東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
得意な作業はキーとじ込みによる開錠作業 → 開錠車種一覧へ
都内6拠点からバイクで迅速に現場へ向かいます → 拠点エリアへ
年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677
 HOME  概 要  対応エリア  隊員日記 こんなときはどうするの?

過去日記一覧へ



by A隊員

2012.1.31(火)晴れ
大人の責任

子供の頃は直感的というか・・
YESとNOがハッキリしていたように思います。

でも大人はそうは行かないですね。
簡単にNOと言えるほど甘くないです。

全ては矛盾から始まるというか・・
難題を克服するには、矛盾したテーマがキッカケになりますね。
普通に考えたら「絶対ムリ」な事というか・・
相反する2つが合体すれば、さらに飛躍出来るように思います。

腹話術とか、まさにそうだったりするんですが・・
うまいのに安いとか・・確実なのに速いとか・・
探せばいくらでも出てきそうです。

「絶対ムリ」
と決め付けるときは、子供の自分が顔を出してますね。

世の中にはたくさん矛盾があって・・
たぶんそれを解決していくのが大人なんだろうと思う。


picture

by H隊員

2012.1.30(月)晴れ
限界

 「ロードサービスに連絡してスペアタイヤに交換して貰っといて、と主人に言われただけなので車の詳しい事は良く分からないんですが、これは交換しないと駄目なんですか?」

 ハイエースのパンクでホイールを外してみると、タイヤは使用限度を遙かに超えて中のワイヤーが露出しアチラコチラから空気が抜けていた。原因が原因だけに修理は不可能で交換するしかありません。ハイエースは旦那さんの仕事用で奥さんはノータッチ、今までもこれからも運転することはないそうです。

 「交換して貰った予備タイヤは緊急用?の細いタイヤではなくて普通のタイヤだと主人から聞いてます。それでもパンクしたタイヤを交換しないと駄目なんですか??今交換して貰ったタイヤのままで乗り続けられないんですか??」、奥さんの疑問は当然の事かと思います。
 何故にタイヤ交換の必要があるかとかと申しますと、他3本のタイヤも全て減り過ぎでワイヤーが出ているからなんです。このまま乗っていると他のタイヤがパンクするかバーストするのは時間の問題でしかありません。ワイヤーが出ている部分は車体内側で見難かったのですが全て奥さんに確認して頂きました。

 「あっ!これじゃ駄目ですよね、どうしよう…。実は三月に車を買い替え予定なんです。後一ヶ月ちょっとしか乗らないのにタイヤを全部交換するのはちょっと…」
 間もなく廃車を予定している車、そのタイヤ全部を交換するは金額が金額だけに躊躇してしまいます。でも仕事でハイエースを使用するならば交換しない訳には行きません。
 「やっぱ交換しかないですか〜、主人にはそう伝えときます。 でも… 替えないと駄目ですよね?やっぱり??」
 他のタイヤも既に限界を超えてます、タイヤ交換が難しいのでしたらハイエースを使わないと言う選択は?
 「多分それは無理だと思います。ところでレンタカーってどうなんでしょう?」
 調べてみないとなんとも言えませんが、恐らく月極でも交換費用より割高になると思われます
 「そうですか…一応調べてみます」 

 路面温度が上がらないこの時期、古く硬くなったタイヤは滑りやすくなっています。思わぬスピンや追突を避ける為にもタイヤの点検はお忘れなく!


picture

by J隊員

2012.1.29(日)晴れ
乗れない辛さ

ハーレー・ローライダーのバッテリー救援です。

仕事の都合でここ二年ほど乗る機会が激減したと話すお客さん
良くても週一、忙しい時はひと月も乗れないんだとか、
そのためにせっかくの余暇にもバッテリーが上がっていたり…

ブースターを繋いでエンジンはアイドリングを始めるんですが
それでもお客さんの表情は浮かないですね
きっと根本的な問題が解決していないからなんでしょう。

「いっそ仕事を辞めてしまえば…」
そう冗談ぽく笑うお客さん
相当にバッテリー上がりが苦痛になっているみたいです

一応、充電キット導入などの対策をお勧めしてはみたんですが
作業を終えてお別れした後もどんどん心配が募ってきますね
あの言葉、冗談だとは思うのですが……


picture

by Y隊員

2012.1.28(土)晴れ
携帯電話の恩恵

先日の日曜日に原宿へアルファードのジャンプに行って来ました。

お客様は携帯電話を現在所持していないとの事。
なのでみんなが知ってるラフォーレ原宿の入り口で待ち合わせ。
目印は黒のジャンパー。

日曜の原宿なので車も歩道も混んでいます。
しかし到着したラフォーレの前はもっと凄い混み方です。
建物を見るとグランバザールの文字。
テレビCMでもたくさん流れるラフォーレ原宿のセールですね。

そんな人混みを見て携帯があればすぐに合流できるのに・・
と、ない物ねだりをしてみたのですが気持ちを切り替えラフォーレ前へ突入します。

運が悪いことに黒のジャケットの方が沢山います。
人混みをぬいながらすべての方に声を掛けるも合流できず・・
どうしよう・・と立ち尽くしているとお客様の方が自分を見つけてくれました。
お客様も探し回ってくれていたようです。そして「携帯があればね・・」

普段何気なく使っている携帯電話。
その恩恵って凄く大きいんですね。今回つくづく痛感しました。


picture

by K隊員

2012.1.27(金)晴れ
それぞれのエコ

トヨタ・クラウンのバッテリー上がり救援依頼。
車は1988年式、事情があり1年程乗っていないという。

キーはあるがカギ穴が両ドアともイタズラされていたので解錠作業も追加。
バッテリーは完全放電だったがジャンピングで問題なく始動した。

点検などでディーラーに行くと毎回乗り換えを勧められるが、
父親から譲り受けた車で思い出もありなかなか手放す気になれないそうだ。

最新のエコカーに乗り換えるのもいいが、
1台の車を大事に長く乗り続けるのも立派なエコ。

日本では新車登録から一定年数を経過した車は自動車税が割増になったり、
部品の供給や値段の問題などがあるので改善して欲しいところだ。


picture

by A隊員

2012.1.26(木)晴れ
腕の見せどころ

1967年式VWビートルのバッテリー上がりです。
現着してみて驚いたんですが、お客さんお若いです。

お客さんというよりお嬢さんという感じです。
免許取って初めての車が、タイプ1というのはちょっと驚きです。

当然マニュアル車なので・・
エンストしてしまうと再始動出来ない可能性があります。
ジャンピングしてからしばし様子見充電ですね。
10分ほどで何とか再始動出来るレベルまで復活しました。

これから車屋さんへ向かうというお客さん。
心のどこかで「大丈夫かな」と思うのもつかの間、心配ご無用でした。

2.3回空ぶかししてから半クラで切り返し・・
思わず「出来る・・」と直感しましたね。
初心者とはかけ離れた雰囲気というか、音が違います。

至る所がピンクのワンポイントなんですが・・
何だか頼もしく感じました。


picture

by H隊員

2012.1.25(水)晴れ
仲間意識

 まだ凍結が路面に残る中、光岡・ガリューの解錠で埼玉県某所まで。

 解錠を終えて少し移動、自動販売機があったのでコーヒーでも飲もうかと日当たりのよい場所にバイクを停めた。熱々になっていた缶コーヒーのステイオンタブを起こし、一口すする。すると何処からともなく声が聞こえてきた。
 「ご苦労様です」そう聞こえた気がした。
 声の方へ耳を向けてみたが、聞こえてきたのは直ぐ近くで作業をする、路面に張り付いた氷をスコップで砕く金属音だけ。「気のせいだったかな?」、もう一口コーヒーをすすると、またもや微かな声が耳に入ってきた。
 「寒いのに大変ですね」今度は真後ろからハッキリとそう聞こえた。おもむろに振り返ると、そこには小さな好好爺がタバコを吸いながら日向ぼっこをしていた。

 「ご苦労様です」
 「まだまだ道路は凍ってますので気を付けて下さい」
 「滑って転んで怪我しないで下さいね」

 たまたま爺の家前に停まっただけの、見も知らぬ僕を気遣ってくれる言葉がありがたく嬉しかったので、「日向で暖かく感じますが、実際の気温は低いので、爺ちゃんも風邪ひかないようにね」と僕は言った。それを聞いて爺ちゃんは「ありがとう」と一言。その後はニコニコしながら美味しそうにタバコを吸っていた。

 コーヒーを飲み終えたのでヘルメットをかぶりエンジンをかける。出る前に今一度後ろを振り返ってみると、爺ちゃんは玄関先にあったCD125のタンクをポンポンと叩いから僕に手を振った。

 バイクに乗る者同士の仲間意識ってのがあったりします。爺ちゃんもバイク乗りなので、僕を心配し声をかけてくれたのでしょう。その気持ちはとてもとてもありがたく、コーヒー以上に温まりました。


picture

by J隊員

2012.1.24(水)晴れ
メカキー活用法

アンロックの操作を特にしなくても、ドア開錠から
エンジン始動まで出来るスマートキーの普及がすごいです。

車種によっては全てのラインナップで標準装備となっていたりして
今では直接鍵穴に挿して使うメカキーはすっかり非常用、
バッテリー上りの際くらいしか使う事が無くなってしまいました。

そんな影が薄いメカキーなんですが
スマートキーやロックリモコンでは出来ない
メカキーならではの出来る事があります

それはエンジン始動中の車外からのロック操作、
ほとんどのクルマはリモコンでは無理なんですが
メカキーでなら施錠・開錠が出来るんです。

普段だったらあまり必要の無い操作なんですがね
ジャンピング後などでエンジンを止められない場合に重宝します。

もちろん知っている人は知っている事なんですが
バッテリー上りで初めてメカキーを見たという方などは
皆さん一様に驚いてくれますね、
少しだけなんですが使い勝手が向上して嬉しそうな…

ちょっとした満足感にひたれる瞬間です


picture

by Y隊員

2012.1.23(月)曇り後雪
間違えから夢

お客様の会社駐車場へステップワゴンのジャンプ向かうと
女性お二方がお待ちになっていました。

簡易ブースターや他の車につないでも始動が出来なかったとの事。
早速、現状の電圧を測ろうとテスターを取り出すと
「えっ!そんなに小さいんですか〜??」と驚く一人のお客様。

このテスター、そんなに小さいのかな?と思っていると
もうお一方のお客様が大爆笑を始めます。

なぜ?と思っているとその笑われた方が、
「これはテスターで電圧を測る機械。ブースターじゃないわよ!」
その後3人で大爆笑。最後まで笑いが絶えない現場となりました。

でもこのサイズでジャンプできる電池が出来たら生活も一変するんでしょうね。
車は完全に電気に移行するでしょうし、家電も小さく便利になるし。
発電量も少なく済みそうなので再生可能エネルギーでまかなえそうですし。

なんて、ちょっとした間違えから色々と想像してしまいました。
でもこれだけ具体的に想像できるのならばいつかの将来は実現しそうですね♪


picture

by K隊員

2012.1.22(日)雨のち曇り
多いシチュエーション

アウディ・R8のインロック救援依頼。
アウディのフラッグシップスポーツカーで価格は1600万円台から。

ガソリンスタンドで掃除などをするため店員さんに預けたらインロック。
店員さんはなぜロックしたのかわからないということだった。

車種、メーカー問わず輸入車は誤作動によるインロックがけっこうあるが、
電波の関係なので原因を特定するのはなかなか難しい。

周りの環境やキーの置き場所などはいろいろあるが、
ガソリンスタンドでキーをイグニッションやキースロットに
差し込んだままというパターンはけっこうある。


picture

by A隊員

2012.1.21(土)雨
名もなき勇者たち

どんなに粘ってみても、妙案が浮かばないというか・・
研究課題に行き詰まってどん詰まり状態です。

本を読もうが気分転換しようが、何も出てこない。
まるで、出口の見えないトンネルですね。

「近道してゴールしたい」
心のどこかに、この不健全な期待があるんだろうと思います。
ありもしない理想へ執着すると大ブレーキですね。
重いアクセルでも、踏み続ける勇気が欲しいところです。

そもそも目の前にあるもの全ては、何らかの形で克服出来たんですよね。
携帯電話のデザインひとつ取っても・・
「こうしたい」「それはダメ」とかあったんでしょうね。

何気なく袖を通すシャツにも、ヒゲを剃るカミソリにも・・
今までなかったものを生み出すドラマがあったかも。

身の周りには、そうした奇跡がたくさんあるというか・・
なんか励まされますね。


picture

by H隊員

2012.1.20(金)雪
重なったトラブル

 初雪がチラつく中、BMW・7シリーズの解錠依頼で埼玉県某所まで。

 「なんかバッテリー上がりっぽいんだけど不思議な事に鍵が回らないんだよね?なんでだろう??」とお客さん。早速鍵をお借りしてリモコンのボタンを押してみるが言われる通り全く反応がない。次に鍵穴にメタルキーを差し込んでみるが、こちらもピクリとも回ろうとしなかった。
 物理キーが回らないって事はシリンダー側の破損が考えられる。でも外観も中身も特に壊れた様子は無かった。探りながらピッキングしてみると、シリンダーの中身は普通に動き問題なく解錠が出来た。ところが、解錠方向に回しきってみても電気的にも物理的にもロックが解除される気配がない。何の抵抗も感じ無い位軽くクルクルとシリンダーは回っていた。これはロック機能の奥側のどこかが壊れている可能性が高いと考えられます。
 物理ロックとは別に、電気的反応が無いのはお客さんの言われる通りバッテリー上がりの様です。
 と言う事でトランクに入っているバッテリーに到達する為、トランクの鍵穴に鍵を差し込んでみます。するとこちらはドアと違い普通に問題なくクルっと回り、トランクは開いたのでした。

 バッテリーに到達するべくラゲッジルームのカバーを外し、現れたバッテリーにテスターを当てて表示されたのは0v。この状態ならブースターを繋げ電源を回復すればリモコンでドアは開く筈。
 早速サージを咬ませ、ブースターを繋ぎ、リモコンボタンをピっ! すると長らく沈黙をまもり続けていた7シリーズがやっとドアのロックを解除したのでした

 何とか解決出来ましたが複数の疑問が残ります。「ドアが回るけどトランクが回らないキー」って事なら理解できますがその逆とは如何に?理由と言うか原因が気になります。


picture

by J隊員

2012.1.19(木)曇り
笑顔の参道

千葉県は香取神宮へと開錠作業で出張してきました。

財布からケータイから全て閉じ込んでしまったお客さん、
凍てつく駐車場で途方に暮れたそうなんです。

そんなお客さんを助けてくれたのが参道にあるお店の人たち、
電話を貸してくれたりお店の中で待たせてくれたりと
それはもう、本当に良くして貰ったそうなんです。

都内から距離があるんで結構な時間を待ってもらったんですが
到着後にその事を伺ってひと安心でしたね。

開錠を済ませると先程のお店の人たちも集まって来て
まるで自分の事のように喜んでくれています。
まだ参拝客も多い時期なんでお店の方も忙しいでしょうに…

なんだか良い笑顔が沢山集まってる参道ですね
きっとここはすごい神社なんだと思います。


picture

by Y隊員

2012.1.18(水)晴れ
バイク開錠の虜

マジェスティーのメットイン開錠に行ってきました。

バイクで登場した自分を見て不安そうなお客様。
更にピッキングで開ける事を伝えると
「それで開けた事あるの?」との言葉とともに不安オーラが伝わってきます。

妙なプレッシャーが掛かります。
しかもキーシャッター、ハンドルロック、シートオープンのフルコースです。
ですがなんとか20分程でシートオープンです。

「ピッキングでも開くんですね〜♪」とお客様。
以前、鍵屋さんに鍵の複製で解決してもらったことがあるそうです。
なので鍵を作る車で来なかったので来た時に不安になったんだそうです。

過去にも鍵の複製で解決した事があるお客様を対応した事があるんですが
やはりその時も大丈夫?から大満足になって頂きました。

この大どんでん返しな感じ、ちょっと癖になりそうです♪


picture

by K隊員

2012.1.17(火)晴れ
強力ブースターの出番

ランボルギーニ・ガヤルドのバッテリー上がり救援依頼。

ガヤルドのバッテリーは最新モデルのアヴェンタドールと同じく、
フロントトランク部分にあるので作業がしやすい。

一方、ディアブロやムルシエラゴはリアタイヤとフェンダーの
インナーカバーを外さないとバッテリーが見えないので交換は大変そうだ。
ジャンピングはエンジンルームにプラス端子があるので問題ないが、
周りにフレーム直付けのカーボン製のカバーがあるので、ジャンプケーブルの
プラスが接触するとショートしてしまう可能性があるので注意が必要。

今回4ヶ月乗っていないということだったが、
5リッターV型10気筒エンジンは元気に目覚めた。

音を聞くとやはりテンションが上がる。


picture

by A隊員

2012.1.16(月)曇り
ナツカC思い出

2002年式のセルシオのトランク閉じ込みです。
室内のオープナーを解除しても通電してない感じです。

電子的なトラブルでも機械的に開ければ大丈夫ですね。
お待たせすることなく直接トランクシリンダーを開錠しました。

お礼にオロナミンCを頂いたんですが・・
あまりに懐かしいというか、ここ数十年飲んだ記憶がないですね。
グビっとやってみると、思いっきりフラッシュバックしました。

そもそも子供の頃は気軽に飲めなかったんですよね。
色んな思い出の中で、何となく後ろめたいような気持ちが・・

たまに家の冷蔵庫に冷やしてあって・・
それはたぶん父親用なんですよね・・
どうやらそれを盗み飲みしたような記憶ですね。

なんかスッキリしたというか・・
ナツカC思い出でした。


picture

by H隊員

2012.1.15(日)晴れ
実は必須な標準装備

 ホンダ・フォルツァのバッテリー上がり。お客さんに状況をお聞きしながらセンタースタンドをかけようとしたところ、なんとセンタースタンドが取り外されていました。

 フォルツァ等のスクーターで多く採用されている遠心クラッチは、その名の通りエンジン回転が上がる事によってクラッチが繋がる仕組みになっています。ですので所謂ニュートラルポジションと言うのが存在せず、アイドリング位のエンジン回転が唯一のニュートラル状態になります。そう言う仕組み故、遠心クラッチ+CVTを採用しているスクーターには必ずセンタースタンドが標準で装備されています。停止状態でエンジン回転を上げなければならない時には、必ずリアタイアを浮かせないといけません、じゃないと走り出しちゃいますから。
 それ以外の安全装置として、リアブレーキレバーを握らないとセルスターターが機能しないのと、サイドスタンドを出した状態では点火がカットされセルスターターも機能しないと言うのがあります。全て意図せぬ暴走を起こさない為のシステムになっています。

 サイドスタンドのあるスクーターの場合、車体に跨ってからサイドスタンドを払いリアブレーキレバーをいっぱいに握る、そしてセルボタンを押してエンジンがかかったらそのまま走行、というパターンが多くのオーナーさんの始動方法かと思われます。ですので普段はセンタースタンドを使う事は殆ど無く、その存在自体が意識される事もありません。でもローダウンしている車体に関してはネガティブな面として捉えられる事が少なくありません。なんでかと申しますと、コーナー等で車体を傾けた時にセンタースタンドが地面に接触し、転倒してしまう危険があるからなんですね。その他には、車体が低くなった事でセンタースタンドの支点が作用点と水平に近くなり、力点にかける力が超膨大になってしまいます。この場合、大人の男性でもセンタースタンドがけに相当慣れているか、または腰の強い力のある人でないと一人でかけるのは難しくなります。その為、車高を低くした場合、センタースタンドが危険だし使えないモノとして外してしまう方がいます。あと見た目的にスマートじゃないからと言う理由もあったり。

 そんな使用頻度の少ない、時に邪魔者扱いされてしまうセンタースタンドですが、スクーターのバッテリー上がりではそれが無いと作業がとても大変になります。今回は幸いにも電圧低下が少なかった為、ブースターを繋いで暫く時間を置くと自力始動が可能な程電圧が回復しました。お客さんにはいついも通りのエンジン始動でそのままバイク屋さんへ向かって頂きました。

 日頃は影の薄いセンタースタンドですが、実はとてもとても有用な縁の下の力持ち装備であります。


picture

by J隊員

2012.1.14(土)晴れ
手軽に見えて…

シボレー・アストロの開錠作業へ行ってきました。

まずは運転席の鍵穴を回すんですが反応ナシ
不思議に思いながら助手席側に移るんですがこちらも同様です。
どうやらドア内部の連結に不具合があるようなんですが
左右両方共というのが腑に落ちませんね。

お客さんに鍵穴を回して見せながら説明すると
「そういえば…」となにか思い当たるご様子です。

それによるとロードサービスを頼む前にご自身で開錠を試みたんだとか、
職場の同僚さんの助言で窓の隙間から針金を入たんだそうですが
うまく行かなかったそうなんです。
それまでは問題なかった鍵穴だそうなんで
おそらくその作業の際に不具合が出てしまったんでしょうね

窓の隙間からのアクセスというのは手軽に見えて
意外とそうでは無いので注意が必要です。


picture

byY隊員

2012.1.13(金)晴れ
不思議なトラブル

平成12年式クラウンの開錠に行って来ました。

到着するとお宅の前には見るからに新車のクラウンハイブリット。
そして困り顔のディーラーさん。新車との入れ替え中のトラブルのようです。
その状況で何となく感じるものがありました。

愛車を手放そうとするとおかしなトラブルが起きる・・・
この仕事をしていると意外と遭遇するこの現象。
バッテリー上がりだったり今回のようにインロックであったり。

手放すのであえて消耗品を交換せずにいるのがおもな原因なのですが、
今までの愛車が「手放さないでくれ・・」と、反抗しているようにも感じてしまいます。
でもそんなオカルト的な事ありえないんですが・・

開錠後にお伺いするとキーの電池を3年以上交換していないとの事でした。
そしてボタン操作をすると点灯するはずのLEDランプが点かないので
今回は電池切れが原因のインロックで決まりですね。

でも何でこのタイミングなんだろう・・
やっぱり不思議になってしまいます。


picture

by K隊員

2012.1.12(木)晴れ
次世代スーパースポーツ

デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、
ホンダがアキュラブランドでNSXコンセプトを発表した。

軽量なボディにV6 VTEC直噴エンジンをミッドシップレイアウトで配置し、
高効率モーターを内蔵したデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、
前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の四輪駆動システムを
搭載したハイブリッドシステム「SH−AWD」を新開発。

左右のトルクを独立的に制御して、革新的なオン・ザ・レール感覚の
コーナリングが可能になったという。

3年以内に発売するそうだがどんな走りをするのか非常に興味深い。


picture

by A隊員

2012.1.11(水)曇り
ほろ苦い思い出

スカイツリーの真下で、マークUの開錠しようとしたら・・
お客さんから缶コーヒーを手渡されました。

作業前だったので、一瞬「?」と思いましたが・・
じわ〜っと古い記憶がよみがえりました。

ハーフタンブラーに苦労していた時代の話しです。
30分なんてザラで、たまに1時間とかピッキングしてました。
腕とかプルプルしてきて、本当に辛くて・・

大ハマリしてると、お客さんが缶コーヒー買ってきてくれて・・
「まぁ休みながらでいいからさ・・」と気遣ってもらったり・・
もしかして、今回のお客さんも前回のカギ屋さんがハマったのかも。

おかげ様で・・
今では作業中に休憩することもなくなりました。

思えばだいぶ成長したなぁ・・
開錠後に飲んだ缶コーヒーは、ほろ苦な感じです。


picture

by H隊員

2012.1.10(火)晴れ
銘菓ひよ子

 某会社の駐車場、クラウンの解錠を終えて鍵を取り出すと、立会いの社長さんが「ちょっと待っててね」と言い残し会社に戻られた。書類を作成しながら待つ事暫し、息を切らせて戻られた社長さんが「ありがとうね、これはお礼です」とタオルとお菓子が入った紙袋を僕に握らせた。その紙袋のあまりの立派さに、お礼と言われても受け取るのをしり込みしてしまいます。でも「遠慮しないで、たいしたもんでもないからさw」と笑いながら言われるのでありがたく頂戴いたしました。

 立派な御年賀を頂いて申し訳ないようなありがたいような気持ちでいそいそと荷箱に仕舞おうとしたら、なんと大きすぎて余裕のない荷箱には入りません。折角キレイな紙袋なんですが仕方なくゴムひもで荷箱の上へ縛り付けました。

 拠点に戻り頂いたひよ子を見てふと考え込みます。東京に来て早20年以上になりますが、そう言えばこの超メジャーな「銘菓ひよ子」を食べた記憶がありません。田舎に帰る時にお土産で買った事はありますが実は今まで未食だったとは!
 と言う事で今回初めて食べてみました。キュートな造形にグっときながらも頭からガブリと噛みつくと餡の多さに正直ビックリ。とても美味しく頂きましたご馳走様です。

 【THE MAKING まんじゅうができるまで】
 ↑ひよ子の製造工程が見られます。目を付ける時がちょっと痛そうでしたけど。


picture

by J隊員

2012.1.9(祝月)晴れ
揺るぎない法則

日中の慌ただしさがひと段落し
コーヒーを淹れたところでまたまた出動要請、
ベンツ・E320のインロック救援でした。

一口啜ったコーヒーをシンクに流しながら
お客さんに所要時間を伝えるため携帯をダイヤルします。

「もしもし、助人サービスと…」切り出したところでお客さん、
「あ〜、それが…実は別に頼んでた業者さんが今到着しまして…」
と、出動がキャンセルになってしまいました
軽くなったカップがなんとも寂しい感じです。

気を取り直して新たなコーヒーを作ったところで携帯に着信、
番号を確認すると先程キャンセルになったお客さん?
「先程の業者さん、トランクへの閉じこみだと話したら
 出来ないとの事で帰ってしまいまして…」

だいぶ前にも書いたんですがコーヒー法則の効果といったら…

一口だけ啜って行ってきます!


picture

by Y隊員

2012.1.8(日)晴れ
やっぱり良いぞスコットオイラー

先日CB1100のチェーンメンテナンスをしました。

洗浄は良くしているのですが今回はチェーンのたるみの調整もしました。
そしてこの調整、初期伸びのとき以来なので半年以上ぶり。
通常毎日乗るバイクだと月に一度はするもの。なのでちょっとビックリです。

低燃費走行を心がけているので、その事も要因しているのかもしれません。
でも一番の理由は納車と同時に取り付けたスコットオイラー。

チェーンへの給油のメンテを少しでも省けたら・・
と軽い気持ちで取り付けたんですがこんな所にも効果があるとは。

更にチェーン自体の伸びが少ないという事は寿命もかなり延びるので
チェーンの交換回数も減りお財布にやさしい・・・
なんていいパーツなんでしょう!

と、良い事尽くめの事ばかり書きましたが一つ欠点が・・
飛び散ったオイルでリア周りがすぐに汚れる事。

でもこれも早めの洗車をするきっかけになる、と前向きに捉えています。
なのでやっぱりいいパーツなのかもしれません♪


picture

by K隊員

2012.1.7(土)晴れ
バッテリーの電源カット

スズキ・ワゴンRのバッテリー上がり救援依頼。
バッテリーをチェックするとマイナス端子の所に「外す」と書いていた。

なかなか乗る機会がないのでバッテリー上がりを防ぐため、
ガソリンスタンドで−端子を外して電源をカットする
方法があるのを教えてもらったという。

お客様は女性の方で車の知識がほとんどなく、
やり方は教えてもらったが実行に移せず上げてしまったようだ。

端子を外さずにダイヤルを回すバッテリーカットターミナルをつけると
かなりらくだが、近年の車は電子制御されている部分が多く、
オーディオなどのメモリーが消えるだけでなくいろいろ不具合が出ることがある。

パワーウィンドウのオート機能が使えないなどはその場で解決できるが、
ディーラーなどで点検、リセットが必要な場合もあるので、
車種、年式によっては電源カットやバッテリー交換は注意が必要だ。


picture

by A隊員

2012.1.6(金)晴れ
時間節約の行動が・・

ハイエースのイグニッションにキーが入らないとの事。
現着してカギ穴をのぞいたら、何やら異物が詰まってます。

しばらく探ってみるんですが、何の物体かが分かりませんね。
お客さんも原因が分からない様子です。

中身が分からないと遠回りというか・・
無闇に異物を取り除くのもリスキーだったりします。
カギ穴の中でバラバラになってしまうと、さらに時間がかかるし・・
最悪取り出せなくなるケースもあります。

なので直前の行動をリサーチですね。
お客さんは都内の至るところへ納品に回ってるようです。
キーを抜いて、ダンボールを開けて中の品物を取り出して・・

すぐピーーンと来ましたね。
キーの先端でダンボールを切り裂いていました。
異物が何なのか分かれば除去作業も早いです。

「こいつか〜!」とダンボールの破片を凝視するお客さん。
長すぎるピットタイムはようやく終わりを告げるのでした。


picture

by H隊員

2012.1.5(木)晴れ
リース&クレスト

 キャデラック・DTSの解錠を終え、運転席に置いてある少し大き目のリモコンを手に取ると、そこには「DTS」と書かれた白いテープが貼られていた。その後、リモコンをお客さんへ渡し、ロック機能&キーシリンダーの動作確認をお願いすると「恥ずかしいのを見られちゃったかな?」とリモコンの白テープを僕の方へ向けた。そして「家にキャデラックが4台あって同じリモコンが複数あるんですよ。なので間違わないようリモコンに車種を書いちゃいました」と少し恥ずかしそうに笑われた。

 GM社の高級車部門キャデラック。世界的に知られた高級車ブランドですが、保守的な技術だけに留まらず他社より先んじて先進的な技術を積極的に取り入れてきた歴史があります。今では極当たり前なセルフスターターの実用化やエアコンの搭載はキャデラックが最初でした。
 高級車としてだけではなく、そう言う先進的な面も含めてキャデラックには人を虜にする魅力があようです。今回のお客さんみたいにキャデラックに魅せられ、複数所有する方も多いと聞きます。

 さて、そんな人を魅了するキャデラックですが、僕は以前からそのエンブレムが不思議で仕方がありませんでした。何となくヨーロッパ的な紋章の様な感じがするけど、その色使いの意味と言うか理由と言うか、そう言うのがサッパリ想像できないんですね。周りの丸いのは葉っぱみたいなのでリースかな?くらいは解るのですけど。で気になるので調べてみたらですね、あの色分けにはやはりちゃんと意味がありました。詳しくはこちらのEMBLEM STORYからどうぞ。

 長い長い歳月で幾度となく変更を受けたキャデラックのエンブレム。そこには以前6羽の水鳥が描かれていました。その水鳥の抽象的でキュートなデザインとは裏腹にとても深い意味があったとか。そして現行エンブレムに水鳥が描かれていないのは、またそれなりの深い意味があるのかもしれません。


picture

by J隊員

2012.1.4(水)晴れ
スタートダッシュ・2012年

年明け早々、忙しく走り回ってます。
景気の低迷もあって静かなお正月かな?と懸念してたんですが
全然そんなことはなかったですね。

空いている道路のお陰で迅速に到着して解決、
そしてすぐ次の現場へと……結果として多くの方に喜んで戴けました。
何事も最初が肝心ですからね、
お正月からひどくお待たせしてしまうケースが無くて何よりです。

出動先は時節がら、初詣の参拝名所が多くて
なんだか数日でかなりの数の神社仏閣を周ったような?
混み合ってたんでしっかりお参りする時間は無かったんですが
遠くからコッソリ初詣すること数ヶ所、
しかも御利益ありそうな有名どころばかり!

そんな訳で今年もよい年になりそうです。
最初に行ったところ以外は初では無いという気もしますが…

細かいことは置いておきつつ、本年も宜しくお願いいたします。


picture

by Y隊員

2012.1.3(火)晴れ
本年も宜しくお願いいたします

昨日、池上本門寺の近くへステップワゴンのジャンプに行ってきました。

やはり初詣の参拝客で凄い賑わい。交通規制などもあったのですが、
バイクの機動力を最大限に生かして現場に到着です。

「バイクだから早いんですね〜」とお客様。
更に自分の稼働車両CB1100を見て「僕も欲しいバイクなんですよ〜」

バイク好きのお客様。作業をしながらバイク談義をさせて頂きます。
そして「いいな〜好きなバイクに乗って直接感謝される仕事ができて」

いつもは「バイクで大変ですね」とか「寒いでしょ?」などつらさを労われる事が多く
そんなお言葉を頂きビックリしてしまいました。
それと同時に感謝される仕事という言葉にハッとします。

新人の頃はお客様から「ありがとう!」と言って頂けるのが
嬉しくってしょうがなかったんですが、最近もそうかというと・・・

でも、年の始めに初心に帰る事が出来て良かったです。
なんか今年もしっかり仕事ができそうな予感がしました♪


picture

by K隊員

2012.1.2(月)晴れ
スリラー・イン・つばさ橋

首都高湾岸線の鶴見つばさ橋でBMWの救援依頼。
トラブルでレッカー車を呼んだが積載する前にインロック。

バイクなので基本的に高速本線上は依頼を断っているが、
今回は首都高のパトロールカーも現場にいるということで出動することに。

到着後3車線の左側を規制してもらい作業開始。

夜間で海面から57mの橋の上ということで、
風が強くかなり寒かったが無事解錠。

パトロールカーが後ろに止まっているので安心感はあったが、
トラックなどが突っ込んでくるニュースをたまに見るので、
なかなかスリリングな現場だった。


picture

by F隊長

2012.元旦(日)晴れ
謹賀新年

あけましておめでとうございます

よくニュースなどで聞こえる「街はクリスマス一色です」「お正月一色」などの
フレーズにあるように、日本は時事の行事を過剰かと思えるほど演出します。
隊長も少しばかり若い時は「こんなに派手にしなくてもよかろうに」と思っていました。
多分に商業主義の匂いが鼻についたり、全体主義的な香りがする行動のマス化が起きることに拒否感を持っていた時期を思い出します。

今になって分かるのは、「年を喰うと季節感に疎くなる」ということ。
まったくクリスマスの感じがしない。
正月の感じを読み取れなくなってきた自分としては、過剰なまでの町並みの演出や
どうでもいい新聞チラシのクリスマスセールや初売りの欠片を寄せ集めて初めて、
その気分が蘇るのです。 商業主義バンザイです。

過ぎる一年のスピードが増していくのをハッキリと認識でき、
どんどん生活がエコ(地味)になっていく自分。
我が身が車だとしたら申し分ない状態で走り続けています。

時事の行事が高速道路上のサービスエリア的な心の余裕と思って
楽しもうと心掛けています。
この元日からも雰囲気だけは味わって、電話口で待機しております。

お休みの取れる皆様は、是非に東名海老名ばりのSA気分を謳歌して頂きたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします


picture

一番上へ