東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。 得意な作業はキーとじ込みによる開錠作業 → 開錠車種一覧へ 都内6拠点からバイクで迅速に現場へ向かいます → 拠点エリアへ 年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677 |
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R隊員 |
2021.3.31(水)晴れ 冠水の餌食 |
千葉県は野田市で2tトラックの開錠依頼。当日は久しぶりの雨模様でしたが、インターから程近い場所なので「問題ないだろう」と思い現場に急行。 の、筈でしたが驚く事に高速出口で何故か車が冠水にハマり水没しております。「ま、まぁ車の位置が悪かっただけだよね」と思い込み、その場を脱出。 が、追い打ちを掛ける様にインター降り口からの幹線道路も所々冠水。ここでも数台が水の餌食になっておりました。 バイクを押したり、脇道を探したりするも目的地が幹線道路より低い位置に有る為、入った脇道で1~2台がヤられてました。 最悪、バイクを降りて徒歩で向かうしかないと覚悟を決め、お客様に連絡しましたが、「幹線道路からの脇道は5本あるのでしらみつぶしでゆっくり来てください」と優しいお言葉。 それでも雨脚は一向に弱まる気配もなく、ボロボロの状態で現場に到着する事になるのですが。 作業自体は即終了。お客様も「この雨の中ホントに助かりました」と飲み物まで頂いてしまいました。 今までも台風の中の作業は幾度となく有りましたが、冠水等で身の危険&現場に到着出来ないかも、という経験は初めてでした。 現場から高速のインターまで3キロほどの距離でしたが、行きと帰りで10台以上は水に飲み込まれており、最初に見たインター出口のトラックはレッカー、警察、救急などでごった返しており、えらい騒ぎになっておりました。 色んな意味でドッキドキの開錠依頼だった訳ですが、安易に「行っちゃえ~」とならず、無事に帰ってこれた自分を褒めてあげたい感じですね。 あのまま近道で水に突っ込んでいたらどうなっていた事か.........。帰りも色々ドラマが有りましたが、今回は割愛。助人史上1~2位を争う強烈な思い出となった開錠依頼でした。 | |
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I隊員 |
2021.3.30(火)晴れ 始動しにくい原因 |
ヤマハ・マジェスティSのバッテリージャンプのご依頼です。セルは元気よく回るものの始動出来ず、そのうちセルの回りが遅くなって、ついにはセルが回らなくなったとの事です。 走行距離は7万キロ程で、お客様いわく最近始動性が悪くなったのでバッテリーとプラグの交換をしたとのこと。「エアクリーナーはいつ頃交換されましたか?」と質問すると「交換したことがない」とのことでした。 バッテリージャンプを行うとセルは元気よく回るものの、エンジンはかかりません。ブスブスと不燃焼の音を立てておりましたが、タイミングに合わせアクセルを開け、無事始動となりました。 弱々しかったアイドリングは時間と共に回転が上がって行き、走行可能な状態に。時間はかかりましたが無事復旧となりました。 バイク屋さんへ点検へ行かれるようアドバイスすると、すぐに予約するお客様。どうやら近所に行きつけのバイク屋さんがあるようです。 おそらくエアクリーナー交換後は始動性もUPしてバッテリーへの負担も軽減出来ることと思います。 | |
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S隊員 |
2021.3.29(月)晴れ タテグロ |
1970年製の日産・グロリアの鍵のとじ込みの連絡が入りました。なぜかピッキングでの開錠が出来ない車両とのことで現場に向かいます。 今ではほとんど見ることのない、ヘッドライトが縦に並んだ縦目のグロリアです。一見して大事にしているのがよくわかる、とても50年以上前の車とは思えないほど素晴らしくきれいな車体です。 所有者様に伺うと、過去に何度かインロックしてしまい、その都度鍵屋さんに来てもらったけど、なぜかどの鍵業者さんもことごとくピッキングでの開錠が出来なかったとのこと。見ると鍵穴を上手く隠すカバーがあり、当時からすでにこのような配慮がなされていた事に驚きつつ、鍵穴を覗いてピッキング出来ない理由を探しますが、なんだかいけそうな気がしてきましたのでお客様に、ピッキングでの開錠を試みますと伝えて作業に入ります。 多少のやりづらさはありましたが、ピッキングにはさほど問題なく数分で解錠に至りました。すると半信半疑であったと思われるお客様は相当に驚かれたご様子で、興奮気味に矢継ぎ早に質問と感謝を述べられて、照れ臭くなってしまいました。 感謝しなければいけないのはこちらの方で、これほどまでに貴重なお車で経験をさせて頂き、一番興奮していたのは自分かもしれません。 | |
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A隊長 |
2021.3.28(日)曇りのち雨 コルベット専門業者? |
コルベットC7の開錠です。現場に到着すると別の業者さんと鉢合わせになりました。 どうやら自動車保険とは別に加入されているロードサービスを、同時にご依頼されたようです。 こうなってしまっては先に到着されている業者さんに譲らないとなりません。しかしながらC7です。ドアにはカギ穴が無くて、緊急用にトランク(しかも下向き)にカギ穴がある特別な車両ということで、ピッキング開錠出来る業者は限られますね。 先着されている業者さんにご挨拶すると「もしかして専門ですか?」と質問されました。専門と聞いて一瞬戸惑いましたが、とりあえず「そうですね。専門でやってます」と答えると、「では譲ります」という流れになりました。 C7は5分ほどで開錠。振り返ると、すでに先着の業者さんは撤収されていました。 業者さんから質問された「専門」という意味はおそらく車全般の開錠専門という意味かと思うんですが、一瞬コルベットのような特殊な車両専門と思ったのはここだけの話しです。 | |
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J隊員 |
2021.3.27(土)晴れ 接着剤の謎 |
「ドアの鍵穴が回らない」との事でステップワゴンの救援です。 鍵穴内部の部品がすり減るとメカキーで回らなくなったりするので今回もそのケースだろうと内部を覗いてみると予想と大きく違っており、有るはずの部品が無くて中身ががらんどうになっていました。 こじ開けなんかをされたカギだとこんな風になっているんですが今回は目立つキズも無いので違うよう、どういう事かと調べていると内部に透明な樹脂状のものがコーティングされている事に気付きました。 恐らくは接着剤の類だと思います。カチカチ具合から見るにかなり前からこの状態だった事でしょう。 オーナーの方は全く身に覚えがないそうで、それもそのはず普段はスマートキーでロック操作をするので鍵穴はほとんど使いませんからね。 それにしても一体どいう経緯でこんなことになっているのか?考えるとちょっとしたミステリーですね。 | |
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Y隊員 |
2021.3.26(金)晴れ 目黒川の桜 |
夕方、目黒川沿いのコインパーキングへニュービートルの開錠に行ってきました。 なんか混んでるな~と思いつつ現場付近に来て、なんで混んでるかやっと気づきました。目黒川沿いの桜が見ごろなのでした。なのでビートルの開錠を終えて少しだけ見に行ってきました。 川沿いに行くと「花見はお控えください」の看板、そして密は避けるようにアナウンスする警備員さん。そして見ごろの桜並木。 人出は猛烈に混んでいたころの半分以下。このご時世なので堂々と花見をされている方は少なく、会社帰りの散策がてらのお花見って方が多いように感じました。 しかし良いタイミングでこの辺りに出動させていただきました。息子が小さいときはよく家族でこの辺りに散策がてら花見に出かけていたのですが、ここ数年はものすごく混むようになっていたのでしばらく目黒川沿いの桜は見ていなかったんです。 やっぱり桜っていいですよね。去年はなんとなく花見どころではなかったのでもの凄く儚く感じてしまいます。 今度の休み、自分も花見散歩にでかけようかな。 | |
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K隊員 |
2021.3.25(木)曇り一時雨 いよいよ開幕 |
モータースポーツの最高峰のF1とモトGPが明日開幕する。 見どころはいろいろあるが、F1の方は日本人では7年ぶり10人目のフル参戦ドライバーとなる角田裕毅(20歳)が気になるところ。 レッドブルのセカンドチームのアルファタウリ・ホンダからのデビューとなるが、いままでの日本人F1ドライバーの中でもっとも期待が高く、順調に成長すれば日本人初優勝はおろかチャンピオンになれるかもと言われるぐらい海外を含め評価が高い。 今年で撤退するホンダのパワーユニットの仕上がりもいいようなので、レッドブル・ホンダが7連覇中のメルセデスを破り王者になれるかも含め非常に楽しみだ。 モトGPの方は昨年9人の優勝者がでる大混戦となりスズキのジョアン・ミルがチャンピオンに。今年も、絶対王者のマルク・マルケスが昨年を棒に振った怪我が治りきらず1、2戦目は欠場するようなので混戦となりそう。 日本人では参戦4年目となるLCR・ホンダの中上貴晶が最新型のワークスマシンで走れるので楽しみだ。昨年は1年落ちのマシンでポールポジションを獲得したり初優勝かというレースもあったので、初表彰台&初優勝の期待は高い。 | |
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R隊員 |
2021.3.24(水)晴れ 疑問の正体 |
平日の深夜、セレナの開錠依頼です。今回は保険外の助人サービスへの直接受注。 場所は越谷の自動車工場との事で、最近の車屋さんの連続案件に驚きつつも現場に急行。 現場は初めてでしたが、どこかで見た記憶のある外観。「?」と思っていると工場内からお客様が。 お初にもかかわらず大変フレンドリーなお客様で、何故か助人サービスを御存知の様でした。 挨拶もそこそこに作業開始で無事開錠。「聞いた通りやっぱり早いねぇ」とお褒めのお言葉。 更に深まる「?」でしたが、お客様が「少し前、板金工場で鍵開けしませんでした?」と聞かれ「ハイ。自分が開けました」と言うと「うちはあそこの系列支店」とお客様。 以前作業した店長さんに作業や金額の事をお褒め頂いており、今回のインロックも「助人さんなら直ぐ来てくれるから」と太鼓判&推薦して頂いたとの事で、これで疑問も晴れました。 予想外の営業活動が功を奏した訳ですが、それ以上にお客様の信頼、期待を裏切らないよう頑張って行かねばと思う深夜の嬉しい開錠作業でした。 | |
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I隊員 |
2021.3.23(火)晴れ 開錠とバッテリージャンプ |
2002年トヨタ・セルシオの開錠とバッテリージャンプのご依頼です。 2ヵ月ほど乗車されていなかった為、バッテリー上りを起こしてしまったそうで、お客様ご自身でバッテリージャンプを試すも、小さい軽自動車では力不足だった様で、大きなセルシオに繋いでも上手く始動出来ず、更にインロックすると踏んだり蹴ったりのご様子。 到着しすぐにピッキングにて開錠。ボンネットを開けバッテリーをチェックしてみると完全放電しています。お客様ご自身でジャンプしようとした際、セキュリティが反応してインロックされたんだろうと思います。 この日セルシオは売却予定だったそうなのですが、今回の件で予定が狂ってしまい、売却はまた後日にすると言われていました。 売却する時に車が突然動かなくなってしまう「買い替えあるある」は聞いた事がありますが、実際経験されたお客様も名残惜しそうでした。セルシオがまだ置いていて欲しいと語っているようで、少し切ない救援案件となりました。 | |
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S隊員 |
2021.3.22(月)曇り コロナの影響 |
鍵があるけどドアが開かないというプリウス。指定された場所は大規模マンションの大きな機械式タワーパーキングでした。 お客様と合流まで数分。さらに機械を操作することでパズルのようき動き、数分かけて地上に車両が降りてきました。さすがにここまで大きい機械式駐車場になるとマメに車を使うという方には少し大変そうです。 お車の状態を見て未乗車期間をお客様に伺うと、この一年ほどは新型コロナの影響もあってほとんど車を動かしていないとのことでしたが、バッテリーだけは半年前に取り換えたそうです。鍵をお借りし回してみると異常に固く、慎重に何度か力を増してなんとか開錠は出来ましたがバッテリーの電圧はほとんど残っていない状態でした。 原因はセキュリティシステムの振動センサーが他の車両の出し入れの際に毎回作動していたのではないかとのお話でしたが、乗らなくてもエンジンだけでもたまにかける予防策が、ここではなかなか取りづらそうです。 それにしても最近はコロナの影響でバッテリーを上げてしまう車両もとても多かったのですが、緊急事態宣言もようやく解除され、出来るだけ早くコロナが終息して以前のように安心して出かけられる世の中に戻ることを願うばかりです。 | |
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A隊長 |
2021.3.21(日)雨 ドッコイドッコイ? |
3番手の出動でトヨタ・コースターの開錠です。ドアのカギはハーフタンブラーという特殊な形状ではあるんですが、3番手になるのは初めてです。 なぜ2社もギブしたんだろう、ものすごく絡みやすいんだろうか、すでに壊れているのかも、などと深読みしながら現着しました。 コースターは壁際に止められていて運転席のカギ穴の前には作業スペースが皆無でした。残るは左側のスライドドアにあるカギ穴をピッキングするんですが、これが少しでも回そうとするとハーフタンブラーが飛び出てくるわけです。 難しそうな理由が想定の範囲内でホッとしました。絡みやすいパターンは死ぬほど経験してるので無事ピッキングにて開錠です。 お客様から「お見事!!」と言われた瞬間は嬉しかったんですが・・ 「以前、守谷SAに来てくれた凄腕のカギ屋さんとドッコイドッコイかも」と言われて、「なぬ?」と思ったのはここだけの話しです。 | |
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J隊員 |
2021.3.20(土)曇り 選挙カーは大容量 |
選挙カーに改造されたワンボックス車のバッテリー救援です。 去年の春以降動かしていないそうでキーを捻ると「カカカッ」というリレースイッチの連続音、 エンジン始動を済ませて様子を見ていると「後ろのバッテリーも見て欲しい」との事、後ろにもあるのか?と思いながら回ってみると、荷台にはラックに収まった160アンペアのバッテリーが2台増設されており、こちらも容量低下していました。 接続は車両標準のバッテリーと並列接続となっており、エンジンがかかればこの増設バッテリーにも充電される仕組みです。 街頭演説時などのスピーカー電源として耐えられるバッテリー容量を積んでいるので、今までは乗車がほぼ年に一度、期間が一週間くらいでも翌年は問題なくエンジン始動出来たんだとか、 | |
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Y隊員 |
2021.3.19(金)晴れ キーのいらない未来 |
日産セレナの開錠依頼です。現場はお客様のご友人宅前の路上。二人で遠くに出かけて友人宅に帰着。一旦エンジンを切って少しお邪魔し車に戻るとドアが閉まっていたそう。しかしピッキングにてドアを開錠したのですが車内にはキーが見当たりません。 大量の荷物を出しての大捜索中「戻ってくる途中でエンジンをかけたまま休憩とかしました?」と質問すると、高速のサービスエリアで休憩しました・・との事。きっとそこでキーを落としてそのまま帰宅されてしまった可能性が高いですね。一旦エンジンがかかってしまうとキーが無くても今の車は走ってしまいますからね・・ 結局、キーを見つける事ができず、スペアキーを取りに戻られることに。大量に出された荷物を戻しながら「スマホみたいに指紋とかでエンジンがかかればいいのに・・」とぼやくお客様。 きっと近い将来は指紋とかの生体認証で動く車が主流になってくると思います。現在主流のリモコンスタイルのキー認証は便利なんですが今回みたいなことになる盲点もありますからね。 ただ生体認証が主流になると鍵開けの依頼は減ってくるんだろうな、なんて予想も出来るのですがどうなるのでしょう?なので楽しみでもあり不安でもあります。 | |
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K隊員 |
2021.3.18(木)晴れ リチウムイオンバッテリーのジャンピング |
モトグッツィ・チェンタウロのバッテリー上がり。 状況を伺うと信号待ちの時にエンジンを停止したら再始動できなくなったとのこと。シートを外しバッテリー電圧を測ろうと思ったら通常の鉛バッテリーではなく、リチウムイオンバッテリーに交換されている。 バッテリーは最近交換したそうだが電圧は3v程しかなくバッテリー上がりの状態。とりあえずジャンピングでエンジンを始動したいところだがリチウムイオンバッテリーなので注意が必要。 ホンダ・CBR1000RRなどは純正でリチウムイオンバッテリーが搭載されていたが、ジャンプスタートするとバッテリーや電気系統が損傷するおそれがあるので、ジャンプスタートは行わないで下さいと取扱説明書に記載がある。 バッテリーを交換したバイク屋に確認したところ、ジャンピングしても大丈夫とのことなのでジャンピングでエンジンを始動したが、発生電圧が低く発電系統に異常がありそう。 しばらく回転を上げて充電していたら発生電圧も若干上がり何とか走れそうになったので、そのままバイク屋に向かってもらい作業完了。 リチウムイオンバッテリーにもいろいろあるので確認が重要だ。 | |
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R隊員 |
2021.3.17(水)晴れ 機械の本気 |
休日の朝、三郷市でアクアの開錠依頼。三郷方面は久々で、お天気と相まって気分よく現場に出動。 現場は自動車工場で、お客様もお車に詳しい為、状況確認もサクサク進み、いざ開錠。 ただ、お客様が「勝手にロックが動く」と言っておられたので、「開錠後、しっかり押さえておけば大丈夫だろう」と考えつつ作業終了。 で、シリンダーを回すも「ガチガチガチガチ」ものすごい勢いでロックと開錠を繰り返すシリンダー。余りの速さにドアノブを引く一瞬に再ロックしてしまう始末。 何とか再ロックをかいくぐり、ドアの開錠に成功しましたが、不具合ありきとは言え、ここまでの速さで動くカギは初めてです。 お客様も最初に体験した時は「長い事この仕事やってきたけど初めてです」と仰ってました。正に機械の本気&暴走を目にするレア体験をさせて頂きました。 開錠後、リモコンで認証を行った所、鍵の暴走は収まりましたが、「後でバラシて調べてみます」とはお客様の弁。 取り敢えず無事に済んで一安心でしたが、原因が分からないのが気になる処です。滅多にないパターンではありますが、同様の事が有りましたらまたご用命頂きたいと思います。 | |
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I隊員 |
2021.3.16(火)晴れ スマートキーの電池 |
ポルシェ・カイエンのカギがあるのにドアが開かないというトラブルです。スマートキーのリモコンに車が反応せず、ドアの鍵穴が見つからない為車内に入れないとのことでした。 カイエンのスマートキーはケースのフタを外すと電池の上にメカキーが内蔵しているタイプです。ドア側も確認すると一般的な鍵穴カバーでしたので、こちらも問題なく取り外し終了。お客様からお借りしたメカキーで無事開錠しました。 メカキーをケース内へ収納しようとしたところ、ボタン電池の向きに違和感を感じました。中心部分のマイナス極がキー側の電極に触れていません。お客様に確認して電池をひっくり返して再設置して頂いた所、リモコンが無事復旧。操作にも問題なく反応するようになりました。 すぐさまバッテリーの電圧を調べると12V以上あり、そのままセルを回すとエンジンを始動させる事ができました。 車がリモコンに反応しなくなった時にお客様ご自身でスマートキーの電池を交換したそうですが、その時に急いで交換したために電池を逆に入れてしまったそうです。「結果的にスマートキーの電池だったが来て貰わなければこの場で解決できなかった」と言って頂けました。 結果的にはスマートキーの電池切れから電池の入れ間違いで、不具合発生の流れになってしまいましたが、電池一つで解決出来た為、金銭的にも時間的にも節約できたとお客様は大変お喜びでした。 | |
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S隊員 |
2021.3.15(月)晴れ 一難去ってまた一難 |
BMW・X1の開錠とバッテリージャンプの救援です。数日前にバッテリージャンプを担当した業者さんが、鍵があるのになぜかドアが開かなかったために復旧作業が出来なかったという案件。それ以上は現場に行って確認するまでは何も解りませんでした。 お客様に伺うと、簡単なバッテリー上がりだと思い、ロードサービスを手配して業者さんに来てもらったところ、どうやらそれ以外に鍵のトラブルも含まれているとの事で助人に依頼が回ってきたようです。 明らかにおかしいのは鍵をお借りして、鍵穴にさしてみると、何も手ごたえが無くクルクルと空回り。確かに異常でこの場合はピッキング開錠は不可になってしまいますが、まだ想定内です。それではとヘルパーでボンネットを開けてバッテリーにブースターを繋げてリモコンキーで開錠を試みるも、なぜかリモコンキーも反応せず。これも想定していて、リモコン用の電池も用意していたので、電池を入れ替えて試すも、また反応なし。 結局ヘルパーで開錠して解ったのですが、ロック機能の機械的な故障とは別に、リモコン自体も何らかの不具合があり、機能していないようでエンジン始動もすんなりとはいきませんでした。なんとかエンジンはかかり、走行には問題がないことを確認しましたが、数か月間乗ってなかったということもあり、そのまま近くのディーラーさんでの点検をお勧めして作業完了となりました。 レッカー作業も難しいと思われる機械式の駐車場内でしたので、自走が出来るようになり、お客様にも喜んでいただけて、ひと安心でした。 | |
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A隊長 |
2021.3.14(日)晴れ 迷宮からの脱出 |
ポルシェ911ターボSのバッテリー上がりのご依頼です。なぜかスマートキー内蔵のメカキーでもドアを開けることが出来ない(カギ穴が全く回らない)という案件でした。 現場でS隊員がピッキング開錠でドアを開けて、ヒューズボックスの専用端子からボンネットを開けようとしたら無反応とのこと。慌ててヘルプ出動しました。 現場でS隊員の手順を確認するも問題無く、なぜボンネットが開かないのか不明でした。しかしながら時折セキュリティが鳴るので完全放電では無さそうです。ヒューズを一つずつ測定していくと常時電源の電圧が12V以上あることが判明。そもそもバッテリー上がりではありませんでした。 続いてキーの電池切れを疑って強制認証を試みるもどれも無反応、最後に電池交換しても無反応で迷宮入り状態に。 まさかと思ってお客様に「キーが違うという可能性はありますか?」と質問すると「ちょっと心当たりが・・」となりました。お客様は911の他にもポルシェを乗られていて、その後911を始動後に誤って違うポルシェのキーと差し替えて、移動されていたことが分かりました。 仮説と検証を繰り返してヘトヘトになりましたが、とりあえず合点が行く流れでホッとしました。 | |
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J隊員 |
2021.3.13(土)雨 鍵穴が無い |
バッテリー上りの救援要請なんですが、非常時に開錠する為の鍵穴が無いとの申告です。 最近のクルマだとカバーなどで隠されている事が多いのでてっきりそのパターンだと思って現着したら本当に鍵穴が有りませんでした。 本格的に鍵穴を塞いでいる理由に多いのが見た目の問題なんだそうで、以前はてっきり防犯上の理由かと思っていたんですが、対応する度に伺ってみるとそうではない事が分かりました。 それは汚れが鍵穴だけ溜まりやすくて車体色によってはすごく目立ってしまうからなんだそう、そのせいなのか白系のクルマで鍵穴を塞いである事が多い様な? ともあれ最近多くなってきた鍵穴をカバーなどで隠す処理はそういったニーズにピタリと合っていると言えそうです。 | |
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Y隊員 |
2021.3.12(金)曇りのち雨 10年前と違うこと |
東日本大震災から10年が経ちました。あっという間のような気もするし、やっと10年という気もするし不思議な感覚です。 ただ当時のことはよく覚えています。震災の悲惨さはもちろんですが、当日の出動は数時間かけて現着して戻るのに更に倍ぐらいの時間がかかったり、ガソリンが入れられなくて大変だったり、色んなモノが買えなくなったり。 そして10年経った現在、また同じような震災が起こるのでは?という状況になんとなくなりつつあります。ニュージーランド付近で当時と同じような地震が起き、首相が読み方が違えど同じ漢字だったり、当時と同じ銀行がシステム障害をおこしたり魚が大量に打ち上ったり。 けれど当時と決定的に違うこともあります。大半の人が当時の震災を経験しているので何かあった場合はどう行動し何を備えておけばいいか知っていること。なので何かあってもきっと大丈夫、なんて勝手に思っていたりする自分もいます。でも震災は予想外のところで起きますからね・・ もう一つ10年前と違うところがありました。生きているだけってことが実は凄くありがたい事なんだと感謝できるように価値観が変わったこと。そう価値観が変わっている方は何となく多くなっているような気がするので、万が一何かあったとしてもやっぱり大丈夫な気がします。 | |
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K隊員 |
2021.3.11(木)晴れ 異色のフェラーリ |
フェラーリ・FFのバッテリー上がり。 FFはフェラーリ初となる四輪駆動かつシューティングブレイクと呼ばれるステーションワゴンのようなスタイリングで2011年に3200万円で発売。 ワゴンボディだが当時の市販フェラーリでは最強となる6.3リッターのV型12気筒エンジン(660馬力)を搭載し、最高速335km/h、0-100km/h加速3、7秒で「世界最速の4シーター」をうたっていた。 ボンネット内のカバーを外すとバッテリーがあるのでフェラーリにしては作業はやり易く、ポータブル電源を繋ぎジャンピングですんなりエンジン始動。 アイドリング時の音はフェラーリにしては静かめだったが、やはり高回転では官能的な音を奏でるようでついつい回したくなるとのことだった。 エンジンのダウンサイジング化でV12エンジンは絶滅危惧種となっているが、お客様はV12エンジンに乗れなくなる前に一度乗っておこうと思いFFを購入したそうだ。 | |
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R隊員 |
2021.3.10(水)晴れ 運動不足 |
平日の深夜、大型トレーラーの開錠依頼。 エンジンが掛かりっぱなしとの事でしたが、拠点から程近い場所だった為、速攻で現場に到着。 お客様も「早い!」と大層お喜びでしたが本番はこれから。鍵自体は通常タイプで、問題なく開錠出来そうでしたが......... 10tクラスの大型車両は部品一つとっても非常に大きく、鍵穴の位置も通常の車より高い場所に付いている訳でして。 作業自体はつま先立ちでの作業となり、かつそれでもギリギリでの開錠と相成りました。 以前、手の届かない鍵穴の車両は足場をお借りして作業させて頂きましたが、今回はそういった物が近くに無く、えらく体勢に悩まされた開錠となりました。 それでもお客様的には「配達に間に合います」と言って頂けたので、取り敢えずは一安心でした。 お客様をお見送りした後、バイクに跨ろうとした瞬間、足元で「ピキッ」という違和感を感じました。 どうやらつま先立ちでの開錠で、足の筋を攣らせてしまった様です。翌日には回復しましたが、運動不足を痛感させられる深夜の開錠作業となりました。 | |
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I隊員 |
2021.3.9(火)晴れのち曇り ディスプレイキー |
BMW8シリーズ開錠のご依頼がありました。鍵を2つお持ちの内ひとつは紛失、一つは車内コンソールの中にあり、お客様はドアを開錠すれば運転に支障はない、と言われていました。 最新型8シリーズを慎重にピッキング開錠後、メカキーでの動作確認をお願い致しました。しばらくすると「物理的なキーはないみたいです」とお客様に言われました。 よくよく観察するといつものスマートキーではありません。お客様がコンソールの中に保管されていた鍵は「ディスプレイキー」というものでした。 ディスプレイキーとは様々なことが遠隔操作出来るキーで、ドアの施錠開錠からエアコン操作、ラジコンのように車の移動まで操作出来るようになっています。 凄い時代になったものです。少年時代の未来へのオドロキとトキメキを思い出したBMWの開錠依頼でした。 | |
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S隊員 |
2021.3.8(月)雨 緊張の初対応車 |
2018年式ホンダ・NSXのバッテリー上がり 2017年2月に販売が開始された2代目NSXは登場から丸4年になるのですが、2400万円を超える価格もあるからでしょうか街中でもめったに遭遇することが無く、自身では初対応になります。 近くで見ると車高も低くさすがに迫力があり、緊張感が一気に上がってしまいます。初代のNSXは今見てもかっこいいですが、新型も全く別のかっこよさがあるように思います。 現行NSXはモーターを3つ積んだハイブリットのスーパーカーですが、ほかのハイブリット車と同じように、補機用バッテリーのバッテリー上がりですので、作業自体は特別なものは無く、フロントボンネット内にある専用端子にブースターを繋げて始動するだけです。ただし養生とサージ対策、ウェアラブルカメラでの詳細録画を徹底してジャンプ始動に当たりました。 いつも動画などでしかお目にかかれていない、とても希少なNSXは実際には何倍にもにかっこよく見えました。 | |
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A隊長 |
2021.3.7(日)曇り 最高の選択? |
分からないことを質問するというのは、怖いことです。 先輩は忙しそうだし、質問内容によっては「その程度のことも知らないの?」と相手を不愉快にさせてしまうかもしれません。 みんなが幸せになれる方法は相談しないこと。 目標は先輩へ追いつくことですが、それは先輩からのアドバイスではなく自分の力で這い上がっていきたいです。誰にも迷惑をかけずに、注意もされずに、自分だけの力で這い上がる・・この方法ではダメでしょうか? という相談を新人隊員から受けて、困惑したという話しです。 | |
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J隊員 |
2021.3.6(土)晴れ 印象の違い |
原付スクーターのメットイン開錠です。 開錠後に作業料金について質問されました。 多くの人にとって普段馴染みのない開錠料金が高いか安いかの印象を決める要因の一つに開錠する車両の値段というものがあります。 例えば普通乗車の開錠料金が本体価格の300分の1だとして、ミニバイクの場合は車体価格の15分の1となってしまうと、これはご依頼する側にとってはとても大きな差になってしまいます。 これはどうしようもなく難しくて仕方のない事なんですが…なんて考えていたら予想外のお返事を頂いて密かに驚いたのでした。 | |
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Y隊員 |
2021.3.5(金)晴れのち雨 備えあれば患いなし |
日中暖かった午後4時、山梨県笛吹市にあるももの里温泉よりジープチェロキーの開錠依頼です。 その日はだいぶ暖かく真冬装備だと動かなくても汗ばむほど。なので完全防寒からは少し薄着で出動です。ただ日が暮れると気温が下がりそうなので急いで向かいます。 失敗しました・・予想に反して中央道八王子辺りから気温がガクッと下がります。現場には明るいうちに到着できたのですが体の芯まで冷えてしまい震えが止まりません。 待っていたのは風呂上がりでさっぱりされているお客様。そんなお客様まで震えさす訳にはいかないので寒さを我慢して速攻開錠です。その後、温泉に入って温まってから帰路に着けれればいいのですがそういう訳にはいかず、途中のサービスエリアで少しだけ体温を復活させて戻ります。 しかし今の季節の防寒装備は難しいなと、つくづく痛感しました。着すぎるとすぐ汗だくになるし、着なさすぎると今回みたいになるし。 | |
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K隊員 |
2021.3.4(木)晴れ 注意してよく見ると |
ジャガー・XKRの解錠&バッテリー上がりの依頼。 1週間程前にバッテリー上がりの依頼をして他の業者さんが対応したそうだが、メカキーでドアが開かずトランクに鍵穴がないとのことで作業せず撤収したようで2番手の出動。 車は1996年発売の初代XKRで鍵は棒状のアブロイキー。ドアの鍵穴にキーを差し込むと回るけど開かなかったがトランクは普通に開いた。 通常トランクの鍵穴はナンバー周りに付いていることが多いが、初代XKシリーズの鍵穴は右テールランプ下にあるエンブレムのXとKの文字の間にある。通常の鍵穴と違い、棒状のキーなので鍵穴は小さく最初の業者さんは気付かなかったようだ。 トランクを開けバッテリーを点検すると完全放電状態。ジャンピングでエンジンを始動ししばらくアイドリング充電をしたら、ドアもメカキーで開くようになり一安心。トランクはメカキーで開いたので作業はバッテリー上がりのみとなり無事終了した。 | |
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R隊員 |
2021.3.3(水)晴れ 渋滞から考える |
市川市の住宅街でバモスの開錠依頼。出動時にお客様に連絡すると「工事しているから近くで連絡下さい」との事。 今年の冬は比較的暖かかったように感じられ、雨や寒気も例年より少なかったと思います。 さて、当日も気持ちのいいお天気模様で、春に差し掛かるのを身に感じる程のぽかぽか陽気。 ウキウキ気分で現場に向かうも、所々で起きる渋滞。まだ緊急事態宣言の最中で、このような渋滞は久しぶりです。 渋滞ラッシュを抜け、現場まであと少しの住宅街...........。ここでもまさかの水道工事。しかも初見での迂回指示。 再度お客様にご連絡してご指示を頂き何とか到着。現場の車両&お客様も、工事関係の方でした。 「珍しく、ここらは工事ラッシュなんです」とお客様。確かに年度末は工事が激しくなりますが、今年はコロナの影響か、例年よりも落ち着いているようです。 当然、帰路も渋滞に巻き込まれる訳ですが、良くも悪くも久しぶりの混雑、渋滞。本当に久しぶりで、少し嬉しくなってしまいました。 この春からワクチン接種が始まり、やっと自粛以外の手段を講じる事が出来る訳です。早くワクチンが一般化し、以前の喧騒を取り戻して欲しいと、渋滞に巻き込まれながら一人考えるR隊員でした。 | |
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I隊員 |
2021.3.2(火)晴れ 夢はユーチューバー |
スバル・レガシィのバッテリージャンプのご依頼です。到着するとお客様と小学生位のお子様がお待ちになっておられました。 作業前の注意点をお客様にご説明していると、ハイテンションなお子様が私の前でピースサインを出しています。 当初はお父さんと遊びに行けるので喜んでいると思ったのですが、彼の視線で私の胸にある記録用ウェアラブルカメラである事に気がつきました。 お客様にはすでに説明済でしたが、お子様に向けて「このカメラは社内で確認する為のもので、SNS等には上がりません」と話すと、シュンとなってしまいました。でもすぐに私の作業を食い入るように見学していました。 レガシィを無事復旧すると「将来この子はユーチューバーになりたいみたいです」とお客様。お客様のお話しでは最近の小学生の将来なりたい職業は断トツでユーチューバーなのだそうです。 チャレンジ的なものから何かの特技や自由で新しい発想が求められる競争が、どんどん低年齢化していき、今や小学生低学年の子が何かの才能に目覚めるケースがあり、驚く事があるそうです。 バッテリージャンプの作業から何か思いついたのでしょうか?お子様のキラキラした視線が印象に残りました。 | |
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S隊員 |
2021.3.1(月)晴れ カギ山違い |
鍵のとじ込みではなく、今回は鍵があるのにドアが開かないというホンダ・ステップワゴンの開錠依頼に行ってきました。 この場合いくつかの可能性を想定して現場に向かうのですがキーシリンダー内部の摩耗や部品の外れによる空回りなど原因は様々で、結局のところ直接、行って触れてみないと断定ができません。 到着するとお車は真新しい現行型で新車購入してから今日までスマートキー以外は使ったことがなかったとの事で、内部の摩耗や部品外れは考えづらいのですが、確かに鍵ではまったく回りません。鍵穴を覗くとさすがにとてもきれいで、そのまま問題なくピッキング開錠しました。 最近はバッテリー上がりやリモコンの電池切れなど無い限り、メカニカルキーを差し込んで開ける必要はないので気づきづらいですが、考えられるとすれば新車で購入した時から、既にメカニカルキーだけが違っていたということになります。おそらく鍵山違いと思われるので、ディーラーさんにて点検をお願いしました。 車両のバッテリーはルームランプの消し忘れで完全に上がっていましたが、ブースターを繋げて復旧すると、スマートキーでは問題なく施錠、開錠、エンジン始動も出来ました。 普段はまったく問題ないのですが、いざというときにはやはりこれでは困ってしまいそうです。新車でもこのようなケースもある事を初めて知りました。 | |