東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by H隊員

2005.10.31(月) 曇
鍵穴から出てくるものは…

ホンダステップワゴンの開錠依頼。
現場は新築の一軒家で、家の鍵も閉じ込んだお客さんが立ち尽くしていた。
お客さんは若奥さん、家にも入れない状態でかな〜り慌てた様子。
僕が到着すると涙目で喜んでいた。
聞くところによると最近引っ越してきたばかりで近くに知人もいなくて心細かったとのこと。
一頻り話を聞いて落ち着いてもらってから作業に入る。
工具をセットして鍵穴を覗くと何やら変。
ディスクが見えない。
「??」
ピックを差し込んで中を触ると柔らかい物が大量に詰まっている。
少しずつピックでほじって取り出してみると、それは針葉樹の葉っぱ。
たまたま入ったにしては量があまりにも多すぎ。
悪戯の可能性があった。
そのことをお客さんに伝えると、以前住んでいたところがあまり治安の良いとこではなかったらしい。
物が物だけに子供の可能性も考えられる。
何にせよ詰まっている物が葉っぱで良かった、簡単に取れるから。
葉っぱを取り出しサクサクっと開錠、そして鍵穴を洗浄。
グリスアップもして動作確認後終了。

帰り道、ふと思い出しのが今年の桜の季節。
某公園脇に路駐されている車の鍵穴に、花のついた桜の小枝を差し込んでいる子供がいた。
子供の来た道を振り返ると、並んでいる車10台程には既に桜の小枝が刺さっていた。
「悪戯しちゃ駄目だよ」と声をかけると「キレイでしょ」と無邪気に返された。

 無邪気
  (1)あどけなくて、すなおな・こと(さま)
  「―に笑う」「―な子供」
  (2)悪気やねじけた気持ちのない・こと(さま)
  「―な言動」
  (3)深い考えのない・こと(さま)
  「身に落ちかかる災を知らぬとすれば―の極(きわみ)である/草枕(漱石)」

果たして、鍵穴に桜の小枝が刺さっている状況を目の当たりにした車のオーナーは、
何人が怒りそして何人が微笑むのでしょうか?



by A隊員

2005.10.30(日)雨
5円ラーメン

事務所の近所にラーメン屋さんが開店した。
なんと開店祝いの3日間は、たったの5円で食べられるとの事。

定価300円でも安いのに、2桁違うと値段としての判断基準がなくなる。
これは利用しないわけにはいかない。とばかりにG隊員を引き連れ現地へ急行した。

鶏がらスープに平打ち麺、純粋なシナそばだ。
最近油だらけのトンコツに負けそうな30代。
そんな大人にも心地良い味で、ツルリと何杯でも行けそうな感じだ。

さすがに昼は並んでいたが、小雨がパラついた夕方辺りから空席が目立つ。
どうしようかな・・昼食べたばかりだし・・でも5円だし
といことで、再びお世話になる。

やばい。
日記を書いていたら、また食べたくなってきた。



by A隊員

2005.10.29(土)曇り雨
記憶のはばたき

足立区宮城にてアベニールがインロックしたとの知らせ。
現地で待ち合わせとなった。

指定の場所で待っていると、おじいさんから声をかけられる。
「と・とう・東京・レス・キュー・・・・」
とっさに自分である事をアピールしていると、まだ社名を考えられている。
挨拶しているA隊員は、残念ながら視界に入っていないようだ。

こうなったら、とことんお客さんを応援するしかない。
「東京レスキュー・・イ・イ・・エ・」
肩に付いているワッペンを指差し、アピールを加速させた瞬間、
「東京レスキューイエロー○ット!!」
合点だとばかりに手を叩く姿を見て、思わずズッコケタ。

またしても助人サービスが吹き飛んだ。
良いのだ。イエロー○ットの会員様だから。

良いのだ。とてもスッキリされたお客さんの顔が見れたから。



by I隊員

2005.10.27(金)晴れ
セール

一年ぶりぐらいの日記登場だろうか・・
しっかり生きていますので、I隊員ファンの皆様ご安心を。

早速、工具の話だが、ロックスミスの祭典に開錠工具の買い物しに行く。
港拠点すぐ近くで行われる鍵業者向けの催しである。
普段使う工具の補充をしたり、新開発の工具を確認とありがたい企画である。
また多くの業者さんが来ているので情報交換の場でもある。

当日も多くの鍵屋達が集まり商談が進んでいるようだ。
工具マニアのI隊員もセール品の商談を進める。
商談というよりは格安商品を更に値切る嫌な客になるのだ。

販売業者には心苦しいが仕方ない。
この工具を使って笑顔になる人がいるのだから・・・

最近は助人の装備も充実し、I隊員自作工具の出番は少ない。
ここでアイディアをパクって物凄い工具を開発しなければ・・・
と、ダメな誓いをするI隊員であった。
ではまた一年後に・・



by A隊員

2005.10.26(木)晴れ
度合い

少し肌寒い季節。
バイク乗りにとっては、一番楽しい季節ではなかろうか。

暑いとだらしなくなるし、寒すぎると肩凝るし、少し寒いぐらいが股が引き締められ
自然とニーグリップができる。また、夏のウェアでは少し軽装なので、
パット入りのしっかりしたウェアが着られるのもGoodだ。

だからであろうか、街行く風景にも変化が見られる。
つい先月までは、短パンにサンダルといったビッグスクーターが目立っていたが
ちょっと早めの皮パンツに旧車を操る人たちが増えてきた。
サンダル軍団と比べ、交通マナーも良いのが特徴だ。

バイクへの愛情度を量るにはドライブチェーンを見るのが手っ取り早い。
一番面倒なメンテナンスを怠ってないかで、およそ見ていて安心するのが旧車の人たちだ。

さてスクーターはどこで愛情度を量ろうか。



by G隊員

2005.10.25(火)晴れ
プロゴルファーG

向島でビューイックの開錠依頼。
国道6号車線上で、現場に到着すると警察が来ている。
駐車禁止の取り締まりなんだろうなぁ・・と思い挨拶する。
「あっ鍵屋さん?危ないからポール立てといたよ!」
と、協力的な警察官。

実はちょっと特殊な方法で開錠する為、「違反だから早く開けてよ」と言われても困るのである。
「ご協力ありがとうございます!」と意気揚々と作業にかかる。

慎重に作業を進めて5分経過・・・まだ開かない
依頼者の会社同僚が集まりギャラリーが増えていく・・
ピッキングとは違う特殊な方法は、作業自体が良く見えるので声援が飛ぶ。

「あっ〜もう少し・・あっ違う!あっおしい!」とか

横○さくらではないが、ちょっとウザイかも・・・

普段通りの作業であったが、なぜか汗ダクの作業。
ベストショットを決めて作業終了した。
皆さんから拍手を頂き照れながらお別れした。

「この開錠方法はゴルフみたいだ・・・」
と思いながら帰還するG隊員であった。



by F隊長

2005.10.24(月)晴れ
新しい道具はいつも期待感だけは大きい

新しく開錠道具を取り寄せた。
かねてよりの懸案である某高級英国車用だ。
無くても開錠不可能ではない。 ただ よりスマートなのだ。
試しに使ってみるも・・ ??
なんとも心もとない感じ、慣れていないからなのか?

開錠できることはできる、が 開く瞬間まで開く気がしない。
いつの間にか開いてしまったという感じ。
シリンダーをバラし作用と構造を探る作業が必要だ
いわば「種明かし」だ。
知ってしまえば差ほどの不思議も無い場合が多い
まずはチャレンジ



by F隊長

2005.10.23(日)晴れ
ある意味ホントのムシキング

隊長は妻子持ちだ
幼稚園に通う子供等の間で今 一番流行しているのが「ムシキング」らしい
独身の大人にはよく理解できない世界かもしらん
というか知らないのでは?隊長は知らなかった。最近まで。
説明は省くが、ムシキングというのはカブト虫やらクワガタ虫が主役だ。

息子がよく親指大の虫人形で遊んでいるが、その虫人形をそこらへんに
放って置いて寝てしまう。 決まって薄暗い場所に。
夜中、ふと気がつくと視界の端っこに黒く、それらしい形で鎮座している
ムシキングを見つけ思わず「ファイイ」と声を漏らす

ゴキブリそっくりさん
やたら腹が立つ
侮るなかれ 隊長はヘアースプレーとライターを構えた時もある。

子供に後片付けを躾けるのは大事である。と感じた。



by H隊員

2005.10.22(土) 曇り
ガクッとするとき…

朝、VW GOLFの開錠依頼。
現着後お客さんに連絡するも携帯に出てくれない。
携帯にかけ続けて20分後、やっと出たと思ったら会議中で抜けられないので1時間後に来て欲しいとの事。
本部に確認を取り、待機料金の発生をお客さんに承諾して頂き近隣で待機。
遅めの朝食をとりながら指定の時間を待つ。
最近めっきり寒くなってきた、今朝は小雨まじりで息が白い。
熱いコーヒーに救われる。
夏服の下に重ね着をしていても深夜早朝じゃ辛い、そろそろ冬服を出さなければ。
なんてボーっと考えていると10分前。
殆ど冷めたコーヒーを飲み干して現場に向かう。

現着後、連絡するがまた携帯に出てくれない。
10分後お客さんから電話が来る、間も無く到着するとの事。

程なくお客さんと合流し作業の準備を始めると、「ちょっと会社に行ってきます、2.3分で戻りますので」…
と、お客さんはいなくなってしまった。
作業的にはやりやすい。
暫くぶりにお目にかかる横向きの鍵穴。
朝食で食べたパンが丁度胃で膨れ始め、体勢を横にするとちょっと苦しい。
鼻息を荒くして作業を始めると、お客さんが戻ってきた。
そして「会社に合鍵がありました!」と…

ガクっ!……

体中の力が抜けました…

この2時間はなんだったんだあああぁぁぁぁぁぁ…



by G隊員

2005.10.21(金)晴れ
暇な日は・・

秋雨が続いた今週、今日はとても気持ち良い天気。
こんな日はバリバリと働きたいものだが、以外と暇だったりする。

暇な時は、オートバイや装備品のメンテナンス等を行う。
オートバイは,まず洗車。ロードサービスは、接客業でもある。
常に綺麗にしておかなければならないのだ。

だが隊員達のほとんどが、趣味で綺麗にしている気がする。
特にA隊員のバイクへの愛情には頭が下がる。
これでもか〜という感じでピカピカにするのだ。

各工具を天日干し、グリースアップ。
降雨時の作業で、工具はそのままにしておくとすぐに錆びてしまう。
CRCとかモリブデングリースを使って綺麗にしていくのである。

だが作業していると、なぜか仕事が入る。
これは『作業中の法則』とG隊員は呼ぶ。
さて今日中に準備万端にして、土日も頑張ろう!



by A隊員

2005.10.19(水)晴れ
みんな元気でやってるか

市川市行徳にてRX−7がインロックしたとの知らせ。
テリトリー外のような気がするものの、ご依頼のガソリンスタンドまで30分はかからない。

以前インロックしたときに作業された業者さんが、たっぷり時間がかかったとのプレッシャーを浴びたが
普通のカギなので秒単位で開錠。
こんな時こそ営業♪ということで、気分も上々で現場を後にした。

駅前のコージーコーナーの前に停まれば、そこは13年前にタイムスリップできる場所だ。
そうこの地は上京してから初めて一人暮らしをしたところ。
思い出の大半を占めているのは友人たちだ。

男女10人のグループは、ドラマ「白線流し」のようなもので、何するにも一緒。
暇さえあればこの地に集まり、舞浜の堤防や台場(フジTVの建つ前)で一晩語り明かしたものだ。
今更「仲間」と言うには、小声で話さないといけない年齢に入ったが
みんな元気でいるだろうか。

それぞれの社会に慣れてきた頃から、会える時間は少なくなっていったけれど
脱サラしてからは、A隊員から断る機会が多かったような気がする。
たまには連絡してみるか。



by G隊員

2005.10.18(火)雨
インサイトレポート

本日はホンダ、インサイトのバッテリー上がりで救援に向かう。
インサイトはホンダのハイブリット車である。
この車両、リアタイヤをカバードしていて、いかにもエコカーといった外観。
意見分かれるといった感じであろう。
G隊員としては、とてもGOODである。

作業自体も問題なく、エンジン始動。
電圧も回復して自力始動可能なレベルとなった。
だがインサイトにはアイドリングストップ装置があるので多少厄介である。
必ず電圧回復、自力始動の不可を確認したほうが良い。
ご依頼者は、このまま自宅まで帰るとのことで作業を終えた。

だが1時間後、自宅にてまた上がってしまったとの連絡が入る。
すぐに対応し、確認するとバッテリーの電圧が0に近い・・・
おかしい・・先程は、電圧も回復し自力始動可能だったはず。
こうなると判断が難しい。要点検である。
再度エンジンを始動し、このまま整備工場行きとなった。

依頼者「既に10万km以上走ってるから、たまには休息させないとね」
G隊員「10万ですか!すごいですね。ハイブリットだから燃費も良いですしね。」
この話の展開は燃費重視ファンお待ちかね!ユーザーレポートである。
G隊員「で実際のところ燃費ってどうですか?」
依頼者「1L/21kmが平均かな。充分満足してますよ!」
メーカーの設計者にお知らせしたいユーザーの声であった。



by A隊員

2005.10.17(月)雨
記者魂

大手町の出版会社でラルゴがインロックしたとの知らせ。
最近千代田区と中央区が熱い。

ビルの地下3階ということで、路上にバイクを停めて警備員さんへ事情をお話しすると、なんと顔パスになった。
普通は厳重に入館手続きしなければならないはず。

日中のオフィスビルを歩くのは久しぶり。
人ごみのロビーを、流れに身を任せながらエレベーターホールへ向かう。
待ち受ける警備さんは、どれも事情を知っているかのような案内の仕方だ。

何の苦労もなくお客さんと合流したが、普通の人とは違った質問が多い。
「どういう工具で作業するんですか?」
「写真撮りたいけど、モザイクかけなきゃね〜」
不慮のトラブルでも記者魂がそうさせるのか、ほとんどが企業秘密を超えたものばかりだ。

質問攻めには困惑したけど、作業を終えてふと思う。
記者さんのすごいところは、事前の根回しではなかろうか。
こんなに厳重なところで、すんなり合流できる事は、まずない。
改めて感心しまくりのA隊員であった。



by A隊員

2005.10.16(日)雨
ディズニーレスキュー隊

ディズニーランドの駐車場でシボレーアストロがインロックしたとの知らせ。
料金所で事情を話すと、先導車が来るまで待って欲しいとの事。

ディズニーランドの巨大駐車場は、キャラクターごとに区分けされている。
車両の位置はピノキオあたりであることが判明した。

おぉ初めて見たぞ先導車!
とばかりに見とれた車両は、軽トラが派手にデコレーションされた立派なレスキュー車。
バッテリー上がり等のトラブルは、この車で救出できるだろう。
しかも無料というのが、もっぱらの噂。

ここまで充実していると、中々回ってこないものだ。
ほとんどが駅前ロータリーとホテルだし。
おっと忘れちゃイカン!カギがある。と言う事で営業に精を出す。

しかしながら、いったい何千台あるのだろうか。
ピノキオはやたらと遠かった。



by G隊員

2005.10.15(土)曇り雨
いいねぇ〜

ホンダ、インスパイアのバッテリー上がりで日暮里に救援に向かう。
夕方の混む時間帯だったので、25分くらいで到着。
電話をすると「おっ早いね!いいねぇ〜ちょっと待っててね!」とご依頼者。
しばらくすると奥様と一緒に車椅子に乗ったご依頼者と合流。

足の不自由な方で運転席は特別仕様である。
少し手間取ったが無事エンジン始動。
チェックを終えて書類を書き始めていると依頼者が
「○A○○さんのロードサービスは初めて使ったんだけどさぁ・・う〜ん、いいねぇ〜」
「ありがとうございます!お困りの際はいつでもご連絡ください!」
「おっ いいねぇ〜 いいねぇ〜」
と口癖なのか、いいねぇ〜を連発。
作業内容、結果を報告中に20回以上聞かせて頂いた・・・

最後になぜか握手を求められて2人はガッチリと組み合ってお別れした。
「いいねぇ〜」と思いながら帰還するG隊員であった。



by A隊員

2005.10.13(木)晴れ
大統領は吉原で

江戸の遊郭であった吉原でプレジデントがインロックしたとの知らせ。
手配された住所へ現着するが、遊郭ど真ん中で車両を探す事になった。

呼び込みの人へ聞いて見ても「ウチではプレジデントは使っておりませんが」
やさしい微笑みに包まれながら、4人目でようやく合流できた。

1kmほど離れた場所であろうか。
お客さんは自転車にまたがり、A隊員は追走したがけっこう移動した。
「どれぐらいで開錠できますか?」とお客さん。
少し迷って「30分ほどで・・」とA隊員。
お客さんは忙しいらしく、お店とは逆の駅方面へ走っていった。

作業はあっけなく5分ほどで終了。
お客さんへ電話してもつながらず、30分待ってもつながらず、
不安にかられた作業前を今更ながらに悔やんだ。

しばらくしてから、自転車を立ちこぎしながら向かってくるお客さん。
急ぎサインを済ませると、今度は車で駅方向へ走っていった。

もしかして送迎か?



by A隊員

2005.10.11(火)晴れ
G隊員を助けよう

G隊員をHP更新係りに任命して、早や1ヶ月。
なかなか大変そうだ。

そりゃそうだ。
HPの更新の大変さは、誰よりも知っているつもりだ。
大きな声では言えないが。

「A隊員は週に2日分の日記を上げて下さい」
G隊員からの依頼が突如来た。
ここで「え〜?2日分もですか・・」と答えてしまっては申し訳がない。
本来A隊員が書くべきだし、お願いしていたのはこちらだし・・・
「謹んでお受けいたす」とばかりに引き受けた。
もちろん、どんな駄文でも毎日更新するをモットーに頑張らねば。

主要メンバーは、F隊長、A隊員、H隊員、G隊員だ。
まだ足りないと感じるので「日記は楽しいよビーム」をあちこちに放っている。



by G隊員

2005.10.9(日)雨
ルノー

久々にF1をTV観戦した。
正直、F1は面白いレース展開が少ないと思っていた。
だが今年の鈴鹿は違った。
琢磨は残念だったが、とてもレベルの高いレースを展開。

とくに130Rでフェラーリをアウトから抜いて行くルノーのマシンが凄かった。
凄かったというより、常識を超える走りである。
今年のチャンピオン、フェルナンド・アロンソである。
ドライバー、マシンが高いレベルに仕上がっている。

ルノーといえば日産を救い、カルロスゴーンを派遣した会社として日本では有名である。
フランスの自動車会社である。
このルノー、日本では郵政民営化と騒いでいるが実は国営企業。

国営だろうが、民営だろうが全ては舵取り次第なんだと思うこの頃。
F1を見て改めて郵政民営化について考えるG隊員であった。



by G隊員

2005.10.8(土)雨
禁煙ブーム

実は禁煙を始めてみた。
既に7日目であるが、当初思っていたよりは楽に止めれる気がする。

最近の愛煙家は肩身の狭い思いを強いられている。
タバコを吸っている時は関係ないと思っていた。
だが仕方がない・・・愛煙家の多い隊員たちよ・・・

事務所内禁煙を強行!

他の隊員にとっては、全く迷惑な話である。
だが世界の潮流がそうさせているのだ。



by A隊員

2005.10.5(水)雨
雨のシチュエーション

文京区湯島にてハイエースのスペア交換のご依頼。
スペア交換は車重に比例して体力を消費するのが定めだ。
ハイエースはクラスによって違いはあるけれど、2tは超えるので充分重いほうに入る。

さらに雨だと滑りやすく危険度もUPする他、雨カッパのおかげでいらない汗をかく。
せめてハイエースか雨の、どちらか変わって欲しい気持ちで現場へ向かった。

左官屋さんであろうか・・・
平日の商用車ということで薄々心配はしていたものの、装備満載の荷台を目の当たりにすると、
開き直りのモチベーションに火がついた。
スペアタイヤを取り外すナットが自作の棚の下に埋もれていたが、お客さん直々にバールで穴を開け
レンチの通路を確保した。

結局のところスペアタイヤを取り外すのに大半の時間を費やし30分で終了。
そういや最近特殊なスペア交換が多い。
お客さんが交換しようとして、タイヤが外れないとか、ナットをなめたとか・・・

どんなシチュエーションでも「よろこんで!」と行きたいところだ。

雨が降っていなければ。



by G隊員

2005.10.4(火)曇り
タイヤの選択

本日は若いカップルが乗るアルテッツアのスペア交換。
早速、交換作業に入ると二人は作業に興味深々。

「なんとなく簡単に見えますが自分でもできますか?」

決して簡単でもないのがスペア交換。
エアーインパクトがあれば遥かに楽なのだが。
作業方法等を教えながら無事終了する。

タイヤをチェックすると見事なバースト。
念の為、全てのタイヤをチェックすると、どれも危険な状態・・・

「すべてのタイヤを交換されたほうが良いですよ。」
「えっ・・お金ない・・・お勧めの格安タイヤあります?」

難しい質問である。
G隊員も今年2台分のタイヤ交換している。
メインで使用している車にはBSタイヤ。
もう一台は、一番価格の安い韓国のハンコックというタイヤを入れる。
使用しているが全く問題ない。

だがタイヤ選択は値段が全てではない。
使用状況や耐久性、乗り心地の問題もある。

「例えるなら靴選びと同じです。ショップで相談して決めるのが一番です」

予想外の出費に肩を落としたお客様・・

「事故起こすよりは安いですよ!」
といつもの激励?をするG隊員であった。



by G隊員

2005.10.3(月)曇り
電装系

本日はお台場にてベンツのバッテリー上がりの対応。

お客様に状況を確認するとバッテリーから以前、煙が出たとのこと。
オルタネーターの破損で過充電となったようだ。
オルタネーターは交換したが整備工場でバッテリーは問題ないと判断された。

だがこの手のバッテリー上がりは非常に判断が難しい。
2〜3週間乗っていなかったことが上がった原因の1つである。
過充電にてバッテリー損傷の可能性もある。

バッテリーのコンディションをチェックする要素には電圧、比重、セルを回した時と同じ負荷電流を
流して判断するものなどあるが、はっきりした寿命が分からないことが多い。
内部抵抗を計測するコンダクタンス測定器があれば別なのだが・・・
現場対応では使っていない。

今回はバッテリーを細かく測定し、電圧低下原因は自然放電及び盗難防止装置の電力消費と判断。
無事エンジン始動し、オルタネーター電圧も安定。
自力始動も可能なレベルとなった。

トラブルを起こしたバッテリーは、交換したほうが良いですね。
と今回の難しい案件は無事終了となった。



by F隊長

2005.10.2(日)晴れ
常識とは大多数の思い込みのことか?

ある日、ふと思い出したら その事がだんだん腹立たしくなった。
以前、隊長の前職で所属する会社が新年会を執り行った時の事。
その会社の社長・専務以下幹部50名ほどが会した。
一通り進行が終わり歓談も落ち着いた頃

「最後は隊長に締めて貰おう」との命を取締役より拝し、立場上固辞する訳にもいかず
壇上に立ち、簡単な挨拶とともに「では一本締めで閉めさせて頂きたいと思います。お手を拝借」
と 「ヨ〜 パン!」ひとつ手拍子 皆一斉にそこで終了。
隊長ただ一人「シャンシャンシャ・・」と皆が終わっているのに手を叩いていた。
当然のように爆笑と失笑が入り混じった騒ぎの中で気まずい心地になってしまった。

赤っ恥である。 
言い訳しようにも笑いの中誰も取り合ってくれない。
普段 皆を指揮する立場にあった隊長が大ポカをしでかした位にしか思っていない。

おい ちょっと待ってよ

江戸前の一本締めは「シャンシャンシャン シャンシャンシャン シャンシャンシャン シャン」である。
皆が当然のような顔で「 パン! 」とやったのは「一丁締め」と呼ばれるものだ。
いい年をした大人が50人もその場にいて「一丁締め」と「一本締め」の区別がつかない。
いや 恐らく「一丁締め」という呼称さえ知らないのだろう。
シャンシャンシャン×3回で「九」を 最後の一回で「点」を意味し、要するに「丸」という字を表す。
「丸く納めましょう」という意思を皆で表すものだ。

「九十九匹の鼻欠け猿 一匹のまともな猿を笑う」という故事があるが、まさに地でいく話である。
下町通を気取っている取締役でさえ皆と同じ反応だ。
仕事仲間に対して情けない気持ち100%で帰途に着いた記憶がある。

この日記をお読みの皆さんは正しい「一本締め」を記憶に留めてほしいと願います。
そして、今後音頭をとる機会があるときは、あらかじめ皆に説明しといたほうが良いでしょう。
勿論 座は一瞬白けますが謂れの無い恥をかくよりはよっぽどましではないでしょうか?
ちなみに「三本締め」は文字通り上記の「一本締め」を三回繰り返すものです。

そして締めの音頭取りは主催者が この集まりを滞り無く終了できたことでの皆への感謝を表すもので
部下や来賓に依頼するのは、その意義にそぐわない事も付け加えておきます。
それとも皆が間違っているのなら間違いに合わせるほうが無難なのでしょうか?

思い出したら腹が立ってきたお話でした。



by A隊員

2005.10.1(土)晴れ
壁を乗り越えて

一気に50台の車をピッキングにて開錠した。
カローラ、ベンツにポルシェなんでもござれで、仕事でないのがちょっと残念。

毎日単調な練習を重ねてきたが、開錠のレベルアップにひとつの答えが見つかろうとしている。
目線や姿勢、工具の持ち方、考え方全てを疑って見直してみるのが効果的だ。

「たまには休んだら」
と言われることも多いが、A隊員にとってはそれどころではない。
現場でハマッただけでも、人より激しいくやしさに襲われる。
もちろんプライベートでのやりたい事は、山積みになっていくけれど
今立ちはだかる壁を乗り越えないと、何をしようと無味乾燥なのだ。

社会人なり立ての頃は、仕事よりも休日のことばかり考えていたけれど、
いつからか、オーバーヒートした心身を休めるための日になっている。
この現実のくやしさを、乗り越えるために動く力は
何なんだろうとぼんやり考えた。

色んな雑念を取り除いていくと、「人の役に立ちたい」という言葉が浮かんだ。



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