東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by J隊員

2006.9.23(土)晴れ
まさか・・!?

時間は深夜、世田谷区某所にて某車両のバッテリー上がりの救援要請
お客さんの話では2時間ほど前までは普通に走っていたそうな、
ルームランプでも点きっぱなしだったのだろうと早速作業を開始する。

初期電圧を測ると12.4Vを示す、試しに自力始動を試みるもダメ、
ブースターを繋いで再度試みる・・・・・アレ?・・・かからない。
セキュリティかと考え、解除の手順を踏むがやっぱりダメ。

ブースターの電圧は13V付近を示している、どうやら電圧の問題ではないようだ。
幾度か始動を試みているとインパネに「イモビライザ−エラー」の表示が、vお客さんと共に確認して車両のマニュアルを開く、
すると車体のCPU、もしくはキー内蔵のチップに起因しているようだ。

もしCPUの不具合であれば現場での修理はちょっと無理、キーの方であれば良いのだが・・
幸いお客さんの自宅は遠くない、スペアキーを取りに行って試してみるとの事。
それでダメなら販売店での修理が必要だ。

復旧出来ないのは悔しい限りだが、やむなく現場対応を終了する。
戻ろうと発進しようとしたところ、今度はJ隊員のバイクが始動しない
しかも救援車両と症状が酷似している・・・・

お客さんと共に思わず周囲を見渡す、おそらく思っていることは同じであろう、
そう「この場所になにかあるのでは?」という事だ。
しかしロードサービスが故障の理由をそんなもののせいにする事は出来ない
その場はバイクのせいにして、手押しで現場を後にする(愛車よスマン)

200M程押したところで住宅地を抜け、大きな通りへ、
ココなら深夜でも点検くらい出来そうだ。
確かに距離は走ったバイクだが、こんな症状はおかしい、
怪しい部分を一通り点検するも異常は無い、半ばあきらめ気味に始動してみる、
すると・・・???・・・なんのためらいも無く始動してしまった・・・しかも絶好調!

・・・・・何だったんだ一体?



by Y隊員

2006.9.20(水)晴れ
誓い

目黒区平町にてシボレーブレイザーのバッテリージャンプの要請。
内容を聞くとおととといの深夜にやはりジャンプにてお伺いしたお客様で今度は自宅にて救助要請の様だ。
しかもそのお客様、助人に直接依頼してきた方で何処で助人を知ったのか聞いたところ
以前、友人がロードサービスを頼んだ時に来てくれたのが助人隊員でその時の対応が良く今回ご依頼頂いたとの事。

ならばいつも以上の対応をせねばと思い対応したお客様だったのだが再度の出動要請。
前回はプラグがかぶっているのに無理にエンジンを掛けようとして
セルをまわし過ぎた為のバッテリー上がりのはずだったのだが…
少々不安を抱きながら出撃した。

到着すると前回と変わらぬフランクな調子で
「いやーお兄さん、また上がっちゃったよ〜。もう駄目かなこの車〜。」
今回は始めからセルすら回らないとの事。
早速、バッテリーの電圧をチェック。
???電圧が測定不能。なぜ?端子を確認したがちゃんと付いているし…

一応、ブースターを接続して始動してもらう事にする。
「キュルル、グワアアン」いとも簡単にV6エンジンが目を覚ました。
一旦、エンジンを切ってもらい電圧を測ると正常値を示している。二度目は自力にて始動。

お客様に一旦ディラーさんに見てもらった方が良いと説明すると顔色が急変。
聞けば先日もダイナモ等を交換しウン十万を出費したとか…
どうフォローしようか考えていると
「でもこの車すごく気に入っているから、いくらかかっても意地でも乗るよ。今日もありがとね!」
と車屋さんへ向かってしまった。

お客さんのそんな言葉と意思に感動と共感を覚え、
家族になんと言われようとともう一台のポンコツバイクを手放さないとこっそりと誓いをたて帰路についた。



by J隊員

2006.9.17(日)曇り時々雨
休日の父子

世田谷区上野毛でフィアット プントの開錠依頼
現場のガソリンスタンドでは、お客さんとその息子さんが到着を待ちわびていた。
父子二人で休日のドライブを楽しんでいる途中のトラブルであろう。

せっかくの休日だ、台無しにしてはいけないと思いつつ5分程で解錠する。
作業後にサインをもらっていると、東京タワーへの道を尋ねられた
簡単に説明を始めるが、お客さんには全く道が分からないようだ。
・・・(車のナンバーは都内のものなのに)なぜ?

不思議に思い聞いてみると、お客さんは他県にお住まいの方、
休日を利用し、都内まで購入した車を取りに来たところでインロックしてしまったそうな。
そういえば本人確認の時に住所が他県になっていた、
pictureが、最近引っ越して来たものと思い気にもとめていなかった。
「東京タワー」は付き合わせた息子さんへのご褒美といったところだろう。

事情が飲み込めたので首都高速の使用をオススメする、
一般道の様に交差点がなく、降り口さえ覚えていればなんとかなる、
目的地もかなり目立つので近くまで行ければ問題無いだろう。

親子の良き休日に貢献し、充実感に満たされつつ帰りの道のりを走り出す。

その後、突然の土砂降りにビショ濡れになる事をこの時はまだ知らない・・・



by J隊員

2006.9.16(土)晴れ
案内不足

首都高速湾岸線でアウディA4のパンク救援
お客さんは辰巳第二パーキングに入っているとの事、

「辰巳第二パーキング?」
地図で調べてみると場所が判った、湾岸線上り、9号線との分岐路の間だ。
しかし、どこから入れば良いのかは不明のまま、取り急ぎ出発する。

「PAなんだから案内標識があるだろう」とタカをくくっていたけれど、
一向に案内標識は現れない、もう分岐まで300mも無いと言うのに。
止まる事も出来ずに分岐路の方へ飛び込んでみる・・・

すると・・・
あった、ありました標識が・・・!しかも入り口のすぐ前に・・・
なんでこんなに判りにくくしてるんだ?

日頃の行いにより無事に現着し、作業を終える。
お客さんを見送り、ふと周りを見渡すとすばらしい景色が眼に飛び込む、
写真を撮る習慣が無く、UP出来ないのは残念な限りだが、
ガラガラのパーキングから望む東京湾はすばらしいものがあった。

ドライブの休憩や昼寝に最適なこのPAはこちら



by J隊員

2006.9.12(火)雨
いやな予感

環八通り、井荻トンネル内にてハイエースのパンクの救援要請が入る
いやな予感を抱きつつ、現場への道を急ぐ。

トンネル内という路肩にスペースが無い場所でのトラブル、
救援を待つクルマが車線を塞ぐ形で停まっているかもしれない、
そうだとしたら大渋滞が始まっているはず、
渋滞の先頭での作業を覚悟しなが先を急ぐ。

ドキドキしながら現場に近づく・・・が、渋滞はしていない、
ほっと胸をなで下ろしながら目的の車を探す、
と、トンネルも出口の近くの退避スペースに入っているハイエースを発見した。
頑張って退避スペースに入れてくれたお客さんに感謝しつつ、作業に入る。

パンクしたハイエースは職人さん仕様、荷台が造作してあり資材が満載だ、
恐らくプラス300キロはあるであろう、ジャッキのハンドルの重いのなんの。
渋滞の先頭での作業は免れたものの、作業は結構大変なのであった。



by J隊員

2006.9.8(金)曇り
バイクのインロック

今日は朝からバイクの開錠依頼が二件、
ホンダのDioとカワサキのバリオスで、どちらもシートの開錠だ。

バイクの鍵はクルマと比べて単純な構造になっているものの、
鍵の付いている位置などの関係から、ピッキングでの解錠が困難な事が良くある。
クルマの鍵の「難しい」とは質の異なる難しさだ。

今日の二台はすんなり解錠出来たものの、一つの疑問が残る
Dio(スクーター)のインロックは解るが、バリオス(普通のバイク)のインロックって・・・
シート下の僅かなスペースを荷物入れとして活用しているのだろうか?

半年に一回位のペースで対応する普通のバイクのインロック、
この数からするとシート下を活用しているライダーは結構多いのかも知れない、
見事なスペース利用術だがキーの閉じ込みにはご注意を!



by J隊員

2006.9.5(火)晴れ
不発

二日続けてジャガーの開錠要請が入る
が、残念なことにどちらもキャンセルとなってしまった。

自分が開けたかった気持ちは大いにあるが、開いてしまったものは仕方ない、
お客さんにとっても解決は早いほうが良いのは当然の事だろう。
しかし、上がりきったテンションのやり場に困るのが正直なところ、
帰り道、血走った眼でインロックしたクルマが無いか探してしまう(ある筈無いけど)

最近、ディーラーさんの御紹介による開錠依頼を何件か頂いており、とても有難い限りです
御期待に添う作業をさせて頂いておりますのでどうぞご安心を!
今後もお困りの開錠案件は助人の御指名、宜しくお願い致します。



by J隊員

2006.9.3(日)晴れ
見こみ違い

三鷹市にてインロックの救援依頼、車種はマーキュリーのグランドマーキー、
このクルマはリンカーンのタウンカーと共通のシャシーを持つ、
現場の広い駐車場でもすぐに見付けられる押しの強さは、アメ車ならではといったところだろう。

現着してお客さんを待つ間、ドアの鍵穴をチェックする・・・
と、外見が開けるのがちょっと難しい鍵に酷似している、
普通の鍵と内部構造が違う事があるのだ、その場合時間がかかることもある。

現場に着いたお客さんに、「少々お時間を頂くかもしれません」と説明して作業に入る。
まあ、お客さんも「自分のクルマの鍵が難しい」と言われてそんなに悪い気はしないのであろうが、
それも状況が許せばの話、
幸いに駐車場での作業だが、頂いた少々の内に開けなければならない。

気合を入れて鍵穴を覗く・・・・!?
なんと普通の鍵ではないか、とんだ見こみ違いだ。コレなら一瞬で開いてしまう。
しかしお客さんには難しいって言っちゃったし・・・

「やっぱり簡単でした」とも言えず、結局3分程かけて解錠する、
お客さんからは「全然速いよ」などのお言葉を頂くが、
誉められる度に罪悪感は募るのであった。



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