東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677
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by A隊員

2009.11.30(月)曇り
やる気のバロメーター

「100%出せるよう頑張ります」
よく耳にしてきた言葉なんですが、あれは少し違うように思います。

普通に頑張ってもせいぜい50%でしょうか・・
夢中になれれば150%ぐらい出てそうな感じです。

自分のやる気ほど当てにならないものはないですね。
A隊員はベースとなる能力が低いので・・
伸びシロ部分というか、こうした+αがものすごく大事です。
意識して取り組まないと、漠然とした時間だけが過ぎていってしまいます。

何というか・・
追いかけたら150%、追われたら50%・・
自分から動けば150%、後からついていくと50%・・

分かってきたのは、中間の100%なんて存在しないこと。
「突き抜けた」か「イマイチ」かのどちらかです。

突き抜けることなんて、そうそうないんですけどね♪
1つでも思い出せたらいい年だったと言えそうです。


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by H隊員

2009.11.29(日)晴れのち曇り
ほっとする灯り

 宵の口、九十九里浜からアウディQ7の解錠依頼。風が強く気温も下がって来たので、オーバーパンツを履きネックウォーマーを付けて高速に乗った。

 現場近くに到着しお客さんへ連絡をするが、あまりにも風が強すぎて声が聞きとれない。恐らくお客さんの方も僕の声が聞こえていなかったかもしれない。送話部を可能な限り手で覆い、半分怒鳴りながらでなんとか意志の疎通が出来、お客さんと合流出来た。

 突風でよろけながらQ7のドア前へしゃがむと、それ程遠くない所から地鳴りのような音がしているのに気付いた。強風の為、地面と平行になびく長い髪のお客さんに「この地鳴りのような音はなんですか?」と聞いてみると波の音との事。そう言えばビーチラインより海沿いの場所に車は停まっていたのだ。強風は防風林をモノともせず突き抜け、汐の香さえ分からなくしてしまっていた。恐らく暗闇でうねる波は、恐怖を感じる程荒れ、猛烈な飛沫が舞い上がっていたに違いない。

 解錠を完了し現場を後にすると、強風に晒されていたせいか急にガタガタと震えだし、そして猛烈にお腹が空いてきた。そう言えばまだ夕飯を食べていなかった。
 夕飯をどうしようかなぁ? と闇に閉ざされた対向車の来ない道をハイビームでひた走っていると、突然煌々と灯りのともるお店が現れた。
 そのお店は【くるまやラーメン】
身体も冷えているし、暫く振りにここの味噌で温まろうと駐車場にバイクを着けた。

 生姜の効いた味噌ラーメンは濃厚かつ滋味に溢れ身体の隅々まで行き渡る。鼻の頭を赤くしてハフハフ言いながらあっという間に完食。店を出るときはすっかり火照って足の指先もポカポカ。そして少し汗ばんだ。んん〜、寒い季節のラーメンは堪りませんねぇ。

 これを読んで猛烈にくるまやさんの味噌を食べたくなり、そして今まさにお腹がぐ〜っと鳴っている、くるまや味噌フリークのちょいとそこ行く某隊員。今夜の夕飯はこれで決まりです。


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by J隊員

2009.11.28(土)晴れ
サーブのイグニッションスイッチ

サーブ900のインロック開錠へ
開錠を済ませると早速クルマに乗り込むお客さん、
センターコンソールの鍵穴にキーを差し込んでエンジンを始動させます
このイグニッションスイッチの場所がサーブならではですよね。

シフトレバーの後方に設置されているスーパーカーの様な位置の鍵穴、
何も知らずに初めて運転する人には戸惑う事間違いなしの
とっても儀式的なエンジンスタートとなるのでしょう。

このサーブの特徴的なイグニッションスイッチの場所、
元々は一般的なハンドル周りにあったそうなんです
それが現在の場所となったエピソードとしてこんな話があります。

昔々、サーブのエライ人が運転中に事故に遭ってしまったそうな
その際にハンドル周りに挿さっていたキーによって
余計な怪我をしてしまったそうなんですね。
結果、その人の鶴の一声で現在の場所に鍵穴を移動させたんだとか・・・

なんだか「ほんとかな〜?」と思うような話なんですが
意外に知っている人も多いエピソードなんですよね。

現在はGMの破綻によって公的管理化にあるサーブですが
こんな面白い逸話を残すメーカーにはなんとか残ってほしいものです。


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by Y隊員

2009.11.27(金)晴れ
新しい朝

西東京市よりエブリーの開錠依頼です。

早朝、6時前の御依頼で外に出るとまだ夜が明けていませんでした。
バックミラーに映る東の空が明るくなるのを感じつつ現場に向かいます。

エンジンがかかりっぱなしのエブリーを発見。
お客様と落ち合い早々に鍵穴に向かうと
”あた〜ら〜し〜い 朝がきた〜♪”
と聞き覚えのあるフレーズが車内から聞こえます。
そうです。エブリーのラジオがラジオ体操を放送しているのです。

ラジオ体操と云えば、小学校の頃の夏休み。
何で夏休みだけ早起きしてラジオ体操しなきゃいけないの?
と思いつつも早起きした分、沢山遊べた記憶がよみがえります。

しかも数十年ぶりに聞いた曲なのに全部歌えてしまっています。
なので口ずさみつつ、リズミカルにピッキング。そして開錠です。

今回は歌しか聞けなかったのですが久々にラジオ体操がしたくなってしまいました。
今やってみると案外ハードに感じるかもしれないですね。
Wiiフィットでヘロヘロになってるぐらいですから・・


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by K隊員

2009.11.26(木)晴れ
どうなる?高速道路政策

千葉県のゴルフ場でフォルクスワーゲン・ジェッタのインロック。
2009年モデル&長距離ということでワクワクしながら現場に向かう。

田園地帯や低山地帯を抜けて予定時間の20分前に到着。
天気や景色も良くてかなり気持ちのいい道程だった。

車は最近多くなってきた一見するとカギ穴が無いタイプ。
他車種で対応済みなのでお待たせする事無く無事作業を完了した。

帰りにアクアラインの海ほたるに寄ってみる。
週末の夕方という事でかなり混雑している。

やはり、普通車通常料金3000円がETC割引料金2320円、
さらに、8月1日から2011年3月末までの期間限定800円
という料金がかなり効いているようだ。

川崎側のアクアトンネル(9.6Km)が入口から出口まで、
低速で流れているが繋がっている状態だった。


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by A隊員

2009.11.25(水)晴れ
夢中になれるもの

シボレーC1500の開錠+バッテリージャンプです。
作業後はお客さんの夢の話しで盛り上がりました。

お客さんはプロカメラマンを目指して奮闘中とのこと。
自作HPにはニューヨークやロスやサワラの風景が輝いています。

A隊員もこんな仕事をしている身ではあるんですが・・
小さな夢を積み重ねている最中だったりします。
なので無性に応援したくなるんですよね。

独立すると、周りから同じようなことを言われ続けたりします。
「収入や休みや老後が安定しないのは辛そう・・」
そもそも安定した場所が存在するのか・・と反論したくもなるんですが、
アレもコレも欲しがっていたら、余計なストレスを抱えるだけですね。

ひとつでも、夢中になれるものを見つけられたら・・
もうそれだけで素晴らしいこと。

「とことん悔いのないよう」なんて言える立場にないんですが、
個人的には強く思ったりします♪


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by H隊員

2009.11.24(火)曇り
Benelli

 仕事から拠点に戻っている最中、前をBenelli・Adivaが走っていた。信号待ちで追い付いて気付いたのは、ライダーが自分の父親くらいの方だと言う事。失礼かもしれませんが、年齢的な事を考えると腰高なオートバイを避けてもおかしくはない。ですが、全く不安要素を感じる事無く乗りこなしている様はとても格好良く見えた。

 信号が変わりAdivaがスタートした時に、その後ろ姿に違和感を覚える。
んん??何だろう今の違和感は??と思い暫く後ろから観察を続けた。そして次の信号で止まった際に、感じていた違和感が分かった。
 停車時にブレーキ・ランプが点灯せず、発信するとブレーキ・ランプが点灯していた。最初、エンジンストップをしていて、走り出しにキーをONにしてテール・ライトが点いたのかと思いましたが、停車時には滅光したテール・ランプが点いていたので、恐らくブレーキ・ランプの不具合に間違いなさそうです。

 また信号が変わったのでそのままAdivaを追いかけ、次に停まった時に横に並び、お爺ちゃんにその不具合を伝えると「そうかい、ありがとう修理しなければね。でもこれを修理できる所は少なくて困るよ」と言った。修理するとしたら白山のお店ですか?と聞くと「そう、知ってる?あそこ家から遠くてさ」とここまで話した時に信号が変わり、そのままAdivaのお爺ちゃんとは別れてしまった。

 イタリアのベネリ・ブランドのオートバイと言えば、個人的に気になるのはやはり
    ― Tornado Tre 1130 ―
 このウルトラセブンに出てきた”なんとか星人”の様な何とも言えない面構えと、デュアルで並ぶ赤いファンが特徴的なテール・ビューが堪りません。それに並列3気筒っていうのもトライアンフ以外ではとても珍しい。

 実物は未だ見た事がありません。一度は見てみたいと思っていますが、なかなかその機会は訪れず今に至ります。Tornado 900の中古が千葉方面にあるらしいので、暇な時にでも見てこようかな?
 是非ともリアの赤いラジエターファンが回り始めるところを見てみたいものです、多分無理だとは思いますが。
 何故そんな所にこだわるかと言うかと申しますと、僕はサンタクロースに「ライダーベルトが欲しい」と手紙した少年だったからなんですよ、そう言う世代なんです。
 似てません?ライダーベルトと??


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by J隊員

2009.11.23(祝月)晴れ
癒しの湯

埼玉県の某スーパー銭湯にて開錠のご依頼です
昨夜の閉店間際にインロックしてしまったというお客さん
閉店時間まで間も無いため一旦クルマを置いて帰宅されたそうで
翌朝の開店時間に合わせてのご予約になりました。

余裕を持って少し早めに現場に到着、
施設の案内なんかを眺めながら約束の時間まで待ちます。
案内板にあるのは当然なんですがすごいお風呂の充実っぷり、
露天風呂からジェットバス、定番のサウナ数種に岩盤浴まで、
軽く震えながら待つ身にはとても眩しく輝いています。

(広くていいな〜、温まりそうだな〜)
なんて写真の中のお風呂に現実逃避していると
いつの間にかに開店の時間、そしてお客さんもご到着です。

一気に現実に引き戻されて、五分程でお客さんをお見送りました。
すると入れ違いに入場してくる車の数のすごい事、
まだ午前中の早い時間だというのにみるみる埋まってゆく駐車場

そういえば今日は祝日、それも勤労感謝の日
きっと多くの人が日々の疲れを流しに朝から来てるのでしょう
大きなお風呂ってやっぱり違いますもんね。


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by Y隊員

2009.11.22(日)曇り時々雨
カッコいい開錠

お昼頃、世田谷区よりボルボV50の開錠依頼です。

予定より早めに到着し合流すると
「来るのにもっと時間がかかると思って食事しちゃってたよ」とお客様。

申し訳なく思いつつご本人確認。更に鍵を確認すると最新のボルボキーでした。
先日は15分で突破したので余裕を見て20分程かかる旨をお伝えします。

「じゃあその間に食事を片付けちゃうね」との事で
一旦、お客様をお見送りしたのち作業開始します。

視線のプレッシャーがない為か、なんと5分程で開錠です。自身最速です!
しかしちょっとした喜びも束の間。20分かかると伝えてしまっていました・・

きっとまだ食事をされているだろう・・今、連絡するのもな・・・
と云う訳でゆっくりと工具を片付けをし、鍵回りを念入りにクリーニングします。
そして15分ほど経過したのを見計らって連絡すると
ちょうどお食事が終わられたとの事でした。一安心です。

5分以内で開けます!とか宣言してその通り出来たらどれだけカッコいいだろう・・
でも、いつかはそうなれる様にがんばります。


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by K隊員

2009.11.21(土)晴れ
レアケース

BMW3シリーズの「カギでドアが開かない」というご依頼。
現場に到着し状況を確認してみる。

カギ穴は右ドアとトランクの2ヶ所のみ。
ドアのカギ穴は左右共に回るがスカスカ状態。
トランクはイタズラされた為か、カギが差し込めない状態だった。

お話を伺うとリモコンの電池が切れたまま
メカニカルキーで開け閉めをしていたが、
急に開けることが出来なくなったので
電池を換えてみたが反応が無いという事だった。

リモコンの反応が無い場合、バッテリーが上がっているケースが多いが、
今回はバッテリーの上がる原因が思い浮かばないという。
他の可能性としてはリモコンの電池が長期間切れていた為、
リモコンが初期化されてしまったかもしれない。

滅多に無いケースだが、以前にも他車種で似た様な案件があったので、
経験を生かし無事現場で解決出来てよかった。


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by A隊員

2009.11.20(金)晴れのち曇り
幸せのトライアングル

千葉県でベンツE320のトランクインロックです。
現着早々「いや〜2時間は長かったねぇ〜」とお客さん。

たとえ予定通りの時間でも、お待たせしたことをお詫びしつつ、
早々に開錠した後はフォローも心がけています。

フォローの内容をかいつまんでみると・・
●ベンツは高級車
●高級車はセキュリティが高い
●誰でも開錠できるものではない
という流れを、遠まわしにご案内しているような感じです。

するとお客さんからは・・
「なるほど。さすがベンツだね」
「○○保険に入っておいて、ほんと良かった」
「助人さんは良い腕だね」
という流れになり、逆に評価して頂くことが多かったりします♪

フォローと言いつつ、少し狙っているところ・・
いやらしい感じもするんですけどね♪


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by H隊員

2009.11.19(木)雨
理想と現実

 埼玉県某所からフォード・フィエスタの解錠依頼。高速に乗って直ぐ冷たい雨が降り出した。

 そろそろ高速を降りようかという辺りで雨は急に上がった。その後、現場までは路面が乾いていた事を考えると、こちらは随分と前に上がったのだろうか?
 雨が降っていないのは濡れて冷えきった手にはとてもありがたい。特にアブロイキーの解錠には指先の感覚が重要なので、グリップヒーターの熱で指先の体温が戻ってくるのは、これまたとてもとてもありがたい。

 現着後、速攻でフィエスタを解錠しお客さんと話しをすると、こちらでは殆ど雨が降っていなかったとの事。路面が乾いたのではなく降ってなかったのか、どおりで若干気温も高い筈だ。

 お客さんを見送った後、東京方面の空を見上げると、どんよりと低く黒い雲が流れていた。それはある地点を境にキレイに切り取られた様になっていて、こちら側は薄い雲しかない。思い返せば高速上で雨が上がったのは、その境目辺りだったような気がする。と言う事は東京はいまだ冷たい雨が降っていると言う事になる。

 再度、雨の中に突入すると思うと正直気が重い。なんてたって雨の高速走行は、冷え切り感覚がなくなった指が取れて何処かにすっ飛んでいったんじゃないかと思う位痛いのくなるので。
 暫し缶コーヒーの温もりで手を温めていたが、グズグズしていてもしょうがないので、心を決め荷箱から奥の手を引っ張り出した。
 奥の手とは ・ ・ ・ ハンドルカバーです。 いや〜これとグリップヒーターの組み合わせは炬燵状態で最高なんですが、見た目が如何せん野暮ったくなるのが好きではないのです。
 でも帰りも距離がありますし、一度冷え切った手は適当に温まっても直ぐに冷え切る。安全を考えれば止む負えないので、いそいそとハンドルカバーをバイクに付けた。

 帰りの高速は頗る快適。予備で持ってきた夏用の薄い風通しの良いグローブでも全くの無問題。最高に暖かい、なんて快適なんだろう、最高だ! そのハンドルカバーを付けた様を除けば。


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by J隊員

2009.11.18(水)晴れ
まさかの場所のインロック

首都高本線上でインロックの救援要請
サービスエリアやパーキング内での救援は良くあるんですが
今回は訳あって本線上で閉じ込んでしまったという案件です。

本線の一車線を塞いでおり、首都高(旧道路公団)のパトロールカーが
後方警戒をしているそうで付近の渋滞が心配されます。

現場が近付くにつれ始まる渋滞・・・のハズなんですが
何故か滞りなくクルマは流れています
これは時間帯が幸いしたのでしょうか?
すんなりと該当車両のあるポイントまで到着です。

「いや〜、待ってたよ〜」と首都高のパトロール隊員の方、
思っていた様なひどい渋滞が無くて安心してたんですが
隊員さんより「流れている方が危ないからね」とのご説明・・・!!
結構ビビリながらも急いで開錠を済ませました
車線封鎖も解かれていつもの風景に戻る首都高本線上です。

作業を終えて一般道へと下ります
混雑状況を示す案内板からも「規制」のマークが消えたかな?
中々に怖い案件でしたがそんな事を思うと充実感もひとしおですね。


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by Y隊員

2009.11.17(火)雨
気になる作業

開店前のディラーさんより開錠の御依頼です。
到着すると店内では以前より気になっていた作業をしていました。

思わずそのままその作業を見入ってしまいそうになりましたがまず開錠作業です。
早く見たいからと云う訳ではないのですが開錠は無事に即完了。
そして了承を頂き店内の作業を少し見学させて頂きました。

気になっていた作業と云うのは展示車両の搬入。
大きめな車体をこの入口からどうやって入れているのだろう?
もしや別に展示車両用の搬入口が目立たないようにあるのかな?とか
車体をうまく分割して入れているのだろうか?などと考えていました。

しかし実際に見学させて頂いた作業は違う意味で感動してしまいました。
展示車両のミラーをたたみ入口ギリギリを運転して搬入。
あと数ミリで接触してしまいそうで見ているこちらがハラハラします。
店内に入ったあとはゴージャッキなどを使い展示ポイントへ。

色々な事を想像させて頂いていましたが
卓越した運転技術とチームワークが答えだったとは・・・

しかし見事でした。


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by K隊員

2009.11.16(月)晴れ
バイクでよかった

ラゾーナ川崎プラザでBMW 318iのインロック救援依頼。
川崎駅西口に隣接する大型ショッピングセンターだ。

大田拠点から国道1号線を南下する。
週末の午後ということで現場付近は大渋滞。

駐車場待ちで並んでいる車の横を慎重にすり抜ける。
駐車場は平地と立体タイプがあり2000台収容とかなりデカイ。

事前に駐車場所を詳しく聞いていたので予定時間前に無事到着。
つくづくバイクで良かったと思う瞬間だ。

作業終了後ちょっと中を覗いてみる。
広場には二つのステージがありイベントやフリーライブが行われている。

多い時には1万人以上の観客が集まるみたいだ。
過去最多は、女性が選ぶ「今一番会いたい洋楽男性アーティスト」1位、
バックストリートボーイズの1万4千人らしい。


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by A隊員

2009.11.15(日)晴れ
古典的な作業?

アプリリアのスカラベオ250GTのエンジンが始動しないとの事。
「3日前にバッテリーを変えたばかりなのに・・」とお客さん。

試しにセルモーターを回すと「カチッ」とだけ音がします。
バッテリー電圧は12.5V・・どうやらバッテリー上がりではなさそうです。

一般的に「カチ・カチ・カチ・・・」と連続する場合はバッテリーなんですが
「カチッ」と一発だけなら接点不良ですね。
肝心のセルモーターは、サイドカバーを外してようやく見える状態です。
長い工具でモーター本体をコツコツ叩いてやります。

すると・・・
「キュ・・キュルル・」と反応し出して何とか始動出来ました。

原因はセルモーターの動作不良ですね。
ブラシが磨耗したために接点がズレて、うまく電流が流れない状態です。
そんな時は軽く叩くことで接点が合うときがあります。
あくまでも応急処置ですが・・

「ずいぶん古典的な感じに見えるんですが・・」とお客さん。
たしかに叩いて直すというのは、最近あんまり見ないような・・


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by H隊員

2009.11.14(土)雨のち曇り
サイドラジエター+デュアルファン

 約一ヶ月ほど前、SP2で日帰りツーリングから帰って来た時、自宅近くのガソリンスタンドで給油を済ませてエンジンをかけようとしたところ、バッテリー上がりの症状が出て始動出来なかった。購入から早2年、そろそろバッテリーの寿命が来たかな?と深くは考えず押しがけをしエンジンをかけた。

 自宅に戻って早速電圧を測ると11.9v、結構な電圧低下っぷりに少々驚きながらも取りあえず充電してみようという事で一晩充電。
 翌日充電中のバッテリーを確認すると充電器がエラーも吐かずに普通に充電していた。電圧を測ってみると全く問題ない規定値になっている。取りあえず時間経過による電圧の低下を見る事にし、充電器の接続を外しそのまま放置した。
 その翌日、バッテリーの電圧を測ってみると12.8vで全く問題ない。嫌〜な予感がしてきたが、取りあえずバッテリーをバイクに戻してエンジンをかけ、テスターにてバッテリー端子間の電圧を測ってみると14.6v、頗る健康な値を示す。この数字だと問題なさそうなので一っ走りして様子を見る事に。
 小一時間程走ってからエンジンを止めずに発生電圧を測ってみると11.9v。やはり何処かがおかしい。エンジンを止めると再始動できそうにもないので、そのまま自宅に戻りまたバッテリーを充電した。

 次の休日、再度満充電にしたバッテリーを取り付けてエンジン始動、発生電圧はやはり問題ない14.6v。今回は走らずアイドリングで電圧変化を観察してみる事にした。
 エンジン始動から数分しても全く電圧に変化はない、とても安定してる。どこがおかしいのだろう?上昇する水温を眺めながら思い耽っていると、突然電圧が12.2vまで一気に下がった。
 水温の上昇でラジエターのクーリングファンが回ったと同時に電圧が下がった、それは理解している。でもですね、ファンが回ったところでここまで下がると言うのは、何処かにトラブルがある証拠。この電圧では、ファンが回った状態で1時間も走ればバッテリー上がりを起こしてしまう。
 「こいつは厄介な事になっているのかもしれない」と落胆しながら車体左にしゃがみ込んだ時、左ラジエターの異変に気付いたのは偶然なのか必然なのか。

 以前、ホンダさんではV型エンジンの車輌にサイドラジエター(左右に各1個、合計2個ラジエターがある)と言うのを採用していました。並列エンジンに比べ全長が長いV型エンジンを、極力車体前方へ搭載するための機構。VTR1000FやVFR800でも採用されていますが、ラジエターのクーリングファンは両車種とも片方どちらかのラジエターに1個しかありません。ところがSP2は両方のラジエターに各々ファンがあるのです。
 本来なら左右同時に回っていなければならないファンの左側が回っていない。車体前方に回り込みフロントタイヤハウスからドライバーでファンを突いてみましたが全く動く気配がない。一旦エンジンを止めファンを手で触ってみましたがガッチリと固定されている感じが伝わってきた。
 配線に異常がありファンが回らないなら分かりますが、そうではなく固定された様に動かないってのはどういう事??なんだか良く分かりませんが取りあえずバラしてみようと思い、猛烈な勢いでカウルを剥いで行った。

 左ラジエターを剥き出しにファンが動かない原因を探る。暫くしてファンとラジエターの間に大豆程の黒い物体を発見。物凄く狭い隙間に挟まっているので、細いマイナスドライバーで慎重に突いてみる。が、全く動く気配がない。本来ならラジエターを裏返してやった方が良いのは分かっていますが、サイドラジエター故の難点が。それはラジエターが左右で連結されている為、冷却水を抜いてホース類を外さなければ全く動かす事が出来ないのです。それはとてもとても大変な作業に発展してしまう。どうしたものかと悩みながらドライバーで黒い物体を突いていると、ある拍子にコロンと取れて下に落ちた。なんだか知らないけど取れた!と大喜び。そしてファンを触ってみると問題なく動くようになっていた。
 逸る気持ちを抑えエンジン始動、ファンが回るまで暫し待つ、その間の電圧は14.6v。数分後にデュアルファンが同時に回り、テスターが示した電圧は13.9vだった。

 片方のファンが回らない事により、その回らないファンを回そうと必要以上の電気が流れたのか? それとも本来2個のファンで冷却しているのを1個で頑張っていたからなのか?詳しくは分かりませんが取りあえず直ったようです。
 で、ファンを回らなくしていたものは右の写真の物体。なんだか良く分からないかもしれませんが、それはアスファルトの塊でした。どこかで拾ったのがラジエターの熱で溶け貼り付いてしまっていたのでしょう。

 それにしても、こんな小さなモノがクーリングファンを止めた事でバッテリー上がりを起こすとは。思いも寄らぬ原因でとても勉強になった気がします。


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by J隊員

2009.11.13(金)曇りのち雨
事情を知ると・・・

運転席のドアにしか鍵穴の無いクルマが増えてますね
というか、最近モデルチェンジしたクルマではほとんどがそうです。

この様なクルマで運転席側を壁などに寄せて停めてしまうと
バッテリーが上がりの際に一大事となってしまいます。
リモコンが反応しないので助手席のドアは開かず
運転席の鍵穴を回せてもドアを開くスペースが無いので車内へ入れず、
必然的にバッテリーへのアクセスが困難となります。

駐車スペースにはそれぞれ事情があるとは思うのですが
せめて前後を逆にしたりすれば乗降の際にも楽なはずなのに?
・・・常々そんな疑問があったんですが、とある現場でそんな疑問は吹き飛びました。

その原因はクルマを寄せる際のギリギリッぷりにあるのでした。
それはドアミラーさえも格納して数センチ単位で壁などに近付けます
当然、車体を擦らないように窓を下ろして目視しますよね
そして運転しながら目視するためには・・・

どうやら問題なのは住宅事情やクルマのサイズなんかのようでして
そういった事情を知ってしまう度にアドバイスが難しくなるのです。


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by Y隊員

2009.11.12(木)曇り時々雨
タフネスヴィヴィオ

お昼の予約でヴィヴィオの開錠依頼です。
ラジオを消し忘れたままインロックしてしまったとの事で
バッテリージャンプもあわせてのご依頼です。

お約束の10分前に指定住所へ到着しヴィヴィオを発見。
近づくとご依頼から4時間以上経っていますがまだラジオは鳴り続けています。

かれこれ10年程前に生産が終了してしまったこのヴィヴィオ。
友人が乗っていた事もありちょっと思い出深く、
懐かしいな〜と思いつつ車体を眺めているとお客様が現れました。

開錠は無事完了。そしてキーの動作確認。
更にジャンピングする為ボンネットに手をかけた瞬間、
キュルルル・・ブォン!

えっ?? なんでエンジンがかかるの?と目を点にさせていると
「かかっちゃったね〜」と運転席からお客様。

一旦エンジンを切って頂き点検すると問題もなく無事に再始動も出来ました。
ラジオだけでカーナビもステレオも装備していないのが功を奏したのでしょうか?

でもこのタフネスさ、たまたまかもしれませんが感動してしまいました。


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by K隊員

2009.11.11(水)雨
ゴージャッキ

品川駅付近でトヨタ カローラフィールダーのインロック救援依頼。

現場は超高層複合ビルの地下駐車場。
24時間スタッフ対応でコンピュータが該当車両を出庫バースに搬送するタイプ。

お客様はカギを無くしてしまいディーラーの方が来る事になっているらしい。
イモビ付き内溝キーの為、解錠は数分で終わってもディーラーさんの
作業は時間が掛かりそうだ。

駐車場が忙しい時間帯の為出庫バースでの長時間の作業は無理、
という事で車を出庫バースから押して出すことになった。

ところがオートマチック車の為押して出すのは無理のよう。
とここで駐車場スタッフの方がゴージャッキを貸してくれた。

ショールームなど狭い場所でタテ、ヨコ、回転など自在に動かせる優れもの。
しかしバースにはタイヤ止めの段差等がありなかなか厳しい。
3人掛かりでなんとか広いスペースまで移動出来た。

普段解錠やバッテリー上がりでは殆ど力は使わないので、
心地よい汗を掻いて気持ち良かった。


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by A隊員

2009.11.10(火)晴れ
助人隊員の助っ人

モト・グッツィのカルフォルニアのバッテリー上がりです。
この空冷90℃Vツインエンジンには、熱烈なファンが多いですね。

すごいのは40年以上も基本レイアウトが変わってないこと。
昨今の排気ガス規制も、外観は損なわない改良で乗り切っています。

輸入車といえばBMWやハーレーが有名ですね。
都内でもかなりの数を見ますが、モト・グッツィは別格です。
ずっとマイナーというか、あまり見かけることがありません。

ちなみにA隊員は初めての対応です。
不手際がないよう本部へ電話し、ジャンピングポイント等確認していると
「事務所にデータベース等あるんですか?」とお客さん。

そうなんです。助人には膨大なデータベースが存在します。
車と違って、ボンネットを開ければ・・という訳にはいかないですね。
ボルトを緩めケースを外して・・といった整備作業が入ります。

辛いのは情報の少ないマイナー車の場合・・・・って
今回も無事ジャンピング完了なんですけどね♪


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by H隊員

2009.11.9(月)晴れ
サイズ違い

 90年代・国産ハードトップ・クーぺのジャンプ依頼。お客さんは1週間ほど前に車輌を購入し、2回目に乗ろうかと思ったらバッテリーが上がっていたとの事。「インパネとかは点灯するんですが…?」と言われてましたので恐らく完全放電ではないでしょう。バッテリーの劣化か?または何らかのトラブルが発生しているのか?立体駐車場のゴンドラから車輌が現れるまで色々と思いを巡らせた。

 お客さんと話しながらボンネットを開けバッテリーを確認すると、激しい違和感を感じた。その元を探すと、バッテリーが動かないようにする押さえの部品が合って無く、またマイナス端子が変な事になっていた。それは車体側ターミナル・クランプが明らかにサイズの小さいバッテリー端子に挿さっていたのです。それ故出来た隙間には錆びた適当なボルトが無理やりねじ込んであった。と言う事はと、プラス端子の絶縁ゴムカバーをめくってみると、こちらも同じようにクランプと端子に隙間があり、そこにボルトがねじ込んであった。これは本来搭載される筈のバッテリーより小さなバッテリーが付いているという可能性が高い。
 お客さんにバッテリーがどうなっているか見て貰いながら状態を説明する。そして購入した所で相談した方が宜しいですよとお伝えするが「それは出来ないんですよね」と何とも答え難そうなご返答。
 会社を構えている車屋さんがこのような状態で販売する筈が無いので「個人売買ですか?それともネットオークションとかですか??」と聞いてみると「ええ…まぁそうなんですよwwwwわははははっ」と大きく笑われ、その後ガックリと肩を落とした。そして「酷いの掴まされちゃったかなぁ?」と地面に向かい独り言のようにポツリと呟いた。

 戻ってから調べてみると、今回の車種に搭載されているバッテリーは、MT車だと34BでAT車だと46Bが標準装備らしい。で、先程のお客さんの車輌についていたのは40B。あれ?端子の規格は同じBだ。と言う事は、過去にバッテリーのサイズアップか何かでD端子のターミナルに交換していたのだろうか? んん〜良く分かりません。

 それにしても何故D端子にB規格のバッテリーを無理やり付けていたのか? 知識の無い人が弄ったのだろうか?? それとも売ってしまえば後は知らんと、適当なバッテリーを付けたのだろうか??? そこに悪意はあったのだろうか????
 そんな風に考え、お客さんの事を思うとちょっと凹んでしまった。


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by J隊員

2009.11.8(日)晴れ
注目のワケ

早朝に首都高PAにてキー閉じ込みの救援要請
インロックのせいで寝不足だというお客さんのため、
急いで現着&開錠を済ませてお客さんを送り出します。

作業の緊張から開放されながらバイクの下へと、
すると隣に停めていたライダーの方に話しかけられました。
作業風景を見ていたらしくJ隊員の仕事内容に興味津々のようで
そのまま何となしにバイク談義へと突入です。

日が昇って混み合いを見せ始めるパーキング内、
クルマを停めて休憩施設へと歩く人々の視線チラチラと強く感じます。
それというのも先程から話し込んでいるライダーの方、
ヘルメットの天辺から爪先まで、果ては愛車のVFR800までが
もう法の許す限り「白バイ仕様」なんです。

一見すると白バイ隊員、でも少し違うような?
そんな違和感が注目の原因なんでしょうね。
と、思ったんですがどうやら間違いのようで・・

そもそもほぼ完璧に近い白バイレプリカの区別が
あまりバイクに興味ない人々に付くはずも無く、
そういったことを踏まえて一般的な視点から見ると
「白バイと、・・そして白バイに捕まった・・」

・・・・こっ、これは!?


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by Y隊員

2009.11.7(土)晴れ
奇跡のデュエット

世田谷区三宿よりトヨタ デュエットの開錠依頼です。

前の作業を終えて拠点に戻る途中での御依頼だったので
そのまま急行し予定より20分程早く到着です。

早い到着を喜ばれるお客様。
本人確認をさせて頂きつつお話をお伺いさせて頂きます。
「出掛ける用事があって急いでいたのよね〜」とお客様。
すると、車の方から”ガシャ”っと聞き覚えのある音が・・

???・・・ん!!
デュエットを見るとロックが解除されているではありませんか!
もしやお客様の願いに反応したのでしょうか?

一瞬、オカルト的なものを感じてしまいましたが
調べてみるとリモコンキーの電池切れでの誤作動と判明。

そうですよね。もし願いに反応しているとしたらもっと早く開いていますもんね。
逆に自分が到着してからなんてタイミングが悪いですもん。
でも、結果的に早く解決出来たのはお客様の徳がもたらしたのでしょうね。


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by K隊員

2009.11.6(金)晴れ
カギ違い

大型スーパー駐車場でニッサン マーチのカギでドアが開かないという依頼。
車は一世代前のモデルでリモコンキーではないタイプだった。

お客様に話を伺うと、買い物中にカギを無くしてしまい、
近くの知り合いに預けているスペアキーを持って来て、
開けようとしたがカギが回らない状態だという。

年数が経つと、カギを抜き差ししている内に摩耗してしまい
開かなくなるというケースもあるので、普段あまり使わない
助手席やトランクのカギ穴も試してみたが開かなかった。

ピッキングでドアを解錠し、イグニッションにもカギを差し込んでみたが
やはり回らなかった。もしかしたらと思いカギをじっくり見てみると
ピッキングした状態とカギ山が違っている。どうやら別の車のカギのようだ。

知り合いの方に電話して他にカギが無いか捜して貰うと、もう一本ニッサンの
カギがあるということで、再度カギを取りに行って試して貰う事になった。

スッキリ解決とはいかなかったので残念だった。


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by A隊員

2009.11.5(木)曇り
ゴミ処理場の誓い

江東区のゴミ処理センターでレパードを開錠しました。
「今日も何もなくて良い一日だった・・」とお客さん。

お客さんはこちらで警備員をされている様子。
「問題があるとしたら、どんな事が起きるんですか?」と聞いてみた。

「埋立地で火災が起きるんじゃ・・」とお客さん。
埋めたゴミのメタンガスから引火するらしく、頻繁に見回っているみたいです。
周辺の施設をキョロキョロしてると「見たいか?」とお客さん。
お客さんの「顔パス」で、周辺を案内してもらえました。

庁舎最上階・・不燃物処理センター・・粗大ゴミ破砕処理・・どれも圧巻です。
「すごい技術じゃろう・・廃棄になるものはほとんどない」とお客さん。
細かく砕かれ色んな形に変化して、ほとんどリサイクルに回るみたいです。

すれ違う人たちが、お客さんに会釈していきます。
「ここでは一番古いからの。もう歳じゃし今年から警備に回されての・・」
お客さんの表情が誇らしくもあり、寂しそうでもあり・・

これからもしっかり分別&再利用していこう・・
そう心に誓い現場を後にした。


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by H隊員

2009.11.4(水)晴れ
カナダからベーリング海へ

 夕刻、激しく混みあう某郊外の大型スーパー駐車場から、GMCユーコンの解錠依頼。

 現場周辺の該当スーパーが見える位置からお客さんに連絡を取るが、上手く話が噛み合わず駐車場の位置が分からない。お客さんもそのスーパーには始めて来たらしく上手く説明できない様子。
 暫く電話でやり取りをしながらウロウロしているとスーパーの警備員らしき人を発見。お客さんの説明を警備員の人にすると「あぁ、多分あそこだと思いますよ」と指を差されたのは全く関係のない工場の入り口。え!あの会社の中なんですか?と僕が驚くと、笑いながら「あそこじゃなくて、そこの会社の入り口の横に細い道があるでしょ?あそこの道を入ると駐車場がありますよ」との事。パッと見どう見ても会社の中に入って行く道に見える。ちょいと恐る恐るその道を進んでいくと突然視界が開け広大な駐車場が現れた。
 確かにここの説明は難しいと思いながら奥に行くと、ユーコンの巨体の横でお待ちのお客さんを発見した。

 とある工場と、細い道を挟んでその工場の本社ビル。そしてその奥には会社と全く関係のないスーパーの広大な直角三角形の駐車場。a辺は本社の壁、b辺は工場の壁、残りの斜辺cは川に面している、それはとても不思議な空間だった。ここは警備の方に誘導してもらわないと全く分からないだろうなぁ、そう思いながら錠を解きドアノブを引いた。

 不思議な空間で夕陽を受けるユーコン。ぼんやり眺めているとユーコンと言う名前も不思議な響きに聞こえてきて興味が湧く。早速戻ってネット検索してみると、カナダのユーコンと言う準州であると共に、そこからアメリカ・アラスカ州を通りベーリング海まで続く川の名前でもあると言うのが分かった。
 そう言えば以前に見たLong Way Roundにもこの地名が出てきていた様な?気がする。

 ―Yukon― GMC社の思い描くであろうイメージがスっと脳に刷り込まれ、そしてこの車種に超広大なイメージが新たに加わったのは、Long Way Roundを見ていたせいだろうか?


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by J隊員

2009.11.3(祝火)晴れ
ホットなハッチバック考察

アウディ A3のバッテリー上がり救援です
各メーカーが開発競争を繰り広げるコンパクトモデルですね。
このA3、アウディでは珍しい横置きのエンジンレイアウト、
おかげでバッテリーへのアクセスが容易だったりします。

ベースとなるエンジンなどはVW ゴルフと共通なのですが
低くめのルーフと曲線が緩やかなボディだったりするせいで
ゴルフよりも更にコンパクトな印象です。

ライバルとなる車種はやはりゴルフなのでしょう。
室内スペースを広く設定して居住性を高め
更に世界戦略車として価格面での競争力を持たせたゴルフに対し、
A3のボディは空力を意識した流線型に
そして室内装備も本革を使用して質感を高めた高級感の有るものに、

そんなところからブランドごとの方向性の違いが
明確に見てとれて面白いものです。

現在は世界的なエコカーブームです
一歩抜きん出た感のある日本のハイブリット車とは別に
こういったコンパクトクラスの競争も更に熾烈なものになっています。
カギとなるのはまず燃費、そして価格、質感、居住性といったところでしょうか?
ともあれ今後が楽しみなクラスです。


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by Y隊員

2009.11.2(月)曇り時々雨
大捜査のボルボ

西新宿の立体駐車場よりボルボC70の開錠依頼。
「鍵をカバンごと盗まれてしまいまして・・」とお客様。
車内にあるスペアキーを取り出す為にご依頼されたとの事です。

このC70、最新式のボルボの鍵が付いています。
以前少し時間がかかってしまったんですが、今回は何とか15分で突破です。
しかし開いた喜びも束の間、肝心の鍵が見あたりません・・

「確かあったはずなんですが・・」と大捜索するも全く見あたりません。
そうこうしているうち駐車場をご利用する他の方が来てしまい一旦捜索打ち切りです。

「合鍵作るの数日かかりますよね?明日どうしよう・・」と落ち込まれるお客様。
もう一度よく探してみましょう、とお声を掛けさせて頂くも・・
・・そして数分後に捜索を再開します。

再捜索でやっと出てきたのはなんとベンツのキー・・
こんなに探したし、もう無いのかも・・と諦め掛けた時、再度「あった!」の声。
今度はボルボの鍵でした!

「今夜はパーティーですよ♪」と別れ際に話すお客様。
実は自分もそんな気分でした♪ しかし粘ってみるもんですね。


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by K隊員

2009.11.1(日)晴れのち曇り
工場萌え

川崎区浮島町でトヨタ カルディナのインロック救援依頼。
現場は化学メーカーの敷地内、入口で受付をしてお客様と合流。

カギはピッキングするには注意が必要な旧タイプのカギだった。
新人の頃にてこずった事を思い出しながらも、無事数分で解錠した。

浮島町といえば、石油化学コンビナートが立ち並ぶ
京浜工業地帯でも重要な位置を占める埋立地。

巨大な備蓄タンクや縦横に走るパイプライン、
貨物列車も走っていて日常では目にしない景観が広がっている。

「京浜地区の工場は陸側よりも洋上から楽しめ!」ということで、
オープンテラスのクルーズ船で、昼間から夕方にかけて
表情を変える工場を堪能するツアーも企画されるぐらい、
工場好きにはたまらない場所だ。


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