仕事が出来るのは周りの環境のおかげ。
お客様、仲間、家族、友人には本当に感謝しなきゃな。
と、今年最後の夜明けを迎えながら思った。

ご覧頂いているお客様及びアシスタント会社様
今年も大変お世話になりました。
また来年も「ありがとう」と素直に言われるようがんばります!
2008年もどうぞ宜しくお願い致します!!



by Y隊員

2007.12.30(日)晴れ
不安の大掃除

練馬区旭丘でベンツGクラスの開錠依頼。
しかもお子様も閉じ込められているとの事。
中野拠点が出払っていたため急遽杉並からの出撃。
無事に到着出来るお時間は頂いていたが30分以内の到着を目指す。

環七を北上中、ちょっとした不安に陥る。
「子供インロック」
何度か対応したことはあるもののプレッシャーは半端じゃない。

ベンツの鍵は一ヶ月前まで猛特訓していた。けどここ最近は触っていない
picture普段なら3分平均の開錠時間、
プレッシャーが加わっても普段どおり行けるのだろうか・・・?
・・・「冷静に対応すれば大丈夫」と、呪文のように唱えながら目的地を目指す。

あと五分あれば到着、という時に携帯が鳴る。
「キャンセルです・・・」

依頼から20分しか経っていないのに・・
気になって現場に行ってみたもののGクラスはどこにもいない。
しかしどうやって開けたのだろう?

拠点に戻りベンツの鍵をまた猛練習した。
そう、変な不安を払拭するために・・



by J隊員

2007.12.29(土)曇り
今年も大詰め

三鷹市でVWトゥアレグの開錠依頼
ラッシュアワーも落ち着いた道路のおかげで出動後30分で解決、
急いで出かけるお客さんをお見送り〜

さてこの作業、ちょっと前の出来事。
お客さんが急いでいた為にお話も出来ず、
どういった感じでUPしようかと考えあぐねていたのだ。
しかしいつまでも寝かしておくのは写真を撮らせてくれたお客さんに申し訳ない。

・・・そんな訳で本日写真を使わせていただきました〜
pictureお急ぎのところ、撮影させていただいて有難うございました!

・・・もちろん自分の心残りを払拭したかった事もある。
年内に出来る事や来年に持ち越したくない事、
そういった事の整理で手一杯のこの時期に
ずっと心に引っ掛かっていたのが
お客さんに撮らせてもらったこの写真だったのだ。

胸のつかえが一つ取れたところで今年も残すところあと2日、
やり残した事の無いように今年を終わらせたいものである。



by A隊員

2007.12.28(金)晴れのち雨
中途半端な早さ

中央区新富の路上で、ホンダオルティアがインロックしたとの知らせ。
入電と同時にドーンと出撃。バーンと到着してピキーンと開錠。
全ての工程が15分で完了した。

お客さん・・「むちゃくちゃ早いっすね〜」
A隊員・・「中央区なら10分で来れますから」
お客さん友人・・「え?10分ですか??」

少し噛み合わないながらも、話しは続く。
お客さん・・「待った甲斐ありました。良いモノが見れました」
pictureお客さん友人・・「そうそう。何だかんだで1時間は待ったもんね〜」

初めて「ハッ」するA隊員。
どうやら「早い」というのは開錠時間だけの話し。
ロードサービスへ電話してから1時間後にA隊員がやってきた様子。

「例えば次回閉じ込んだら、直接頼めないんですか?」とお客さん。
自動車保険のロードサービスなので、カスタマーを通さないと無料にならない。
嬉しいご要望だけど、こればっかりは無理なのでご理解頂いた。

日ごろの営業不足を痛感したA隊員。
助人の知名度もまだまだというか、機動力が活かせないのが寂しい。



by H隊員

2007.12.27(木)晴れ
ランドローバー

夜も更けた頃、高田馬場の明治通りで年式不明のランドローバーインロック。
現着してみると随分と昔のランドローバーが止まっていた。

該当車輌を確認したところでお客さんの携帯に連絡する。
が、いくら呼び出しても出てくれない。
場所が場所だけに遠くに行くことはないと思うのだけれど、
コールする電話に出る気配は無い。

暫くすると遠くの方で道路工事の方がパイロンを立て始めた。
そしてだんだん近づいてくる。
どう考えても工事の邪魔になる。
見ているこちらも焦ってくる。
携帯を連続して呼び出すがやはり出てはくれない。

そうしている内にとうとう車をパイロンで囲まれてしまう。
と、ここで後ろから「鍵屋さん?」と声をかけられた。
振り返って訊ねるとお客さんだった。
「工事の邪魔になるので直ぐ開けます」と
ご本人確認をしながら伝えると意外な返答が帰って来た。

話によると
走っている最中に何等かのトラブルでエンジン停止
再始動を試みるもエンジン始動に至らず
ボンネットを開けて見ようと外に出た所でインロック
馴染みの車屋さんに連絡すると
picture直ぐ引き取りに行くけどドアは開けとく様にとの指示
色々と思い巡らした結果アシスタントさんに連絡
で、現状の説明をする為に工事関係者と交番に行っていたらしい。

事情説明を聞き終わった所で車屋さんが到着。
僕は直ぐにドアを開けた。
工事の方がパイロンをどかし、車屋さんが積み込みの準備に入った。

それを見て一安心したお客さんは
手に持っていたレジ袋の中から皆にコーヒーを配った。



by Y隊員

2007.12.26(水)晴れ
I LOVE スポーツスター

今月に入ってからスポーツスターのバッテリー救援が目立つ。
どれも04年以降の現行モデル。発売されてからもうすぐ丸4年。
ちょうどバッテリーの寿命が尽きる頃なのだろう。

Y隊員のスポーツスターは01年モデル。
ミカンの様なでっかいウィンカーが付けられた最後のモデル。
人によってはそのもっさいウィンカーが嫌で付け替えられてしまうことが多いが
Y隊員はかなり気に入っている。

そのスポーツスターで現行モデルの救援に行くと我が愛機の事がよくネタになる。
そしてよく言われるのが「そっちの方がかっこいいですね」
pictureお世辞かもしれないが、かなり嬉しい。

でもきっとただの”ないものねだり”なのだろう・・・
現行はマフラーの連結菅が無くなってプッシュロッドが見えてカッコいいし、
オイルタンクが改良されて太ももを火傷する事も無い。
そしてラバーマウントのおかげで振動が減り、
Y隊員みたいにサイドスタンドを環七で落とす事も無いだろう・・・

あぁ・・結局、自分の方が”ないものねだり”かも・・
でも、今乗っているスポーツスターを愛し続けます。



by J隊員

2007.12.25(火)曇り
妥協して良いところ

東京タワーの下でBMW 525iのインロック
急いで駆けつけライトが点いたままの対象車両を発見
速攻で開錠し、バッテリーが上がる前に救援成功だ。

さて、しきりにお客さんが不思議がっているのがインロックの原因
勝手にドアロックが作動したとの事で、原因が良く分からないのだ。

クルマを購入してまだ一月ほどのお客さん、
「自分の操作ミスかもしれない」という思いが強いようだ。

そんな訳でお客さんと二人で原因を探ってみる
pictureマニュアルを見ながらアレコレ試してみるけれど、やっぱり原因は判らない。
結果、お客さんが出したインロック防止案は・・・

「常にキーを持つ習慣をつけること」

・・キーレス標準装備の近頃のクルマからすると、便利さ半減のひどい妥協案に思える。
だがインロックを防ぐにはこれ以上ない案であることも確かだ。

ちょっと車外に出るときでもいちいちキーを抜くのは煩わしいのでは・・・
しかしそれを面倒とも言わずに現時点で最良の方法に辿り着けるお客さん
その潔さには感心させられる。

「人間、こんなところで差が出るのかも・・・」
寒気で滲む東京タワーの下でそんな風に考えた。



by A隊員

2007.12.24(月)晴れ
上を向いて歩こう

名古屋に不幸のお手本になるような友人がいる。
とある会社の支店長で今年の春に能力不足で退任、クビ同然で退職した。picture

そこまでは至って普通だが、長い間信じてきた仕事仲間から心無い中傷をあびた。
生活も難しいほどに落ち込んで、ようやく再就職を果たした友人。

「今年は色んな事がありましたが、ようやく落ち着きました」
心の整理が付いたと言う。立派なもんだ。
およそ人生における「底」を経験すると、周りの風景が変わるもの。
A隊員も助人創業時に経験してきたからよく分かる。

「自分の至らないところ」に気付くと、目標が明確になるし妥協しなくなる。
こいつに目を向けないと、たぶん同じ過ちを繰り返す。

一番まずいのは「底」にいるのに、「自分は間違っていない」と思うこと。
周りを恨んだり、他人を論じている時間なんかもったいない。
たぶん、そんなに人生は長くないと思うし、気付くんだったら早めのがいい。

「心入れ換えて頑張る」と友人。
長い間気になっていた胸のつかえが、すっと取れた感じがした。



by H隊員

2007.12.23(日)雨のち晴れ
ベンツ CLK

夕方前、世田谷区上北沢よりベンツCLKのトランクインロック。

現着すると御依頼主の他にもう一方いらっしゃった。
で、その方は何故かドアをピッキングをしている。
「もしやダブルブッキング?」

どうなっているのかお客さんに確認すると、
ピッキングしている人はお客さんの友人で鍵屋さんとの事。
たまたま駐車場で居合わせたらしい。

な〜るほど、事情は把握。
「では、交代します」と友人の鍵屋さんに伝えると
「僕が開けたら貴方はキャンセルで」と言うではありませんか。
こりゃいかん!
お客さんに確認すると「僕は早く出かけたいだけで…」と何とも言えない返答。
じゃぁ僕が直ぐ開けますのでとトランクに挑む。
pictureこの車輌はドア開けても中からトランク開かないし。

という事でトランク錠をパパッと解錠する。
すると、前のほうで舌打ちが聞こえた。

その後、お客さんと書類のやり取りをしている間に
友人の鍵屋さんはいなくなっていた。
最後に挨拶ぐらいはしたかったのですが…



by Y隊員

2007.12.22(土)曇りのち雨
ハイエースの危機

羽田空港にてレジアスハイエースの開錠依頼。
車内を見るとダッシュボードの上に赤点滅している端末。
聞けばセキュリティー付との事。

作業開始から1分程で無事開錠。セキュリティが鳴り響く中、
「なるほど・・こんな簡単に開いちゃうんじゃね〜」と御依頼主。

聞けば御依頼主の住んでいる近辺でハイエースの盗難が頻発しているとの事。
picture「警察からの指導でね、急遽セキュリティーを付けたんですが・・」
Y隊員の作業を見て更に不安が増したとの事。

10数年前に友人が持っていたハイエースは
ドアのロックは全くせず下手したらイグニッションにキーも挿しっぱなし。
だけど全然盗まれなかった。まぁ外装がボロボロだったってのもあるけど・・

そんなハイエースがターゲットになるとは・・
確かに世界的な需要を見るとランクル並かも知れない。
けど世知辛い世の中になったものだ。

ハイエースを所持されている方は十分にご注意下さい。



by J隊員

2007.12.21(金)晴れ
薄着でビックリ

石神井公園にてスクーターのメットイン開錠依頼
到着してビックリしたのがお客さんの薄着っぷり、
この寒空の下、Tシャツに短パンという格好は一瞬見間違いかと思ったほどだ。

J隊員の驚いた顔を見たのか
「・・・実は、ジョギング中にキーを落としちゃって・・」お客さんが説明してくれた。
財布なんかの大事なものが全部シートの下に入ってるそうな、

そんな訳で大至急ピッキングで開錠、
・・・が、何かが引っ掛かっているのかシートが開かない?これは少し時間がかかるかも・・・・
そう伝えようとお客さんの方を向くと、あれ?居ない・・・
辺りを見回すと離れたところで走っているお客さんを発見!
話しかけようとしたところでハタと気付いた。

それは「お客さんは何も時間潰しで運動してるのでは無く、
pictureひたすら寒くてじっとしていられないからでは?」という事。

そう考えるととてもじゃないが話せない。
急いで原因を探ると、どうやら荷物の詰め過ぎのようだ
そうと分かればやり様はある。
「バコッ」と開いたシートの中にはパンパンに詰まった防寒着が、

ようやく時節らしい装いになったお客さんを見送った頃には
師走の太陽は沈み始めていた。



by A隊員

2007.12.20(木)晴れ
愛煙家からの卒業

喫煙スペースでの思い出は多い。
開錠技術を論じたり、事業計画を思案したり。

そんな喫煙タイム中、褒め上手のY隊員から「A隊員は一貫している」と言われた。
ありがたいけれど、当の本人は「貫く」とはかけ離れた感じ。

目標を成し遂げるのはとても難しく、自我の上では「負け」の連続。
提案しては冷笑され、協力を求めるためには土下座までしてきた。
picture「貫く」なんてカッコイイもんじゃなかった。
もうそんな事を何年も続けてきて、たまたま結果として表れてきただけ。

そう考えると「貫く」という言葉が深い。
個人的「負け」の連続のその先に、「何か」があるという事か・・
何はともあれ、途中で投げ出さなくて本当に良かった。

そうそう。A隊員は忘れやすいから、ここに記しておこう。
断腸の思いでいた頃、よく「この場所」で励ましてくれたのはJ隊員。
彼が背中を押してくれなければ、今のA隊員、いや助人はあり得ない。
これまで支えてくれた気持ちは決して忘れるものではない。

本日長いこと続いた喫煙人生の最後日。
最後の1本はJ隊員とともに。今までの感謝の気持ちを込めて吸い終えた。



by H隊員

2007.12.19(水)曇り
オペル ヴィータ

市川市からオペル・ヴィータの解錠依頼。

お客さんの自宅ガレージに現着すると、年配の方が車輌のドア前にいた。
僕が到着したのに気付くと何かを隠し裏口から家の中に入っていった。

    ?

御依頼主と合流後、作業前の車輌確認をしていると、
窓ガラスのゴム部分にかなりの傷と切れがある。
お客さんに確認すると覚えが無いとの事。

ここでピンと来た。
で、ふと振り返るとさっきドアの前にいた年配の方がいた。
それに気付いたお客さん、はっ!となって
「おやじー!!車に何かしたかー!!!」と怒鳴った。
pictureここでお父さんニッと笑って「ある金属の物」を見せた。
「余計な事すんなよー!!」と怒鳴るお客さんに対して、
「昔はこれで開いたんだ!!」とお父さんの応酬。

まぁまぁと僕は中に割って入るしかない。
取り合えず一旦お二方に落ち着いてもらい、
「ある金属の物」を使用したことで中が壊れてしまい、
錠からドアを開ける事が出来ないかもしれないと伝える。

また喧嘩が始まりそうだったので、その前にサクッと解錠。
ドアノブを引くと無事に開いた。

ここでお父さん
「それって、どうやってやるんだ?難しいのか?教えてくれ」と詰め寄ってきた。
それは出来ません秘密ですと答えると
「昔はこれであいたんだけどな〜…」とシミジミ「ある金属の物」を見つめた。
最近の車は昔と違い簡単には開きません。
そう僕が言うのを全く聴いてくれていなかったのが残念でなりません。



by Y隊員

2007.12.18(火)晴れ
メカニックの気遣い

某自動車販売店にてアウディA4の開錠依頼。
営業担当の方が御依頼主。ボンネットが開いたA4がお待ちかね。
ご本人確認後、忙しいのかすぐに持ち場に戻られる営業担当さん。

ではではと作業開始し2分かからずに開錠。
工具を片付けていると一人のメカさんが様子を見に来た。

「えっ・・もう開いちゃったんですか?」と片付けている工具を凝視しながら聞いてきた。
そうなんです〜と答えると何か聞きたげな顔をしていのだが頷きながら去っていった。

pictureするとまた別のメカさんが来た。
「はやいですね〜」と声をかけてくれたがやはり何か聞きたそうだ。

そのメカさんが去るとまた別のメカさんが現れた。
「閉じこんだのは僕です!ありがとうございます!」
と話すが工具箱を見つめて何か聞きたげだ。

きっと、どのメカさんも具体的にどう開けたかを聞きたかったのだろう。
でも教えて貰えないのを知っていてか皆さん聞いてこなかった。
さすが、技術で飯を食っている人達だ。

確かに聞かれても答えられなかったです。



by J隊員

2007.12.17(月)晴れ
開錠屋泣かせな会話

「お急ぎ」とのご要望でボルボ V40 の開錠要請
「このV40、対応時はもれなく緊急度が最高値だな〜」
なんて考えながら快走すること25分、目的の和光市近くの幼稚園へ到着。

ご要望通りに大急ぎで開錠作業を進めていると、背後から話し声がする。
声の主はお客さんとそのママ友達といったところだろうか?
話し声からすると何人か集まって来ているようだ。

ママ友A 「大変!閉じ込んじゃったのね」
お客さん 「・・・ええ、でももうすぐ開くと思いますから・・・」
ママ友B 「すごい時間がかかる時もあるみたいよ」
こんな会話がJ隊員の背後で何度も繰り返される。
これはタマラン・・・ある意味、営業妨害な内容だ・・・

駐車場に続々と入ってくる車を見て急ぎの理由が分かった様な気が、
pictureどうも「お迎えラッシュアワー」に差し掛かっているようなのだ。

3、4人目のママ友が
「外車って開かないのよね〜、窓ガラス割ったって聞いたことあるわよ〜」
そう言った瞬間、発言を裏切るようにガチャリと開錠
集まっていたママ友達もパラパラと散って行き
ようやく辺りも静けさを取り戻す。

それにしてもこの時間までずれ込まなくて本当に良かった。
お迎えラッシュもいよいよピークを迎え、
続々と幼稚園に集まってくるママさん達の行列。
それを眺めながらしみじみと思った。



by A隊員

2007.12.16(日)晴れ
価格改定を考える

コンビニで突然「どうも・・日記読んでいます」と声をかけられた。
相手の方は「ロックエンタープライズ」というカギ屋さん。
同業者という事もあり、特殊車両の開錠ネタで大いに盛り上がった。

何気に「カングー」や「ベンツトランク」の開錠方法を聞かれるけれど
残念ながら「普通にピッキング」としか答えられなかった・・
ただ全身漂うオーラ?から察するに「凄腕」であることは間違いない。

「助人さんは安すぎ。ジャガーなんか労力と釣り合わないでしょう・・」
そう言われて思い出した。確かにジャガーには膨大な研究時間を費やした。
pictureなるほど価格改定か・・そんな事を考えながらお別れした。

そんな中ジャガーXJの開錠依頼。
サクッと開錠後、価格について考えてみた。
やはり、引き上げに踏み切れない何かが残った。

それは開錠時間が軽自動車と変わらない事。
何となく時間とお金が密接につながっているような・・
でも助人は時間短縮を目指すし・・

腕を磨けば磨くほど、上げにくいのではないか・
妙な不安が残った。



by H隊員

2007.12.15(土)晴れ
VW ジェッタ

夜、松戸市よりVW・ジェッタのトランクインロック。

現場付近まで到着するも住所表記が全く無い。
お客さんに連絡するも地元の方じゃ無いので良く分からないとの事。

一旦、本部に連絡しオンラインマップで誘導してもらう。
結果、時間を取らずに合流する事が出来た。

さて、作業を始めようかとトランクを見ると鍵穴が無い。
pictureお客さんに確認するとドアを開ければ問題ないとの事。
ならばと内溝キーをツルっと解錠する。
その後、お客さんに代わりオープナーを作動させるがトランクは開かない。
どうやら違う方法でトランクにアクセスするらしい。

その後、色々な手順を踏んでトランクの中を確認する事は出来た。
ところが…
鍵はとても微妙な所にあった。
そう簡単には取れそうも無い。
上手く説明できないがとても微妙なところ。

ゴソゴソとあの手この手を駆使すること暫く。
汗だくになった頃、何とか鍵を取ることが出来た。

それにしても今回の作業は、
メーカーや、その車種毎の基本的考え方の違いを感じる案件でした。



by Y隊員

2007.12.14(金)晴れ
雨の恐縮合戦

昨日雨が降りしきる中、下目黒にてBMW525iの開錠依頼。
到着するとやけに恐縮している御依頼主がお待ちかね。
「こんな天気なのに本当に、本当に、すみません・・・」

ご本人確認をしていると御依頼主の携帯が鳴る。
「はい、本当にすみません。今、作業してもらうところです。はい、すみません・・」
推測するにこのBMW、御依頼主の車ではないようだ。

そんな御依頼主の為にも早々に作業開始。
すると傘を差してくれる御依頼主。ありがたい。
pictureしかし鍵穴を覗く工具が湿気で曇ってしまい思うように作業が進まない。

苦戦している傍らでまた御依頼主の携帯が鳴る。
「・・はい、すみません。BMWの鍵は難しいようで・・30分で開けばいいかと・・」

あぁ・・申し訳ない。
きっとY隊員を焦らせない為に30分と言ってくれたのであろう。
が、逆に焦りになった。その焦りを気合に変えて
その電話から数分後に無事開錠。作業時間は約15分。
なんとか30分掛からずにすんだ。

恐縮して車を発進させる御依頼主を恐縮してお見送りした。



by A隊員

2007.12.13(木)雨のち曇り
ルノー トゥインゴ

受注担当のA隊員。
なるべく不快感を与えないよう明るく応対したいものだ。

A隊員・・「はい!助人サービスです!!」
お客さん・・「あの〜A隊員さんいますか?」
A隊員・・「はい?・あの・・私ですが・・」

いつもめずらしい案件をご依頼される車屋の社長さん。
ずっと前にA隊員が営業してからのお付き合いだ。
今回はルノーのトゥインゴを開錠してほしいとの事。picture

どうやらドライバーさんがキーを紛失した為、複製に必要な書類を取り出したい様子。
すぐ受注をH隊員に代わってもらい現場へと急行した。

トゥインゴのキーはフランスで作成しなければならず、出来上がるまで1ヶ月程。
金額にすると2〜3万円らしい。

ドライバーさんが「自分以外のトゥインゴを見たことがない」と言われるほど
あまりお目にかかれない車。
応対できる業者さんも少なく、ほとんどが「開錠した事がない」となる。

でも助人なら安心の3分ピッキングで完了。
「車の開錠に自信あり」のカンバンは伊達じゃない!かな・・



by J隊員

2007.12.12(水)晴れ
一番ツライ人

大田拠点から杉並への移動中にインロックの出動要請、
場所は川崎市多摩区、お子さんが閉じ込められているとの事でアクセルを握る手にも自然に力が入る。

何度も対応してもその度初心に戻らされるのがこの「子供インロック」だ。
・・・この寒さだし、車内の温度は平気だろうか?
・・・レスキュー隊が来て騒然としているのだろうか?
・・・こんな事を考え続けながら現場へと急ぐ自分が一番辛いのでは?
そんな風に思ってしまう。

しかしそれは違う、なんといっても
閉じ込められているお子さんが一番辛い事には違いない筈なのだから。

現場に到着するとエンジンがかかったままのBMW X3、
その傍らにはお母さんとそのご友人。
picture心配だったお子さんの様子を聞くと「ぐっすり眠ってます」との事で一安心、
ほっとしながら開錠作業を始める。

・・・うぅ・・それにしても寒い・・・
プルプル震えながら作業を進め、鼻水を2、3度啜った辺りでスンナリと開錠。
「お待たせしました!」
と、ドアを開けると中からとても暖かい風が・・・

エアコンがバッチリ効いた車内は快適そのもの、
これならぐっすり眠っていられるのも納得が行く。
それに比べて外の寒さといったら・・・

閉じ込められていたお子さんよりも、
外で待ち続けたお母さんの方が何倍も辛かったに違いない。



by H隊員

2007.12.11(火)晴れ
ポルシェ 997カレラ

昼下がり、港区某所よりポルシェ・997カレラの解錠依頼。
どうやらインロックではないらしい。

現着後お客さんに話を伺うと今回の依頼内容が明らかになった。

昨晩、仕事仲間と呑みに行った(車は自宅)
で、家の鍵をその店に忘れてきてしまった。
直ぐに気付き連絡するも、既に閉店していて連絡が取れない。
仕方ないのでその晩は同僚宅に泊めて貰う。
翌朝、ランチをやっている筈なので昼過ぎに行って見るが、なんと定休日
仕方が無いので自宅マンションの管理会社に連絡。
その時点で問題を解決できる最短が、
自宅の鍵がグローブボックスに入っているカレラの解錠。picture

マンション地下のタワーパーキングを管理の方に操作して貰う。
下から現れるカレラ。

錠を回すのに2分はかからなかった。
これでドアノブを引けば開くが、間違いなくセキュリティーが発動し
クラクションが鳴り続ける。
その事を伝えお客さんにドアを開けて貰う。

 パァーッ!!  パァーッ!!  パァーッ!!

けたたましく地下駐車場に鳴り響く警報。
そして点滅を続けるハザード。
気が遠くなりそう。

何度聴いても警報の音に慣れる事は無い、そうボンヤリと思った。



by A隊員

2007.12.10(月)晴れ
ときめきをシフトする

千葉県のゴルフ練習場にてスカイラインがインロックしたとの知らせ。
購入後まだ3ヶ月のピカピカ新車だ。

まずドアをピッキングで開錠後、室内からトランクを開ける。
ゴルフバッグの中からカギも見つかり無事完了した。

開錠後はいつものように動作確認をお願いすると
インテリジェントキーで「ピッ!」と操作するお客さん。
pictureA隊員・・「いや・その・・ドアシリンダーをキー本体でクルっと回して・・」
お客さん・・「キー本体がないんです。この車」

という事でインテリジェントキーに内蔵されているキー本体を取り出す。
バッテリー上がり等のトラブルでも、これがあれば大丈夫。
お客さん・・「ほ〜良く出来ているものですね・・」

感慨深くうなずくお客さんに見とれていると
一瞬、キーに照りつける日差しが反射してA隊員の視界をさえぎった。

「日本の車にときめきが帰ってくる」
・・どこからともなく、そんな声が聞こえた気がした。



by H隊員

2007.12.9(日)晴れ
BRABUS S-B8

国立市のゴルフ場よりBRABUS・S-B8のトランク解錠依頼。

現場でお待ちのお客さんは女性の方。
僕が到着すると走り寄って来た。
で、顔を見ると泣いている。
「どうされたんですか!?」とかなり焦りながら聞くと、
インロックしてから既に3時間以上過ぎているとの事。
随分時間が経っているので訳を聞くと、
鍵屋さんに方々問い合わせたけどことごとく断られたらり
金額で折り合いが付かなかったりしたらしい。

尽くす手無しと放心しかけた時に任意保険のロードサービスを思い出し、
picture藁にもすがる思いで連絡し、やっと着てくれたのが助人さん。
インロックの現状を解決してくれる人が来たことでホロっと来たようです。

で、断られたり金銭的に折り合いが付かなかったトランクの鍵は下向き。
確かに錠及び物理的難易度は高い。
ですが数分で解錠してしまう。

お客さんを呼びに行こうかと思ったら
開いたのに気付いたらしくこちらに走ってくる。
「ありがとうございます!」と泣きながら笑うお客さん。
その顔を見ていると、ついつい貰い泣きしてしまいそうになった。



by J隊員

2007.12.8(土)晴れ
幸せの視点変更

寒い日が続く中、都内の紅葉も見納めが近づく

山野のそれと色あいが異なるのは樹木が違うせい、
イチョウや桜の鮮やかな黄色が眩しいのが都内の初冬の風景だ。

そんな中、葉を落とし始めた街路樹の下での開錠作業、
作業自体はすぐに終わったのだが道具がひとつ足りない。
開錠中に何気に足元に置いた筈なのだが・・・

救援車両を見送った後に探し始める
路肩に積もった落ち葉をひっくり返しながら探す事数分、
picture見事にカモフラージュされた道具を見つける事が出来た。

最初から落ち葉に埋っていたのではなく
見えにくくなっていただけなのかもしれない。

そう思って腹立たしげに積もった落ち葉を眺めていると
その光景に圧倒されてきた。
2〜3センチに積もった赤黄のモザイクが
アスファルトの灰色に映えて何処までも続いている。

今まで紅葉は上ばかり見て楽しむものと思っていたのに・・・
なんだかちょっと幸せな気分になれた。



by Y隊員

2007.12.7(金)晴れ
先生への気遣い

多摩地区の某高校にてオデッセイのインロック救援。
予約だったので指定時刻10分前に到着し一応連絡する。

「あ〜○○先生ね、たぶん部活中で外に居ると思うんですけど・・・」
なるほど。部活が終わる時間を見越しての予約か。
との事で車の近くまでいく許可を頂き校内へ。

車の近くに到着すると、駆け寄ってくる御依頼主の先生。
事情をお伺いしご本人確認をし作業に入ろうとすると
「生徒を待たせているので一旦戻ってもいいですかね」まだ部活中の模様。picture

サクっとシリンダーを回しドア開けるといきなり鳴り出すセキュリティー。
もの凄い勢いで戻って来る先生「どうすれば音が消えるんですか!?」

焦りながらセキュリティーを解除するY隊員。
ふとみると校舎の陰からこちらを凝視している生徒達。

なんだか悪い事をしてしまった気がした。
万が一、生徒に説教中だったりしたら威厳が半減してしまうだろうし。

次からはこのようなシュチュエーションの時は気を付けよう。
まあ、あんまり無いと思うけど・・



by A隊員

2007.12.6(木)晴れ
めずらしく貴重な仕事

中央区京橋の路上でフォードトーラスがインロックしたとの知らせ。
年配のお客さん夫婦と合流後、速攻で開錠した。

お客さん・・「あの〜おいくらになりますか?」
pictureA隊員・・「ご安心下さい。無料になっております」

今回は自動車保険の付帯ロードサービス。
回数制限はあるものの、ほとんどの軽作業は無料となっている。
付帯ロードサービスは、ほぼ浸透してきたように思うけれど
ロードサービスを呼ぶことが「初めて」の場合が多い。

なので、もう何年もこの会話をしてきたし、これからもずっと続くと思う。
商売なのに、ほとんど「初めて」の人が対象になっている・・
改めてめずらしい仕事だなと考えた。

深々とお辞儀をするお客さんに、こちらもそれ以上のお辞儀で応える。
車に乗り込むお客さんを見送り、いつものように後片付け。

すると再びお客さんが降りてきて、唐突にみかんを荷箱の上にのせた。
お客さん・・「本当にありがとう・・これ置いときますね♪」

商売なのに、これほど人様に感謝されるとは・・
改めて貴重な仕事だと考えた。



by H隊員

2007.12.5(水)晴れ
フォード フィエスタ

池袋の立体駐車場でフォード・フィエスタのインロック。
夕方で渋滞している明治通りを避けて裏道からアクセス。

この車輌はモンデオやフォーカスと同じアブロイキーが付いている。
あの、宝箱の鍵みたいな棒状のキー
picture最近はバイク用サイクルロックにも採用されていたりするらしいです。

さて、フォード系のアブロイキーは暫く振りのH隊員。
堪能しつつも数分でシリンダーを回す。

拠点に戻ってから調べてみると、
フィエスタはヨーロッパフォードではかなり長い間生産されていると知る。
初代は1976年と言うからには既に31年程経っている。

初代の写真を見ると現在の車輌にも通じるような一貫性を感じますね〜。

リンク先を見て色だけっていわないで下さいねw



by A隊員

2007.12.4(火)晴れ
主役のタイプV

江東区でVWタイプVの開錠作業。
タイプVには3種類あって主にリヤ周りが大きな違いになっている。

前回10/2のは言わゆる乗用車で「ノッチバック」。
で、今回のはワゴン型のハッチバックになっている「バリアント」。
もうひとつは、上2つの中間のような「ファストバック」がある。

念願のタイプVを手に入れて1年ちょっとのお客さん。
「家族のメインカーなんです」と言うからビックリだ。
「エアコンなし」「カーステなし」といった条件を、
picture家族の反対を押し切り購入された様子。

以前は国産のファミリーカーで、近くでも何でも車で移動されていたとの事。
それが今では自転車が多くなり、「気合?」を入れるときにタイプVが出動する。

ただ移動する乗り物というより、楽しみのひとつになったタイプV。
それは眺めても良し、ボンネットを開けるだけでも良し、走り出したら感動が・・
開錠後、そんなタイプVの魅力で盛り上がった。

「利便性や快適さ」の流れに、あえて「待った」をかけたお客さん。
それは幸せとは別次元であることを明確に示したようにも思えた。



by J隊員

2007.12.3(月)曇りのち雨
久しぶりの不安

BMWのトランクにカギを閉じこんでしまったお客さん、
一緒に携帯電話も閉じ込んでしまい、やっとの思いで公衆電話を見つける。
そこでディーラさんへ連絡、鍵開けの手配をしてもらって一安心。

お次はディーラーさんから助人へ、早速出動となった訳だ・・・
が、聞けたのは大まかな住所とお名前だけ、ちょっと情報が足りない
不足分の情報は後から確認するとの事で取り急ぎ現場へ向かう事に。

目的地付近にさしかかってもまだ連絡は無い、
せめて住所だけでも完璧に判れば問題なく着けるのに・・・
なんて考えていると大事なことに気がついた。

お客さんは携帯も閉じこんでいる。
もし最初の電話で手配が完了したと思っているならば、
再びお客さんが電話をすることも無いハズ、つまり確認も出来ないという事だ。
クルマの横で今や遅しと到着を待っているお客さんを想像すると
picture「本当に会えるのだろうか?」といった妙に懐かしい不安感が湧き上がる。

結局、追加情報の無いまま「おそらくこの辺」というところまで到着
目を皿の様にして近辺をグルグルと探す。
3周目に入ろうか、というあたりにクルマと共に佇む人影を発見!
恐る恐る声を掛けてみると見事にお目当てのお客さんだった。

525iのMスポーツに乗るお客さん、
「意外と早かったね〜」と手配には微塵の不安も感じていなかった模様
なので余計な事は話さずにガチャリと開錠して救援完了だ。

それにしても今日感じた不安感、とても懐かしい種類の感情だった。
かれこれ十数年前、こんなにケータイが普及する前は日常的なものだったのに。




by H隊員

2007.12.2(日)晴れ
AMG S55

足立区よりAMG・S55のトランクインロック。

現場でお待ちのお客さんはとてもフレンドリーな社長さん。
これから娘さんの新車を取りに行くとの事。

トランクの錠は下向き。
難易度は高め。
picture

「時間はあるのでゆっくりやって下さい」と言われたが、
下向きには慣れているので5分も必要とはしなかった。

その後、お客さんと話をさせていただくと
これから取りに行く車は娘さんへのプレゼントらしい。

話の流れ的に何をプレゼントされるのか聴いてみると、
「あぁ〜、Eクラスの手頃な奴ですよ」とのお答え。

いや〜、Eクラスってお手頃とかそう言う次元を超えているような…

頭パンクしそうなので無理に考えるのはやめておきます。



by Y隊員

2007.12.1(土)晴れ
ポルシェと歌舞伎町

ラニーニャの影響で秋をとばしていきなり冬の寒さ。
おかげでY隊員、季節外れのシモヤケになってしまった。
例年だと2月頃になるはずなのに・・

そんな気温なので作業もバッテリージャンプの依頼が多い。
さすがの寒さにやられてしまったバッテリーが多いようだ。
連日ジャンプ作業に追われている最中、久々の開錠依頼。
しかもポルシェボクスター。

Y隊員、久々の内溝キーなのでワクワクしながら歌舞伎町に向かった。
いつもより早めに到着したはいいが御依頼主の都合でしばらく待つ事に。picture

歌舞伎町にポルシェ・・もしかして怪しい仕事の方?
まずありえ無い事なのだがキズでも付けてしまったらどうなるのだろう?
不安を抱くと不安通りになってしまう事もあるし・・シモヤケも痛いし・・

などと緊張しつつ待っていると御依頼主が登場。
どうやら怪しいお仕事の方ではないようでひと安心。
ほっとしたのも束の間、作業開始1分程で開錠。
そして御依頼主をお見送り。

あっ・・安心にかまけてポルシェの鍵を堪能するのを忘れてしまった。
でも写真は撮らせて頂けたので鍵を堪能するのは次の機会に・・



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