東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
得意な作業はキーとじ込みによる開錠作業 → 開錠車種一覧へ
都内6拠点からバイクで迅速に現場へ向かいます → 拠点エリアへ
年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677
 HOME  概 要  対応エリア  隊員日記 こんなときはどうするの?

過去日記一覧へ



by  K隊員

2021.9.30(木)曇り
ジャンピングでインロック

羽田空港でホンダ・オデッセイのインロック&バッテリー上がり。

旅行から帰ってきたらバッテリーが上がっていたので、友人に車で駆けつけてもらいブースターケーブルを繋いだらインロックしてしまったとのこと。

その日は車を駐車場に置いて一旦家に帰ったがスペアキーは家になかったようだ。翌日、実家にあったホンダのキーを持って駐車場に向かっている途中で依頼をしたが、キーがオデッセイのものか確信がないので解錠とバッテリー上がりの依頼をしたとのこと。

先に現着したのでお客様が来てから持ってきたキーを差し込んでみたらドアが開いたので、バッテリー上がりの作業のみで無事終了。

今回はお客様自身でインロックしてしまったが、バッテリー上がりで向かった1番手の業者さんが同じようにジャンピング時にキーを閉じ込んでしまい、2番手でインロック&バッテリー上がりの依頼が入ることが年に数回はある。

picture




by  R隊員

2021.9.29(水)曇り
事故現場

平日の朝、草加市でマークXの開錠依頼。「細路地を塞いでいるのでなる早希望」との事。

通勤ラッシュも終わった時間帯の為、予定前にサクッと到着。

と、現場には警察の方がおり、よくよく見るとドアがベッコり潰れたお車が。

警察官、お客様らしき方にお声を掛けると「この車です」との事で、助人に入ってから初の事故現場対応。

お客様も怪我一つない様で、どうやらドアをぶつけて確認の為車外に出てしまい、次の瞬間ドアが開かなくなったとの事でした。

それではと、作業を行う訳ですが一向に手応えが有りません。たまに有るシリンダートラブルとも違った違和感。

よくよく見ると、凹んだ部分にシリンダーが重なっており、内部の部品がズレて正しく機能しなくなった様です。

ピッキング不可の為、方針変更で無事開錠。お客様、警察の方も「早く終ってくれて助かった」と嬉しいお言葉。

無事終えられて一安心でしたが、けが人が出てなくて何よりでした。ただ、帰り道は一際慎重に運転したのは言うまでも有りませんW

picture




by  I 隊員

2021.9.28(火)晴れ
滅多にないことですが

ご家族で賑わうところでホンダ・ヴェゼルを開錠しました。

開錠後にお客様から「どうして勝手にドアロックがかかったのですか?」と質問されたので、主に電池残量と周辺の電波状況と答えました。

すると「ほらお父さんのせいじゃないだろう」とお客様がご家族の方をなだめられていました。お客様はインロックした当初に家族の皆さんから「ドアの閉め方の問題」と攻められていたようです。

続いて「こうした閉じ込みはよくあることなんですか?」と質問されたのですが、これには答えるのに少し迷いました。

迷ったあげく「お客様にとっては滅多にないことですが、私たちにとっては毎日なので、無くは無いと言えます」とそのまま思ったことをお伝えして、お客様宅から引き上げました。

帰り道、どのように返答するのがベストだったのか考えていたのですが、人の人生の中の1回あるかないかのトラブルを毎日仕事にしてるだと思うと、不思議な気分になりました。

picture




by  S隊員

2021.9.27(月)晴れ
そんなところに

マンションの機械式駐車場にてホンダ・N-ONEの解錠依頼。お伝えしていた時間よりも早く到着してしまい、ご依頼者様をお待ちする事に。

車内にキーを閉じこんでしまったようだ、との事で早速ピッキング開始。以前何度か手こずった事のあるホンダの薄型キーでしたが、練習の甲斐があってか、今回は想定内で解錠に至り一安心です。

ところがセキュリティのクラクションが鳴る中、ご依頼者様が必死で車内を捜索するも、結局キーは見つかりませんでした。

とても困惑しているご様子でしたので伺うと、他にキーがありそうなところは、ご自宅も含めてすべて探したらしく、最後の可能性がこの車内という事でした。

自分も駐車場や周辺を探してみましたが、やはりキーは有りませんでした。諦めかけた瞬間、もしやと思い機械式駐車場のわずかな隙間からライトを当てのぞき込むと一番下にキーホルダーらしいものを発見。ご依頼主様に伝えるとそれらしいとのこと。

ピックアップツールを使って何とかキーをつまみ上げる事に成功。改めてお客様にお渡しすると、大変喜んで頂けて無事解決。まるで宝探しの様な開錠案件となりました。

picture




by  A隊長

2021.9.26(日)曇り
報われる気持の原材料

先週ジモティーでマッサージチェアを売却した話しの続きです。そもそも売る側は必要ないから手放すわけですが、必要ないという気持ちに一抹の不安を抱えるわけです。

引き取りに来られる方の期待に応えられるモノなんだろうかという不安ですね。しかし現場では全く予想していない購入理由を耳にしました。

「元々このマッサージチェアを使っていて壊れて困っていた」とのこと。修理するか買い換えるか悩みながらジモティー見たら、近所で同じモノが格安で出品されたので飛びついたとのことでした。

一番引き取って欲しい人にモノが渡ったなと思いましたね。ヤフオクやジモティーなど、売却するってすごく面倒な印象だったわけです。商品の性能調べ直したり、たくさん画像撮ったり編集したり・・

でも実際にやってみると、売却して良かったというか、面倒なことから逃げなくて本当に良かったなと思えるわけです。

嬉しいとか、心から良かったなーという気持ちの原材料は、きっと「面倒なこと」なのかもしれませんね。

picture




by  J隊員

2021.9.25(土)曇り
塞ぐと大変

ヒノのトラック、レンジャー4tの開錠です。

出発時に連絡したらドライバーさんがかなり慌てているのが聞いて取れました。
通話中にも周りの人と話している様でしたので簡潔に所要時間だけ伝えて出発です。

目的地に着くとそこは配送センター、予想通り搬出口を塞いだままでインロックしていました。
結構な数のトラックが順番待ちしていましたね…

最近の搬出口はトラック一台に専用の蛇腹で接続するような感じなので、昔の開けたプラットホームとは違って動けなくなると後がつかえて大変なことになってしまいます。

ようやくトラックを動かせてホッとしたご様子のドライバーさん、さぞ肝を冷やされた事でしょう。

picture




by  Y隊員

2021.9.24(金)晴れ
免許を取るには・・

建築現場にてハイゼットの開錠、ご依頼はアラフィフ同世代の職人さん。

無事に完了すると「鍵屋さんはいつ大型二輪の免許取ったの?教習所?試験場?」とCB1100を見ながら矢継ぎ早に質問してきます。

20年ぐらい前に試験場です、と答えると「いいな~俺も今取りに行ってるんだけど、教習所で13万円も掛かってるよ」と職人さん。

車の免許からとるとそれぐらい掛かるのか・・と会話を続けていると中免(普通二輪免許)からの限定解除で13万かかるのだそう。そして初めから大型二輪の免許を取るとなるとその倍の費用が掛かるそうです。

息子さんが大型二輪のバイクを購入し、自分も負けてられないと免許を取得することにしたと楽しそうに話す職人さん。

そんな話をお伺いしつつ自分の息子も今年に免許を取得する予定を思い出し、一体いくら掛かるんだ?と職人さんとは逆に不安になるのでした・・

picture




by  K隊員

2021.9.23(木)晴れ
強引に開けようとしたが

川崎市川崎区で日産・キャラバンのインロック。

昼過ぎの予約依頼だったが到着して話を聞くと閉じ込んだのは午前1時過ぎ。出勤途中に仕事場近くのコンビニに寄ったところで閉じ込んでしまったそうだ。

自分で解決しようと思い窓枠から強引に開けようとしたり、助手席の窓ガラスを割ろうと試してみたりしたがダメだったとのこと。

仕事で船に乗っていて仕事に遅れることはできないので解決するのは諦めて、同僚に車で迎えにきてもらい、エンジン始動中の車を仕事が終わるまでそのままコンビニの駐車場に置きっぱなしにしていたようだ。

助手席の窓ガラスは少し傷がついていたが余計な修理代金がかからなかったので、割れなくて逆に良かったのかもしれない。

picture




by  R隊員

2021.9.22(水)晴れのち曇り
シリンダーカバー

平日の夜、松戸の住宅街でレクサスの開錠依頼。久しぶりのレクサスで、わくわくしながら現場に急行。

現場に着くと同時にお客様登場。初めてのインロックでかなり不安がっておりました。

状況を確認し、作業方法を説明している最中「鍵穴有りませんが?」と、お客様。

よくある事ではありますが、高級車や外国車はドアシリンダーが見えないように隠されており、シリンダーの存在を知らないお客様はたくさんいらっしゃいます。

で、困るのがシリンダーカバーの説明だったりする訳でして。

何しろ、お客様からしてみれば、今までカバーの存在も知らなかったのに、いきなり「ここを外して云々~」と聞かされる訳ですから。

とは言え、こちらとしても説明ご了承頂かないと作業に入れません。

カバーはブランクキーを差し込んで取り外す為、初めてのお客様が不安になるのも無理からぬとは思いますが。

極端な高年式車や低年式車はカバーが固着していたり、プラスチックが異様に固かったりと地味に大変だったりします。

説明後、ドキドキしながらカバーの取り外しにかかりますが、今回は大当たりで、拍子抜けするほどのスムーズさでカバーの取り外しに成功。

特にレクサスはカバーで何度か苦労した記憶があり、今回あまりにも簡単に取り外せたので「大丈夫か、これ?」と驚く程でした。

開錠後は動作確認、カバーの復旧で終了しましたが、今回はピッキング作業よりシリンダーカバーに注力した開錠作業のお話でした。

picture




by  I 隊員

2021.9.21(火)晴れ
お客様を安心させるためにも

レクサス・LS500hバッテリージャンプのご依頼がありました。

お客様は久しぶりに始動させようと電源スイッチをONにするも、一瞬メーターが点灯したと思ったら徐々に暗くなり、ついには全てのスイッチが無反応になってしまったとのこと。

お客様から「これってバッテリーじゃなく故障ですよね?」と言われました。お客様の話しではバッテリー上がりとはカカカッ!と始動中に変な音がするはずとのことですが、今回のは見たこともない症状なので、重大なシステム障害かもしれないとご心配の様子でした。

結論からお話しすると、よくあるバッテリー上がりになります。初期電圧6Vだったので、おそらくお客様が始動を試された数時間前は12V近く残っていたはずです。スイッチをONにした後、システムを起動中にバッテリー容量が不足してそのまま落ちていったのだろうと思います。

お客様から「いやー複雑になったものですね。車も・・」と言われ、心底納得しながらお話しを伺いました。私たちも複雑化する中でたくさん勉強して今に至ります。なるべく原因を突き止めてから適切なアドバイスをしたいものです。

picture




by  S隊員

2021.9.20(月)晴れ
経験不足

フェラーリ・モデナの開錠依頼です。今回2番手なのと自身初対応のフェラーリということで、出動前から大きな不安に駆られました。

先輩隊員からは「今のS隊員なら大丈夫だよ」と言われたものの、緊張度の高いまま現場へ向かいました。

現着して、丁寧に養生を施しながら状況を伺うと、先程まで別の業者さんが長らく開錠作業にあたっていたそうで、「このカギはピッキング対策されているカギなので開錠は出来ないよ」と言い残して撤収したそうです。

思わず「そうなのか!」とビックリして、とっさに先輩隊員へ電話して「1件目のカギ屋さんが言うには、ピッキング出来ない構造のカギみたいです」と報告しました。

すると先輩から「自分の目で判断しなさい!」と叱られて、半信半疑でカギ穴をのぞいたら、そのまま普通にピッキング出来て開錠終了しました。

さすが百戦錬磨の先輩隊員の適切なアドバイス。取り乱しかけた自分が急に恥ずかしくなる一方、まだまだ経験も修行も足りないと実感する、そんな開錠案件でした。

picture




by  A隊長

2021.9.19(日)晴れ
初ジモティー

部屋に邪魔なマッサージチェアがあるわけです。どうしたもんかと考え始めたら居ても立ってもいられなくなり、廃棄方法や売却方法を調べ始めたらジモティーにたどり着きました。

元々「売ります、譲ります」的なサイトは認識していたんですが、そもそも出品する作業が面倒で見て見ぬふりしていたんですよね。でもせっかくの機会だから調べ始めることに。

他の出品者を参考にして商品の紹介文や画像のアングル等を学び、受け渡し時のリスクなど調べていくんですが、まあ時間がかかるわけです。仕事の合間に調べたので3日かかりましたが、ようやくプロフィールも完成して「掲載する」をポチッと押して何とか出品することが出来ました。

その後どんどん閲覧数が伸びていき、1時間もたたないうちに問い合わせメールが2つほど入ってきたわけです。ビックリですよね。そのうちの一人から「今夜引き取りに行っても良いですか?」という流れで即決となりました。

受け渡しもスムーズに進み「差し支え無ければどの辺から取りに来られたんですか?」と質問したら「駅の裏です」とのこと。ほんとのご近所さんでした。

長い間の悩みが、掲載したその日の晩に解決したわけです。
ジモティー恐るべしです。

picture




by  J隊員

2021.9.18(土)雨
まさかの10年以上とは

ダイハツ・ムーブのバッテリー救援です。

バッテリー上りの救援時には併せて放電原因も点検するんですが今回は良く分かりません。

最後に乗車したのが五日前でバッテリーはほぼ空っぽ、どこかで電気を使った痕跡があるので、良くあるパターンの室内灯を疑ったのですがそうではありませんでした。

一体原因はどこだろう?と悩んでいると
「…あの、バッテリーが古いとかも原因になったりしますか?」とお客様から質問されました。

たしかにバッテリー上りの原因に寿命というものもあるのですが、それだと容量低下で緩やかに症状が進む感じなので今回の様にスッカラカンにはならない筈なんですよね。

ところが「もちろんあるんですが…」と伺ってみてビックリしました。なんと「10年以上は軽く経っている筈」との事で、こうなると一番怪しくなって来るのはバッテリー本体ですよね。

最近のバッテリーは優秀なのでいきなり壊れたりする事は少ないのですが、さすがに10年オーバーの使用となると…

picture




by  Y隊員

2021.9.17(金)曇りのち雨
伝説のトラウマ

2010年式 ホンダ レジェンドの開錠依頼です。レジェンドの開錠を担当させていただくのは数年ぶりです。

開錠難易度が最高レベルのシリンダーが搭載された最初のモデルで、新人研修でも一番苦労したキーシリンダー。そして初対応時の実車もだいぶ手こずりました・・

今では軽自動車のNシリーズにも採用されていて難易度はそのままでだいぶ一般的にはなっています。なのでNシリーズではだいぶ解錠したのですがレジェンドではどうなのだろう・・?

結果は数多く対応したNシリーズのおかげかサクッと開錠。ご依頼時はすごく緊張したのですが。

きっとレジェンドって車名で色々な苦労を思い出してちょっとトラウマ気味になっていたようです。対応する機会もかなり少ない車種ですし・・

次の対応もきっと忘れたころになるだろうし、たぶん今回みたいに緊張するのだろうな・・

picture




by  K隊員

2021.9.16(木)晴れ
次はクラウン?

トヨタ・カローラ フィールダーのインロック。

カローラといえば1966年に初代モデルが発売され、今年7月に世界累計販売台数が5000万台を超えた日本を代表する車。

セダン、ワゴン、ハッチバックなど多種多様なモデルを展開してきたが、カローラシリーズ初となるSUVモデルのカローラクロスが先日発売された。

トヨタはライズ・ヤリスクロス・C-HR・RAV4・ハリアー・ランドクルーザーなど多くのSUVを販売しているが、カローラクロスはC-HRと近いボディサイズ。

2016年に発売されたC-HRはクーペ風なデザインで大ヒットとなったが、後席や荷室が狭めで後方視界も悪いことなどもあり最近は販売台数が落ち込んでいるので、カローラクロスが代わりに売れそうだ。

同じくトヨタを代表するクラウンもSUVモデルが発売されるという噂が出ているが、世界的なSUV人気はまだまだ続きそうなので発売されてもおかしくない。

picture




by  R隊員

2021.9.15(水)晴れ
タンス

マツダCX30の開錠とバッテリー救援のご依頼。壁にビタ付けした状態でバッテリーを上げてしまったとの事。

「ヘルパー開錠かぁ」と手順を考えつつ現場に到着。よくよく見ると車の鍵穴がご自宅の窓と繋がっており、頭の中で作業手順を再構築。

お客様にもリスク等々を説明し、ご自宅の中から作業させて頂く事となりました。

と思いきや「ちょっと待ってねー」とご家族からの静止宣言。「ハイ」と答えるも「今、家具を動かすから」と意外な一言。

どうやら作業スペースでお借りしたい場所は小さいタンスがあり、これを移動しないとお車にアクセスできないとの事。

サクッとタンスを移動して頂き、いざ開錠。

窓からの作業スペースはギリギリでしたが、おかげで無理する事無く開錠でき、バッテリーにもスムーズにアクセスする事が出来ました。

作業前は、ビタ付け案件の為手こずる事も考えられましたが、終ってみれば、トラブルもなく無事終了。

お客様も大事になる事を予想していたとの事で、予想外の復旧に大変お喜びでした。

で「移動させたタンスはどう致しますか?」と聞くも、「ついでだからこのまま大掃除します」と意外なオモシロ回答。

次は同じ事が無い様に「窓のスペース開けときます」との事でしたが、駐車スペースを確保して頂いた方が間違いないと思うのですが......。

とは言えお客様も「又やらかしたらお願いしますね」と嬉しいお言葉を頂けましたので、御困りの際は助人サービスを御用命頂けると幸いです。次回は今回以上のスピードで解決させて頂きます。

picture




by  I 隊員

2021.9.14(火)曇りのち雨
十中八九

ホンダ・ステップワゴンの開錠のご依頼がありました。鍵があるけれども、なぜかドアが開けられないという案件です。

到着しキーでドアの鍵穴を回そうとするもビクともせず、キレースのボタンも無反応でした。こうした症状の多くは鍵穴のパーツの摩耗になります。

最も多いシチュエーションはキーで回し続けたために起こる物理的な摩擦で、お客様もキーレスの電池が切れてからずっとキーで回し続けたとのことでした。

しかしながらキーで回らなくても、内部パーツの摩耗程度ならピッキング開錠で回せることは出来るので、現場は無事復旧して終了しました。

ホンダ車の内溝キーで、ドアの鍵穴が回らないという程度なら解決は簡単なのですが、鍵穴を回している途中で抜けなくなるトラブルも同じ原因になります。

ドアの鍵穴からキーを引き抜く作業も、安全に引き抜く自信がありますのでご依頼お待ちしております。

picture




by  S隊員

2021.9.13(月)晴れ
思ってたのと違う

メルセデスの電気自動車EQAのインロック。出発連絡すると「到着まで30分もかかりますか?」と言われ、お客様の焦る気持ちが伝わってきました。

たまたま道路も空いていて15分ほどで現着すると、半ば興奮気味に喜ばれるお客様。もう全てが終わったといいますか、まだ何もしていないのにドアが開いたような喜ばれ方だったので、事前の作業説明のしにくい空気となりました。

初対応のEQAでしたが、ものの数分でピッキング開錠すると、お客様も安心されたご様子といいますか、どこか冷静な雰囲気で、すでに現着時の興奮はありませんでした。

いつもは開錠作業で喜ばれることが多いので、いつもと逆といいますか、今回は現着時間に喜ばれて開錠作業はそうでもない感じです。個人的にピッキング開錠の出来が良かっただけに、ちょっと肩すかしのような展開でした。

現着時にとても興奮されたお客様でしたので、開錠したらどうなることかと期待と警戒をしていたのですが、EQAとともに音も無く、静かにに出発されるお客様を見送って終了しました。

picture




by  A隊長

2021.9.12(日)曇り
最初の勢いはどこへ

毎日アンチョコを作っているわけです。アンチョコとは特殊な開錠作業をまとめた解説書みたいなものなんですが、これが中々厄介なわけです。

最初は勢いと熱意があるので5つぐらいポンポン作れたんですが、それ以降は苦行に近いです。

そもそも技術は誰かに与えられるものというより、自分でつかみ取るものではないのかとか、アンチョコで書ける内容は表面的なことなので、目指すクオリティに近づけるのか等、作る意義が揺らぐわけです。

揺らいだときは新人隊員の出番です。あえて難しい開錠作業を練習させてハマってもらい、次にアンチョコ見ながら開錠するとハマらないという、その一連の流れを見てホッとするわけです。

ああ間違ってないんだなとか、次も頑張ろうと自分自身を励ましながら次のアンチョコに取りかかるんですが、なぜかすぐに息切れするという・・

日々ポジティブとネガティブが戦っていて、ギリギリのところでポジティブが勝って、ようやく紙1枚分の階段を上がるような感じでしょうか。

果てしない日々は続きます。

picture




by  J隊員

2021.9.11(土)曇り
後輪連動

ヤマハ・グランドアクシスのキーシャッターが開錠できないという案件です。

キーシャッターというのはメインのシリンダーに悪戯されないよう駐輪時にフタをする装備なんですが、
ここが壊れたとなるとキーが挿せなくなるのでバイクを動かせなくなるんですよね、

故障の場合は現場復旧できないかも?と伝えたところ「とりあえず見るだけ見てくれ」というので向かったのですが、現場に着いた時に思い出しました。

ヤマハのスクーターには「Gロック」というのが付いていた時期があって、これはキーシャッターをロックすると同時に後輪もロックする機能なんですがロック中に後輪を回転させるとロックバーが引っかかって解除できなくなることがあるんですよね。

後輪を少し回してやると無事にリリースできてとても喜んでいただけました。この「Gロック」なんですが、ある一時期を過ぎてから採用されなくなりました。

押し引きにそれほど力を必要としない小型スクーターにはとても画期的な防犯装備だったんですがね。

picture




by  Y隊員

2021.9.10(金)晴れ
ジャガーEタイプ

ジャガーEタイプの給油口コックを開けて欲しいとのご依頼です。1960年代に発売されていたジャガーのスポーツカーです。

待っていたのはガレージの中で大切にされているピカピカのEタイプ。ご依頼を受けた時に緊張していたのですが、車両をみてこれは絶対に傷を付けられないなと更にピリッとします。

状況を見させていただくとコック専用のキーが摩耗して開かなくなってしまったよう、50年前の車ですから仕方がない部分ですね。そして新しいコックをご用意されているので取り合えず解錠すれば大丈夫との事です。

しっかり養生し作業開始。構造は簡単なのですが苦戦します。しっくりくる解錠工具がないので・・

その後、色々試行し、最近あまり使わなくなった工具を工夫して使い無事に解錠。これはもういらないかも・・って思っていた工具でしたが所持していて良かったです。

しかしこの年式特有の丸みを帯びたスポーツカーを間近で見ると、なぜか不思議と「未来的だな~」という印象を抱いてしまいます。ここ数年のスポーツカーにはまったく思わない感覚です。

ただメカニカル的な部分を見ると未来的って印象は吹き飛んでしまうのですが・・
自分だけなのでしょうがいつも不思議な感覚を体験します。

picture




by  K隊員

2021.9.9(木)雨のち曇り
製廃部品復刻

マツダ・ロードスターのインロック。

ロードスターは2016年に累計生産100万台を突破し、「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一で、ギネス世界記録更新中の日本を代表する車。

到着すると車は1989年にユーノス・ロードスターの名で発売された初代モデル(NA型)。現在は4代目のND型となっているが相変わらず人気がある。

お客様は30年ほど乗っているそうだがまだまだ乗り続けるとのこと。古い車は純正補修部品の製造廃止などで乗り続けるのが難しくなっていくが、初代ロードスターは製廃部品の再生産を行っていたりレストアサービスもしているので、部品の調達にはそれほど困っていないようだ。

最近は他メーカーも製廃部品の復刻生産に力を入れている。特に日産は第二世代のスカイラインGT-R(R32、R33、R34)の部品を、ニスモヘリテージパーツとして数多く再販しているので助かるが純正部品がどんどん値上がりして大変だ。

picture




by  R隊員

2021.9.8(水)曇り一時雨
サービスエリア

平日の午後、とあるサービスエリアでベンツの開錠依頼。S.A上での開錠依頼はとっても久しぶり。更に久々の遠距離となれば、いやが応にもテンションは爆上がりです。

しかしS.A(P.A)ならではの注意事項も有る訳でして。

駐車場が異様にデカいS.Aは誰しもが行った事が有ると思いますが、そう、ご想像の通り車両の発見が異常にムズカシイという事です。

大きな商業施設などは「A-1」や「3F-2」などの番号を打ってある事が多いのですが、S.Aなどは番号を打ってない、もしくはお客様が認識できない事が多く、発見に手こずる事も珍しくありません。

今回はかなり大きめのS.Aの為「大丈夫かな」と一抹の不安を抱えつつ、S.A入り口に到着。

お客様に連絡を取ると「トイレ前に来れば判ります」と、そっけなくも有り難いご案内。こういうのは「簡潔」が一番です。

で、トイレ前に移動すると、一際大きいベンツが鎮座しておりました。

こんなに早い一発合流は珍しいくらいで、お客様もホッとご安心されたようでした。

開錠自体もサクッと終了。「到着、開錠共にとっても早く助かりました」と嬉しいお言葉。

思いの外早く終えれましたが、今回は「駐車の場所&案内」に尽きますね。走り去るお客様を眺めつつ、心の中でGJサインを出すR隊員でした。

picture




by  I 隊員

2021.9.7(火)晴れ
厳しい訓練の賜物

いすゞエルフ「高所作業車」の折れ鍵抜きのご依頼です。イグニッションに別のキーを差し込み、途中で折れてしまったそうです。

厄介なところは今回の車両が高所作業中だったこと。高所作業用の油圧アーム(腕)が伸びたままなのと、足場を固めるジャッキシリンダーも伸びたままなので、レッカー移動も出来ません。現場でイグニッションをONに出来なければ、永遠に通行止めが解除できないのでは・・と思いました。

鍵穴を覗くとサイズの違うキーが斜めにガッチリと挟まっており、いくら引いてもビクとも動きません。思いのほか重傷なので諦めようかと思いましたが、ダメ元で押してみると折れたキーが動いてくれました。後は研修で教わったとおり引き上げて何とか復旧です。

正しいキーを入れるとONに回ってくれて、アームもジャッキも収納して自走出来るようになって無事完了しました。

一時はどうなるかと思いましたが、思えば研修のほうが厳しい状況でした。絶対に抜けないような訓練を死ぬほど経験させられているわけです。あの研修を経験すれば、たいていの折れ鍵は引き抜けそうに思います。

picture




by  S隊員

2021.9.6(月)曇り一時雨
どうにでもなれ

ランドローバー・ディスカバリーの開錠依頼。しかも2番手の出動との事で、いつもより緊張して現場に向かいました。

到着と同時ぐらいに弱い雨が降り始めたので、雨カッパを羽織りながら開錠作業に入りました。ピッキング開錠も終盤に入ろうかというところで、急にどしゃ降りになって頭の中はパニックに。

腕を通して上着のジッパーを閉めたいけど手が離せないし、一旦鍵穴を戻してから再スタートすべきか、このまま作業継続か悩んでいたら、みるみる体中が浸水してきました。

首から胸やお腹が濡れていく過程で、迷いは完全に吹っ切れました。「もうどうにでもなれ」と気合いが入った瞬間に開錠完了です。

身体が部分的に濡れるとパニックになって戦意喪失するのですが、全身ずぶ濡れになると返って吹っ切れるのかもしれません。

子供の頃の泥んこ遊びみたいなものでしょうか。全身ずぶ濡れなのに、どこか清々しい感じがしました。

picture




by  A隊長

2021.9.5(日)曇り
ベリーハードワーク

パラリンピック熱かったですね。連日、車いすバスケを追っかけていたんですが、今日の決勝戦も4Qで逆転されるまでは、金メダルを確信しながら見ていました。

結果的には銀メダルで終わりましたが、見てるこちらも燃え尽きましたね。格上のアメリカ相手に接戦を演じただけでもスゴいことだろうと思います。

車いすバスケの面白いところは、障害の程度に応じてクラス分けされているところ。腹筋や背筋の機能も無い重度の障害を1.0として、筋力の残存があって素早く動ける4.0まで分けられて、チーム5人の合計が14.0以内というルールなわけです。

普段守られる側の人たちが「ベリーハードワーク」をかけ声に、車いすが倒れながらもシュートを放ったり、クラス1.0の人が活躍したときの興奮もハンパないわけです。

どれほど勇気がもらえたことか。我々はいったいどれだけの言い訳をしながら生きているんだろうかと考えていたら、とある隊員の顔が浮かんできました。

その隊員は超がつくほどネガティブなわけです。少し調べれば分かることでも、絶対無理!出来っこない!を連発するわけです。

今度会ったら「ベリーハードワーク!」と一喝してあげようと思います。

picture




by  J隊員

2021.9.4(土)雨
塞がってはいけない場所

ミキサー車のインロック救援へ出動です。
現場の生コン工場へ到着すると構内にはミキサー車があふれかえっていました。

早速ドライバーの方と合流して車両へと案内してもらったら、生コン積み込み用のホッパーの下でインロックしていたのでした…

それほど生コン業界詳しい訳では無いのですが、確か生コン輸送は厳密にスケジュール管理されていたはず、
構内にあふれているミキサー車は荷積み待ちの車両だったのです。

急いで開錠して車両を動かしてもらい、その間に書類を作成して顔を上げるともう別のミキサー車への積み込みが始まっていました。

自分の仕事はここまでだったんですが、ミキサー車のドライバーさんたちはまだこれから建設現場への配送があるんですよね、
そして現場では大勢の職人さんたちがコンクリートを待っている訳で…

picture




by  Y隊員

2021.9.3(金)雨
みなさん、お元気ですか?

日産セフィーロの開錠依頼です。

15年以上前に生産が終了している車種なので何年も対応したことがありませんでした。しかし不思議なことにセフィーロの開錠を担当するのが今年に入って二度目。そしてどちらのお客様も平成生まれの若者です。

ここ最近90年代以前の古い国産車を好むユーザーさんが増えていて出動対応することが多くなっていました。そしてセフィーロもそのネオクラッシックカーの部類に入るのでしょうね。

我々世代のセフィーロのイメージといえば、井上陽水さんがおもむろにウインドウを下げて「みなさん、お元気ですか?」と話す、いろんな意味で衝撃的だったCMの印象が強いのですが、平成生まれのお客様達には何この変なCM?って感じにしかならないのでしょうね。ちょっと寂しいですが。

けどこのCMを知っている方が今現在に観ると「みなさん、お元気ですか?失礼します」ってセリフがその当時から言われているようで、なんだかやけに響きますね~。やっぱりいろんな意味で凄いCMだと思います。

picture




by  K隊員

2021.9.2(木)雨
ついに引退

F1アルファロメオのキミ・ライコネン(41歳)が今シーズン限りでの引退を発表した。

入門カテゴリーのジュニア・フォーミュラで23戦したのみの超飛び級で2001年にザウバーからF1デビューしいきなり6位入賞。

記憶に残るのはマクラーレンで走った2005年の日本GP。雨に降られて予選17番手だったが、抜きにくい鈴鹿サーキットで怒涛の追い上げをみせ、最終ラップの1コナーでルノーのフィジケラをアウトからぶち抜いて見事優勝。テレビで見ていたがすごい盛り上がりだった。

フェラーリで走り、ランキング3位で迎えた最終戦でハミルトンとアロンソを1ポイント差で逆転しチャンピオンになった2007年のブラジルGPも印象深い。

走れば速いしドライビングはクリーンでフェア、常にクールで無口な性格から「アイスマン」と呼ばれたり、レース中のチームとの無線のやり取りがTシャツになったり、大の酒好きでお茶目な一面をみせたりと唯一無二のキャラクターで引退は非常に残念。

引退と言えば2輪の最高峰モトGPの生ける伝説バレンティーノ・ロッシ(42歳)も引退を発表している。長年応援してきた二人が引退で寂しくなるが最近は衰えやミスが目立ってきたのでしょうがない。

picture




by  R隊員

2021.9.1(水)曇り一時雨
環状線

盆休み明け、文京区と練馬区で開錠依頼。基本R隊員は北方面を担当しており、都心部には中々向かう事は有りません。

で「久しぶり」を満喫しながら都心部へ歩を進める訳ですが、驚いたのは車の量が「ものすごく」少ない事。

私のいる拠点近くでは、一時期かなり車の量が減ったものの、ここ1ヶ月程は車の量もかなり増えていて、渋滞も「当たり前」の状況。

しかし、池袋、練馬付近の幹線道路はスカスカで、正月の様な道の隙っぷり。コロナの影響は場所によって大きく違いを見せているようです。

環状七号線、八号線は山手をぐるりと取り囲む有名な大動脈ですが、場所によって「ここまで違うのか」と驚く程の景色でした。

とは言え、コロナワクチンが少しづつ浸透し、以前の日常が取り戻せれば、都内全域の大渋滞も珍しくはなくなるのかもしれません。

今回は久々の中心部でのご依頼&都心の喧騒を味わえるかとわくわくしていただけに少しさびしい思いをする事となりました。

ただ2件とも、開錠自体は道の隙っぷりも相まって速攻現着、速攻開錠でどちらのお客様もホクホク顔でお帰りでした。

帰りもスムーズに帰宅するも、道路の隙っぷりに、心中複雑な開錠案件と相成りました。

picture




一番上へ