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ランチア

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picture デルタ HFインテグラーレ | イプシロン








by  A隊長

2021.10.24(日)晴れ
16年越しの出会い

1995年式ランチア デルタ HFインテグラーレの開錠です。お得意さんからは「ドアのカギ穴がディンプルキーですが大丈夫ですか?」と心配されました。

現場でもお客様から同様の内容で心配されましたが、無事ピッキングして開錠しました。

実は以前ランチアのディンプルキーは研究していたんですが、さかのぼること16年前になります。すごいですよね、16年前って・・ 赤ちゃんが高校生になっている時間です。研究レポートは残っているんですが、作った本人が全く記憶に残っていないわけです。

あまりに時間が経過しすぎてどんなカギだったかも忘れかけていましたが、ピッキング中に16年前へタイムスリップすることが出来て無事開錠した感じです。

これまで難しいカギと遭遇する度に準備してきて、実際に現場で攻略していく流れでしたが、準備してから実際に開錠するのに16年かかったのは初めてです。

なんか胸のつかえが取れてスッキリした感じがします。

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by  Y隊員

2011.11.17(木)晴れ
未知の恐怖

2006年式ランチア・イプシロンの開錠依頼です。

Y隊員、初めて対応させて頂くランチア・イプシロン。
というか勉強不足でどんな車か全く知りません・・

ストラトスやデルタなどレースで活躍したスポーツ車の知識は多少あるものの
正直、他のランチア車は個人的にあまり調べていませんでした。

ここ五年以内の年式の車だし、きっと変わった鍵は付いていないだろう・・
でも油断出来ないヨーロッパ車だし・・
と、疑心暗鬼を膨らませながら現場に向かいます。

待っていたイプシロンはヨーロッパ的なハイセンスを漂わせたコンパクトカー。
勝手にスポーツ車をイメージしていたので変に驚いてしまいました。
そして肝心の鍵は・・何とか開錠です。

日記用にお車の撮影のお願いをすると「珍しい車ですからね〜」とお客さま。
こちらが「珍しい・・」と伝えなくてもすぐにご理解頂けたようです。
さすがイプシロンのオーナーさんです。

しかし未知のモノって変に恐いですよね。

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