東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by J隊員

2006.8.31(木)晴れ
マグロが釣れたらこんな気分?

今日は朝からジャガーのインロック開錠が入る、
この鍵は他の車種とは機構が異なるもので、ピッキングの方法も特殊なものとなる。
普段との鍵開けとは異なる作業の新鮮さにワクワクしながら現場へ、
いや、正確にはドキドキも半分といったところだろうか?

15分程で中野区の現場に到着、早速作業を開始する、
慎重に鍵を分析していると、
・・・あれ・・・もう回っちゃった?
開始から2〜3分で開いてしまった。激闘も覚悟していたのでちょっと拍子抜けするも
お客さんにとっては速い方が良いに決まっている、作業的に上出来なのは間違い無い。

お盆開けから出動も大分落ち着いており、少々物足りなさを感じていたところに
このジャガーの開錠、満足の行く結果に十分な達成感が得られた。
とりあえず今夜はぐっすり眠れることだろう。



by J隊員

2006.8.30(水)曇り
追い詰められているのか?

日本語が全く話せない外国の方の救援作業、
現場に着くも、意思の疎通が全く出来ず、確認作業もままならない、
一向に解決されないトラブルにたまりかねたお客さん、ついに激怒!

こんな夢を時折見る、そんなに不安に感じている筈は無いのだけれど・・・
実際、日本語が全くダメなお客さんも対応するのだが、なんとかなっている現状がある。
カタコトの英語や身振り手振りでそれ程苦労も無く救援できる、
まあ、お互いの目的が一致しているので当然と言えば当然なのだろう。

そんな訳でこの様なケースの救援には不安は無いはずなのだが・・・

今日もまた同じ夢を見た・・・・いったい何故・・・・?



by J隊員

2006.8.29(火)曇り
包丁を研ごうと思っているアナタへ

休日を利用して工具の手入れなどしてみる
バイクに積んである工具に結構なサビが浮いていた為だ。
梅雨時の湿気のせいだろうか?

一通り拭き取った後、切れ味の落ちていたニッパーを研ぐ
工具に使われている金属はとても硬いものなので、電動の研磨機を押入れから
引っ張り出して来ての作業だ。

ものの数分でニッパーは研ぎ終えるが、せっかく押入れから出したのだからと
家の包丁ニ本も研ぐことに。
こちらも一本につき1〜2分で研ぎ終える。というかそれ以上研ぐと刃先が無くなってしまう。

早速切れ味を試すと凄い切れ味だ、研磨カスを落とすために使った食器用スポンジが
洗っている間に真っ二つだ。
食材を切ってみるとやはり凄い、食材どころかまな板まで切れてしまいそうだ。
しかしなにかおかしい、違和感があるのだ。

普通、良い包丁というのは切る際に引くことによりスパッと切れるようなイメージがある、
しかしこの包丁は、引かずに軽く力を入れただけで食材が真っ二つ、さらにまな板に食い込む、
まるでカミソリのようだ。

そこで気付く、どうやら刃先をかなり薄く仕上げてしまったようだ。
刃先が薄いと刃こぼれしやすい、つまり耐久性が足りずに包丁研ぎとしては失敗だ。
耐久性と切れ味の両立、そこに刃物研ぎの極意があるのだろう。

包丁研ぎの奥深さに打ちのめされている横で、純粋に切れ味に喜ぶ人を見ると
これでも良かったのかもと思う休日の午後。

ちなみに包丁は刃が厚いものほど巧く研げますよと、アドバイスなど



by J隊員

2006.8.28(月)晴れ
実際に燃えるかといったら?

杉並区永福でスズキのSW−1のジャンプ依頼が入る
15年くらい前に発売された一風変わったコンセプトのバイクで
絶版となった現在も高い中古車人気を持つバイクだ。

お客さんの自宅に現着し、バッテリーをチェック、しかしテスターに反応が無い、
残量0Vに近いということなのだろうか?

お客さんに状況を聞くと、なかなか始動出来ずにセルを回しすぎた為との事、
それにしては残電圧が少なすぎる、しかしこんな事もあるのかとブースターを接続する。
ボディアースを取ったその時、ワニ口のスパークと共にセルが回った

            「?????」

反射的にアースを外して状況を分析する、メインスイッチはOFFのままだし、
お客さんもバイクに触れていない・・・と言うことは
スターターリレーの不良の様だ、リレーが繋がりっぱなしの状態になっている
これではバッテリーも空になるわけだ。そういえばバッテリーもなんか熱かった様な気がする。

お客さんにその事を伝えると、三日前に納車されたばかりだそうで
バイク屋さんに対応してもらう事をオススメした。
可能性は低いが発火の恐れもあると伝え、バイクを母屋から出来るだけ離してもらう、

いたずらにお客さんを不安にさせるのもどうかと思ったけれど、
少しでも危険性が感じられたなら、必ず伝える様にしている。
なによりしっかりやっておかないと、自分がゆっくり寝れたもんじゃない。
もちろんバッテリーの−端子を外してきた事は言うまでも無い。



by J隊員

2006.8.26(土)曇り
頼もしさの演出(パンク編)

弱気に終わった前回の続編、今回は頼もしく終わりたいものである。
パンクの救援の場合は基本的にスペア交換の対応となる、
本来ならば車載している道具で出来てしまうこの作業、
いかに頼もしく交換完了させるか、これがとても難しい。

本来ならばエアツールや大型のジャッキなどを使用して
一瞬のうちに作業を終わらせられれば良いのだろうが、
助人は機動性に特化したバイクでの移動スタイル、所持する道具も
携行性を重視したコンパクトなものになる。

当然アピールポイントは作業でとなる、J隊員がこだわっているのは
ジャッキアップのスピードだ、車体の固定を確実にし、ジャッキのかかり具合の安定を確認出来たならば、
そこから一気に車体を上げる(手回しで)
この時「ゼェゼェ」「ハァハァ」等と呼吸の乱れを見せてはいけない、
車体が上がったならば、身体的疲労が表面化する前にすばやくタイヤを交換し、元に戻す
ここで大抵のお客さんからは「さすがだねぇ」などの賛辞を頂ける。
お客さんを見送った後に、汗が噴き出して来る様であれば良い仕事が出来たと言えるだろう。

ポイントはジャッキアップから見送るまでの緻密なスケジュール管理だ、
外したタイヤの収納などに手間取ったら涼しい顔で見送ることは出来ない。
その為に事前の確認は入念に行っている
・・・・・・が、それでもイレギュラーはある、

お客さんが雑談好きだったりする場合だ。作業後の雑談、それは仕事の楽しみのひとつだ
しかし高速タイヤ交換後は、それまでの頑張りが一気に崩壊する危険なものとなる。
会話中に息は乱れ、汗は噴き出しヨロヨロの姿をお客さんに晒してしまう。
これを防ぐには作業前に雑談をすませ・・・・

話しが変な方向に行きかけたので今日の日記はここまで、
次回は絶対に頼もしい「開錠編」を書こうと・・・



by J隊員

2006.8.25(金)晴れ
肩痛

朝起きると肩に痛みがある事に気付く、痛みの質から寝違いの類で無いことは
すぐに気付いたのだが、かといって他に肩が痛む様な覚えも無い。

しばらく考えているうちにだんだん不安になってくる
(もしかしたらなんか変なモノでも憑いたんじゃないか?)
短絡的にそんな考えに行きつくのは怪奇特集の観すぎだろうか?
とにかくある方法でチェックし、そうでは無い事を確認、さらに記憶を辿る。

昨日の仕事といえば・・・
とある立体駐車場へジャンプに行った際、バイクから結構な距離をブースター持って
走ったな・・・たしか痛む方の手で持って・・・
でも何故?・・・さらに思い出してみる、
そういえば親指を突き指してて上手くグリップが握れなくて・・・
他の指で引っ掛けるようにして・・・

・・・あぁ〜 これだ・・・

そのまま肩からぶら下げる様にして走ったな、たしか、
関節が痛む症状とも一致する。

原因となった突き指は、前に書いたボンネットの件、しかしここまで影響するとは・・
やはり落下させて閉める方法はかなり完成された方法の様だ。



by J隊員

2006.8.24(木)晴れ
頼もしさの演出

救援作業において、プロっぽさの演出は結構重要な要素だと思う。
不意のトラブルに少なからず不安を感じているお客さんにとって、
救援に行った隊員が頼もしくなかったら話にならない。

例えばバッテリー上がりの救援では、迅速な原因究明、
それに対する適切なアドバイスを、お客さんのクルマに対する知識に
合わせて出来るか?これに尽きると思う。

だが実際の現場ではそうは上手く運ばない
「理想は遥か遠きに在りけり」だ
しかし上手く行かなかったときにはその都度初心に戻ることが出来る
そういったメリハリも仕事の面白さの一つである。

題名とは裏腹に弱気に終わった今回の日記、次回はパンク編でも書こうかなと・・



by H隊員

2006.8.24(木)晴れ
秋川渓谷

武蔵五日市駅近くの河川敷でアルファードのインロック。
八王子で高速を降り秋川街道をひた走る。
奥多摩の近くまで来ると随分と遠くまで来たような気になるけど
前回行った河口湖までの距離と比べると半分もない。
バイクに乗る様になって初めて一人で"ツーリング"とやらに行ったのは奥多摩湖だった。

当時の記憶が蘇るのか遠くに来た様な"気分"になってしまう。
秋川街道も随分と通ったのでかなり記憶に残っていているらしく
当時の事がフラッシュバックの様に脳裏に浮かぶ。
懐かしいな〜と思ったところで秋川発見!
駐車場の入り口で待っていてくれたお客さんと合流する。

お客さんは二家族位で川遊びに来ていた。
僕が到着すると川の中から子供がわらわらと出てきた。
picture

作業を開始して直ぐ背中に冷たいものを感じたので振り返ると
川から上がった全身ずぶ濡れの子供がみっちりぴったりと僕を取り囲んでいた。

みんな好奇心で目が飛び出しそう。
幸いにも誰も話しかけてこない。
2分程で解錠すると「もう開いたの?」「な〜んだ」と口々に言い
みんな一目散に川に向かった。
「あ〜…  川に入りたい!」と猛烈に思ったが仕事中…
う〜 がまん がまん・・・

全身から大量の汗を流し、無駄に熱い股火鉢バイクにまたがると
容赦無い太陽の照りつけと、容赦無いエンジンの熱で意識が遠くなる・・・
V型エンジンはリアバンクとそのエキパイが股の間にあるので熱い。
ちょっとクールダウンしてから戻ろう、じゃないとヤバイ。
と言うことで甲部トンネルを通って戻ったのですが、そのとこは秘密です。



by H隊員

2006.8.23(水)晴れ
あっちでもこっちでも…

光が丘よりオデッセイのインロック。
車輌は遮蔽物の無い平地の駐車場に停まっていた。

鍵穴を覗こうを黒い車体に触れると「うおっぁじィィーっ!!」と
声が出るほど熱かった。
 −夏の黒はヤバイ−
「びっくりしたな〜」と恐る恐るテンションをセットしピックを持ち
膝を着いてスコープを覗くと…
次の瞬間猛烈な熱さが膝を襲った!
「うおっぁじィィーっ!!」
また叫んでしまった…
オデッセイが停まっている駐車場は平地なんだけど停車位置が何故か鉄板。
忘れていました鉄板のこと。
 −夏の鉄はヤバイ−

何処もかしこも熱いので、物凄く中途半端な姿勢で作業再開。
全身の筋肉がプルプルと痙攣しだした頃に無事解錠。

挨拶をしお客さんと別れバイクにまたがると
「うおっぁじィィーっ!!」とまた叫ぶ。
何故かと言うとシートが滅茶苦茶熱い!
 −夏の黒いシートはヤバイ−
尻が「凄く熱いよ」と言っている。
たいした時間停めていた訳じゃ無いので油断していた。

それにしても あちこち熱過ぎだ。 グリップまで熱い。
シートが冷めて着座出来るまで、
スタンディングと言うか波状路スタイルでバイクを走らせた。



by J隊員

2006.8.22(火)曇り
大合唱

日も暮れかけた頃、練馬区の遊園地にてBMW X5の開錠依頼、
現着すると「来た来た〜、すけっと〜」と、男女10人程の若者グループが到着を待ちわびていた。
聞けば方々で断られてしまい、最終的にディーラーさんからの紹介で助人に辿りついた模様、
ご紹介有り難うございます。

すかさず作業に入るとピッキングが珍しいのか、二人位の若者が入れ替わり立ち代りで
傍らに立ち、食い入る様に作業を見つめている。
見ているだけならまだ良いのだけれど、若者らしい答えに困る様な質問責めにもあってしまい
作業が少々難航する。

きわどい質問の返答に苦戦しながらも五分程で無事開錠、傍らの若者が「スゲ−」
「開いたー」等と声をあげる、それを合図に若者達の大合唱が始まった。
「すーけっと、すーけっと」
想定外の状況に動揺するもさらに助人コールは続く
「すーけっと、すーけっと」
平静を装って道具を片付けるがコールはまだ続く
「すーけっと、すーけっと」
(ひょっとして何らかの反応を示さないと終わらないのでは?)と不安になってきた頃に
ようやく収束、内心ほっとしながらBMWを見送った。

静寂も戻り夕闇に包まれた駐車場で、
今後コールが起きた際に答えるものがなにかしら必要と感じ
しばらく「キメのポーズ」を練習していたのは内緒である。



by H隊員

2006.8.22(火)晴れ
あまりの落ち込みよう・・

北埼玉郡の某病院駐車場よりプジョー206のインロック。
高速を降りてから県道をひたすら走る。
何とか約束の時間には着いたもののお客さんは非常に不機嫌。
で、物凄く急いでる雰囲気。
「兎に角、早く開けてくれ!」と懇願される。
高速走行で固まった体をカクカクと動かし直ぐ作業に入る。
あまり難しい鍵ではないので ささっと解錠すると
お客さんの態度に変化が現われ饒舌になった。

聞くところによると、お客さんは医療機器関係の営業さん。
やっとの思いで院長へのアポを取ってプレゼンに来た。
その約束の時間が僕の到着30分前。
picture当然資料は車の中。
一旦は院長に会ったが
「資料が無いのではしょうがない、ドアが開いたらまた来てくれ」
と言われ僕の現着を待った。

解錠後、車内に飛び込みアタッシュケースを取り出し中を確認する。
そして「じゃぁ!行ってくるよ!!」とお客さんは病院に向かい走って行った。

それから2分後・・・
遠くからトボトボと肩を落として歩いてくる人が・・
嫌な予感・・
僕はまだ車の近くにいた。
なんとなく気まずいが目が合ったので会釈をすると僕に近付いてきた。
目の前まできてお客さんは深いため息と共に
「院長が出かけてしまっていた…またアポ取ってくれと言われたよ・・」と言った。

この世の終わりのような落ち込みように かける言葉も見つからない。
「じゃぁ・・ありがとネ・・」
その言葉を残し、力なくプジョー206は駐車場を出て行った。



by H隊員

2006.8.21(月)晴れ
勝手に命名「N式解錠」

いつもお世話になっている関東ホンダさんに行ったら、
「H隊員 丁度良かった、そこのフォルツァ開けてくれる?」と仕事を頂いた。

聞くところによると、この現行フォルツァのお客さん、
予備のスマートキーとメカニカルキー2個とも納車時に渡された時にメットインに入れ
そのままだったらしい。
それで今回バッテリー上がり。
どうも納車説明の時に、メカニカルキーの事をしっかりと理解していなかったようだ。

持っていればOKと思いメットインに入れたらしい。
確かに近くにはあるけど、その入れた場所に到達するためのメカニカルキーなのに・・・
ま〜何はともあれ、とにかく解錠。

その後、よくよく車輌を観察するとあることに気付いた。
もしかしたらこれは素晴らしいアイデアかも知れない!
と、メカニックのNさんにその話をすると乗ってきた。
で、二人で事故車を実験台にし試行錯誤すること1時間。
新たな解錠方法を確立する。
かなりコツが要るけど良い解錠方法だ。
勝手に「N式解錠」と名付ける。

一見不可能化と思われる事も、仕組みを完全に理解すると光明が見える事もありますな〜。



by H隊員

2006.8.20(日)晴れ
後頭部に・・・

深夜、BMW530iの解錠依頼。
トランク・インロックとの事でトランクを解錠するも中に鍵は無かった。
じゃぁ車内だろうと言う事でドアを解錠しようとしたら左ハンドル車で
地上50cm位の壁とその上にある垣根にぴったり寄せてある。
後ろから見る限り人は入って行けそうに無かったが、良く見るとフロント側の方が少し広くなっていた。
身に付けている物を極力外し、しゃがんだまま股を90°開き
坂田利夫の様な動きで隙間に入っていく。
何とかドアの前までこれたので工具をセット
ピックとスコープをもって中を覗こうとしたら
ザクっ!!…
何か嫌な音がして後頭部に痛みが走る…
ピックを置いて、恐る恐る後頭部に触ると…
垣根の枝が刺さってるくさい…
ゆ〜っくりと頭を前に出すと枝が着いてくる…
マジっすか…?
更に頭を前に出すと、プチっと言う音と共に枝が取れた。

じーん…(by.後頭部)

取り合えず今のことは無かった事とにして作業を続ける。
後頭部が怖いので覗かずにやってみると以外にも直ぐ開いた。
そそくさと”アホの坂田”スタイルで隙間から抜け出し後頭部を触ってみると
特に何ともなってないくさい。

30分後
拠点に戻り、気になる後頭部を触ってみると指先に血が付いてきた。
やはり刺さっていたのか。

消毒しながら、ハゲが出来ないことを祈った。



by H隊員

2006.8.19(土)晴れ
接触不良

ホンダGB250クラブマンのバッテリー上がり。
一旦エンジンがかかったが直ぐに止まってしまいそれ以降全くかからないとの事。

現場でバッテリー電圧を測ると12.6vある。
ん?おかしい。
これでセルに反応が無いはずがない。

メインキーをオンにしてみる
一切の反応が無い。

トラブルシューティング
・メインキーの確認     問題なし
・ヒューズの確認      問題なし
・各種カプラーの確認    問題なし
キルスイッチも確認してみるが問題なし

今一度メインキーをオンにしてみるが全く反応なし。
おかしい・・・

もう一度バッテリーの電圧を測ってみる。
電圧がある。
んー・・・
ケーブルの方で計ってみる。
反応が無い。
ん?

分かった。

メインキーをオンのまま、バッテリー端子に接続されているケーブルを動かす
ランプ類が付いたり消えたりする。
やはりそうかと一人ごちる。
原因はバッテリー端子の接触不良。

一旦、端子からケーブルを外しワイヤーブラシで磨く。
薄くグリスを塗布して組み付ける。
メインキーをオンにすると問題なく反応があり、セルでエンジンの始動ができた。

端子に接続されているケーブルに緩みが無かったが、
なぜ最初にそこを疑わなかったのかと、ちょっと落ち込んだ。。。



by H隊員

2006.8.18(金)晴れ
囲まれる・・・

足立区よりスズキ・ラパンのバッテリー上がり。
自宅駐車場でお持ちのお客さんは若い女性。

バッテリー上がりの原因について聞くと、どうやら殆ど乗っていないらしい。
前回のバッテリー交換から既に3年ほど経過しているので交換を勧める話をしていると、
「かぁしゃん…」と3歳位の女の子がペットボトルのお茶を持ってきた。
「おにいさんに渡して下さい」とお客さんが言うと蚊の鳴くような声で「はい」とお茶をくれた。
そしてお客さんの足にしがみ付いた。

バッテリー交換についての相談に乗っていると、今度はお祖母ちゃんらしき方が来て
「暑いでしょう、これをどうぞ」とオシボリを手渡してくれた。
恐縮しながら受け取り汗を拭った。
で、バッテリー交換の続きを話していると、何処からともなく涼しい風が来た。

気持ちいいな〜と風上を見ると曾お祖母ちゃんらしき人が団扇で扇いでくれていた!
更に恐縮するH隊員。
そして4人の女性に囲まれてる事に気付く。

「それでは」と挨拶をしてその場を後にしようとした時、お祖母ちゃんが
「暑いから家に上がって涼んでいって下さい」と言った。
さすがにそれは丁重にお断りさせて頂いたら、今度は曾お祖母ちゃんが
「それじゃちょっと包んできますのでお待ち下さい」と言う!!
「いえいえ!!!そんなお気を使わないで下さい!」と曾お祖母ちゃんの行動を阻止し
お茶とオシボリに感謝をし、丁重に挨拶をして現場を後にした。

曾お祖母ちゃん、お祖母ちゃん、お母さんと物腰がそっくりだったので、
きっと孫娘も同じような物腰の優しい人になるのだろうと思った。



by H隊員

2006.8.17(木)晴れ
AUDI 100

深夜、幡ヶ谷からアウディ100の解錠依頼。
甲州街道で水道工事をしに来ている人からだった。

長々と工事車輌が停車している先頭にアウディ100が停まっていた。
で、何故かドアに張り付いている人がいる。
「もしかしてダブルブッキング?」と思ったが違った。
お客さんの同僚が解錠出来ないかとドアノブを引いた隙間に針金を突っ込んでいただけだった。
だけだったとはいえ、正直壊れていなければいいのだが…
一応、その辺の事をやわらかく今ので壊れた可能性は無きにしも非ず…と伝えてから作業開始。

少し前のアウディは、少し前のフォルクスワーゲンに似た鍵穴が横向きの錠が付いている。
これはちょっとしたセオリーがあり、それを実行できれば意外と簡単に開く。

今回は残念な事にそれが出来なかったが、
コツが分かっているので2〜3分でドアを開けた。

解錠作業中に10人程の工事関係者が集まって来て、ドアを開けた瞬間一斉に拍手をしてくれた。
照れる…
で、その後 質問攻めに合う。
答えられる範囲で質問に答えていたら、
アウディの後ろに停まっていたタイタンのドアに張り付いている人が…
何してるのかなと見てみると、鍵穴に針金を突っ込んでいる。
さっきアウディに針金突っ込んでいた人だ。
書類にサインを貰っている時「針金では錠が壊れてしまいます」とお客さんに伝えると、
クルっと振り返って「コラー!!なにやっとんじゃー!!!!」と怒鳴った。

怒鳴られて「ひ〜〜っ!!」と言って逃げていく針金君。
皆さんの仲のよさが伝わってきてついつい微笑んでしまった…  けど
針金は止めましょう。



by J隊員

2006.8.16(水)曇り
安全確保

ゴールデンウィークはとても忙しかったがお盆はそれ程でも無い
個人的には「高速道路上のパンク対応が多いのでは?」と予測していたのだが、
そんな案件は一つも無かった、トラブル予測はそれ程甘いものでは無いのであろう。

路上での作業には安全確保が重要だ、高速道路や幹線道路では車の流れが速く、
しっかりやっておかないと怖くて作業に集中出来ない。
理想を言えば高速の道路公団の様に数キロ手前から発煙筒をバラ撒くのが
最も安全と言えるのだろうが、大掛かりで何よりコスト的に難しい。
そこで普段の作業では三角停止板などを用いることになる。

J隊員の使用しているのはフラッシュライト、コンパクトながら光量があり
バイクで移動する助人スタイルに重宝している。
そんな中、夕暮れの青梅街道路上で右前輪スペア交換の要請が入る、
場所は左カーブの出口付近で視認性が悪い、早速30m程後方にライトをセットする。

作業も終盤に差し掛かった頃、背後を通過する車の風圧が強くなった様に感じた。
何気に車の来る方向を見ると、故障車をギリギリで避けていく車がとても多い
嫌な予感がしたのでスパートをかけて作業を終わらせる。

作業後にライトを回収に行くと無残に轢かれたライトの破片が散らばっていた。
なんとなく分かっていたのだが、粉々の破片に最悪の事態を重ねて背筋が凍った。
ライトの冥福を祈りつつ、破片を片付ける。痛い出費となるのは間違い無いが、
自分の身代わりと思えば安いものだ。

新しいライトを買いに行って気付く、轢かれて壊れるのが前提ならば発煙筒が最強だと、



by J隊員

2006.8.15(火)曇り
ボンネットの閉め方

一般的に正しいとされているボンネットの閉め方がある。
それは「30〜40センチの高さから手を放し、ボンネットの自重を利用してロックさせる」
というものだ。

これには理由があって、アルミボンネットや薄いボンネットの場合に、
手で押してロックするとその部分が凹んでしまうことがある。
あとは塗装面に指紋等が付かないといったメリットもある。

しかしJ隊員、この時発生する「ガシャン!」といった音が大嫌いだ。
この破壊をイメージさせる音をお客さんの車で出すのには抵抗があり、
落とし始める高さが足りない為、よく手で押してロックする羽目になる。

今回も落としただけではロックせずに手で押すことになった。
手で押す場合も手のひらでは無く、手形が付かない様に指を立てて閉める
が、なかなかロック出来ない。段々と指にも力が入る、その時だった
「グキッ」指の付け根から鈍い音が・・

悶絶しそうになりながらもなんとかボンネットを閉めて作業を終わらせる。
過去の事故などでボンネットが歪んでいると閉まりにくい事もあるけれど
それを確認する余裕は無く急ぎその場を離れる。

ボンネットの正しい閉め方は、発生する音など問題にならないほど正しいのかもしれない
突き指で赤黒く変色した指の付け根を見ながらそんな風に考えた。



by J隊員

2006.8.14(月)晴れ
カッコイイんだけど・・

有楽町で三菱デボネアのパンク救援、
現着してビックリ!なんと初期型だ。昔のアメ車を彷彿させるデザインは
自分が生まれる以前の車であることを明白にする。

映画帰りであろう、親子三人をお待たせしつつ作業を始める
が、ここで問題発生、ジャッキポイント付近のボディが腐っている、
このままジャッキアップを続けると凹みが出来てしまいそうだ。
お客さんに確認してもらうと、仕様が無いので続けて欲しいとの事、

許可は貰ったものの、妙な緊張感の作業が続く
一ヶ所だけ腐敗が進んでいるとも考えにくいので、
もしジャッキがボディを付き抜けてしまったなら、衝撃で車全体が崩壊するんじゃないか?
そんな不安が押し寄せる。

二本のジャッキを駆使して、なんとか交換終了。とてもくたびれた二十分程であった。
作業後にしたアドバイスもちょっと変わっている。
「乗車時はステップ部分に出来るだけ体重をかけない様にして下さい」
お客さん「???」
picture作業中に何気に見たフロアの下は、錆びてボロボロになっていたのだ。
シートの取り付け部分は肉厚な為、まだ大丈夫そうではあるが・・

年代物の車にお乗りの方は、車体下回りの点検もお忘れなく、
恐ろしい事になっているかも・・・・



by F隊長

2006.8.13(日)晴れ
新人入隊

助人に新人が入隊した、ただいま修行の真っ最中だ。
人数が増える事で繁忙時の時間出しが安定する。

が、助人の研修は長く、現場配置まで2〜3ヶ月を要するので今すぐの戦力ではない。
何しろ目の黒目が鍵穴の形になるまで鍵穴を覗かねばならない。
そのままでは猫の目のようなので、隊員各自イカガワシイ画像を見て中和させるほどだ。
いつものように例として画像添付したい所だが自粛する。

今後も人員を増やし対応地域の拡大を計りたい。
だが、一つ懸念がある。
新人隊員も日記の提出をして貰うつもりなのだが、
隊員を示すアルファベットを使い切ったらどうしよう?
やはりギリシャ文字か?

と皮算用をしながら寝る。



by F隊長

2006.8.12(土)雨
お褒め頂き・・

某中央区に居を構えるアシスタントさんからメールが届いた。
いつも助人の事を気にかけて頂いている方だ。
その中で新しい制服の事を褒めて頂いた。

「めちゃめちゃカッコいい」と

おお なんと甘美な響きだ・・これ以上の褒め言葉は無い。
隊長の独断先行で進めた代物なので
評判を気にしていたのだ。

一度褒められたから全部の評判が良いとまでは思わないが
最初に聞こえてきたのが「お褒めの言葉」というのが隊長的には重要。
この制服で助人隊員の男前っぷりが2割ほど上がってくれれば言う事なし。



by F隊長

2006.8.11(金)晴れ
想定以上の反響

営業をかけたBMWのディーラーさんからお電話を頂く、
要約すると、
「鍵の閉じこみを助人料金で解決できるのならば大変素晴らしい!今後は是非御願いしたい。」
という内容であった。恐れ入ります ありがとうございます。
手放しのお褒めに、まだ仕事を御覧頂いていない状況では恐縮する。

「では、いままでどのようにされていたのですか?」と質問すると
『新しい鍵の作製』『窓の破壊』とう手段で解決してきたそうだ。
どちらも4〜5万円では済みそうもない話だ。
日数もかかる。

なるほどそこで助人が30〜40分で現れ、一万ナニガシの金額で解決できれば
格段に助かるのは容易に想像できる。
最近、ディーラーさんからの直接依頼が増えてきたのは、そういう背景あってのことか。
営業をかけた時点では、他の鍵屋さんと料金勝負かと思っていたが
それ以前のところでお悩みだったとは・・・
もっと早い時期にお知らせするべきでした。ディーラーさんごめんなさい。



by F隊長

2006.8.10(木)晴れ
恐い場所といえば・・

この喧騒極まりない東京都にも心霊スポットは多数点在する。
隊長は、あまり詳しくも無いのだが、一箇所だけ「ココハヤバイ」と五感が訴えてくる場所がある。
御存知の方も多数いらっしゃると思うが、品川区南大井にある

『鈴が森処刑場跡』だ。
江戸時代に、その名の通り罪人を処刑した場所。
第一京浜脇に細長く緑地化されているので気付きにくいかもしれないが、
中を徘徊すると「首洗いの井戸」「火炙台・磔台跡」等の史跡が残されており
あまりにも有名。

資料によると、明治4年(1871年)に廃止されるまで220年間もの
長きに渡り処刑場として使用され、処刑者数10万人! という人数。
なおかつ、そのうちの4万人は冤罪での処刑だったそうです。
そういったバックボーンを知り、改めてその存在を確認すると
肌寒い気がしてならないのは気のせいでしょうか?
今でも近くを通る時は、そちらの方向を見ないようにしてしまいます。

もし、「行ってみたい」という方がいらっしゃったら
昼間をお勧めします。昼ならさほど恐くないです。
でも夜は止めといたほうがいいでしょう。
夜にわざわざ出向いて恐い思いを現実にした人の話しはよく聞きますので・・



by F隊長

2006.8.9(水)雨のち曇り
恐い話しという事では無いのだが

武蔵野市にてBMWのインロック
場所の詳細を聞くと、今は廃院となった総合病院の駐車場。
大通りに面していながらにして、その佇まいは廃墟のそれを感じる。
地下の駐車場に降りていくと間引きされたような配列の蛍光灯がまばらに光っている。
が、それも奥に進むに従って暗闇に近づいていくように心もとない明かりだ。
車はZ−4 BMWのオープンカーである。

御客様とはすぐに合流、廃院の駐車場に止めてあるのだから関係者か?
いや、BMWに乗っているくらいだから医者なのだろう。
早速開錠に入る。手元は真っ暗に近い。
鍵穴さえ明かり無しでは見えないが数メートル離れた場所で
開錠を待ちわびている様子に手を急がせる。

だが 何とはなしに頭の上に違和感を感じる。
もの凄くかすかに頭を触れられているような気がする。
隊長の頭は6mmの坊主なので触感には敏感だ。
嫌な感じはするも御客様はすぐそこにいるし恐怖感は無い。
でも開錠の最中ずっと気になっていた。
蚊や虫の類ではない。羽音が一切しないから。

無事、開錠してサインを頂くと御客様は「ありがとう」の声を残し、早々に車で帰っていった。
残された隊長は後始末もそこそこに後に続く。
外に出て頭を何かから振り払うように撫で回し完了の電話を入れる。
帰ろうとバイクに跨った時、駐車場にボールペンを落としてきた事に気付いたが
取りには戻らなかった。



by J隊員

2006.8.8(火)曇りのち雨
不思議体験

TVで怪奇特集を頻繁にオンエアする季節になった。
夏休みに入った子供達がターゲットなのだろうが、いい歳をして毎回食い入る様に見てしまう。
ドキッとした後のスーっと涼しくなるような感覚に、軽い中毒状態を自覚する。

怪奇体験や不思議体験の類は生まれてこのかた皆無のJ隊員、
どこか遠い世界の出来事の様に感じていた。
ところが・・・

他の隊員とこういった話しになると、みんな結構体験している様で、
出る事、出る事!

話しを聞いているだけで面白い、身近なだけにTVよりもよっぽどリアルだ。
さすがに助人の仕事中は無い様だけれど、

不思議&恐怖作業体験・・・・・・今後にご期待を。



by J隊員

2006.8.7(月)晴れ
放熱競争

この時期、日中の路上は酷い熱さだ。
アスファルトの照り返し、車の発する熱などで気温プラス5〜10℃はあるに違いない。

そんな中、車同士の熾烈な競争が行われている場所がある。
そこは渋滞しがちな長いトンネル、新宿区のあの場所だ
バイクで走る分には渋滞はそれ程気にならないけれど、
うっかり車で渋滞にハマッた時にはサバイバルレースのスタートだ。

自動車はエンジンで発生した熱を外気と熱交換することで冷却する、
しかしトンネルの様に空気の動きが制限される空間では、放出した熱がこもってしまう
そこに渋滞、走行風での冷却が出来無いのでクルマはファン全開で車外に熱を放出し始める。
結果、トンネル内の空気の温度はうなぎのぼりだ
熱い外気では冷却効率が悪く、エンジンの温度はどんどん上がって行く。

これがトンネルを抜けるまで繰り返される、まさにサバイバルだ。
エアコンの効きが悪くなる程度ならいいけれど、
最悪の場合エンジンがオーバーヒートして車が動かなくなってしまう。
停まった車はさらなる渋滞を呼び、救援のレッカーも渋滞の為に中々到着出来ない事だろう。

あぁ、なんと恐ろしい真夏のトンネル渋滞!
夏が過ぎるまで、渋滞しがちなトンネルは迂回する事をオススメします。



by J隊員

2006.8.6(日)晴れ
原景

夕方、インロックの救援要請で足立区の工場地帯へ行く。
作業を終えて周りを見渡すと、ある想いに駆られた。

人気の無い休日の工場地帯、大きな建物の向うに沈もうとする夕日、
無機質な中に力強さを感じる、とても懐かしくて落ち着く風景だった。

最近どんどん減って行くこんな風景を、時おり強く欲する自分がいる。
まるで老人の様な懐古の念にいささか不安になるけれど、
好きなものは仕様が無いと最近は考える様になった。

昭和の町並みを写した写真集が出版されて暫らく経った、
これさえあれば、いつでもノスタルジックな欲求を満たせる最高の品だ。
しかし未だに買っていない自分がいる。
こんな貧乏性も昭和生まれのせいなのだろうか?



by J隊員

2006.8.5(土)晴れ
仕事の境界線

練馬区早宮にてバンディット250のジャンプ依頼
結果から話すと現場での始動は不可、搬送に切り替えてもらう。

お客さんが一年ぶりにエンジンをかけようとして、バッテリーが無くなるまでセルを回す、
その結果プラグが完全にカブってしまっている。
現場に着いてすぐに無理そうな予感がした。と、いうのも普通なら
プラグ洗浄&キャブレター洗浄が必要な状況、応急処置ではまず無理だ。
シングル、ツインならともかく4気筒エンジンだし・・・

とりあえず分解せずに外せるプラグの洗浄とキャブのガソリンを入れ替える、
ブースターを繋いで始動を試みるも全然ダメ!ここで搬送に切り替えた。

その場でバラバラにして動く様にすることは出来る。(2時間位かかるけど)
しかし青空整備では品質上、商品に出来るものではない
後ろ髪を引かれる思いはあるけれど、お客さんのバイクである以上無茶は出来ない。

出来るか出来ないか、その線引きが難しい、そう考えさせられた案件だった。



by F隊長

2006.8.4(金)晴れ
新制服でけた!

助人のユニフォームを新作した。
ホームページ冒頭にある新ロゴをバックプリントしてある。
隊長はこの新ロゴを気に入っているのだ。
書道家の浦崎善隆先生に依頼してデザインして頂いた。
半袖制服が夏本番前に滑り込みホッとしている。
picture

お見知りおき願います。



by F隊長

2006.8.3(木)晴れ
久しぶりの日記

最近、タクシーに乗ると思うことがある。
運転手が道を知らないのだ。
いや、知らないにもほどってものがある。

私 「中野区中央5-49まで御願いしたいんですが。」
運 「いや〜 住所で言われてもわかんないんですけど。」
私 「中野五差路のとこですが・・」
運 「???」
私 「青梅街道から中野通りを左折して・・」
運 「通りの名前も分からないんですよ!」

私 「???」

そこからは、いちいち左右の指示を出し進む事となる。
ウチの奥さんに至っては、カーナビ付きのタクシーで違う場所に降ろされる。
支払いも定額で取られる。
聞けば「今日で二日目なんですよ」 「今日も二人の客が怒って降りちゃいましたよ。ハハハハ」

ごもっともなお話しである。

またそんなタクシーによく当たるのだ。
タクシーって乗車試験があるんじゃないの?
難しいんじゃなかったの?
都内の地理が分からない都内流しのタクシーに果たして意味があるのか?
不可解な疑問が解決できない。

そこでハタと気付く、助人のメンバーには「20分で」「30分で」と指示を出し、
聞いたことも無い「ナントカ郡大字ナントカ」にも時間出しをする。
すべからくその時間前後で到着できる事実は、「財産」「資本」に等しいのでは?
とかく開錠の技術を、お褒め頂いたりする事ばかり記憶に残るが
当たり前のように早く、道も間違わず到着している事に胸を張らねば!
ピカイチの技術を持っていても青梅街道が判らないのであれば話にならないのだから・・



by J隊員

2006.8.2(水)晴れ
不幸中の幸い

調布市の某外車ディーラーさんより開錠依頼を頂く、
以前もご利用頂いたお客さんで、覚えていてもらった事が素直に嬉しい。

現場で確認すると、インロックしてしまったのは出入りの業者さん、
カーナビの取り付け中に誤って閉じ込んでしまったそうな

早速ピッキングで解錠する。ディーラーさんだけあってピカピカの新車だ、
きれいな鍵穴は作業していて気持ち良い。

作業料金の清算は閉じ込んでしまった業者さんにして頂く、
予定外の痛い出費なのは、似たような仕事柄とてもよく解る。

「ですがお客さん、ウチで良かったですよ!なんせ早い上に格安ですから。」
等とは言える訳もないので、全身からオーラで発してみた。

伝わったかどうかは不明だが、助人が速くて安いのは本当の事、
その理由はこちらにて。



by J隊員

2006.8.1(火)晴れ
高温注意

梅雨明けから二日、とても過ごし易い日が続いている。
気温はそれなりに上がっているのだが、湿気が少なくとても気持ちいい。
子供の頃に過ごした田舎の夏もこんな感じだった。

そんな中、とても恐ろしい記事を目にした。
最近話題のすごいシミュレータの予測によると、
2020年頃には関東地方を熱波が襲い始めるとの事。

熱波!?

あのアメリカを襲っている気温40度を超える熱波が東京にも来るというのか!?

気温が高くなるとパンクが増えるという私論を持つJ隊員、
熱波の中でのスペア交換をイメージしてみる・・・・・

・・・考えただけで溶けそうだ。



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