東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by Y隊員

2011.6.30(木)晴れ一時雨
感じ取れませんでした

湿度が高くじめっとした夜、とある洗車場へ開錠に行ってきました。

洗車場の名前を聞くと何度かお伺いさせて頂いている場所です。
どうしても洗車中ってうっかり鍵を閉じ込めがちですから
鍵開けの頻発地になりがちですよね。
なのでルート検索抜きで出発し、程なく到着です。

予定より早い到着を喜ばれるお客様。
早い理由を聞かれ、何度かここへ来た事がある旨を伝えると
「この場所、何かあるんですかね・・」とお客様。

??なぜそんな事を・・と思いつつも
洗車中はどうしても閉じ込めがちになってしまいますからね〜
とお話させて頂き、作業開始します。

お見送り後、なぜお客様はあんな事を言ったのだろう・・
と考えたらふと気付いてしまいました。
何か超常現象的なものを感じ取っていたんではないのかと・・・

霊感ゼロのY隊員、それどころか話の意味も感じ取れませんでした・・
(※写真は別の洗車場です)


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by K隊員

2011.6.29(水)晴れ
人も車もモンスター

第89回「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で、
モンスター田嶋こと田嶋伸博選手が6連覇(7勝目)を達成した。

アメリカでは「インディ500」の次に歴史の長い自動車レースで、
標高2861m地点からスタートし4301mの山頂まで一気に駆け上がる。

全長約20km、高低差1440m、コーナー数156個で、
ガードレールが殆どなくミスをすると急斜面を滑落する危険がある。

スズキ・SX4をベースにV6-3.1リッター・ツインターボエンジン
(910馬力、トルク90.5kg-m)を搭載し、車重は1090kg。

ゴール直前にオーバーヒートとパワステのトラブルが出たが、
初めて10分の壁を破る9分51秒278のコースレコード。

田嶋選手は去年還暦を迎えて現在61歳、すごすぎる。


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by A隊員

2011.6.28(火)晴れ
未来は僕等の手の中

もっと早く開錠したいとか、もう少しラクにとか・・
既存の技術を見つめ直す日々が、ずっと続いてます。

手を伸ばせば届きそうな目標を追いかける日々ですね。
たまに捕まえられるぐらいがちょうどいいです。

これからどうなるんだろう・・
今の技術でどこまで対応出来るだろうか・・
そんな不安の全てを、解消するのは出来ないかもしれないけれど、
捕まえた目標は、今まで見たことのない風景を見させてくれます。

現状、全ての車種を開錠出来ていれば問題ないし・・
そもそも改善する必要なんてないかもしれません。
でも、だからこそ、なんですよね。

当然と思っている技術を、もし変えることが出来たら・・
どんな未来が来ても怖くないように思います。

というか、この意欲さえ尽きなければ・・
自分たちが未来を創れそうな気がするんですよね。


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by H隊員

2011.6.27(月)雨
AMC

 AMC・イーグルの解錠依頼。AMC…?聞いた事があるけど全くイメージが湧かない。はて?どんな車種がラインナップにあるのだろうか?

 AMC=アメリカン・モーターズ・コーポレーションは、1954年にナッシュ=ケルビネーター・コーポレーションとハドソン・モーター・カー・カンパニーが合併して出来たアメリカの自動車メーカー。
 1970年、カイザー・ジープ(Jeepの製造元)を買収しジープブランドを展開。
 1978年、ルノーの資本導入で傘下に入る。
 1982年、アメリカ外資本から軍用車部門を切り離しAMゼネラルが独立。
 1986年、クライスラーに買収される。

 調べて見ると一時期のジープ・ブランドを作っていた会社なんですね。グランド・ワゴニア等は年に数回依頼が入るので馴染みがありますが、1986年までのピンポイントな時期だけがAMC製造のようです。それ以降はクライスラーになるみたいです。あと、チェロキーもAMCで作っていたのを知って、以前インロックの依頼を受けたお客さんの事を思い出しました。

 随分と昔の事、ジープの解錠依頼と言う事で現場に到着すると、年期の入ったチェロキーが止まっていて「実はこれジープなんですがクライスラーじゃないんですよ」とお客さん。そしてAMCとクライスラーとジープに関して簡単に歴史を説明して下さった。でも今日まですっかり忘れていたました。

 今回、AMCに関して調べまくったのでもう忘れる事はありませんゾ! でも最後の車を作ってから25年の年月が過ぎ去ったAMC。これからどんどん少なくなって今よりも見かける機会が減ると思われます。ちょっと残念です。


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by J隊員

2011.6.26(日)曇り
禁断の前ドア

サンバーのインロック開錠での事です。

作業前の確認を済ませて運転席のドアへと向かうと
「ソッチハダメデス、コチラデオネガイシマス」
そう呼び止めるお客さんは外国人の方、
そしてその指先はバックドアの鍵穴を指差しています。

車のキーはイグニッションなのに・・・不思議そうなJ隊員に
「ココガイインデス」と満面の笑みのお客さん
それならば、という事でバックドアを開錠しました。

開けてみて分かったんですが荷台には結構な荷物が、
やっぱり前のドアの方が・・・
そう思ってる間に荷物の間をすり抜けたお客さんが運転席へ、
キーを抜き取るとドアを中から開けて降りてきました。

気になったんでサインを貰う際に質問してみたんですが
「アカナインデス!」と笑顔でのお答え、
ハテ?お別れの際、確かに運転席のドアから乗り込んでったような?

いったい何が何だか・・結局分からずじまいのサンバーでした。


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by Y隊員

2011.6.25(土)曇りのち雨
見上げるマンション

港区のとあるマンションへポルシェのジャンプに行ってきました。

マンション敷地内の片隅にバイクを止めお客様へ連絡しようとすると、
スーツを着たマンションの係員の方がこちらへ来ます。
「ここはマンションの敷地内でして・・」

こちらにお住まいの方にロードサービスで来た旨を説明すると
「○○様のお車ですね。お伺いしています。少々お待ちください」
と無線でどちらかに連絡。

少しすると「こちらへ」と誘導されると同時に駐車場のシャッターがオープン。
駐車場へ降りると別の係員の方が誘導してくれます。
立体駐車場のゲートへ到着するとまた別の係員の方が駐車場を操作しており
少しするとポルシェが自分の前へ登場です。
「まもなく○○様がおいでになられますので」と係員の方。

その後、お客様と合流し無事に作業完了。
すると「後は宜しく」とお客様は戻られ
立体駐車場から出庫しアイドリング充電をするのは先程の係員の方です。

こんな高級マンションもあるんだ・・・
と、口を開けて見上げてしまった庶民のY隊員なのでした。


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by K隊員

2011.6.24(金)晴れ
エンジン音を聞けてよかった

フェラーリ・テスタロッサのバッテリー上がり救援依頼。

512BBiの後継として1984年に発売。
4943cc、V型12気筒エンジンを搭載した当時のフラッグシップ。
ボディサイドに彫りこまれたフィンが印象的だ。

久しぶりに乗るということでバッテリーは完全放電状態。

ボンネット下のラゲッジルーム右側のカバーを開けて、
バッテリーにブースターを繋ぎエンジン始動と思ったら、
セルは回るがなかなかエンジンがかからない。

何回もやっているうちにブースターのパワーが足りなくなってしまった。
現場復旧は厳しいかと思いながら予備で持ってきた
もう1台のブースターを繋いで再度チャレンジ。

10回程回してなんとかエンジン始動、かなり手強かった。


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by A隊員

2011.6.23(木)晴れ
ハマりの法則

毎日何台も開錠していると、慣れてくるというか・・
「何となく」の感覚だけで、開錠しているときがあります。

感覚が冴えているようで、すごく気持ちイイんですよね。
まるで自分が「出来る男」に思えてきたりします。

でもこれが最も危険というか・・
いつの間にかハマる原因になります。
開錠中にハマッたりするのは、一種のパニック状態なんですが・・
知らない場所で迷子になるようなもんですね。

慣れの怖さは警戒しにくいところ。
想定している状況を、より簡単で単純なところへ導きます。
気付かないうちに、パニックになりやすい体質になりますね。

そもそも「必勝パターン」というのは面倒くさいです。
分かりきった確認作業を繰り返すようで、あんまり気持ち良くないですね。
「開錠=確認作業」みたいな感じになります。

ミスが多いときほど「出来る男」への憧れは強くなるんですが・・
これが一番怖いスパイラルですね。


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by H隊員

2011.6.22(水)晴れ
あ あ〜ん あん あん

 そろそろ日も暮れようかという頃、熊谷市からアウディ・A3の解錠依頼が入った。日中に熱せられた首都高上はいつまでも暑く、ビルの屋上以上の高い場所を走っている筈なのに風が全く心地よくない。ヘルメットの内装がジメっと汗で湿るのを感じながらいくつかのJCTを通過して行く。

 嵐山小川ICで関越を降りると風の肌触りが良くなり、特に首筋を舐める風が冷んやりとしていて心地よい。あまりの気持ち良さに思わず感嘆の声を上げながら、真っ暗な道をお客さんの元へ向かった。

 アウディ・A3は森の入り口にある一軒家の前に停まっていた。バイクの音に気付いたお客さんは室内から手を降ると直ぐに玄関から出て来て下さった。
 目の前にある筈の森の奥では、眠りに就く前の鳥達が遠くで鳴いている。地図上で見ると開発が進んでいるように見えましたが、実際はまだまだ自然が色濃く残っていた。お客さんの話しによると、最近ではそこかしこでホタルが見られるとか。生息域には頗る繊細なホタルがいるってことは、それだけ水のキレイな自然が残っているという事の裏返しだと思われます。

 自然が残っているってことは虫がたくさんいる訳ですが、それは当然益虫ばかりとは限りません。作業に入ると直ぐ耳に入ってきたのは、あのとんでもなくいやな高周波、蚊の襲来です。体質的に刺されるとばんばん腫れて猛烈な痒みに襲われ寒気がしてくるので、蚊に関しては非常に敏感。でも解錠作業となるとどうしても動けない時間が発生するので、何等かの対策を採ってない場合は刺されまくりです。今回もデコを2か所と左手を刺されて、ひ〜〜〜〜っと言いながら痒み止め漬けです。

 例年は小さな携帯用蚊取り線香を持参して、やヴァそうなシチュエーションの場合は使っておりました。でも火を使うのは極力避けたいのが正直なところ。なんかいい虫除けはないかと思っていると ♪あ あ〜ん あん あん♪ とオバちゃんが踊っているコマーシャルの商品が気になってくる訳です。
 軒先にぶら下げておいてOK、雨風無問題とあるヘビーデューティーな逸品。携帯使用は明記されていませんので腰にぶら下げてって訳には行きませんが、常日頃はバイクの何処かにくっ付けておいて、解錠作業時に近くに置くって使い方はどうなんでしょう? 効果あるのだろうか??


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by J隊員

2011.6.21(火)雨のち晴れ
タイムリミット

スズキ・エブリィのバッテリー救援で伺うと
ちょっと困った事になってました。

リアシート下にバッテリーがあるタイプなんですが
片側のスライドドアのロックが固まってしまい
リアシートを倒すレバーが操作出来なくなっているのでした。
「たまに開かなくなるんですよ」そう話すお客さんは出張工事の職人さん
次の現場が待っているらしくて相当緊迫したご様子です

車内からロックレバーを力いっぱい引き上げるんですが全然ダメ、
業を煮やしたお客さんが「もう壊れても・・・」と
大きなプライヤーを持ち出した時です
外からあれこれ手伝っていたんですがスライドドアに異変を感じました。

閉まってるドアとピラーの合わせ面がなんだかズレているような?
・・・!!あわてて工具をつかんだお客さんを止めて
スライドドアを外側からぐうっと押し込みます
そしてピラーとの隙間が無くなったあたりでお客さんに合図、
するとロックボタンがするりと持ち上がったのでした。

結局はドアの歪みが原因だったようでその旨ご説明・・
とは思ったんですがお客さん、いよいよタイムリミット限界なのか
ジャンピングを済ませると矢のように発進してっちゃいました・・・

さて、お客さんが原因と対処方を分かってくれたのか少し不安ですね
たぶん大丈夫なんでしょうが落ち着いた頃に電話を入れてみる事にします。


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by Y隊員

2011.6.20(月)曇り
手振りは難しい

雨降りの夕方、世田谷区馬事公苑よりヴィッツの開錠依頼です。

車が入れない遊歩道的な所と、正確な場所が不明瞭だったんですが
勘を頼りに向かうと、ピンポイントでヴィッツを発見です。
工事車両しか入れない・・とご依頼時に伝えられていたんですが
バイクだったら車の場所まで行けそうです。

そのまま入るか悩んでいると遠くにいるご依頼主がこちらに気付いてくれました。
腕を振り「こちらに来て」的なジェスチャーをされたので敷地へ進入します。

生け垣の隙間を入り敷地の石畳の上に一旦足を付くと血の気が引きました。
足元が強烈にすべります。アクセルを開けようものならきっとすぐスリップします。

息を止めながらそろりそろりと引き戻し、なんとか石畳から脱出です。
原因を見ると木の実的なものと雨水が合わさって凄くすべるようになっています。
歩きでもつるつるして危ない感じです。

そんな事をしているとお客様が来てくれました。
「すべるから入るなって手を振ったのに〜」そういう意味だったんですね・・

ジェスチャーだけで何かを伝えるって、やっぱり難しいですね。


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by K隊員

2011.6.19(火)曇り
末っ子でも迫力充分

ハマー・H3のバッテリー上がり救援依頼。

ハマー3兄弟の末っ子で、H1、H2に比べて
コンパクトといっても2m近い車幅でかなりデカイ。

デカイ割に慣れてしまえば意外に運転しやすいらしく、
普段使いでも問題ないという事だった。

さすがに悪路走破性はかなり高いようで、
オフロードやダートコースを走るのはかなり楽しいとの事だが、
走り方によっては燃費が3km/L台のときもあるらしい。


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by A隊員

2011.6.18(土)曇りのち雨
歩行者天国??

銀座6丁目でレンタカーヴィッツのバッテリー上がりです。
ご依頼頂いてから間もなく、現場は歩行者天国に入りました。

本来なら車の目の前まで行きたいんですが・・
通行止めなので近くに止めて歩いていくことになります。

A隊員「松坂屋の前あたりでしょうか?」
お客さん「前といえば前ですね・・」
という流れでライオン銀座7丁目ビルの裏に駐輪です。
ブースター担いで中央通りへ出てみると、遥か遠くにヴィッツが・・
どう見てもユニクロの前というか5丁目のほうです。

そんな殺生なぁ・・と思いましたが・・
今更引き返すわけにも行かず、頑張って歩きました。
するとお客さんから電話が入り「なぜか始動出来ました」との事。

「時間が経過してバッテリーが復活したんでしょう」とは言えず・・
「それでは引き返します。お気をつけて・・」と電話を切った。

全身汗だくでヘトヘト・・ここは天国じゃないことは確かです。
望遠で記念撮影だけして現場を後にしました。


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by H隊員

2011.6.17(金)雨
原因不明の警告音

 マツダ・MPVのバッテリー上がりでコインパーキングに到着すると、どこからともなくピーピーと何かの警告音らしき電子音が聞こえてきた。はて?これはなんだろう??音のする方角を探すと依頼車輌から出ているような気がした。

 お客さんが到着したので車輌のドアを開けて頂くと、さっきから鳴っていたピーピーがよりハッキリと聞こえてきた。やはりMPVから音がしていたようです。鍵の抜き忘れ防止の音にも似ていたのですが、鍵はお客さんが持参していたので抜き忘れ防止ではないようです。では一体全体これは何の音?お客さんも会社の車なので詳しい事は分からないらしい。何らかの警告なのは間違いありませんので原因が分からなければ安易にバッテリージャンプも出来ません。
 お客さんと車内に異常がないか調べてみましたが、特に何も異常は見当たらなかった。むむむ…原因は車内ではなく車外?と思ったところで、以前似たような状況になった事があるような記憶が薄らと。はて?どんな状況だっただろうかと思い返すと、後ろの壁だったかポールだったかに近付きすぎて、接触警告がなり続けていたと言うのがあったのを思い出しました。もうそれしか考えられないゾと意気揚々車の後ろに回ってみましたが、何かに近付き過ぎてると言うシチュエーションではなかった。
 いよいよ原因が分かりません。残されたのは乗り逃げ防止のフラップだけ。これで鳴るのか??とかなり疑問に思いましたが、一応お客さんに清算して頂きフラップを下げると、な何と警告が止まりました。まさかの原因にお客さんと二人腕を組んで考え込んでしまいました。

 その後、ジャンプ始動も問題なくお客さんは会社へ戻られた。その場に残った僕は駐車場に添え付けられたフラップを見て、何となく釈然としない気持ちだけが残ったのでした。今度マツダさんへ行って今回のような事があるのか聞いてみようかと思います。 ※バッテリー上がりの直接的な原因はハザードの消し忘れでした※


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by J隊員

2011.6.16(木)曇りのち雨
決断の理由

開錠のご依頼でお客さん宅に伺った時のこと、
クルマのガラスにホコリが薄く積もっていました
これは長いこと乗ってない様な?

作業中に話してくれたのですが、なんでも半年ほど前
自宅でクルマの鍵を失くしてしまったんだそう。
ご自分で解決策を調べてみたそうなんですが

・出張で現場作成してもらう→早いけど料金が高額
・ディーラーさん経由で注文→リーズナブルだけど時間がかかる

の2択になったそうなんです。しばらく悩んだというお客さん
まあ急ぐ用もないし後でゆっくり、そのうち鍵が見つかるかも?
なんて思っていたらずいぶん長いこと経過していたそう。

「・・・それが先日、イキナリ家内に怒られましてね」
と、ゴムパッキンが張り付いたドアを開けながらお客さん・・・

重い腰のあがった理由がJ隊員のツボを直撃したみたい
反射的にふき出しそうになるのを堪えるのが大変でした。


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by Y隊員

2011.6.15(水)曇り時々晴れ
カッコいいなデボネア

雨降りの夜、三菱デボネアの開錠に行ってきました。

今はなき、三菱の高級セダンであったデボネア。
特に初期型は1964年から22年間も生産された長寿車。
アメリカンチックなスタイリングとそこまで古くない年式という事もあり
意外な人気車種でもあります。

その初期モデルを対応できたらいいな〜と思いながら出動すると
待っていたのは望みどおりの初期型のデボネアでした。
しかも現場は分かりづらい場所だったんですが
その独特のルックスのおかげですぐに発見です。

このモデルの最終年式というお客様のデボネア。
年式相応の痛みが車体全体にあるのですが逆にいい味を醸し出しており、
更にそのおかげで変にアメ車感が増しています。

完了後にお見送りさせて頂いたんですがエンジンは一発始動。
外装とは違いエンジンは調子がもの凄く良さそうです。

最近の三菱自動車はスポーツ車のイメージが強いんですが、
こんな独特な高級セダンをまた作ったら面白いのに・・と思ってしまいました。


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by K隊員

2011.6.14(火)曇り
大波乱!雨のカナダGP

日曜に行われたF1カナダGPは興奮した。

日本時間AM2:00にスタートし雨による2時間4分の
赤旗中断を挟みフィニッシュはAM6:06。

小林可夢偉は予選13位から2番手まで上がり初表彰台かと期待したが、
終盤路面が乾いてくるとマシンの性能差が出て7位フィニッシュ。
雨のままだったらと思うと残念だが今回も入賞でやはりすごい。

優勝したバトンは6回のピットインを行い一時は最後尾まで落ちたが、
20台抜きでファイナルラップに奇跡の逆転。
トップのベッテルをハーフスピンに追い込んだ追い上げは見事だった。

地上波は途中で打ち切りになったようだが、
フジテレビNEXTは最後まで完全生中継なのでありがたい。


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by A隊員

2011.6.13(月)雨のち晴れ
お巡りさんの制止

ホンダライフの子供インロックです。
確認書類は後回しにして速攻開錠しようとすると・・

「ちょっと待ってください」
お巡りさんに止められてしまいました。

まず子供を救出するのが一番だろうと思ったんですが・・
「お母さんの到着を待ちましょう」とお巡りさん。
お母さんは一旦自宅へスペアキーを探しに戻られたようです。
結局探しても見つからず、こちらに向かっている様子。

やっぱり本人確認してからか・・なんて思ってました。
お巡りさんはあやし方が上手ですね。子供が爆笑してます。
しばらくしてお母さんが到着し、急いで開錠して完了です。

ライフを見送りながら、ふとお巡りさんがつぶやくんですが・・
「やっぱり、知らない人にさ・・
  自分の子供を預けるのは不安かと思うんだよね・・」

止めた理由は本人確認じゃなかったんだ・・
予想外のつぶやきに一本取られました。


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by H隊員

2011.6.12(日)曇り
二重の条件

 アブロイ採用、高年式ジャガーのインロック。

 お客さんから状況をお聞きすると、エンジン始動後にトランクで荷物の積み下ろしをしていたところ勝手にロックしてしまったとの事。幸いにも自宅前だったので予備キーにてロックを解除しようとしたが、何故だかリモコンは効かない上、メカニカル・キーでも開かないらしい。
 「予備キーは電池切れじゃないのですが反応しないんですよ」とお客さんが予備キーのボタンを押すがやはり反応はない。「でね、キーで開けようと思っても全く回る気配を感じないんだよねぇ…これ」と言われながら鍵穴に差し込まれた。
 「回らないなぁ…」 キーを差し込みお客さんがカチャカチャと回すのを見ていると、鍵が奥まで刺さってないように見えた。鍵をお借りして差し込んでみるとやはり刺さりが甘い、と言うか全然奥まで入っていかない。
 鍵が本来の位置まで入って行かない場合は往々にして異物が詰まっている事が多い。ところが中を覗いてみると意外にも何も入っていませんでした。特にイタズラじゃない事にホっとしましたが、今度は鍵が入って行かない理由が分からない。どういう事だろう??と悩みながら鍵穴を覗いていると、中の一部に本来あるべき位置からズレている部品を発見。構造を鑑みればキーが入らない理由はその部品のズレにあると思われた。
 理由が分かればその改善でキーが奥まで入り回るかもしれない。と言う事で、その間違った位置にある部品を本来の位置に戻そうと試みました。
 悪戦苦闘すること暫し、専用治具にて何とか部品を戻すことに成功、そしてそのまま解錠することが出来た。

 キーが入らなかったのは砂粒のような小さなモノが入り込み、それが走行などの微振動でどんどん咬み込んでいき、内部部品が正常な位置からズレたのが主たる原因かと思われます。それと予備キーのリモコンが効かなかったのは、エンジンが始動中だったからのようです。
 今回は二つの条件が運悪く重なってしまった為に起きたインロックでした。


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by J隊員

2011.6.11(土)雨のち曇り
アウディ・クワトロ

アウディ・オールロードクワトロの開錠ご依頼
このクルマは同社のA6をベースにワイドトレッド化、
ロードクリアランスを大きくして悪路走破性を向上させたモデルです。

車名のクワトロが意味するのは「四輪駆動」
アウディ+クワトロのネーミングはスポーツカーの印象が強いです
それは30年前に世に出たフルタイム4WDのスポーツモデル
「アウディ・クワトロ」のイメージが強烈だからですね。

それまでのラリーカーでは重量増加の問題などで
話にならないとされていた四輪駆動だったんですが
当時のラリー選手権に参戦するや、そんな批判をひっくり返す大活躍

今ではラリーカーの常識でもあるフルタイム4WDを一般的にした
開祖みたいなクルマだったんですよね。

かなり過激だったご先祖様と比べて
このオールロードは高級ライトクロカンと趣は違ってるんですが
それでもグリルに光る quattro の文字を見ると
懐かしい姿が鮮やかに蘇ります。


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by Y隊員

2011.6.10(金)曇り
川越ライフ

川越市よりホンダ ライフの開錠依頼です。

「川越市」と「ライフ」でちょっと不安がよぎります。
数ヶ月前にも川越市へライフの開錠に向かいやっと到着したらキャンセル・・
今回はそんな事が無い事を祈りながら夜の関越を進みます。

なんとか一時間程で到着するとお客様が出迎えてくれます。
お客様は女性なんですがCB1100で来た事をもの凄く喜んでくれます。
「大きいバイクに乗ることが憧れなのよ〜」

そして本題のライフの開錠の為、車に近づくと
暗闇の中でやけに眩しく光る怪しげなアンサーバックの点滅。
そして聞き覚えのある「ガッシャ」という機械音。
「あれれ〜?直ったみたい・・」とお客様。

・・・嫌な予感が当たってしまいました。
またまた恐縮されるお客様を背に現場を後にします。

しかしここまで来るとさすがに何かあるのかなって考えてしまいます。
そしてもうすぐ昨年亡くなった川越のおばさんの一周忌。
しっかりお墓参りに行ってこようと思います。


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by K隊員

2011.6.9(木)晴れ
ニッサン リーフ ニスモRC

日産が電気自動車リーフのレースカーを公開した。

モーター、バッテリーなどは市販車のものを流用。
車体はフルカーボンファイバー製モノコックを使用し大幅に軽量化。
後輪駆動に変更し筑波サーキットのラップタイムは1分7秒16だ。

F1やWRCを統括するFIA(国際自動車連盟)が2013年には、
EVを使った国際レースシリーズを立ち上げたいと語っている。

EVは排気ガスや排気音を出さないので市街地や夜間のレースが
行いやすくなりそうだが、レースの大きな魅力である
エキゾーストサウンドが聞けないのはさびしい気もする。


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by A隊員

2011.6.8(水)晴れ
鞍替え

ヘルメットを買いました。
SHOEIのJ−FORCE3 RING TC−5です。

なんてことないネタなんですが・・
嬉しすぎてこうして書きたくなるわけですw

ミラーにかけてある姿を見てニヤニヤしたり・・
意味もなくシールドを開け閉めして微笑んでみたり・・
毎日楽しく稼動してますw

このモデルはかなりのロングランですね。
ショウエイに「モデルチェンジの予定はないの?」と質問してみると
「当面予定していない」との事でした。
それでも、このグラフィックに一目ぼれなのでヨシとします。

20年間ずっとライバルメーカーのアライ派でした。
アライのSZ−RAM3と比べると、軽い&かなり涼しいです。

かぶった瞬間から、気持ちがパッと明るくなるという・・
そんな素敵なヘルメットですw


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by H隊員

2011.6.7(火)曇り
V型6気筒+スーパーチャージャー

 タイトルだけ見ると車の事かと思われるかもしれませんが、実はこのエンジンをバイクに積んでるんです。と言っても発売はまだされていないらしいのですが、メーカーは今年中には発売したいと言う事です。

 さて上記のバイクなんですが、メーカーは以前の日記にも書いたことがある、ドイツのHOREX社。90年代にCKデザインさんとのコラボで作り上げた、知る人ぞ知る名車「HOREX 644 OSCA」を作ったメーカーです。空冷単気筒644ccのスポーツバイクを作る気骨あるメーカーなんですが、OSCA以降は市販車を作ってなかったようなんですねぇ。ネット上の情報によると、メーターとかの修理&リプロメーカーとして存続していたとの事です。

 OSCAより20年の沈黙を破って発表された車輌の名称は「VR6」。あれ?なんか聞いた事あるなぁ??と思ったら、なんとエンジンは以前に何度か書いたことがあるVW社の狭角V型6気筒エンジン「VR6」なんですねぇ。排気量は1,200ccでKompressorの表記があるので恐らくスーパーチャージャー付かと思われます。
 足回りは倒立フォークにモノサスペンション、フレームは極太ダイヤモンド。そのクラシカルな造形と色使いから受ける印象とは裏腹に、走りに関しては現代の技術を惜しみなく投入しているものと思われます。価格は20,000ユーロ(予定)。

 気が付くと今年も半分を消化しようとしています。果たしてHOREX VR6は発売されるのでしょうか?非常に気になります。


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by J隊員

2011.6.6(月)晴れ
二度目のカプチーノ

スズキ・カプチーノの開錠ご依頼です

このクルマが発売されたのは1990年前後、
軽自動車でもエンジンのハイパワー化による馬力規制が始まり
そしてミッドシップに2シーターのモデルの登場など
軽カーが最も熱かった時代ではないでしょうか?

そしてこのカプチーノも例に漏れず
規制いっぱいのターボエンジンにFRの駆動方式と
中身のメカはとてもホットなんですが
大人しめの曲線を基調としたスタイルが魅力的でした。

お話によるとお客さんはカプチーノを所有するのが二度目との事、
十年以上も前に一度は手放したそうなんですが
再び乗りたくなって暫く、最近ようやく探しあてたんだそうな。

「以前は気が付かなかった部分が見えてきまして」
そう話すお客さんはとても嬉しそうなのでした。

(そういえば昔乗ってたあの・・)お客さんに影響されたのか
それからかつてのバイクが頭に浮かんでは離れません


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by Y隊員

2011.6.5(日)晴れのち曇り
またまたの神宮球場

気持ちの良い晴れ空の下
神宮球場駐車場へポルシェボクスターの開錠に行って来ました。

一月ほど前にも訪れた神宮球場。
今回もゴルフ練習場のお客様からのご依頼なんですが
またまた球場のほうでは野球の試合が開催されているようです。

前回は応援のブラスバンドのおかげで
勝手に楽しく開錠作業をしてしまったのですが
今回は声援は聞こえるもののブラスバンドは聞こえません。

無事にお客様と合流すると「荷物を取りにいってくるから作業しててくれます?」
との事で一人寂しく作業開始します。

思えば個人的に久々のポルシェの開錠作業。
じっくりと格闘しながら作業を進めます。
無事にシリンダーが回ると同時に球場から試合終了のサイレン。
なんか感慨深いです。

戻られたお客様へ「無事に試合は終わってます」
と思わず言ってしまいそうでした・・ 危ないです。神宮球場・・・


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by K隊員

2011.6.4(土)晴れ
帰りはツーリング気分

千葉県館山市でトヨタ・カローラルミオンのインロック救援依頼。

お客様はトヨタの営業マンの方。
自分で何とか出来ないかと思い会社のメカニックに電話。

カギは内溝タイプで、窓ワクから道具を差し込んでもガードが
付いているので開けられないと聞きロードサービスを待つことに。

現場まで100km弱あり到着までお待たせしたが、
サクッと解錠して喜んで頂いた。

目の前が海だったので波の音を聞きながら、
お礼に頂いたコカ・コーラをグビッ、グビッ、グビッと飲む。

作業後に海を眺めながら飲むコカ・コーラは格別だ。


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by A隊員

2011.6.3(金)晴れ
作業後の期待

オートキャンプ場でベンツE240のトランク開錠です。
2番手なので、現着早々たくさんの人に心配されました。

「トランクは難しいみたいですよ」
「これ特殊なタイプみたいですが大丈夫ですか?」

お客さんなら分かるんですが・・
ギャラリーの方々へ説明していたらキリがないですね。
ましてや作業するところを間近で見られたくないので・・
それとなく伝えてみるんですが、全く引かれる様子がないです。

「このタイプを開けたことある?・・作業時間は?」
数人から質問攻めにあっていると、お客さんに助けてもらいました。
ギャラリーの方々を引き連れて、バーベキューの準備のようです。

しばらくして開錠したんですが・・
ギャラリーの方々はバーベキューに夢中で知らんぷりです。

何というか・・ちょっと寂しかったですね。


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by H隊員

2011.6.2(木)雨
Z8の印象

 以前の日記で交換予定と書いたROADTEC Z8 INTERACT。交換から1か月程なので走行距離も4,000kmとあまり進んでいませんが、先日の台風が襲来した日曜に、非常に良い印象を受けたのでちょいと書かせて頂きたと思います。

 その日は朝から台風の影響で風雨共に強く、オートバイの運転は細心の注意が必要でした。そんな昼前、秩父市の山の中にあるゴルフ場から依頼を頂いた。
 場所の確認をすると、関越道の花園で降りて皆野寄居有料道路を使うのが早く到着出来そう。と言う事で早速カッパを着込んで高速に乗ったのでした。

 暴風雨の関越道は車の巻き上げる水飛沫で煙っていた。豪雨なので比較的アベレージ・スピードは低い筈なんですが水飛沫がとんでもなく激しい。その原因は雨脚の強さで路面の水捌けが間に合わないからではないかと思われます。反対車線を走るオートバイは皆、映画トロンのライトサイクルみたいな長い尾ひれを付けていた。
 そんな中を走行していると注意しなければならないのがハイドロプレーニング現象。10年程前、豪雨の東北道下り那須付近の上り坂、その途中にポツネンと現れた巨大な水溜り。何故坂の途中に?と考える間もなく水溜りに突入した時、人生初めてのハイドロプレーニング現象を経験しました。幸いにも水溜りが横楕円だったので、リアが流れ始めた時に水溜りを脱する事ができ、なんとか事無きを得ました。その後、直近のパーキングに入り、後ろを走っていた友人に「ハイドロやヴぁかったな」と話したら「へ??何もなかったけど??」と言われハト豆状態。浮いたの僕だけで400cc単気筒の友人は浮かなかったらしいのです。
 後で調べて分かったのですが、タイヤ幅の広い方が狭いタイヤに比べ面圧とか浮力の問題で浮きやすいとか。僕のリアタイヤは180で友人は110でしたが、その70の差がハイドロプレーニング現象の発生を分けたようです。

 前置きが長くなりましたが、ROADTEC Z8は豪雨の高速で頗る素晴らしい安定感がありました。流石【新世代のウエット性能】と謳うだけの事はあるなと、ついつい上から目線での物言いも出てしまう位良いタイヤだと感じた次第です。ツーリングタイヤで迷っている人がいたら猛烈にプッシュしたい逸品でございます。
 あと性能とは関係ないのですが、タイヤの端っこにあるメッツラーのマスコットがピューっと走っているんですねぇ。これがめんこいんですよ。


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by J隊員

2011.6.1(水)曇り
エアプレーンタイプ

ハマーH3の給油口開錠です。

鍵付きのモノに交換された給油口のフタを開錠したんですが
エアプレーンタイプのデザインでした。

もともと高い高度を飛ぶ航空機が気圧変化の影響で
トラブルを起こさないよう装備されていた給油口なんで
エアプレーンタイプと呼ぶそうなんです。

そのメカニカルな外観とボディに対してフラットな
デザインから多くのクルマやバイクに採用されてます。
ただ、どちらかというとスポーツ色の強いパーツなんで
SUVのH3に違和感無く付いているのが意外でした。

クロームメッキのパーツがグリルやスペアタイヤカバーのクローム部と
上手いこと調和してるんですよね。

この辺のメッキ使いの巧さはさすがアメリカ製ですね


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