東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。 得意な作業はキーとじ込みによる開錠作業 → 開錠車種一覧へ 都内6拠点からバイクで迅速に現場へ向かいます → 拠点エリアへ 年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677 |
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I 隊員 |
2021.8.31(火)晴れのち曇り お役に立てた喜び9 |
中央区晴海のオリンピック施設内でスズキ・スカイウェイブ250の開錠のご依頼がありました。 現場はとても警備が厳重で、色々な審査や手続きをしているとあっと言う間に時間が過ぎていきました。焦る気持ちを抑えながら待つこと10分、何とか施設内に入る事が出来てすぐに開錠作業に入ります。 約5分程度でメットイン開錠。入場の時間のほうがかかってしまいましたが問題なく作業終了いたしました。するとお客様はメットインスペースから荷物を取り出し、お礼の言葉を言われながら猛ダッシュで姿を消されてしまいました。 拠点に帰りしばらくするとお客様からお礼の電話を頂きました。内容は不明ですが、とても大切な用事を達成出来たとのことで、かなり間接的ではありますが、パラリンピックに携わってお役に立てたのではないかと実感いたしました。 日本の、しかも東京でのオリンピック、パラリンピックこそ生涯一度きりです。身近に感じてしまったパラリンピック、選手の方を陰ながら応援していきます。 | |
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S隊員 |
2021.8.30(月)晴れ 精進あるのみ |
先日の午後、郊外のマンション駐車場でホンダのスクーター・PCXのメットイン開錠依頼が入りました。 鍵周りを確認すると車両は最新型、現行のスマートキーのモデル。専用の特殊工具で無事にシートオープンすると、そばで見ていたお客様もかなり安心されたご様子でした。 開錠後で分かった事ですが、インロックが発生したのは朝の8時過ぎ、すでに6時間も経過しています。インロックしたのは会社への出勤時だそうで、助人は2番手の手配との事でした。 メインの鍵と一緒に予備のキーを入れたバックや財布なども全て閉じ込めてしまった為、結局は仕事を休む事になってしまったとのことでした。 元通りにエンジンもかかり、安心されていましたが、朝のほんのちょっとしたトラブルのはずが、まさか仕事を休むことになるという大変な一日になってしまい、かなりダメージを受けているご様子でした。 せめて助人サービスが1番手で朝呼ばれていたら、仕事は遅刻程度で済んだかもしれませんが、こればっかりはどうにもなりません。 次は1番手で呼んでもらえるよう精進あるのみです。 | |
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A隊長 |
2021.8.29(日)晴れ スキルの均一化 |
最近ひょんなことから地方の業者さんと知り合いになりました。色んな質問を受けることが多いんですが、その中でも印象に残ったのが「どうしたら開錠スキルをそろえられるか」という質問。 複数人で開錠作業に対応しているものの、個々のスキルがバラバラで困っているというものでした。これはどこでも共通の悩みかなと思います。 助人サービスの流れは、一番スキルの低い新人隊員の底上げに力を注いでいるような感じです。技が不足していれば工具で補い、他の隊員の何倍もの研修時間を設定して、それでも覚えられない技についてはアンチョコまで用意するという手厚さw もはや「俺の背中を見て覚えろ!」と豪語していた隊長のプライドも権威も無いし、セオリーも何も無いわけです。なり振り構っていられないほどエネルギー注いでいる感じなんだよなーと思ったんですが・・ こんな話しは何の参考にもならないと感じたので、結局「色々試してみるしかないですよね」と答えるのが精一杯でした。 | |
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J隊員 |
2021.8.28(土)曇り 自分だけの常識? |
ボルボのキー反応なくて車内へ入れないという救援要請です。 出発時に到着時間をお知らせするためにお客様へ連絡すると、 もしかして車内には入れたのだろうか?と、伺ってみるもどうやらそうではないみたい。 救援する側としては9割9分車両のバッテリー上りであろうと判断するのですが、初めてトラブルに遭遇したユーザさんにそんな事は分かろうはず有りませんよね? 少々時間は要したものの、そのまま電話口で丁寧にご説明したらお客様のご不安もだいぶ和らいでくれたようです。 この仕事で難しいのは、お客様が最初からサービスを指定して求めているケースでは無い場合もあるという事、 | |
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Y隊員 |
2021.8.27(金)晴れ チャイルドインロックで勇気をもらう |
小金井市よりボルボV70にお子様が閉じ込められているとの救援要請。日没してすぐの依頼でしたがまだ気温は高め、急いで出動です。 到着すると車中のお子さんをあやす人に取り囲まれたボルボ、中には話せるようになったばかりのお子様が汗だくで泣いています。速攻で作業に取り掛かりますが手強い101シリンダー。慎重にピッキングしているとご依頼のお客様と友人のお話が聞こえてきます。 どうやらご友人の一人がご依頼主のお宅までスペアキーを取りに行かれているようです。キーをゲットしこれから向かうとの話になった時に無事開錠、「頑張ったね~」と歓声の上がる中、汗だくのお子さんを救出です。 ご友人たちがお子さんをあやしたり、冷たい飲み物を飲まさせている間にご依頼のお客様と正式なやり取り。そこで判明したのは一緒にいた5名の若者はご友人ではなくたまたまそこに居合わせた方々(キーを取りに行った方も)、しかも5名の友人ではなく知らない方々の集まりだったそうです。 最近のコロナ騒動で何かとやり玉にあがりがちな若者達。どうしても傍若無人な方が目立ちますが、オリンピック選手や20代で活躍しているアーティストのインタビューをみると我々世代とは違って達観しているなって思うところがあり、日本の若者は期待が持てるぞって個人的に思っていたのが今回の件で確信に変わりましたね。 救援した立場でしたが、逆に勇気をもらえた現場でした。大袈裟かもしれませんが日本は大丈夫って思えました。 | |
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K隊員 |
2021.8.26(木)晴れ ドアハンドルカバーが |
午前0時過ぎにジープ・パトリオットの解錠依頼。 リモコンキーが反応せず、中古で購入してから初めて使ったメカキーは差し込めるけど回らないとのことで確かめてみたがやはり開かず。メカキー違いかなと思いながらとりあえずピッキングで解錠。 リモコンキーの電池は交換したばかりとのことなので、車のバッテリー上がりでリモコンが反応しないのかなと思いながらドアを開けるとセキュリティアラームが鳴り出した。 一旦エンジン始動と停止をした後、再度リモコンキーを試してみると普通に使えるようになり一安心。 最初は暗くてよく分からなかったがよくよく見ると後付けのドアハンドルカバーが付いていて、メカキーの持ち手部分がカバーに少し接触してキーが奥まで入らない状態だった。 カバーは強力両面テープで張り付けているタイプだったので、お客様の希望で取り外しメカキーも使えるようにして作業終了。最初にリモコンが反応しなかった原因はよく分からなかったが、メカキーが使えるようになったので再発するまで様子をみてみるとのことだった。 | |
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R隊員 |
2021.8.25(水)晴れ 救出大作戦 |
お盆休みは最終日の夜。フォルツァの外装バラシという珍しいご依頼。 どういう事かと詳細を聞くと、何と子猫がスクーター内部に潜り込んでしまい、出れない(取り出せない)との事。 と、ここまで聞いても状況がハッキリしない為、あとは現場で対応との事。外は大雨でどうなる事かと心配しながら現場に急行。 現場に到着すると、挨拶もそこそこにガレージに案内して頂きました。で、聞こえる子猫の鳴き声。 「勤め先からずっと鳴き声が聞こえてたがどこにいるのか分からず自宅に戻ってしまった」さらに「ペンライトで色々照らしたら子猫を発見した」との事で、この子猫は野良猫との事。 で、バラシ作業に入る訳ですが、どう考えてもピンポイントでバラすのは難しい訳でして。 作業中、聞こえていた鳴き声もどんどん小さくなり、とうとう鳴かなくなってしまう状況。 こちらとしても、中々進まない作業に泣きそうになる物の、何とか取り出せる手段を考えつつお客様と相談。 方針を変え、カウルのバラシではなく「子猫の進入付近のカバー」のバラシを提案。お客様に了承を得て、カバーを曲げつつ力技で子猫のブッコ抜きに成功。 引き抜いた子猫は元気に鳴き始め、怪我もない様でお客様共々一安心。バイクの外装も不具合なく無事復旧。 今回は、隙間に潜り込んだ小猫が元気がなく暴れなかった事と、カバーがギリギリたわんで隙間が出来た事が救出できた要因です。 非常にレアなご依頼ではありましたが「直接の救出」という子供インロック、ペットインロックと同等以上の「命を助けられた」を感じられた子猫の救出劇でした。 | |
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I 隊員 |
2021.8.24(火)曇り ついに遭遇 |
1996年式トヨタ・ソアラの開錠のご依頼がありました。今ではあまり見かけなくなった3代目ソアラですが、ボディはピカピカで25年前とは思えないほどの輝きです。 ピッキング開錠前には鍵穴周りのキズの確認と、鍵穴を回した際にロック機構の連結外れの可能性についてご同意していただいています。毎回ご同意頂くものの実際作業してキズが入ったことや、鍵穴を回した際に連結外れを経験したことはありません。 いつものように慎重にピッキング開始してほどなくして鍵穴が回りましたが、機械的な重さが全く無くスカッと回りきり、ドアロックは解除されませんでした。初めて経験する連結外れです。 一瞬慌てましたが、この時代の車両は助手席側ドアにも鍵穴がありますので、助手席側を再度ピッキング開錠すると無事ドアロックが解除されて作業完了です。 お客様いわく「そういえば運転席の鍵穴が調子悪かったような・・」と話されていて、室内から取り出したキーで動作確認してもスカスカで、明らかに連結外れの症状でした。今後お客様はバッテリー上がりの際は助手席の鍵穴を使用するとのことで、修理せずに様子見すると話されていました。 これまでピッキング開錠作業前の事前説明は半信半疑でしたが、なぜ先輩隊員が厳しく教えてくれたのかが分かりました。これからは言葉だけの説明に留まらず、心を込めて説明していきたいと思います。 | |
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S隊員 |
2021.8.23(月)晴れ せめて想像だけでも |
コインパーキングで日産ADバンのガソリン補給と開錠のご依頼。 エンジンをかけてコインパーキングの清算をする為に車から離れ、戻ったらロックされていたとの事。しかもガソリンがギリギリしかなく、ガス欠でいつエンストしてもおかしくない状態との事でした。 すぐにピッキング開錠して、一旦エンジン停止させてから室内から給油口を開けてガソリン給油して救援完了です。携行缶で給油する上で10Lしか入ってないので、近くのGSで追加で給油していただくようご案内すると、お客様はこれから東北方面へ移動するとの事でした。 お客様は仕事でADバンを相棒に北海道から九州まで飛び回ってる様子で、ちょっと大変そうに思えるのですが、同時に少し羨ましくも感じました。 毎日、都心の渋滞路ばかり走ってる身としては、北海道の広大な景色を想像するだけで、少し涼しい風が吹いたように感じました。 | |
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A隊長 |
2021.8.22(日)晴れ アンチョコ作成開始 |
ピッキング開錠は基礎知識さえあれば、たいていの車は開錠出来るようになるんですが、中には特殊な技を織り交ぜながら開錠するケースも少なくありません。 そうした特殊な技も気づけば相当な数になっていて、これを覚えるということが新人隊員の大きな負担となっています。昔は先輩の背中を見て覚えろ!!という時代だったんですが、最近は親切丁寧に教えていて、それでも中々覚えられないのが悩みの種だったわけです。 そこで思いついたのがアンチョコです。 社内では「甘やかしすぎ!」とか「それは本人が作るべき」という声も多く、隊長も全くの同意見なんですが、一方で技を良く知ってる人間が作る意義もあるかもなとも思ったりするわけです。ネックなのはかなり面倒なことぐらいでしょうか。 本当はひとつのヒントから、本人たちの努力で技を完成させたほうがベストなんですが、今の時代そうも言ってられない感じです。 | |
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J隊員 |
2021.8.21(土)晴れ 半分だけスマート? |
カローラアクシオの開錠作業です。 ドアポケットにキーを入れていたら勝手に施錠してしまったそうで、作業後に「おかしなところは無いか見て欲しい」との事でキーを渡されました。 大抵の場合、勝手に閉まってしまったケースでは再発しない事が多く、今回も異常は見られませんでしたが、確認中に面白い発見がありました。 キーの仕様はトヨタの一般的なスマートキーなんですが、車両側ドアの方にはスマートエントリー機能がありません。イグニッションのプッシュスイッチの操作のみがキーフリーの機能を持っていて、ドアのロック操作はキーのボタンによるマニュアルのみというものでした。 会社で使っている営業車とのことでしたので、その様な用途向けの仕様なのでしょうが、少し前まではそういったグレードの場合は見慣れた物理キー仕様だったんですよね。 近いうちにキーは「回すもの」といった常識は無くなって行くのかもしれません。 | |
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Y隊員 |
2021.8.20(金)晴れ 二年目の真夏マスク |
ヤマハの3輪スクーター、トリシティーのシートロック開錠です。 いつもどおりイグニッションキーシリンダーのピン配列を調べているとなんだかキツイなって感じます。そしていざピッキングしようとすると汗だく状態です。 そういえば猛暑のマスク対応でトリシティの開錠を対応するのは初めて。少し高い位置にあるキーシリンダーなので中腰の姿勢に高温が体にダメージを与えているようです。気温が低いときはあまり気にならなかったんですが・・ そして厄介なのが汗。マスクもしているので工具とメガネが曇ってしまいます。その後、倍以上の時間がかかりましたが何とか開錠、噴き出している汗が逆に気持ちよくなりました。 真夏のマスク稼働も二年目。だいぶ慣れては来ているのですが、今回みたいに体力を使う作業の場合はやっぱりしんどいですね。 まだまだ暑い日が続きそうですし、マスク対応も続きそうなので暑さ対策をもっと考えなければな・・ | |
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K隊員 |
2021.8.19(木)晴れ 新型Z |
日産の新型「Z」(米国市場向けモデル)がついに発表された。 エンジンは予想通り現行スカイラインの高性能グレード「400R」に搭載されている、3リッターV型6気筒ツインターボ(400馬力、トルク48.4kgm)でさらにレスポンスを上げているとのこと。 開発責任者の田村氏(日産GT-Rの開発責任者も兼務)によると、目指したのは史上最高の「Z」をつくることで、パワフルで俊敏なだけでなくドライバーとの一体感をさらに高め、最高のダンスパートナーとなることを目指したとのことなので走りも期待できそう。 個人的には近年発表された車のなかでは、先月発表されたロータス・エミーラに次ぐカッコ良さで走りも期待でき欲しい車ベスト3に入る。 日本仕様の「フェアレディZ」は今冬の発表予定だが、更なる高性能で見た目も更にカッコよくなりそうなフェアレディZ NISMOがかなり気になる。 | |
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R隊員 |
2021.8.18(水)晴れ 力を入れすぎてもダメ |
MAZDA3開錠依頼。「鍵は有るけどドアが開かない」と高年式の車にしては珍しいパターン。 お客様にメカキーをお借りし、ガチャガチャと試してみるも、手応えは有る物の、一向に開かないという珍しい感触。 状況を伺うと「メカキーで開錠出来ない理由は回す力が不足している」という情報を鵜呑みにされて、最終的にプライヤーか何かで強引に回したとのこと。 車体自体にに傷は有りませんでしたが、鍵自体はかなりの傷跡&シリンダーの破損が見られました。結局鍵穴が壊れてしまっているので、ピッキング以外の開錠で解決しました。 メカキーで開錠出来ない場合の対策として「強い力を加える」というのは、あながち間違っていませんが、やはり限度があります。ペンチやプライヤーを使用して回すほどの力となると、すでに度を超えていますね。 手動で回らないぐらいの固着は、モーターやそれらに連動するギヤの噛み合いの不具合かもしれず、電気系統の復旧に伴い鍵穴も元通りになるケースも多いです。 まずは手動で回してみる。それがダメならプロにドアを開錠してもらい、バッテリー復旧もしくはセキュリティ再認証して、正しい環境と手順で電気系統の命令を行き届かせて、鍵穴が復旧出来るか確認されることをオススメします。 | |
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I 隊員 |
2021.8.17(火)雨のち曇り お客様のジレンマ |
とある川沿いの駐車場でトヨタ・ハイエースの開錠のご依頼です。現着すると疲労困ぱいのお客様と合流し、無事ピッキング開錠で復旧完了しました。 お客様は「一瞬で終わるものなんですね」と話されながら、これまでの経緯を教えて下さいました。 お客様は釣りに来られていて、1時間ほど経過したら車内が灼熱地獄と化していたので、窓を少し下げて再びドアを閉めた直後、インロックに気づかれたようです。 そこからがお客様の戦いの始まりです。窓の隙間から釣り竿で室内のキーを釣り上げようとされた様子ですが、中々どうして釣り上げられなかったそうです。釣れそうで釣れない・・という状態にヤキモキしていたら2時間経過、最終的にロードサービスに電話されたそうです。 ピッキング開錠はというと1分かからなかったので・・ お客様は「もう少し鍛え直さないとなあ」とつぶやかれていましたが、魚を釣り上げる技術か、キーを釣り上げる技術なのかどちらかなのか分からず仕舞いでした。 | |
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S隊員 |
2021.8.16(月)雨 不要不急は人それぞれ |
雨が上がり夜になって、路上パーキングに停めたエスティマ・ハイブリットのバッテリー上がりです。 原因はハザードの消し忘れですが、お客様は長時間睡眠を取られてたようで「このような時期に本当にすみません」と恐縮しきりで、逆にこちらも恐縮しきりの接客になってしまいました。 ほぼ完全放電でしたので、自走可能なレベルまで充電しますとご案内すると、お客様がこれまでのいきさつを話して下さいました。 お客様は緊急事態宣言下からずっと外出を控えていて、なぜか深く眠れない日が続いているとのこと。そこで雨天で夜間という人流の少ない時間帯を狙って半月ぶりに車を乗られたようです。近所を何周かして路上パーキングに停めると思いのほか気持ちよくなって、自然に寝ていたとのことでした。 お客様にとって今回の近所ドライブは不要不急というより、重要であり緊急だったと思います。睡眠障害になってからでは遅いですし、なんか息苦しいこの環境が早く好転しないものかと強く感じました。 完全放電のバッテリーは無事に自走可能なレベルへ復旧して、マスク越しに見えるお客様の笑顔を見送り終了しました。 | |
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A隊長 |
2021.8.15(日)雨 「腕」よりも大切なこと |
ようやく完成というか、とても良い形状の開錠工具が出来ました。カギ穴が横方向では器用な人は問題ないんですが、そうでない人にとってはシンドイわけです。 カギ穴を回す力で重要なのはヒジなんですが、横穴では指先なのが厄介というか、これが工具の形状でクリア出来るとしたら画期的だなと思ったわけです。 今回のプロジェクトはVW・アウディのシリンダーの特徴から入り、ディスクの動く癖と錯覚しやすいポイントを学び、全ての想定外を想定内にすることが目的でした。いつ対応しても忘れないよう標語まで作りました。 これでソフト面はクリアしたとして、後は工具ですね。重なり合うディスクはタッチしやすい先端形状で、回す力は縦穴のような微細な力加減が出来るとともに、ピッキング中の疲労も極力減らせるよう、工具の角度にとことんこだわりました。 前作のフリーホイールもかなり研究して開錠率100%(数百台)をキープしましたが、新作のVW・アウディも同様にキープ出来ると思います。 | |
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J隊員 |
2021.8.14(土)雨 何かが潜むバイク? |
小雨降るなか山間部のキャンプ場へ出張した時の事、 何気なしに雨で張り付いたであろうその小枝を摘まんで放ろうと手を近づけると「ニュッ」と小枝が縮んだ様な!?… なんという事…血吸いヒルがバイクにくっついているじゃありませんか! 結局はドライバーの先端でつつく→逃げるヒル、という事を繰り返していたらバイクのパネルの合わせ目から中へと入って行ってしまいました… しばらく前の事なんですが、いまだに雨の日は思い出して少しブルーになります。 | |
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Y隊員 |
2021.8.13(金)雨 オリンピックロス |
とうとう終わってしまいましたね東京2020オリンピック。毎日、ワクワクしながら何かしらの競技を見ていたので、終わってしまった今は軽いオリンピックロス状態になっていますw 終わってみればすごい数のメダル、スポーツ庁をつくってお金をかけた芽がやっと実ったって感じですね。ただ個人的に印象に残ったのはメダルを取れた競技ではなくて失敗したり負けた試合でした。にわか観戦のくせにこんなこと言うのも何なんですが、意味や理由があったから負けたんではないのかなって。 あんまり大きな声では言いたくないのですが、我々の仕事でも時に大失敗をすることがあります。そして大体は失敗するべくして失敗しているんです。準備不足だったり、知識が無かったり。ただ失敗が無いとそのことには気付けないのです。そして「気付く」ってことってすごく貴重なことだったりしますからね。 なのでメダルを逃した選手の方々も勝ち以上の価値を得られたんじゃないかなって思ったりしてしまいます。 | |
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K隊員 |
2021.8.12(木)曇り 今回は手動で |
トヨタ・プリウスのバックドアを開けてほしいという依頼。 バッテリーが上がったので自分でラゲージルームにある補機バッテリーを交換しようと思ったが、ドアはメカニカルキーで開いたもののバックドアには鍵穴がないので開けられないとのこと。 ボンネット内のヒューズボックスにジャンピング端子があるので電源を繋ぎ通電すればリモコンキーが使えるようになるが、次回は自分で解決したいとのことなのでバックドアを手動で開ける方法でやることに。 3代目プリウスは、ラゲージルームの床板をめくりデッキアンダートレーにある長方形のフタを外すと、中にロック解除レバーがあるのでレバーを操作してバックドアを開けることができる。 先ずは開け方を説明しながら作業を見てもらい、お客様にも試してもらって作業終了。緊急時のバックドアやトランクの開け方はメーカーや車種や年式によっていろいろなタイプがある。 | |
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R隊員 |
2021.8.11(水)曇り グーグルマップ |
平日の夕方、松戸市でスクラムの開錠依頼。で、住所を検索するも詳細がはっきりしません。 しょうがないので大まかなポイントを決め、その旨をお客様に報告。「申し訳ありませんが近くでご連絡しますので、近くで誘導して頂けますか?」。 と、お願いするもお客様から意外な一言。「あ、やっぱり?ですよね~」あきらめと言うか非常に軽いノリ。 近くに小学校が有ったので、こちらを目印にして現場に急行。なかなか奥まった場所で距離の割には結構時間が掛かってしまいました。 目印の小学校から電話を掛けるも、お客様が表で待っていて下さり、迷うことなく無事到着する事が出来ました。 しかし、周りを見渡すと新築の戸建てがズラリと並んでおり、お客様に伺うと区画の整理が認知されていない為、地図等ではまだ表記がされてないとの事。 「郵便局は大丈夫だけど、宅急便は住所確認の電話が来る時がある」とも仰られておりました。 開錠後は地図についてお話をさせて頂き「何処の地図アプリ使ってますか?」「ナビタイムも意外と使えるよ~」などマニアックなお話を少々。 私はスマホをカーナビとして使っている為、基本的にはグーグルマップ一択です。が、たまに今回の様な新規の区画や住所が更新がされてない場所ではかなり面食らってしまいます。 滅多にある事ではありませんが、こういう事態に備え他のアプリの使用も考えるところですが.............と言いつつ今日もグーグルマップで住所をポチポチと検索するR隊員でした。 | |
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I 隊員 |
2021.8.10(火)晴れ 犯人は誰? |
ハマーH3開錠のご依頼がありました。今回はペットインロックであり、お客様いわく「うちの犬が室内でロックボタンを押した」とのことでした。 室内はクーラーがかかっているので命の危険性は無いものの急いでピッキング開錠すると、ガシャっと再ロックしました。たしかに鍵穴を回したので開錠したはずなのに、再び施錠されてしまったのです。 もう一度ピッキング開錠後、再ロックする前にすばやくドアハンドルを引いて解決しました。今回は子犬が施錠したというより、車両のほうですね。H3が何かしらの事象で再ロックしやすい状態と言えます。 室内から出てきた子犬は首をかしげながら飼い主さんの顔を見上げてます。まるで「僕じゃないよ?」と言いたげでした。 ハッキリとした原因は断定出来ませんが、エンジン始動中に突然ドアロックするシチュエーションというのは少なくありません。赤ちゃんやペットが室内にいると、気温によっては危険な状況になりかねませんので注意が必要です。 | |
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S隊員 |
2021.8.9(月)雨のち晴れ 壁際の不思議 |
運転席側をブロック塀ギリギリに停めた状態でのトヨタ・ヴォクシーのバッテリーの完全放電。リモコンが反応せず鍵も壁との隙間が全く無いとのことで救援依頼に行ってきました。 この場合ピッキングでの開錠は不可能ですので、別の方法で車内にアクセスしてバッテリージャンプ作業にて無事始動。バッテリー電圧が安定するまで充電を試みました。 するとお客様から「窓ガラス割らずに済みました」と言われました。 バッテリー電圧が安定して作業は無事終了。お客様にも大変喜ばれました。 私自身も助人サービスに入隊する前には、運転席が壁際のバッテリー上がりをどう解決するか分かりませんでしたが、知ったときの感動は今でも忘れません。 お車に負担が無いようにと、養生作業や作業手順、工具等よく考えられていて、今では自分が救援する側に回っているのが不思議な感じもします。 | |
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A隊長 |
2021.8.8(日)晴れ 情熱の火を灯そう |
先月に続き没頭ネタですが、手っ取り早く没頭するにはゲームやギャンブルでしょうか。面白いとハマリやすいんですが、これでは一生満たされることが無いわけです。 同じ没頭でも他の誰かの為に動き出すと、情熱への扉が開かれます。自分か他人かのキッカケだけの違いですが、実は情熱ってとても不思議な現象なんですよ。 情熱に駆られるととんでもない力が出るわけです。 情熱の扉の中では自分の理想を具現化した何かを感じるというか、その何かをガッカリさせたくない一心で、膨大なエネルギーを放出している感じなわけです。それは畏敬の念に近い存在なので、何者かになりたいなどと迷わないようになりますね。 自分を知るには、他人の為に動く(一度自分を消す)という流れが色即是空っぽかったりもします。 | |
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J隊員 |
2021.8.7(土)曇り 端子付近の粉 |
ミニバンのバッテリー救援でボンネットを開けると、バッテリー端子の周りに粉が吹いていました。 粉の正体はバッテリー液の成分が結晶化したもの、バッテリーターミナルの金属と蓋の樹脂部品の隙間から少しずつ漏れてこの様な状態になったんでしょう。 バッテリーの使用中は内部圧力が高くなる事があるので、本来ならばここの部分はしっかりとシールされているのですが、材質の違う部品の境目なので長い間、温度変化を何度も繰り返すうちに徐々に密閉が弱くなってきます。 そして今回の様に高圧時に気化したバッテリー液が漏れると粉を吹いた状態になりますね。 ちなみにターミナル部分のシール寿命を早める原因として、端子に衝撃が加わるという事もあります。 | |
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Y隊員 |
2021.8.6(金)晴れ 今時の逆輸入バイク |
ヤマハ エアロックスのメットイン開錠依頼です。 エアロックス?そんなバイクあるの?と出発前に速攻で検索するとインドネシアのヤマハで製造している逆輸入のスクーター。そしてどうやらイグニッションに鍵穴のないスマートキーモデルの車両もある模様・・ というわけで向かう時間内でスマートキータイプの鍵穴はどこにあるかの調査を隊長にお願いして出発です。 待っていたのは鍵でイグニッションを回すタイプ。スペースが狭くかなり苦労しましたが何とか解決。そしてスマートキーモデルの鍵穴も無事調査完了。色々と情報を得れる出動でした。 しかしおじさん世代のY隊員からすると逆輸入といえば750cc以上のビックバイクや馬力規制のされていないモンスターマシンだったりを想像するのですが今時は今回のエアロックスのように小排気量のオートバイがメインなのですね。 なんだか時代の変化を感じざるを得ません。 | |
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K隊員 |
2021.8.5(木)晴れ NSXもついに |
ホンダ・オデッセイのインロック。 オデッセイといえば、ホンダの狭山工場閉鎖にともないレジェンドやクラリティと一緒に年内での生産終了が決まっているが、ホンダが世界に誇るフラッグシップスポーツカーの2代目NSXが2022年で生産終了することが先日発表された。 ホンダは2040年に世界で販売する全ての新車をEV(電気自動車)とFCV(燃料電池車)とする目標を示しているが、2030年は4割、2035年は8割がEVとFCVとなる予定で、ハイブリッド車を含めたエンジン搭載車がどんどん減っていく。 2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に集中して取り組んでいくため、ようやくチャンピオン争いができるようになったF1からの今シーズン限りでの完全撤退に続いて、NSXの生産中止は悲しいニュースだ。 | |
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R隊員 |
2021.8.4(水)曇り 開錠不可?のディアマンテ |
休日の午前中、足立区でディアマンテの開錠依頼。「鍵が壊れてるかも」との事前連絡が有り、もしくは「ピッキングに時間が掛かる場合は別方法で解決するように」と珍しい指示。 聞くと、古い年代のディアマンテはかなり特殊な鍵がついている様で、初担当としては期待半分、ドキドキ半分と言った所でしょうか。 現場にてお客様と合流し、詳細を伺った所、数年前に山形県に旅行に行った時、同様のインロックをしてしまったのだそう。 その後、業者を呼んだらしいのですが数時間経っても開かず、結果、別の方法で開錠されたとの事でした。 恨み節の様な感じではありませんでしたが、お客様の中で、「ピッキング出来ない鍵」「時間が掛かる」が強く根付いてしまったようです。 お客様に「取り敢えずピッキングからやらせて頂きます」と説明し、鍵穴を確認後作業開始。 内部はかなりの摩耗と汚れが有りましたが無事ピッキングで開錠し、お客様も「ピッキングで開いてホントに良かった」と大変お喜びでした。 確かに20年ほど前の車両ですと、お目にかからないカギが有っても不思議じゃありません。山形の鍵屋さんも面を食らって作業された事でしょう。 「これから遠出の予定でしたが間に合いそうです」とウキウキのお客様ですが、実はこの年代のディアマンテは今ではかなりのレア車両。 実際、かなりの距離を走っておられるそうですが、まだまだ距離を稼ぐおつもりの様で、お客様のお車への愛情を感じるほのぼのとした開錠案件でした。 | |
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I 隊員 |
2021.8.3(火)晴れ 100年に一度の変革期 |
先日、友人から相談が有り、長い事乗っていた初期型シエンタが40万キロを超え、いよいよ動かなくなったとの事。彼は修理するか、いっそ車を買い替えようかとかなり悩んでいるようです。 元々電気自動車への憧れが強く「I隊員ならどうする?修理する?それとも電気自動車へ買い換え?」と相談を受けました。 個人的には極端な選択に感じたので、一旦格安中古のガソリン車を購入して5年後に再検討すると答えると、なぜ?なぜ?と友人。 友人は電気自動車に詳しく「購入するなら今しかない」と連呼しますが、個人的には時期尚早といいますか未来がどうなるかは分からないという話しをしました。それに40万キロを修理するのは現実的ではないと思いました。 そもそもEVよりもFCV(燃料電池車)が主流になるかもしれないし、もしかしたら個人所有の概念すら無くなるかも。確かなことは5年ほどならガソリン車でも普通に走れる環境かと思います。 何と言っても100年に一度の変革期です。車に携わる身としても非常に楽しみであります。 | |
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S隊員 |
2021.8.2(月)晴れ一時雨 良いことづくめ |
完成を楽しみにしていた開錠工具2点が出来上がったとのことで、先日、隊長から貸与されたばかりなのですが、早速そのうちの1点であるバイク用の最新作を使う機会に恵まれました。 ご依頼はスクーターのメットイン開錠。街中でよく見かけるフードデリバリーの方でしたが、幸いなことに配達の途中では無いとのこと。 ホッとしながら作業に入ると、新しい工具はとても使いやすく、そこからは驚くほど簡単に開錠に至りました。これまで苦手だった雨天時や駐輪状態などの悪条件でも、グリップが改善されてるので不安がかなり軽減されそうです。 お客様から「こんなに早く復帰出来るとは思いませんでした」との言葉も頂き、内心「速攻開錠出来て良かった」と思っていたら、お客様は次の配達依頼が入ったとのこと。 しかもピックアップ先は目と鼻の先だそうで、笑顔のお客様を見てこちらも嬉しい気持ちになりました。 | |
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A隊長 |
2021.8.1(日)晴れ 助人通信#32発行 |
3ヶ月ぶりに助人通信を作りました。内容はドアのカギ穴の位置についてです。最近「カギ穴が見当たらない」という声も多いんですが、実際カギ穴のない車というのは99.9%ないわけです。 ではなぜカギ穴が見当たらないかというと、デザイン上隠されているからになります。その隠され方の違いをレポートにまとめました。 キッカケはお得意様からのお問い合わせです。以前J隊員の書いた日記で、ドアハンドルを改造してカギ穴をふさいでいた話しがあったんですが、日記を読んだお得意様から「結構あることなんですか?」と質問されました。 実はカギ穴を無効化させるほどのカスタムは、めったに無いレアケース(0.1%以下)なんですよね。ほとんどが取り外し出来るカバーでふさがれているか、ドアハンドル本体で覆われているかのどちらかになります。 開錠作業という視点になると要注意は後者になります。ドアハンドルで覆われているとカギ穴がよく見えないというか、汎用工具も使いづらいわけです。ここは技術のみせどころでしょうか。 以前はギザギザキーか内溝キーかというカギ穴内の構造だけだったんですが、今はカギ穴がどこにあるかのほうが重要かもしれません。 | |