東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by A隊員

2004.11.30(火)晴
ベンツパンク

杉並区宮前の路上で、ベンツEがパンクしたとの知らせが入った。
地図で確認すると、現場は住宅地の道幅の狭い中にある。

17分で到着。
やはり故障車は道の通行を妨げていた。
幅の狭いわりには両面対向になっていて、2台の一般車が立ち往生している。
まず2台の車を誘導した後、三角表示板を設置、道の入口には故障車修理中のプレートを置いた。

時間を争うパンク修理にベンツはありがたい。
概ね純正のホイールだし、専用のジャッキアップ、ジャッキポイントも利にかなっている。
スペアタイヤの収納場所ひとつ取っても、国産車よりきめ細かい造りになっている。
さすがベンツだ。

作業中、通行する車は現れず5分で終了。
口数の少ないお客さんだったので、こちらからアプローチする事に・・
A隊員・・・・「いかがでした?お電話されてから、お待たせしていませんか?」
お客さん・・・「いえいえ、30分と言われたのに早くて助かりました」

仕事の出来が良いときほど、その言葉が聞きたくなるA隊員でした。



by A隊員

2004.11.29(月)晴
HP工事中です。

ホームページが思ったように表示されません。
皆さんのパソコンでは上に紺色のカンバンが表示されて、下にグレーのシートが表示されますでしょうか?
Googleで「助人」を検索すると、下のシート部分しか表示されなくなっています。
ご不便のないよう現在工事していますので、もうしばらくお待ち下さい。

皆さんに大変ご好評頂いているこの日記ですが、A隊員あれもこれもで抜けてしまう日が多くなっています。
忙しさを理由に逃げだすとは・・・A隊員もまだまだです。

現在HP特別企画を推進中です。
24時間営業ガソリンスタンド一覧(東京23区)を作成しています。
以外にも、検索しても良いものが見つからないのが現状でした。
ガス欠のお客さんへ対応する為、自分達のところにあった情報を、公開しようというものです。

少しずつですが、お役に立てるHP運営に取り組んでまいりますので
今後ともよろしくお願いいたします。



by A隊員

2004.11.27(土)晴
またよろしくお願いします

杉並区宮前でバッテリーが上がったとの知らせ。
16分で現着。
パジェロは発見できたものの、肝心のお客さんは見当たらなかった。

電話しても通話中で、およそ10分後に合流する。
お客さん「まさかこんなに早く来てくれるなんて・・・」
出勤途中らしく会社へ連絡していたようだ。

早速エンジンを始動すると、お客さんは缶コーヒーを買って来てくれた。
コーヒー片手に数分間の談話に入る。
杉並に引越して間も無い事や、趣味の話しで盛り上がった。
とっさに出勤時間を思い出し、忠告してみると
お客さん・・・「遅れる段取りは出来ているので大丈夫」
さらに・・・・「またお願いしたいんですが・・」

ロードサービスは不慮のトラブルに対応することが多い。
「またお願い」は無いほうが良いかもしれない。
ただ、うれしい言葉に間違いなかった。



by A隊員

2004.11.25(木)晴
1人で待つ身

昼に新宿区神楽坂にて、バッテリージャンプの要請が入った。
現地まで23分。
到着するなりお客さん「30分待ちましたが、長く感じますね」
いたって紳士的な方だが、大変急いでいたらしい。

お客さんがロードサービス会社へ連絡し、我々業者に手配するまでの時間は5〜10分。
業者はおよそ20分前後で行かないと、30分以内は守れない。
30分とはいえ、たった1人で待っているお客さんには、苦痛でしかないはずだ。

ジャンピングした後は5分ほど暖機運転し、発生電圧を計らなければならない。
お客さん「エンジンかかったならそれでいいです。急ぐんで。」
A隊員の作業はそっちのけで、振り切るお客さんはそのまま走りさった。

寒くなるにつれ、待ち時間も長く感じるだろう。
一層プレッシャーを感じるA隊員でした。



by A隊員

2004.11.24(水)晴
H隊員の災難

夜、豊島区池袋にて、駐車場の管理人さんからご依頼が入った。
内容は、駐車車両のドアを開けてほしいとの事。
駐車スペースの枠を、はみ出して停めているので、隣りから5台ほど出れなくて困っているらしい。

H隊員15分で現着。
現地では、迷惑車両の回りを10人ほどが取り囲んでいた。
駐車場の管理人さんは、皆に詰め寄られるような絵になっている。
泣きすがるように管理人さんが、H隊員の背中にかくれた。

H隊員・・・・・「ドアを開けるところまでしか出来ませんし、問題が発生しても責任は持てませんが・・」
管理人さん・・・「それでもいい。とりあえず開けてくれれば、こちらで何とかするから・・」
回りのプレッシャーに負けることなく5分で開錠。
しかしブレーキもロックされていて、車はビクともしなかった。

再び回りから詰め寄られる管理人さん。
そうこうしている内に、次の要請が入ってしまったH隊員。
管理人さんに料金を頂こうとしても「問題は解決していないし、こんなんじゃ払えない」の一点張り。
後日あらためて、という事にしたらしい。

夜の開錠依頼は、特殊なケースが多いようだ。



by A隊員

2004.11.23(火)晴
お犬様インロック

飼い犬を連れて運転してきたお客さん。
家族を迎えに外へ出たところ、車内に取り残された犬がインロックしてしまったとの事。

急ぎ出動、杉並区永福まで7分、プリメーラを発見した。
車内には大きな犬がいる。何犬か分からないが、運転席と助手席を埋め尽くすほどの大きさだ。
ドアへ近付いた瞬間「ワンワンワン・・ウー・」
窓が数ミリ開いている為か、外にも響くし車内も揺れ出す始末。
立派なセキュリティー車だった。

気にしていたら仕事にならない。
相変わらず吠えまくるが作業を続行した。位置的に窓を挟んで、犬とにらめっこしなければならない。
よく見れば、大きな口は頭を飲み込まれそうだし、窓をひっかく腕が太いこと・・
サファリパークや、多摩動物公園のライオンバスより迫力がある。
気になりすぎて作業どころではなかった。

色んな作戦に出たが、効果的だったのが、反対側からお客さんに犬を引付けて頂く作戦。
揺れだけはどうしようもなかったが、15分後に無事開錠。

今までにない手強い相手だったお犬様。
やっぱりA隊員は猫のほうが好きだった。



by A隊員

2004.11.22(月)晴
銀座のベンツS500

最近インロックの要請は、国産車より外車のほうが多い。
21:00銀座プランタンの裏で、S500がインロックしたとの知らせが入った。

現地では、お客さんの電話がつながらない。また駐車車両が多くプランタンを2周して、合流するまで30分。
インロックした場所はトランクの中らしい。
以前にもあったが、キーレスエントリーでセキュリティを解除しない事には、トランクは開かない仕組みになっている。
作業前に全てご説明したが、お客さんの「ドアさえ開けてくれれば大丈夫」の言葉を信じて作業開始。

およそ30分後に左ドアを開錠。
早速車内からトランクを開けようとするが無反応。
予想外とばかりに驚くのはお客さん。「なんで開かないんだろ?なんで?」
思わずズッコけるA隊員。また一からご説明する。

さらに、トランクのピッキングは時間もかかるし、別料金になることをご説明。
するとお客さんは車内をくまなく探しはじめた。
いつの日か、スペアキーを見た記憶があるらしい。
半信半疑でA隊員もお手伝いして探してみた。

10分後、車検証の中にあるのを発見した時には、正直驚いた。
自信満々のお客さん・・・「ほら、ドアさえ開けてくれれば大丈夫って言ったでしょ?」
でも何となく腑に落ちないところがある。
事前にスペアキーの話しはなかったし、トランクが開かなかったときの驚きは、まさに「予想外」であったはず。
ひょっとしたら偶然だったかも・・・

何はともあれ、無事完了できた事にほっとするA隊員でした。



by A隊員

2004.11.21(日)晴
スクーターでクタクタ

荻窪駅前でホンダリードがインロックしたとの知らせ。
帰り際だったので、名乗りを上げて出動した。

現地まで15分、バイクは商店街の入り口で人通りの中にあった。
とても作業できる状態ではないので、邪魔にならない場所まで引きずる事になる。
たとえ100ccのスクーターといえど、この辛さは引きずった人にしか分からない。

いざ作業を開始しようとしたら、おまわりさんが現れた。
2人組みがとバイクを引きずって、何やらいたずらし始めていると通報されたらしい。
ちなみに、作業中おまわりさんに声をかけられるのはけっこう多い。
東京の治安の高さもまずまずだ。
おまわりさんとお話しする事5分。
いっこうに作業は、はかどらなかった。

まだ作業もしていないのに、30分が過ぎ去ろうとしている。
おまわりさん立会いの元に作業開始、そして3分後に開錠。

帰宅途中に簡単に済ませるつもりが、一番辛い仕事になってしまったA隊員でした。



by A隊員

2004.11.19(金)雨
鍵穴は接着剤だらけ

いつもバッテリー上がりやパンクといった、軽整備の依頼を頂く営業先から、初めて開錠依頼が入った。
スクーターのメットインの鍵穴に、キーを差し込めないとの事。
うれしい反面、直せなかったら・・といった不安がよぎる。
港区海岸まで13分。困り果てたお客さんが待っていた。

車両はアプリリアの125cc、たしかにメットインの入口が固着している。
まずパーツクリーナーで攻撃開始。
入口を突破すると、シリンダーの中は瞬間接着剤のようなもので埋め尽されていた。
A隊員・・・・・・「残念ながら、いたずらされていますね・・」
よろめくお客さん・・「ちょっとショックです。」

まず洗浄液(シンナーを薄めた)を塗り続け、格闘していく事15分、ようやくキーを差し込める状態に。
続けて注油していく事5分、鍵穴は回り出す。
瞬間2人同時に「や・やった!」と声を躍らせた。

実はお客さんも色々試したらしく、当初は諦めていたとの事。
感謝され続けると調子に乗ってくるのがA隊員。
「困った事があったら何でも言ってください!」と強気の発言を残しお別れ。

でも正直言うと、鍵穴見た瞬間は白旗を上げそうになりました。



by A隊員

2004.11.19(土)雨
マスタング来襲

以前の東麻布のお客さんがインロックしたとの事。
I隊員とともに出動。A隊員は新聞記者のつもりで同行した。
前回の雪辱を晴らす記事にするぞと意気込んだ。

お客さんと作業説明時にI隊員「5〜10分程度で開錠致します。」と豪語する。
まさしくドラマチックな展開になりそうな予感だ。
A隊員もメモを片手に、すでに日記の文面を考える始末。
でもせっかくなので左右同時に作業を開始した。

寝ずに作った工具を使い10分経過・・・・・・・・・開かなかった。
自宅で待っているお客さんに連絡すると、
「全く気にしなくていいですよ。ゆっくりやって下さい。」
「今まで4回ほどお願いしているけど、どれも1時間以上かかっていますから。」との事。

その1回は間違いなく助人サービスだ。
というより4回もインロックしているとは・・

燃える2人の健闘むなしく、およそ40分後に開錠。
I隊員・・・・・「大変お待たせ致しまして、すみませんでした・・」
お客さん・・・・・「あら今までで一番早かったわよ」
何の気休めにもならなかった。

しばらく声も出ない2人。
くやしいが、これが現時点での、
助人のレベルだというのを理解するより仕方がない。

辿り付いたはずの山頂の奥には、まだ頂上すら見えない山が存在した気分だった。



by A隊員

2004.11.18(木)雨
急ぎすぎるお客さん

I隊員のお話しです。

虎ノ門でインロックしたとの知らせが入る。
車両はチェロキー、お約束の到着時間は20分前後と伝えていた。

お客さんは大分急いでいるようで、何度か事務所に電話が入る。
2度目の電話でお客さん・・・「あと何分ぐらいで到着しますか?」
助人オペレーター・・・・・・「先程出発しましたので、15分程度かと・・」
それから5分後にお客さん・・「まだ到着しないんですけど。」
助人オペレーター・・・・・・「出発してから10分程度ですので、そろそろかと・・」
といった様子が数回繰り広げられる。

I隊員が現地に到着したのは、ご依頼を受けてから13分後であった。
実はお客さん、これからパーティーに出席するとの事。
現地でもI隊員は、大いにせかされたようだ。
プレッシャーに負けなかったI隊員の腕が光る、5分で開錠。

するとお客さんは別人に変ったという。
言葉でお客さんを非難しにくいけど、開錠する前は自分勝手な振る舞いが目立った。
開錠した後は、急に静かになり謙虚な方に変ったという。
当初急いでいた雰囲気はよそに、しばらく感謝されっぱなしだった。

雨の虎ノ門で、たった1人でトラブルに遭遇したお客さん。
さらに夜ともなれば、誰だって不安になるものだ。
助人マンたるもの、パニックに慣れなければならない。

技術だけなら感謝はされない、と豪語するI隊員でした。



by A隊員

2004.11.17(水)晴
セキュリティーはバッテリー上がりにも

バッテリー上がりでの事。
北品川まで17分、車両はセキュリティー付きのホンダ エリシオン。
ポータブル電源を、プラス端子とマイナス端子につなげた瞬間、けたたましい音が鳴り出した。

なぜセキュリティーが反応したか。
実はキーレスエントリーを認識できないほど、車のバッテリーが放電していた為であった。
本来、外からキーレスエントリーで開錠する。その時に特定の信号が送られ、車は正式な開錠(進入)である認識をする。
鍵穴からキーを差し込んでしまうと、不正進入と見なし警報を発する仕組みになっていた。

ではなぜ、突然警報が鳴ったのか。
セキュリティーは不正進入を認識していても、警報を鳴らすまでの電源が、底を尽きていた為である。
それぞれの端子につなげた瞬間に電源が供給され、思い出したかのように警報を鳴らしていた。

解決方法は2つある。
ポータブル電源からバッテリーを充電して、キーレスエントリーを認識できるレベルに持っていく方法。
警報の鳴った状態で、合鍵を差し込むみセキュリティーを解除する方法。
たまたま合鍵があったので後者を選択して解決した。

これから、ますますセキュリティーは強化されていくだろう。
助人マンは「知りませんでした」のないよう、継続して学ばなければならない。



by A隊員

2004.11.16(火)晴
忙しい日は突然に

大忙しの朝を迎えた。
出勤途中に荻窪でバッテリージャンプ、新宿へ移動中に富ヶ谷でインロックと、立て続けに仕事が入る。
本部から港区が手薄になったとの知らせで青山に移動。すると神宮前でインロック、続いて南麻布でインロックと止まらなかった。

渋谷区富ヶ谷でのインロックは外人のお客さんだった。
現地まで15分。車両はH12年式のフォルクスワーゲンパサートだ。
通訳の方に立ち会っていただき作業開始。およそ1分で開錠。
内溝タイプ用に用意していた工具が役に立った。
ご本人の確認と書類にサインを頂くために、事務所へ行く事になる。
実は事務所を経営されている方で、打ち合わせに入っているらしい。
待つこと10分、ようやくサインを頂いた。
現着と作業が早いときに限って、他で時間を取られる事が多い。

渋谷区神宮前では、手配された住所の神宮前5−22へ5分で到着。
お客さんが見当たらないので電話してみると、「住所は5−22で合ってるよ。表参道沿いだからね」
表参道沿いなはずはない。地図を確認し5−2である事が判明した。
神宮前は、原宿と表参道と渋谷の間に位置する。
まず人が多い上に道も狭い、また一方通行も多く、車で来てはいけない場所のひとつ。
圧倒的な早さをアピールできるチャンスが、結局平凡な時間で到着。

要請は夜になっても止まらない。
さすがに5回目の出動では目が血走ってくる。
開錠した後の目薬で「きたー!」と叫んでしまうA隊員でした。



by A隊員

2004.11.15(月)曇
油断大敵、助人の失敗

最近A隊員はネタ不足なので、本日の失敗談をお話しします。

葛飾区亀有でインロックしたとの知らせ。
葛飾拠点のすぐ近くで、B隊員があっという間に到着したものの、開錠まで30分近く格闘したという。
本部へ完了報告をしていると、葛飾区四ツ木でインロックの知らせ、引き続きB隊員が手配された。

B隊員がそのまま四ツ木へ急行しようとした瞬間、たった今開錠したばかりのお客さんが
「すみません。また閉じこんでしまいました」との事。
B隊員は悩んだ。別な隊員に任せるか、自分が開錠するか。
悩んだ末に自分が開錠してから四ツ木に向かうという選択をした。
亀有から四ツ木までは10〜20分である。30分を目安に考えれば、残される時間はある。

2度目の開錠作業に入る。車両はベンツCクラス、2度目とはいえ作業は難航、およそ20分で開錠。
急ぎ四ツ木へ向かうも出発が遅すぎた。最初のご依頼から現地まで35分を費やした。
お客さんにとっては、アシスタント会社へ連絡してからの話しになるので、40分ほど待っていた事になる。
四ツ木の車両はH8年式のセドリック、1分で開錠するも到着時間の遅れは取り戻せなかった。

反省点として連続インロックが判明した時、四ツ木を別手配にすべきであった。
B隊員だけではない。今回を助人全体のミスとして、今後にいかさなければ。

時間を売れなければ「助人」は名乗れない。



by A隊員

2004.11.14(日)曇
リピーターを増やすなら驚きを

最近の日曜日は忙しい。
イベント会場を始め、車、人が集まる場所へと移動しながら待機した。
平均到着時間は22分、それを縮めたい気持ちもあるけど、お客さんを驚かせたいのが本音かな。

ちなみに、お客さんの満足度を時間で表すと、到着時間と作業時間の早さによって変化する。
作業時間は平均10分とすると、
到着30分台・・「助かりました。」とりあえずほっとした様子(満足度は普通)
到着20分台・・「ありがとう。助かりました。」感謝される事が多い(満足度は大)
到着10分台・・「すごい!ありがとう!」感謝より驚かれる事が多い(満足度は最大)
10分台が増える事で、リピーターになってくれたらといった期待が大きい。

A隊員は新宿に入った。すると渋谷区富ヶ谷からインロックしたとの知らせ。
現地まで9分。車両はニッサンキューブで、20代前半の男性が2人待っていた。
お客さんA「すごい!ピッキングだ〜!」、お客さんB「かっこいいなぁ!」
到着早々ワクワクした様子だ。このままの雰囲気で開錠させれば・・という思いで鍵穴をのぞく。

開始後30秒で開錠。
お客さん(2人の若者)は大喜びで「すごい!すごい!」の連発。
なぜか携帯電話で、記念撮影まで申し込まれる始末。
こちらが期待した驚きをはるかに上回り、押されまくりのA隊員。

これからコンパに行くと言うお客さん。
そこでの会話にA隊員が出てくるかどうかは謎である。



by A隊員

2004.11.14(日)曇
D隊員の日記

D隊員の話しですが、A隊員が代筆します。

16時38分港区南青山にてインロックしたとの知らせが入った。
実はお客さん、17時から結婚式に出席するので急いでほしいとの事。
急ぎ浜松町からD隊員が出動した。

現地には16時50分到着。
ご本人確認や車両の確認で7分が過ぎようとしていた。
式場の目の前でのインロックなので、秒殺すれば間に合う時間だ。
がしかし、D隊員はプレッシャーに負けたらしい。

およそ10分後に開錠。
D隊員はひたすらお客さんにお詫びすると
お客さん「悪いのは自分ですから」と気にはされてない様子。

先日のH隊員のようなドラマチックな展開を想像したとの事だが
そう何度も続かない事を話しても、後悔している様子。
D隊員「あれをあーすれば、くそ!」と、ボソボソつぶやいている。

がんばれD隊員!君の活躍を公表する日は近い!・・と願う。



by A隊員

2004.11.13(土)曇
ロードサービスの評価

I 隊員が休みという事で、A隊員が港区浜松町出勤だ。

昼に八重洲でインロックしたとの問い合わせが入る。
問い合わせとは、到着時間や料金などをお客さんに伝え、了承が得られるか相談している事。
要は確定する1歩手前だが、かまわず出動した。
助人が、時間と料金で負けない自信も裏付けとしてある。

場所は中央区八重洲の地下駐車場。
浜松町から10分で到着。と同時に問い合わせから確定に変った知らせを受ける。
地下を探索し始める事5分、お客さんと合流した。

お父さんがバッグにカギを入れ、奥さんがインロックした様子。絵的にお父さんに非がありそうだ。
車両はマツダデミオ、助手席からピッキングして1分で開錠。
お客さんは大満足で、到着と作業の早さを誉められた。

奥さん「お友達にも紹介しようかしら」、お父さん「ロードサービスにもバラツキがあるしな」
以前にもインロックした経験があり、当時は違うロードサービスに加入していたと話す。
すかさずA隊員「どちらかと言えば、提携している業者のほうにバラツキがあるやもしれません」
お父さん「いいや結果的にロードサービスの差だよ」
それ以上の会話はなくお別れ。

今回、全てうまくいったから良かったものの
たった1度の出動で、大きな影響を生む可能性を改めて感じた。
それは助人内に置き換えても、通ずるものがあると考えさせられる。

「勝って兜の緒を締めよ」とは、まさにこの事か。



by A隊員

2004.11.12(金)雨
H隊員の活躍

本日ドラマチックで賞を獲得したH隊員が、
どうしても書いてほしいと言うのでしかたなく。

練馬区土支田で三菱グランディスがインロックしたとの知らせ。
H隊員が出動して17分で現着。
現地ではディーラーの方が差し金で開けようとしていたらしく、すでに40分以上も格闘していた。
自宅でのインロックとの事で家族の方、近所の方も車を取り囲んで、重々しい雰囲気に包まれている。

H隊員は運転席からピッキング、ディーラーさんは助手席から差し金という、プライドを賭けた闘いになった。

負けず嫌いではダントツ一番のH隊員。気合の入れようは想像するに容易い。
はやる気持ちを抑えながらピッキングしたという。およそ30秒で開錠。
軍配はH隊員に上がった。
ほっとしてドアを開けた瞬間、お母さんが車の中に飛び込んだ。

なんと赤ちゃんが寝ていたという。<
H隊員は全く聞いていない事で唖然としていると、おもむろに抱きかかえるお母さん。
ひたすら感謝のお言葉を頂戴したという。
H隊員にしてみれば30秒たらずの作業でも、現地では1時間近くもひっ迫していた事になる。
家族の方からは「ありがとう!」、ディーラーさんから「さすがだ!」、近所の方から「すごい!」
と今までの開錠で一番絶賛された様子。

何より、いつも冷静なH隊員が興奮していたのが印象的だった。



by A隊員

2004.11.11(木)曇
車内から開錠

世田谷区粕谷にて、スバルサンバーがインロックしたとの知らせ。
到着まで15分。現地ではドア開けっぱなしのサンバー(軽バン)がお出迎え。

お客さん「リヤのドアが開かないんです。何とかして下さい!」
A隊員「え? インロックではないんですか??」
状況を聞くと、花屋さんの配送中、荷台に載せていた大きな鉢が崩れてリヤの内側部分に激突。
それから、鍵を回しても何の反応もせずロックされたままという。

話しが違うと思い、「インロック専門でやってますから」と言いかけたが
お客さんはから、それを許さない気迫がビシビシと伝わってくる。

話しを聞いて、故障箇所は想像できた。おそらく衝撃でロットが外れたのだろう。
サイドドア―からもぐり込むように車内に入り、内張りが破損しているのを確認。
特大の鉢を片付けるのにひと苦労。丁寧に内張りを外し、外れたロック機構を元通りに組み付けて終了。

動作確認を終え、書類にサインを頂こうとしたらお客さんが見当たらない。
電話してみると「もうちょっと待ってて」とガチャ切り。

振り返ると、遠くにジュース片手に走ってくるお客さんを発見した。



by A隊員

2004.11.10(水)晴
初 首都高レスキュー

首都高上でパンクしたとの知らせ。
第一報の場所は、環状線内回り神田橋入口付近。

B隊員が15分で現着。しかし故障車は見当たらないという。
A隊員も後方支援の為に新宿から出発していた。
延々と続く渋滞路を慎重にすり抜けて、代官町付近で故障車不在の連絡が入り待機する。

およそ10分後に第二報。場所は池袋5号線下り飯田橋付近という。
全く違った場所であった。B隊員は一般道に降りてから回り込む事になった。

最初のご依頼からおよそ40分後に現着。故障車は右コーナーの出口付近に停めてあり、危険な状況だ。
B隊員が三角表示板とLED点滅灯を2箇所に設置。A隊員は発煙筒を5箇所に設置し後方支援に入る。
作業に要した時間は10分。書類作成と後片付けをして早々に引き上げた。

首都高上の出動は初めてであった。
作業においては、シミュレーション通りスムースに事が運んだが、
危険な場所での作業と後方支援は、予想以上に体力を消耗した。



by A隊員

2004.11.8(月)晴
I 隊員のマイブーム

22:30川崎市幸区にてセルシオがインロックしたとの知らせ。
帰宅中のI隊員が手配され15分で現着。

ここは以前A隊員が営業したお客さんの支店であった。ご利用頂けて大変うれしい。
肝心の鍵はトランクの中で、I隊員は5分で開錠。
しかし、鍵は取り出せたが、トランクが閉まらなくなってしまったとの事。

最近のセルシオは、開錠後にある作業をしなければならない。
もちろんI隊員も知っているが、その作業に難航しているという。
作業し始めてから30分、A隊員が救援に向かった。

が直後、I隊員から作業完了の連絡をもらい、救援キャンセル。
時間のかかった理由は、トランクの鍵まわりの凹凸が、作業を困難なものにしたとの事。
まずは作業完了で何よりだ。

最近のI隊員の活躍は目を見張るものがある。
難しい開錠依頼を、何度も突破してきたのを身近で見てきた。
I隊員はめげている素振りは全くなく、これから自宅で「冬ソナ」の続きを見るという。

最近の韓国ブームに乗りまくる彼は、今更ながら「冬ソナ」な訳だが、
ひょっとしたら「冬ソナ」の影響が、作業を困難なものにした
とさえ思ってしまうA隊員であった。



by A隊員

2004.11.6(土)晴
セキュリティーに関心を

21:00ジャスト新宿区新小川町で、インロックしたとの知らせ。
車両はシボレーアストロ、車が大きいので分かりやすい。13分で現着。

早速鍵穴をのぞくと、何やら異物が入っている。
取り出してみると、ピックの先のような鉄の破片が出てきた。
インロックしたのは初めてとの事で、
A隊員「これ、いたずらされた可能性が高いです」と、針のような破片を差し出した。

お客さんが驚いている間に開錠。
喜ぶのも束の間、セキュリティーについて不安のようだ。
A隊員の知りうる知識で簡単なアドバイスをさせて頂いた。

アストロにはセキュリティーが施されていたが、いたって簡易的なもの。
そこで、各センサーを充実させたもの、さらにページャー機能の付いたもの、
または追跡機能の付いたものを一通り説明する。
有名どころでは、バイパー、クリフォードで、価格は10万円〜30万円とすると値段の高さに驚かれた様子。
また駐車する場所にも気を配ることをお話ししていると、メモまで取られ始めた。
簡単に済ませるつもりが、A隊員調子付いて長い時間お話し。

「とても参考になりました」とお客さん
お礼に、なぜかカップ麺を頂いて終了。



by A隊員

2004.11.5(金)晴
信号待ちの車はエンジンもかけたままに

武蔵野市関前でインロックしたとの知らせ。

吉祥寺を通過して現地まで24分。
思わず信号待ちしているかのように見える、H7年型のカムリがお出迎え。
お客さんは後続車に気を配り、大きく手を振りながら誘導していた。

作業説明時にお客さん「右ドアのロックが壊れているので、修理に行く途中なんです。」
右ドアロックの故障とは、錠と室内のロックスイッチを結ぶ、ツメの部分が割れているとの事。
インロックした理由は、信号待ちの途中ジュースを買いに外へ出たら、集中ドアロックが作動したらしい。

錠はハーフタンブラー。ピッキングで右回しにすると錠の中身が壊れる(一部)ので、左回しが原則だ。
一般的に鍵を回す方向は、左ドアなら右回し、右ドアなら左回しで開錠できる事が多い。
まず左ドアからアタック。いつもの逆を祈りながら回すも、何の反応もない。

集中ドアロックなら、たとえ右ドアが開かなくても、他のドアに連動するのではと考えた。
お客さんに助手席側に回ってもらい、合図とともにドアを開ける作戦に出る。

周りの交通に気を配りながらも開錠。
すると一斉にロックが解除される音とともに、助手席ドアを引っ張るお客さん。

路上の真中で、自然にガッツポーズが出てしまうA隊員でした。



by A隊員

2004.11.3(水)晴
自分の保険を理解しようPartU

夕刻に杉並区久我山からインロックしたとの知らせ。
現地まで15分。車両はホンダのシティ。

到着するなりお客さん「以前、路上でインロックしたとき鍵屋さん呼んじゃったわよ」

作業時間は5分もかからなかったが、お話しを伺ってみた。
どうやら任意保険の付帯サービスをご存知なかったらしい。
今回は自宅でのインロックだったので、ご家族の方に教えていただいたようだ。
昨日の今日で話しが続いてしまいましたが、想像を超えるほど多いのではないかと思ってしまう。

話しは変って、以前ホームページを、各サイトに登録した結果が反映され始めた。
Googleで「助人サービス」で検索すると一番上にヒットする。
まだ全てのキーワードで上位に来るのは難しいけど、やっぱりうれしい。
何だか大海原へ漕ぎ出した気分になる。

乗組員の気合の見せどころだ。



by A隊員

2004.11.2(火)晴
自分の保険を理解しよう

お客さんから直接ご依頼を受けるケースが増えている。
足立区、葛飾区が多い。

およそ大きな駐車場を備えたSHOPには、チラシを配布、営業して回った。
現在、車を所有している方で、JAF他ロードサービスに直接入っている方、損保の付帯ロードサービスのある方は
多い。最近では、付帯サービスの敷居が低くなり、共済等安価な保険にもロードサービスが付いてきた。
それでも、車ユーザーは圧倒的大多数である。
まだ何の付帯サービスも入ってない方も、少なくないと考えたチラシ作戦だ。

しかし、直接お客さんから要請を受けても、現地で調べたら、
「自動車保険に付帯ロードサービスが付いていた」なんていう話しはけっこうある。

意外なことに、保険の詳細を知らない方が多いらしい。

それ以来、うちのオペレータは
「お客様の任意保険にはロードサービスは付いていませんか?」
と言うのを義務付けされた。



by A隊員

2004.11.1(月)曇
平均22分

現場への到着時間が、平均23分を切った。
これにはちょっとした訳がある。

今まで各拠点に配属された隊員は、依頼が入るまであまり動く事はなかった。
じっとしてから初期動作に移るまでに、バカに出来ない時間がかかる事もある。
連続して仕事が入ってくるときの、早い動作、リズム、沸き立つテンションを参考に、まずは「動く」事をテーマにしてみた。

B隊員の考案した、隊員循環システムである。
練馬を担当した隊員が杉並へ、港を担当したら中野へと隊員をシャッフルするイメージ。
各拠点に隊員を残しつつ、移動中に手配されたら、たとえ拠点から遠くても早く到着できるメリットもある。
また助人には体育会系が多く、拠点の周りをジョギングする隊員も増えきた。
こちらは早さよりも健康対策の色が濃そうだ。

早さを、安全とは引き換えに出来ない。

まずは1分達成。
発想を止める事のないよう、これからも探求していきたい。



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