by Y隊員 2007.2.28(水)晴れ 若さゆえ?
杉並区阿佐ヶ谷にてビビオのインロック救援。 拠点から近いので20分程で到着しお客様に連絡。 「ちょ、ちょっと待っててもらえますか?」とお客様。 何かを食べていた模様…。レストランにでも入ってしまったのだろうか? ちょっと早く着き過ぎたかな?しばらく待つ事になるな・・・ と、思っていると、口をモゴモゴいわせた若者2人がすぐに現れた。 カレーを食べていた様だ。臭いですぐに分かってしまった。 ご本人確認をすると、まだ10代。こんな早食いが出来る訳だ。 しかし、凄い早さで来たよな。などと感心しながら開錠完了。 サインを頂いた後、 「どうする?」「どうする?」 「まだ、遊ぶか?」「おう、ちょっとプラつこうぜ!」 とお互い話し、車をその場に停めたまま、また遊びに行ってしまった。 夜の11時を過ぎてるのに何処で遊ぶの?しかも阿佐ヶ谷で。 と、ちょっと不思議になったが、 凄いパワーだ。
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by A隊員 2007.2.27(火)晴れ 大殺界にむかって
「A隊員は大殺界だね」 突然言われた言葉だ。 どうやら六星占術のことらしく、全く理解していないので今更ながら試してみた。 生年月日から占うらしく、ネットを使って調べてみる。 「水星人+の霊合星人」 どうやらA隊員は、ここに属するようだ。 「冷徹・奇人変人」とか内容にヒヤリとさせられたので、他の隊員のも調べてみる。 Y隊員は木星人(コツコツ人間)で、J隊員は天王星人(事なかれ主義)と書いてある。 なるほど日記からも読み取れるかもしれない・・・ ひたすらパンクロックを聴くK隊員は金星人。 K隊員・・・「あ。俺は占いとか信じないんで・・」 やっぱり「現実主義・自由奔放」も当たっていた。 ディズニーランドでの開錠後、海辺に立ち寄る。 もの心付いてから今の今まで激闘の毎日、今更なんの怯えがあろうか。 「天よ。我に百難を与えよ!」 大殺界の夕日を、左こぶしで握りしめ覚悟を決めるA隊員であった。
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by Y隊員 2007.2.26(月)晴れ インロックンロール
日も暮れた頃、高円寺にてタントがインロックしたとの救援要請。 程なく到着するとバンドマンのご依頼主がお待ちかね。 「すぐそこでライブをやってるんだけど、楽器も閉じ込めちゃって・・・」 しかも出番が次の次との事。 それは大変!とばかりに即開始し即完了。 聞けば、もし出演までに間に合わなかった場合は、 他のバンドの楽器を借りて演る事になったんだとか。 たしかに他の人の楽器や道具だとしっくり来ないよな〜 などと共感していると、 「でも、リハーサルは借りたのでやったんだけど、 そっちの方がしっくり来たんだよね。」 ・・・・・・ 本当は出演まで開かない方が良かったのか?
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by A隊員 2007.2.25(日)晴れ 無傷開錠の真髄
マセラティ・グランスポーツがインロックしたとの知らせ。 あまり目にする機会がないので、ワクワクしながら現着。 開錠前にくるりと一周してみる。 クーペをスポーティにモディファイしたらしいが、早そうだし、そもそも高そうだ・・・ 受注担当はJ隊員。 なぜか1,000万円以上の高級車に詳しい。 今回も「ん〜・・たぶん1,500万円くらい」と言い渡されここまで来たのだ。 一挙手一投足に気を使い、作業スペースを確保する。 誤って工具箱をボンネットの上に落としたら大変。 そんな事やるわけないのに、こんな時に限って想像したりするから不思議だ。 呼吸すら遠慮しがちなピッキングはおよそ5分。 開錠後はただちにマセラから距離を置いて、書類作成する。 ボールペンを誤って落として、ボディに傷を付けたら大変だからだ。 そんな事やるわけないのに、 こんな時に限って想像したりするから不思議だ。
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by A隊員 2007.2.24(土)晴れ ちょっと・ちょっと・ちょっと
平地の駐車場で、ベンツSのドアを開錠してほしいとの知らせ。 カギを紛失された様子で、車内にある貴重品を取り出したいとの事。 最近、機械式立体駐車場で時間に追われる作業ばかり。 たまには外で、ポカポカ陽気に包まれながら開錠したいものだ。 警備員・・「地下の機械式駐車場になります」 「ちょっと・・・話しが違うような」 と思うのも束の間、次の車が入らないうちに終えなければならない。 激しく鳴り響く駐車場のブザーも何のその、ものの数分で突破した。 お客さん・・「あれ?肝心のバッグがないなぁ。そうそうトランクだわ」 「ちょっと・ちょっと・・トランクは普通じゃ開かないのに」 説明している時間はない。怒涛の3分で突破した。 肝心のバッグも見付かり、退却しようとすると、「施錠してもらえますか?」 「ちょっと・ちょっと・ちょっと・・次の車がいるのに」 心の電池が切れそうな状態で、施錠ピッキングを完了した。 いいのだ。お客さんさえ喜んでいただければ・・ いいのだ。激闘はいつもの事だ・・
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by Y隊員 2007.2.23(金)雨 秘密のエクレア
世田谷区上北沢にてキューブのジャンプの救援要請。 夕方のラッシュを避ける為に必殺の裏道を利用すると、 信号の繋がりが良く、なんと20分かからずに現着。 「よかったわ〜。早く来てくれて。 もう数分遅かったら遠回りするところだったわ。」 時計を見ると、線路の向こうに抜ける一通が歩行者専用になる時間の数分前。 Y隊員もよく使う道なので、迂回する面倒臭さがよく解る。 では早速とばかりに作業開始し、即完了させ、 サインを頂く時に、御依頼主から 「子供だましかもしれないけど、これどうぞ。」と袋を頂く。 中を確認せずにお礼を言い、早々にお見送り。 その後、袋の中を見ると、おいしそうなエクレア。 本来なら拠点に持ち帰り、他の隊員にお裾分けをするべきなのだが、 こっそりと自宅に持ち帰って、息子と食べました。 ごめんなさい。 おいしかったです♪
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by A隊員 2007.2.22(木)晴れのち雨 魚屋さん3分ピッキング
魚屋さんの前でアルファードがインロックしたとの知らせ。 お客さん「ドアが歪むので今度は反対側でお願いします」 困り果てたお客さんへ、以前の業者さんとは違った開錠手段であることをご案内。 傷の全く付かない、そして素早い3分ピッキングを宣言した。 宣言どおりの開錠だったので大喜びのお客さん。 「マグロ好きかい?刺身でも持ってくかい。」 まさか魚屋さんとは知る由もなく返答に戸惑ってると、店の中で準備し始める。 およそ3分後「はいよ。ありがとさんね」 開錠したお礼として、中トロ2皿を頂いた。 さて、缶コーヒーはたくさんある。 小額ながら、チップもたまにある。 でも、中トロは初めてだ。 それはとっても甘くとろけるような食感であった。
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by Y隊員 2007.2.21(水)晴れ 安物買いのなんとやら
渋谷にて中国製のスクータのジャンプの要請。 150ccもあるらしいが、聞いた事も無い車名。 最近、日本以外のアジア製バイクを町中でも良く見かけるようになった。 もっと勉強せねばいけないな、と思いつつ現着。 見た事も無いデザイン。しかしちょっぴりカッコいいかも、 と思いつつお客様と合流。 「いや〜このバイク、安かったんだけどトラブルが多くてね・・・」 聞けば、バッテリー上がりのトラブル以外にも、 ドライブベルトが3回も切れているのだとか。 走行距離を見ると12000キロ。ざっと4000キロに一回。 下手したらオイル交換並みのスパンだ。 う〜む。と思いつつ、ちなみに値段は?と聞いてみた。 「10万円!! しかも新車で! そこはいいでしょ? 原付より安くて150ccもあったから、思わず買っちゃったんだよね♪」 と嬉しそう。 この御依頼主、きっとまた、 トラブルが多いバイクを購入するだろうな、と思った。
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by J隊員 2007.2.20(火)曇り時々雨 妙に共感?
首都高速のパーキングでレガシィのインロック救援、 時間は深夜、路肩の気温計が1°を表示する寒い夜だ。 寒さに震えるお客さんの横にはエンジンがかかったままのレガシィ、 ピカピカの車両からは新車特有の独特のワックスの香りが発している。 「いや〜インロックさせたら開かなくなっちゃいまして」とお客さん 「???・・・させちゃったんですか?」とJ隊員 詳しくは書かないがこのクルマ、ユーザーの設定で キー無しでドアロックを解除出来る機能がついている。 お客さんは設定したつもりだったが、設定は失敗していた様だ。 「ドア閉めるときに一瞬迷ったんです、その時やめておけば・・・」 苦笑いするお客さんに妙に共感を覚えるJ隊員。 何事も本番前に試しておくのがよさそうだ。
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by Y隊員 2007.2.19(月)晴れ ボッ!
「いや〜、こいつの所為で一日潰れましたよ。」 トヨタのトラック、ダイナの開鍵依頼。 聞けば、午前中に知り合いの鍵屋さんに開鍵を依頼したのだが、 ピッキングでは壊れる鍵なので差し金で、とチャレンジしたが駄目だったとの事。 たしかに窓枠から鍵の位置までかなり深い。 「何で開けるんですか?」との質問に、 ピッキングで開鍵します。と伝えると不安げな顔の御依頼主。 壊しませんので、と伝え作業開始し数分で完了。 「うぉ〜すげ〜!」と、めちゃくちゃ賛辞を受けた。 名刺を渡し、一通り営業をしてお見送り。 他の業者が諦めた案件を突破出来るのはたしかに嬉しいかも。 A隊員が、ボッ!と燃えるのがわかる気がした。
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by Y隊員 2007.2.18(日)雨のち晴 プチ至福
最近、作業後に御依頼主から暖かい飲み物を頂く事が多い。 完了報告を終え、暖かい缶で冷えた指先を復活させ、 冷えきった唇に暖かい缶コーヒーをすすりながらの一服。 この仕事をしていての、ちょっとした幸せを感じる瞬間でもある。 日も暮れた頃、西荻窪にてハイエースのインロックの救援要請。 暖冬とはいえ、日が沈めばやっぱり寒い。 日中の格好で出動した事を後悔しつつ震えながらの開鍵作業。 震える手でハーフに苦戦しつつも、何とか5分で完了。 サインを頂くときに御依頼主から、 「はい。これ。飲んで。」と缶コーヒー。 ありがたや〜と、缶コーヒーを受け取ると、 ひぇっ! 冷てぇ! 思わずびっくりして御依頼主を見ると、 「間違えて買っちゃったんだよね。あげるよ。」 ・・・・・・ こうゆうパターンもあるんだと学習した。
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by Y隊員 2007.2.17(土)曇りのち雨 大当り
国分寺市にてクラウンがインロックしたとの救援要請。 パチンコ屋の駐車場。しかも超お急ぎとの事。 負け込んでしまい、早くその場から離れたい・・・そんな状況を想像しながら、 御依頼主が八つ当り気味になっていない事を願いつつ、 何とか裏道を駆使し、なんとか30分ちょっとで現着。 合流すると笑顔で穏やかな御依頼主。 ほっと胸を撫で下ろしながら作業開始し即完了。 「いや〜メシを食いに行く約束をしちゃったんで急いでいたんですよね。 これなら間に合いそうです!」と御依頼主。 戦利金で晩飯か〜。いいな〜。と思いつつ、 このお店はそんなに出るんですか?と質問してみた。 すると急に押し黙ってしまう後依頼主。 そして、そのまま嫌な空気のまま、無言で車に乗り込まれてしまった・・・ 来る時に想像していた事が、大当りしてしまった様だ。
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by Y隊員 2007.2.16(金)晴れ 到達点
杉並区成田西にてR1200GSのバッテリーの上がりの救援要請。 BMWの二輪オフローダーだ。 ボクサーツインとゆう特殊な形式を採用するエンジン。 人にもよるが、BMWのRシリーズは乗り換えの到達点とも言われている。 二輪にに乗っている者なら一度は乗ってみたいと思うバイクだ。 程なく到着し、バッテリーチェックをすると、残電圧4V。 自力アイドリングが厳しい状況。しばらくブースターを繋ぎ様子を見る事に。 「実はこれ、初めて買ったバイクなんですよね」 うらやましさより驚きが先走った。 「どうせ買うのなら最高の一台をと思いまして」 メーターを見るとまだ、ならしの途中。 何とか自力アイドリングが出来る様になった。 大丈夫かな?と不安を抱きながらお見送り。 すると、やはりバイクが止まったとの連絡。 結局、なんやかんやあり、バイク屋さんの近くまで同行する事に。 いきなり到達点というのは、 その後の苦労をどう克服するかが鍵なのかもしれない。
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by A隊員 2007.2.15(木)晴れ 助人隊員とねこ
九段南でアクティがインロックしたとの知らせ。 冬とは思えないほど、暖かい陽気に包まれながら現着した。 千鳥ヶ淵を背中にピッキング、ネコが陽だまりの中ほのぼのと開錠。 作業後、お客さんとしばしイヌネコ談議となる。 お客さんはイヌ好きで、A隊員はネコ好きだ。 ネコはあの丸いところと、のんびりしたところが良いが、お客さんは逆。 イヌのように、シャキシャキ走り回っているほうが良いらしい。 好きなポイントが全く反対でおもしろい。 思えば助人隊員はネコ好きが多いようだ。 J隊員は3匹飼っているし、H隊員はのらを世話していたし。 毎日シャキシャキ走り回り続けるのが、助人の仕事。 なので、せめてネコにはのんびりしていてほしいのかもしれない。
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by Y隊員 2007.2.14(水)雨 バットタイミング
「この車もう駄目よね?」 カローラのジャンプの依頼。たしかに年式は古いが・・・ 「普通に使っていてこんな風になるんじゃこの車がいけないのよね?」 聞けば、週に一度、乗るか乗らないかだとか。 それではこの時期、どんな車でもバッテリーが弱くなる旨を話すと、 なんだか腑に落ちない様子・・・ 「でも、こんな調子でバッテリーを交換するんだったら、 いい中古車を買った方がいいわよね?」 どう計算してもバッテリーを交換した方が安いのでは・・ と思いつつブースターを接続し始動。 発生電圧を測っていると、御依頼主の旦那さんらしき方が、 「どおですか?この車?」との質問。 しっかりと電気が発生していたので、バッテリーを交換すれば大丈夫っす! と伝えると、ニッコリと頷き去っていった。 「な〜んで、あんな事を言っちゃうのよ! せっかく車を新しく出来るチャンスだったのに!」 と御依頼主。 ・・・・・・ 気が利かなくてスミマセンでした・・・
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by Y隊員 2007.2.13(火)晴れ 早くても難あり
午前9時に西東京市にてチェイサーの開鍵依頼の予約。 9時ピッタリに月極駐車場に到着。 数分後、御依頼主があらわれ、即開鍵。 「いやー実はマスターキーを無くしたんですよね。」 と車内から取り出したのはスペアキー。 「スペアだとキーレスが使えなくて・・・」 雑談も一段落付いたので、場所も場所だし早めに拠点に戻ろうと、 ヘルメットをかぶると御依頼主が近づいて来た。 「マスターキーを誰かが拾ってこの車を盗んだりしませんよね?」 聞けば紛失したのは1ヶ月前との事。 その間、問題が無かったのであれば今後、何か起こる可能性は低いのでは? と話し、それに対するアドバイスなどをし、エンジンをかけた。 するとまた御依頼主が近づいて来た。 「実は10時にディーラーさんが来てマスターキーを作成してくれるんですよ。」 ・・・・・なるほど。時間を潰す為にこんなに話かけて来たのか。 時計を見ると開鍵してから30分以上経過している。 早く開けてしまうのも、たまに難があるのかもしれない。
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by A隊員 2007.2.12(月)晴れ 場数から得るもの
六本木ヒルズの駐車場にて、ビビオがインロックしたとの知らせ。 横スライド機械式駐車場の待合室は、休日で混雑していた。 係員の人に呼び出されては消えていくヒルズのお客さんたち。 刻々と順番が近づいてくる間、混雑する一員としてスタンバイするA隊員。
「ビビオだし、何もなければ秒単位だな・・」 ふと考えた瞬間、次々に不安がよぎる。 「もたついていたらカッコ悪くないか?・・」 「みんな早く帰りたがっているんだよな・・」 考えれば考えるほど緊張してくる。 順番は回ってきた。 係員の方のアナウンスによって、ギャラリーの目が一斉にそそがれる。 不思議なものだ。 カギ穴をのぞいた瞬間緊張どこ吹く風で、周りの視線が全く気にならない。 いつもの快速開錠で終了した。 場数はこんな時に役に立つのかと、心底思った。
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by Y隊員 2007.2.11(日)晴れ 意外
世田谷区三軒茶屋にてハイラックスサーフの開鍵要請。 程なく到着すると、なんと初期型のハイラックスサーフであった。 御依頼主は女性。きっとご年配の女性かなと連絡するも、 合流してまたびっくり。きれいな女性であった。 聞けば旦那さんや彼氏のではなく彼女自身が所有する車との事。 古い車の鍵はヤレていて開鍵しづらい傾向があるが、 幸運にもそんな事は無く、無事開鍵。 開鍵後、どうしてこの車を選んだのかとか、 どういった経緯で手に入れたのか聞きたかったが、 急いでいる様子だったので、そのままお見送り。 走り行くハイラックスを見ながら、 意外とアメリカ製の四駆を駆るより、 低年式の国産の四駆の方がカッコいいかも、と思った。
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by A隊員 2007.2.10(土)曇り 燃えたぎる開錠
品川区のホテルにてエクスプローラーがインロックしたとの知らせ。 他のカギ屋さんが開錠できず、バトンタッチしてほしいとの事。 電話を切った瞬間、ボッ!と火がついた。 そんなメラメラ状態は、お客さんの言葉でさらに熱くなる。 「すごい難しいですよ。この車」 以前車上荒らしにあった際、助手席のドアシリンダーが破壊された様子。 最終的には開錠できず諦めたらしい。 カギ屋さんとドロボウですら諦めた車だから、「助人」は大丈夫か? と聞かれているようだ。 どんなに助人サービスが「開錠得意です」と言ったところで説得力に欠ける。 他で開けられなかったカギこそが、実行する事こそが証明になるのだ。 そんな事をメラメラ考えながら、快心の2分開錠。 ようやく猛火の中から抜け出すA隊員であった。
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by A隊員 2007.2.9(金)曇り I don't know
湯島にてアウディS6のバッテリーが上がったとの知らせ。 急いで向かったのにお客さんは散髪中で留守との事。 しばらくアウディの前で立ち尽くすA隊員。 辺りを欧米人が行き来する姿が目に付いた。 ふと、過去の痛い思い出がよぎる。 上京したての頃、欧米人に道を訪ねられ答えられなかった。 その場所は「湯島聖堂」で、目の前にいながら「I don't know」とか言っていた。 ずいぶん、ぶっきらぼうに断ったものだと後悔している。 作業を終えて現場を後にし、思い出の「I don't know」に立ち寄る。 都心にあって、静寂な日本文化に触れるなら持ってこいの場所だ。 きっと、あの時の欧米人は、ガックリきただろうな。 胸ときめかせて日本へ来たのに「I don't know」だもんな。 孔子像の前で日頃の勉強不足を反省した。
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by Y隊員 2007.2.8(木)晴れ 遺伝
何も言わずに、すかしっ屁をする3歳のウチの息子。 「おならをする時は”失礼”と言うんだよ。」としつけてみた。 するとちゃんと「しつれい!」と言っておならをするではないか。 とゆうか「しつれい!」と言っておならをするのが楽しいようだ。 その後、何度も「しつれい!」とちゃんと言っていた。 うむうむ。ちゃんと言いつけを守っているじゃないか・・・ っていうか、ちょっと「しつれい!」って言い過ぎじゃないか? 気付けば30分に一度は言っている。 言いつけから6時間くらい経っているのに・・・ たしかにY隊員もおならの回数は多い。 ちゃんと遺伝している事が素直に嬉しい。 けど、そんな所まで遺伝しなくてもいいのに・・・ なんだか複雑な気分だ。 しかし、カミさんは露骨に嫌な顔をしていた。
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by Y隊員 2007.2.7(水)晴れ 優しい愚痴
世田谷区桜のスーパー駐車場にてAZワゴンのインロックの救援要請。 到着するとおじいちゃんおばあちゃんの御夫婦がお待ちかね。 早速、開鍵作業を開始し即完了。 「ありゃりゃ・・・ないや〜」とおじいちゃん。 鍵が無いようである。自分のポケットやウェストポーチをまさぐりだした。 聞けばドアを閉めてすぐに気付いたので、どこかに落としたという事もないとの事。 「あれ〜。あれ〜。あれ〜。」と探すおじいちゃんを尻目に、 おばあちゃんが捜索開始。そしてすぐに発見。 シート下に潜り込んでいた様だ。さすがはおばあちゃん。 「最近は忘れっぽくなっちゃってね〜。これで二回目なのよ」 とおばあちゃん。そして、以前のインロックの愚痴を話し出した。 普段はそういった愚痴を聞くと嫌な気分になるのだが、 おばあちゃんの愚痴は違った。なんだか暖かい気分になるのだ。 本当に心配している時の愚痴は実は優しいのかもしれない。
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by A隊員 2007.2.6(火)晴れ 渋滞の先は別世界
バイクで移動していても、時間のかかるときもある。 鍛冶橋通りを西へ、京橋すぎても混んでいるときは異常事態だ。 全く流れる気配のないまま、丸の内まですり抜けていく。 馬場先門まで来た時、ようやく渋滞している原因に気付いた。 「信任状捧呈式」 日本へ赴任したばかりの各国大使が、まず始めに皇居で行うセレモニー。 送迎として東京駅から皇居まで馬車でパレードするのだ。 およそ年間30回ほど行われるそうだが、あまり目にする機会はない。
すでにUターンも出来ない状況に、遅れ電話を入れる。 「ひょっとしたら、5分ほど遅れるかもしれません・・」 通行止めのイライラも、馬車を見た瞬間「別世界」にいる錯覚をおこす。 馬車が荘厳で、皇居を背景にすると、まさに「絵」になるのだ。 結局、永田町へは時間通りに現着。 バイクでほんとに良かったと思える瞬間だ。
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by A隊員 2007.2.5(月)晴れ 「からくり」のサカイさん
タイから帰ってきた友人から、昨日電話がかかってきた。 「さんまのスーパーからくりTV見てみい」 TVを見たら、サカイさんが出ていた。 何だか旅している様子が放送されているようだ。 10年前、代々木に住んでいた時の話し。 家の前で見かけるサカイさんは、とてもあやしいものだった。 毎晩サカイさんは歌っていて、雨でも雪でもおかまいなし。 当時「東京には色んな人がいる」とカルチャーショックを受けたものだ。 声をかけるまで、相当時間を費やした。 日頃は挙動不審なのに、話すと真面目なサカイさん。 タイを行き来している友人は、よほど気に入ったらしく食事もごちそうしていた。 TVを見てると変わりなさそうなのでほっとした。 ていうか、どうにも他人に思えないのが不思議だ。
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by A隊員 2007.2.4(日)晴れ よろこびの歌
ベンツE240が「カギで開かない」との知らせ。 京葉道をひたすら東へ、千葉県は船橋市が現場だ。 「カギで開かない」のは光速ピッキングで突破。 バッテリーも上がっていて、ジャンピングで解決した。 いきなり賞賛の雨に打たれるA隊員。 「東京から来る事は知っていたけど、すごいね!」 「必ず他にも紹介しておくよ!」 「ディーラー通じてお礼させてもうらうよ!」 普通は「ありがとう」で終るので、ここまで言われる事に慣れていない。 夕日へ消えるお客さんを見送りながら、口ずさむ。 「晴れたる青空 ただよう雲よ♪」 「こころはほがらか よろこびみちて♪」 でも、ひとつだけ気を付けなくては。 どんなに褒められても「謙虚さ」だけは見失わないように。
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by Y隊員 2007.2.3(土)晴れ 冬ツーリング
杉並区宮前にてVTR250のジャンプの要請。 御依頼主は女性。さすがに女性では押しがけは厳しいよねと思いつつ急行した。
「明日、ツーリングなんで調子を見ようかと思ったんです・・・」 ほほう、この寒いのにツーリングですか・・・ とは言ってみたが、実はY隊員も冬のツーリングは結構、好きなのである。 空気の乾燥から来るのか分からないが、 網膜に優しく突き刺さってくる、冬場の景色。 だが、しっかりとした装備をしなければ肉体的にはキツい。 ふと御依頼主のバイクを見ると何気にツーリング仕様に施されている。 しかも無線用のアンテナの台座まで付いている。 変なアドバイスはいらない様だ。 気付いたらツーリング自体、しばらくしていない。 秋口に仲間から誘われたが、断ってしまったし・・・ 次に誘われたら参加しよう。 もう誘ってくれないかもしれないが・・・
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by Y隊員 2007.2.2(金)晴れ 酔い任せ
中野区若宮でフュ−ジョンのジャンプの要請。 バイクの近くで電話をしている御依頼主と合流。 電話をしながらフラフラと近づいてきて 「ここにあるから、お願いします。」 指差す場所は通常のバッテリー位置ではない。 スピーカー等の絡みでここに移設したのかな、 と思いつつ、バイクをばらすも何も無い。う〜む。 そして試しに既存の場所を見ると、そこにちゃんとあった。 困ったもんだ、と思いつつエンジン始動。 けど、御依頼主はまだ電話中であった。 「いや〜お酒飲んじゃったから、もう乗れないんだけど、 どお?直ったかな?」と電話を終えた御依頼主。 状況的には、走行充電か取り外しての低圧充電が必要だが、 酔ってるのにロードサービスを呼ぶ必要があるのかと思われ・・・ 御依頼主には絶対に乗らない様にアドバイスし帰還した。
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by Y隊員 2007.2.1(木)晴れ 言い方
1月始めのJ隊員の日記ではないが、 ここのところジャンプの案件での再会が続いている。 まだ一年も勤めていないのに・・・ 交換する事とマメにエンジンをかけてあげる事をアドバイスする事が多い。 しかしバッテリーを交換する事で安心してしまい マメにエンジンをかける事を忘れてしまう。と言った感じの様だ。 これからはマメにエンジンをかけてあげる事に比重を置いてアドバイスを、 と思った矢先に目黒区目黒でバッテリージャンプの要請。 完了後、たとえ交換されても、そういったご使用のされ方ですと また上がってしまう事が多くなるかもしれませんね。 出来ればマメにかけてあげるようにして下さい。とアドバイス。 「要するにあなたは私がいけないと言いたいのね。 わかったわ。もう違う車を買うわ」 ・・・・なぜそうなるの? もう少し違う言い回しを考えなければ。
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