東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by  Y隊員

2022.2.28(月)晴れ
やっぱり急いでよかった

ボルボV70の開錠依頼。車内にお子様が閉じ込められているとのこと。

冬のチャイルドインロックは気温的には安心とはいえ、色々な危機的状況が発生しがちなので予断は許しません。車内のお子さんも心配なのですが、車外で不安がる親御さんも心配です。

ということでV70の所まで駆け付けたのですが、車の近くに誰もいません。電話連絡すると「今行きますね~」となんだか拍子抜け。そしてエンジンがかかりっぱなしの車内を見ると気持ちよさそうに寝ている1歳ぐらいのお子さんです。

「窓をたたいても起きないし、このまま寝かしておいた方が安心かな~って」と親御さん。その日は気温も低く、上着も閉じ込んでいた親御さんの方が耐えられなくなって寒くないところへ避難されていたそうです。

雰囲気的にチャイルドインロックっぽくなかったけど、やっぱり急いで出動して良かったな~と思った一件でした。

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by  K隊員

2022.2.27(日)晴れ
確かに2トン超のトラック

トヨタの2トントラックの後付けのトランク部分の解錠依頼。

トヨタの2トントラックといえばトヨタ・ダイナなので、運送会社などで使うアルミバンの荷室部分の鍵開けかなと思いながら出動。

到着すると車は、北米トヨタが販売するフルサイズピックアップトラックのトヨタ・タンドラで、荷台部分に後付けしたハードタイプのトノカバーの鍵開けだった。

後付けのハンドルロックやバイクのU字ロックなどもそうだが、車本体以外の鍵はどんな鍵が付いているのか見てみないと分からないので、解錠できない可能性があることを依頼時に伝えて出動している。

鍵はピッキングできるタイプだったので今回も無事解錠で一安心。出動時は配送トラックだと思っていたので、タンドラだったのはイメージとだいぶ違った。

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by  I 隊員

2022.2.26(土)晴れ
鍵の山違い

トヨタ・プリウスの開錠とバッテリージャンプのご依頼がありました。

私の出動は2番手で、1番手の業者さんがメカキーを使って開錠できなかった事から、何かしらのトラブルの可能性が濃厚でした。

現着後、私が内蔵キーで確認をしても結果は同じで回りません。鍵穴をチェックする傍ら、そのままピッキングしてみると無事開錠しました。続いてバッテリージャンプでこちらも問題無く復旧です。

今回メカキーでドアが開かなかった原因については、全く別のキーが内蔵されていたとしか言えませんでした。

お客様はプリウスの他にも車を所有していて、もしかしたら入れ違いになってるかもしれないとのこと。もしくは中古で購入した際、何かの手違いで別のメカキーになってしまったのかと悩まれていました。

普段使用することのないメカキーですが、中古購入の際は内蔵キーをチェックしておくことをオススメします。

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by  S隊員

2022.2.25(金)晴れ
大きい駐車場ほど募る不安

閉店後のショッピングモールで、キーがあるけど開けられなくなってしまったとボルボ・XC70の開錠依頼です。

現場でカギをお借りして試してみると、リモコンキーは反応せずメカキーもスカスカと空回りしました。ロック機構が電子的にも機械的にも機能していないようでした。

お客様からドアは開けられるんでしょうか?と不安そうに質問されたので、ピッキング開錠以外の方法をご提案しご了承頂き、無事ドアを開錠しました。当初はバッテリー上がりも疑いましたが、電圧は正常で無事エンジン始動、お客様の喜ぶ声が静かな駐車場に響きました。

お客様は遠方から買い物に来られたようで、大規模駐車場の最後の一台になってしまい、かなり不安で心細かったようです。

実際に冷静になって周りを見渡すと、真っ暗ですごく広い駐車場でした。こんなところで一人で待っていたら・・と思うと、今更ながら出発連絡や途中で連絡することは色々な意味で大切だなと思いました。

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by  A隊長

2022.2.24(木)晴れ
餅は餅屋が一番知っている

新人隊員が現場の車屋さんから慌てて電話してきました。「大変です!今回の車はピッキング開錠出来ないタイプのカギみたいです!」とのこと。

なぜそんなことを言ってくるかというと、現場で立ち会っている車屋さんが「開錠出来ない車」と言われたからのようです。

「ピッキング出来ますよ。安心して作業して下さい」とアドバイスして一件落着したんですが、おそらくその車屋さんでは前回対応したカギ屋さんが開錠出来なかったか、もしくは電話で断られたんだろうと思います。

今後は「開錠出来る車」と情報更新されることでしょう。その時々で対応していく業者のクオリティが、そのまま車屋さんの見た風景になるだけです。

ディーラーや中古販売業者の方々が車のカギの構造を知らなくて当然というのを、新人隊員ほど知らないんですが、厄介なのは鵜呑みにして反論されるところ。

「それは隊長の勘違いなのでは?何よりディーラーさんが言ってるんですよ?」と言われると「餅屋の情報を舐めるな!」と一括したりもします。

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by  J隊員

2022.2.23(水)晴れ
自動ロックは効果抜群

キャラバンの開錠要請です。

メイン、スペアのキー両方とも閉じ込んだそうで、
お話をうかがうとオートロックの機能が付いている車両なんだそうな。

配送用途に使われる車両にはこういった自動ロックのオプションがある事が多く、
運ぶ荷物の種類によっては必須のオプションだったりします。

動作としては開錠後、一定時間ドアを開けないと再施錠するというものでとても単純な仕組みなんですがそれだけに効果は抜群。知っていてもついうっかりインロックしてしまいます。

開錠作業時にも注意が必要で鍵穴を回して開錠後、すぐにドアを開けないとまた施錠してしまうんですよね…

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by  Y隊員

2022.2.22(火)晴れ
スーパーにゃんにゃんにゃんの日

アウディQ5の開錠依頼、現場はお客様ご自宅駐車場です。

都内では珍しい高い塀の囲まれたお客様宅。シャッターの中のQ5まで案内されると作業中もシャッターが閉まります。無事に162シリンダーを回し、お客様をお呼びすると大きな猫ちゃんを抱っこして戻ってこられました。

猫ちゃんの品種はメインクーン。なんだかおっとりしていてかわいいです。庭で遊ばせていたので作業中もシャッターを閉められたようです。

今日は2が六つもあるスーパー猫の日。ウチの家族になった元保護猫ちゃんたちもお客様の猫ちゃんのように広い外で遊ばせたらすごく喜ぶんだろうな~と思うところなのですが、猫の保護団体との取り決めでお外に出せないのです・・

なのでいつもよりちょっと豪華なご飯で勘弁してもらおうと思います。

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by  K隊員

2022.2.21(月)晴れ
早くも3回目

ランボルギーニ・アヴェンタドールのバッテリー上がり。

到着するとキーはあるけどリモコンキーが反応せず、鍵穴がないのでドアを開けられないとのこと。

アヴェンタドールはエアインテークの所にあるカバーを外すと鍵穴があるが、経年劣化や寒さによる硬化でカバーのツメが破損する可能性があるので外す時は非常に気を使う。

カバーを外しメカキーで解錠後、電圧を測ってみるとかなり低い状態。普段はポルシェ911に乗っていてアヴェンタドールはたまにしか乗らないとのこと。

バッテリーが上がらないように定期的に乗って気を付けていたようだが、海外から帰国した時の隔離期間なども重なってしばらく乗れず上がってしまったようだ。

プロ用エンジンスターターを2台繋げジャンピングすると、6.5リッターのV型12気筒エンジンは一発始動。しばらくアイドリング充電をすると一応自力でエンジン始動ができるようになり一安心。

3000万円超の超高級車は年に数回あるかないかという出動だったが、今年は1月だけでアヴェンタドールS(約4500万円)が2台とフェラーリ・GTC4ルッソ(約3500万円)を対応し計3回。普段お目にかかれない車に会えるのもこの仕事の魅力のひとつだ。

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by  I 隊員

2022.2.20(日)曇り
社内騒然

マイバッハ62の開錠ご依頼がありました。

社長様の送迎のためいつもの様にマイバッハのエンジンを始動させ、運転席を離れた瞬間に、集中ドアロックがかかってしまったとのこと。運転手様から出来る限り早く開錠してほしいと言われました。

送迎車が動かないことには本日の予定変更を考慮しなければならず、運転手様は電話対応に追われていました。その間、鍵穴周りを慎重に養生作業してからピッキング開錠しました。

予定よりも早い時間で復旧出来たようで、運転手様から安堵の声を頂きました。しかしながら運転手様は腑に落ちないところがあるとのことで、今回なぜこのようなドアロックがかかったのかと質問されました。

運転手様はいつものルーティンだったようで、始動してから暖気中に出庫手続きしているとのことで「こんな事は一度もなかったのに」と驚かれていました。

マイバッハは超が付く高級車ではあるものの、ドアロック部分の構造に関しては他の車と同様な仕組みであること。どんな車でも意図せずにドアロックがかかることをご案内しました。

その上でこれから出庫手続きする際は窓ガラスを下げておくことと、スペアキーを会社内に置いておいたほうがいいかもしれませんと言うと、必ずそうします。と言って下さり終了しました。

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by  S隊員

2022.2.19(土)曇りのち雨
ガス欠の不安

ガソリン補給とバッテリージャンプの救援依頼です。近くでガソリンを確保してからお客様の待つ駐車場へ。

お車に給油した後、バッテリーをテスターで測ると、わずかに低いながらも自力始動出来そうに思えたので、スターターを回してみるとギリギリでしたがなんとかエンジンがスタートしました。

どうやらガス欠に気付かずにスターターを回しすぎて、一時的にバッテリー上がりの症状が出てしまったようです。ロードサービスに依頼されている間に休ませたことで少し回復したようです。

始動後の発電量も問題なく、保険会社様にはガソリン給油のみの作業内容に変更になったことを報告して作業は完了しました。

「これでどれくらい走れますか?」と聞かれ給油量が10リッターでしたので車種から見て「リッター10キロ以上と考えて約100kmほど走れる計算」とお伝えすると少し安心されていました。

ただタンク内のガソリン残量がわずかになると、車の傾斜や状況によっては計算より早くガス欠症状になる可能性もあるかもしれません。安全の為に早めの給油をお奨めしました。

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by  A隊長

2022.2.18(金)晴れ
ゼブラパターン

自分が求めるモノは全てが面白くて感動したいと願うわけです。車を購入したり、映画やライブ、外食等、全て対価以上のクオリティを期待する感じなんですが・・

自分から与えるモノはというと、感動レベルまで頑張るというよりも、いかにラクして無難にノルマを達成するかに傾きやすいわけです。

この辺の差が大きいほど、闇夜の時間が長そうに思います。
心身ともにスッキリと日向の道を歩こうとしたら、他には必要以上のクオリティを求めず、自分はあらん限りの情熱を注いで仕事に励むことになるんですが、そう簡単には行かないわけです。

それなら少し比率を軽くして、他への欲求はほどほどに、自分もそこそこ頑張って仕事して・・と考えるも、これも何か違うというか、そもそも落としどころを探している時点で、堂々と日向の道を歩くイメージでは無い気がするんですよね。

毎日全力というのは困難なので、せめて感動が得られた翌日ぐらいは、あらん限りの情熱を注いで仕事したいなと思っています。

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by  J隊員

2022.2.17(木)晴れ
上書きアップデート

原付スクーターのメットイン開錠です。

現場に着くなり「角度に気を付けた方がいいみたい」とオーナーさんにアドバイスを受けました。
「角度?」いったい何のことだろうと思いながらピッキングしてみるとあっさりと開いてしまいました。

終わった後にも「やっぱり角度でしょ」とオーナーさん、どういう事かと伺ってみるとメットインへのインロックは今回で3回目なんだそう。
初回に対応した業者さんが解決に結構時間がかかったものの、2度目に対応した業者さんは意外と早く開き、そこで作業のポイントを聞いてみたら「えーこれは角度ですね、はい」といった答えを得たんだそうな。

次にインロックした際にも対応業者へ伝えたいとの事で、「角度」についてより具体的に教えてくれと言われたんですが、
なんせ角度の要素が全くない作業だったしなぁ…

今後救援対応する人が分かり易いよう
もの凄く現実的な作業ポイントを説明させてもらい、ご納得いただきました。

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by  Y隊員

2022.2.16(水)晴れ
恵まれた仕事

八王子市よりVWアルテオンの開錠依頼。1番手の業者さんがギブしての2番手出動です。

到着すると「本当にバイクで来た!」とお客様。どうやら1番手業者さんから、きっとバイクで来る鍵屋さんですよ、と伝えられていたそうです。
なんでわかったんだろう?なんにせよ知名度があるってことは凄くありがたいです。

そしてお待たせしたことをお詫びすると「ロードサービスの受付から必ず開ける業者を向かわせるって言われてたんで全然気にしていないですよ~」と、これまたありがたいお言葉です。

キーシリンダーは今が旬の162。いざ作業開始しようとシリンダーをのぞきますが、う~ん、手こずりそうな感じ・・実際にピッキングを開始するとハマりそうなポイントが3つ以上あります。けれどなんとか10分程で解決です。
昨年、隊長が攻略ポイントを伝えていてくれたので助かりました。それが無かったら1時間コースでしたね・・

何にせよ、色々と恵まれているな~と思った出動でした。

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by  K隊員

2022.2.15(火)晴れ
路面凍結には気をつかう

20時頃にキャデラック・エスカレードのインロック。

場所は千葉県鴨川市で3番手の出動とのこと。年式的には一般的な外溝キーが付いているはずなので鍵穴の不具合かなと思いながら到着すると、前の業者さんはピッキングできない鍵が付いているので開けられないと言って帰ったとのこと。

キャデラックはピッキングできないサイドバータイプの鍵が付いているモデルもあるので、そのタイプかと思いながら鍵穴を覗いて見ると普通にピッキングできる鍵でサクッと解錠。お客様には驚きとともに大変よろこんでいただいた。

房総スカイラインを通って現場に向かったが山の中は前々日に降った雪が路肩に結構残っていて、前日は通行止めになっていたようだ

帰りの山道はバイクの外気温計がマイナス4℃を示していてかなり冷え込んでいる。グリップヒーターやハンドルカバーや電熱ベストやオーバーパンツなどで走行中でもとくに寒くはなかったが、路面凍結には十分注意しながら走行した。

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by  I 隊員

2022.2.14(月)晴れ
必ず助けるサービス

隊長からコロナ陽性者への救援作業出来るか?と質問されましたので、私は出来ますと答えました。不安はあるものの、ここで逃げるようでは助人サービスの名が恥じるような気がしたのです。

現場は病院内に併設された検査会場の駐車場です。お客様との会話は全て携帯電話にて行い、お客様は車内に待機していただき、窓を閉め切っていただくことで完全に遮断された環境で接客いたしました。

今回の原因は一時的なアクセサリーの消し忘れで、バッテリーのダメージも少ない状況でしたので通常のジャンピング作業で終了いたしました。

最後に「これで終了となります。大変お待たせして・・」とお客様の顔を見たら、涙を流されておりました。お客様はやっと帰れるとお話し下さり、もしかしたら近隣のロードサービスが手配つかなくて、想像以上にお待ちしていたのかもしれないと思いました。

検査会場でコロナ陽性者と言われたショックと、帰りたくても帰れない不安が重なったのだろうと推測いたします。

私は語気を強めて言いました「必ず助けます。また何かトラブルが発生したらすぐに呼んで下さい」と。

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by  S隊員

2022.2.13(日)雨
冬の打ち上げ花火

ある輸入車の開錠に茨城の土浦市へ。

開錠作業を始めて間もなく、近くで大きな打ち上げ花火が上がりました。しかも単発ではなく続けてどんどんと打ち上がります。

季節外れの花火に驚いてお客様に伺うと、コロナ過で厳しい状況にある花火業界を応援するための花火大会とのことでした。

ここ数年、様々な人たちが大変な我慢をしながら過ごしている中、花火師さんや花火にかかわる方々も本当に大変な時代のようで「後世に伝える匠の技」とのタイトルも付けられていました。

思いもよらない所で、立派な花火を見ることが出来て嬉しくなりました。以前は毎年、当たり前のように見ていましたが、このような方々の大変なご努力やご苦労あっての事で、本当にありがたい事だったのだと気がつきました。

一日も早く以前のように皆様が安心して過ごせる世の中に戻ってくれれば、と考えさせられる見事な冬の花火大会でした。

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by  A隊長

2022.2.12(土)晴れ
いつどこで発揮させるか

あの人はプライドが高いとか、彼は負けん気が強いとか、よく言ったもんですが、ちょっと考えると人類全てがプライド高いんだろうなと思います。

ほぼ健康ならすべからくプライド高いことを大前提として、問題はそれをいつどこで発揮するかなんだろうと思います。

北京オリンピックのハーフパイプ決勝を見ていて、ダントツの滑りだった2回目の平野歩夢選手の得点の低さにビックリ仰天したんですが、彼は何事も無かったかように3回目へ挑むわけです。それで優勝したわけですが、インタビューでほんわかしながら「採点への怒りをパワーに変えた」的なことを言っていてさらにビックリ仰天しました。

我々庶民の住むごく普通の世界では「行動」で示す人は少なくて、全て「言葉」なんですよね。やることやらずに誤魔化したり言い訳するのが関の山です。挑戦する勇気もないくせに、プライドだけが高いというか、実際にはトリプルコーク1440は飛べないから、言葉だけでも飛んだことにしたいという醜い世界です。

ゆえに昨日の3回目は神がかっていましたね。
カッコ良すぎてシビれました。

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by  J隊員

2022.2.11(金)晴れ
こんな時に限って

昨日の事なんですがキーがあるけどドアが開かないという案件です。

こう言った場合で多いのは、車両のバッテリーが上がってしまっており緊急用のメカキーを使うも慣れていなくて開けられない、といったケースがほとんど。
なので多くは通常のジャンピング作業と変わらなかったりします。

今回もそうだろうと思って現場で確認するとなんと鍵穴が空転、レアなケースの本当に壊れているパターンでした。
こうなるとヘルパー開錠という手段があるのですが、今はものすごくタイミングが悪いというか…

出発時に雨から変わった雪が現場到着時には大粒の牡丹雪に、
ヘルパー作業で重要となる視界が妨げられるばかりか帰りの道路状況まで心配な降り方へと変わっているし…

視界不良で難航する作業と今にも積もりだしそうな雪、
久しぶりに追い詰められた作業でした。

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by  Y隊員

2022.2.10(木)雪
てんとう虫の救援

スバル360のバッテリー救援です。

てんとう虫の愛称で知られた50年以上前の車両。走っているところは小さい頃に見たことがあるけれど、大人になってからは映画や博物館で見るくらい。ロードサービスの仕事で対応することもないのだろうな~なんて思っていたのでちょっとびっくりです。

現場はお客様マンションの駐車場。ちょっと広めでしたが、特徴的なサイズと見た目なのですぐに発見。現代の車両サイズに区画されているスペースに贅沢に停まっています。

お客様、お若いです。格安で故障車を入手し修理しながら乗っているそうです。バッテリーも数か月前に交換したばかりなので何か原因があるのかも?とロードサービスを依頼されたそうです。

ということで調べるとオフでも電気がリークされているような感じがします。プラス端子に付けるスイッチを紹介しつつブースターにてエンジンスタート。子気味良く奏でる2サイクルサウンドが心地いいです。

その後も色々なお話もお伺い出来て、とっても楽しい出動となりました♪

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by  K隊員

2022.2.9(水)晴れ
メカキーでの解錠

予約でポルシェ・カイエンの解錠依頼。

解錠後レッカー搬送するとのことなのでキー紛失かなと思いながら到着すると、キーはあるけどドアが開かないとのこと。

状況を伺うと、昨日レッカー搬送する予定だったがリモコンキーが反応せずレッカー業者さんがメカキーでの解錠を試してみたが開かなかったようで翌日の再依頼となったようだ。

車は現行のカイエンなのでドアハンドル下に鍵穴があるタイプ。リモコンキーに内蔵のメカキーを取り出して差し込んでみるとすんなり解錠でドアは開いた。

911やパナメーラやタイカンもそうだがドアハンドル下に鍵穴があるモデルは、メカキーを差し込むスペースが狭いし鍵を差し込む向きも決まっているので慣れていないと難しい。

キーはあるけど開けられないというケースが結構あるが、大体はバッテリー上がりでリモコンキーが反応せず鍵穴が見当たらないとかメカキーの使い方が分からないというケース。

業者でもメカキーで開けられないこともあるので一般のお客様が開けられないのも無理はない。

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by  I 隊員

2022.2.8(火)晴れ
隊長からの質問

2010年BMW5シリーズの開錠のご依頼です。エンジン始動中のインロックでした。

いつも通りにピッキング開始して数分後、カギ穴が回って無事開錠・・となるはずが、開錠出来ません。しっかり鍵穴が回ったにも関わらずドアロックが解除されませんでした。

これは鍵穴が空転するドアロック連結部分の不具合かと思い隊長へ報告しました。すると「何年この仕事しているんですか!」と注意されてしまい、すぐに思い出しました。これはこの年代のBMW特有のイレギュラー症状です。

一見するとピッキング開錠不可のように見える症状ですが、隊長直伝のピッキング方法を試すと無事開錠しました。

入隊したての頃に隊長から質問されたときの情景が思い浮かびました。隊長はひんぱんに、開錠に必要なのは技術か情報か質問してきて、その都度技術と答えると叱られました。

今回のBMWはまさに情報が無いと開錠出来ない案件になります。次に対応したときに忘れないようにしなければ。

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by  S隊員

2022.2.7(月)晴れ
宝くじと一緒かも

コインパーキングに停めたメルセスベンツ・Eクラスをピッキング開錠しました。するとお客様はすごい勢いで後部座席のバッグを取り出しました。

バッグの中から出てきたキーを見つけると「無くしたと思っていた!」と喜びを爆発させるお客様。あまりのテンションの高さに自分も驚いてしまいました。

お客様は関西の方らしく、現在都内を拠点に忙しくお仕事をされているそうで、キーが無ければ合鍵を作るか、関西のご自宅にスペアキーを取りに戻らなければならないとの事。都心のコインパーキングということもあり、どちらにしても時間も費用もとてつもない大ダメージを覚悟されたそうです。

一か八かで開錠作業をお願いしたら運良く見つかったようで、冒頭のハイテンションな大喜びにつながったのだと知りました。

もし紛失していたらどれぐらいのダメージだったのかと考えると、キー作成費用、駐車料金、仕事の穴埋め等、軽く数十万円はいくんだろうと思います。

そう考えると宝くじに当たった感覚と一緒かもしれないなと思いました。

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by  A隊長

2022.2.6(日)晴れ
リチウムブースターの欠点

リチウムブースターでバッテリージャンピング作業すると、色々なトラブルが出るという情報を見ました。

近年リチウムブースターは進化していて、よりハイパワー&軽量コンパクトになっています。一見するとプロの仕事にも耐えられそうに見えるんですが、たったひとつの欠点があるわけです。

それは車両側のバッテリーを充電出来ないこと。
ブースターの役割は始動だけでは無いというか、バッテリーの放電状態によってはブースターからのバックアップで車両側の電力を支えないといけません。

リチウムブースターは始動時に必要な電源だけは賄えるんですが、その後に自動的に電源カットしてしまいます。完全放電した車両では、オルタネーターからの発電だけでは車両側の電源全てを賄えないので、アイドリングですら維持出来ずエンストすることになります。

リチウムブースターが使えるシチュエーションは、軽い症状のバッテリー上がりのみです。セルの反応があるけど始動出来ないみたいな症状なら使用出来ますが、いかんせん用途範囲が狭すぎですね。プロがメインで使用するものではないです。

ちなみに助人サービスでは、最も信頼出来る従来型のブースターを使ってます。完全放電した車両の場合でも、安全に自走出来る数値まで回復させるのでご安心を。

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by  J隊員

2022.2.5(土)曇り
割り切らないカッコ良さ

フェアレディZの開錠要請で伺うと2代目に当たるS130型でした。

オーナーさんは新車で買ってからずっと乗り続けているそうで、その期間なんと45年!
子供の頃にあこがれたなーと、思わず懐かしさが込みあげました。

年月を重ねたクルマの開錠で気を付けなければいけない事は
各部品がすり減って遊びが大きくなっているという事。
もちろんピッキング開錠で壊れたりするほどではないんですが、それでも慎重に作業を進めようと…

おかしい?なんか最近のクルマと変わらぬ手応えで作業が終わってしまいました。
もしやと思って伺ってみると、長い間にドアの鍵穴がすり減って使えなくなり2回ほど交換しているんだそうな。

その他にも給油口の鍵穴も交換したり、イグニッションは鍵穴こそ大丈夫なものの、カギの方がすり減って新しくカギを作ったことは数えきれない程なんだそう。

現場に着いた時にやけにキレイに見えたんですがそれもそのはず、下回りの錆対策や塗装も新しくしたりととんでもなく手間暇がかかってました。
新しいクルマに乗り換えてくればどれほど楽だったか…でもそうしなかったのがとてもカッコイイんですよね。

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by  Y隊員

2022.2.4(金)曇り
出会うと嬉しいバイク

ここ数カ月、今までなかったことがなぜか続いています。
50年以上前に生産されていたカワサキのオートバイで500SSマッハⅢという今では超希少な名車があるのですが、週に一度、しかも走行中に出会うのです。更にノーマルだったりカスタムされていたりとすべて違う車両。今までは何年かに一度出会うかどうかだったのに。

きっとコロナ騒動と年末年始が関係しているのかな~って思います。コロナになってからオートバイのニーズがかなり増えているそうで、教習所は場所によっては2カ月待ち、新車購入も半導体不足も重なって数か月待ちなのだそう。
そして年末の走り収めに、年明けの走り始め。お金を持っているリターンライダーさんが高級希少車のマッハⅢを走らせているのでしょうな。

そして走行中、なぜマッハに気づけるかというと、その特徴的なエキゾーストノイズ。「なんか変なのが来た!」と見るとマッハⅢなのです。わざとペースを落として見学して楽しんでました。自分も大好きなバイクなので。

ただこれから春先まで出会える機会も減るのでしょうね・・バイクの季節が待ち遠しいです。

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by  K隊員

2022.2.3(木)晴れ
3台繋いでようやく

フェラーリ・GTC4ルッソの解錠&バッテリー上がり。

GTC4ルッソは、フェラーリ初の四輪駆動モデルでシューティングブレークと呼ばれるワゴンのようなボディスタイルで2011年に発売されたフェラーリFFの後継モデルとして2016年に3470万円で発売。

6.3リッターのV型12気筒エンジン(690馬力、トルク697Nm)を搭載し、最高速335km/h、0ー100km/h加速は3.4秒となっている。

車は売却するようで、現場立ち合いは高級輸入車・スーパースポーツ車を専門に販売している店のスタッフが対応するとのこと。

到着するとキーはあるけどメカキーでも開かないとのことで試してみると、少し開けづらかったがメカキーで解錠できたので作業はバッテリーのみ。

バッテリーは長期未乗車とのことで完全放電状態。大排気量多気筒エンジン搭載車でも強力なポータブル電源を2台繋げばエンジンがかかることが多いが、今回は長期未乗車ということもあってか2台ではかからず3台目を追加してようやくエンジン始動。

バッテリーは要交換なのでエンジンを始動したまま店が用意した積載車に積み込んで運んでいった。

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by  I 隊員

2022.2.2(水)晴れ
粋な計らい

スーパー銭湯の駐車場で、2019年式ボルボ・V90の開錠のご依頼がありました。

作業前に確認作業を済ませた後、お客様へ一旦室内で暖を取って頂くよう促すと「時間はかかりますか?」と質問されました。

V90のカギ穴はドアハンドルに隠れているタイプなので、養生作業に時間がかかる旨をお伝えすると「分かりました」と室内へ戻られていきました。

無事10分ほどで養生作業とピッキング作業を終えて、再びお客様と合流してキズが無いかどうかの確認と動作確認をいたしました。終始お客様が震えていたので「湯冷めしてませんか?」と質問すると、「同じように受付の方からも心配されました」と言われました。

受付の方のご厚意で「ぜひ、もう一度ご入浴下さい」と言われたらしく、今回特別に無料で再入場出来るように取り計らってくれたとのでした。

粋な計らいです。私もぜひ次の休みにこちらのスーパー銭湯へ来たいなと思いました。

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by  S隊員

2022.2.1(火)晴れ
頼もしいお子さん

とある病院の駐車場でメルセデスベンツ・Bクラスの解錠依頼です。

先に到着して待っていると見えてきたのは、ママの手を引きこちらに急ぐ小さな男の子の姿でした。

事前に聞いていてのは、カギはトランク内との事ですが、Bクラスはハッチバックなのでドアを開ければなんとかなります。

ただ多くのドイツ車はピッキングやメカキーで開錠しても、集中ロックが作動しないため開くのは鍵穴を回したドアのみです。開いたドアから別のドアロック解除等、トランク内までのアクセスが少し大変です。クラクションがなってしまうと、さらに慌ててしまう可能性もあるので事前にご説明して開錠です。

運転席ドアが開くと、男の子がすぐに室内に飛び乗り、身軽な身のこなしでトランク内のカギを見つけてかっこよく出てきました。大人なら多少手こずるところです。

たしかに、ご挨拶や作業前の説明をしている時も、ご依頼者様より前に立って聞いていたのはこの小さな男の子でしたが、ここまで完璧に段取りを理解していたとは恐れ入りました。

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