東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by H隊員

2010.5.31(月)曇り
洗濯板で泥まみれ

 三郷市の河川敷グランドよりホンダ・ステップワゴンの解錠依頼。何度か行った事があった場所なので迷わず駐車場を見下ろす堤防に登った。
 幾つものグランドが犇めくように隣接しているグランドも、今日は一箇所しか使っていない様子。車も一箇所にまとまっているのでお客さんへ連絡する前に駐車場の入り口まで行く事にした。

 堤防を下り、お客さんへ連絡。現在いる場所を伝えると目の前の駐車場で間違いなさそう。一旦電話を切って、グランドとグランドの間の土の道を走り駐車場内へ。ところが該当車輌車が見当たらない。お客さんへ再度連絡するが今度はいくらコールしても電話に出て頂けなくなった。じっと待っているのもなんなので、少し離れた場所にもグランドがあったと記憶していたのでそちらへ向かってみた。

 細かな砂利の道はいつしか土の比率が多くなり、そして水溜りが増えてくる。道が悪いので足元ばかり見て走っていたら、避けようが無い程の小さな水溜りだらけの中にいた。その道はまさに洗濯板の表現がぴったり。もう避ける事を諦めて只管水溜りへの突入を繰り返した。

 その後、少し離れた違うグランドでお客さんと無事に合流。電話に出て頂けなかったのは野球の試合中だったみたいです。

 解錠後、堤防の外側に出てアスファルトのありがたみを感じつつバイクを見てみると、案の定凄まじい泥まみれ。こう言うのを見るとまたオフロードバイクが欲しくなるんですなぁ。でももう増車できません(キッパリ) なので今度HMSのオフロードスクールに行って来ようかと画策中です。 あぁ…泥んこになって遊びたいっす。


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by J隊員

2010.5.30(日)曇リ
奥多摩ブルブル

なんだか春先に逆戻りしたかのような寒さです
そんな中、奥多摩のキャンプ場へと開錠に行ってきました。

最寄の圏央道のインターを降りると漂うヒンヤリとした冷気、
都心から1時間程なんですが気温がガラッと変わりますね
しっかり着込んで来なかった事を後悔しても遅いんですが、、

どんどん山深くなって行く景色、暖かかったら最高なんでしょうが
とても寒くて風景を楽しむ余裕なんてありません
ゾクゾクしながら進んでいると目的地を示す大きな橋が見えてきました。

震えながらたどり着いた河原の駐車場、
そしてお客さんもやっぱり震えていました・・・

家族連れのお父さんであるお客さん、
子供と川遊びするため半ズボン一丁になったところで
クルマのキーを閉じ込んでしまったそうで・・・
待っている間バスタオルを被って耐えていたそうなんです。

「これでようやく暖がとれます」
開錠後にバーベキューセットをクルマから降ろしながらそうお客さん、
寒さを我慢した分、思い切り温まって欲しいものです。


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by Y隊員

2010.5.29(土)曇りのち雨
南麻布のあせり

南麻布よりトヨタハリアーのスペア交換のご依頼。
ご依頼主は日本語が話せない外国の方です。

この付近は外国の方のご依頼が多いです。
自分は日本語以外は全く話せないのですが、
ご家族やマンションの管理人さんによる通訳でなんとか作業をしてきました。

そして今回も日本語が話せる方がいらっしゃるとの事だったのですが、
出て来て頂けたのは日本語が話せないご依頼主のお客様のみ・・
お客様は車の鍵を自分へ渡し、後は宜しくという感じで戻られてしまいました。

作業完了後、再度ご連絡すると来て頂けたのは先程のお客様。
身振り手振りで完了した事を伝えると、お客様が外国語で何かを質問してきます。

しかし質問の意味が・・どう返事をしたらいいかホトホト困り果てていると、
タイミングよく通訳して頂ける方が来てくれました!
このままの状態でしばらく使い続けていいのか?と質問されていたようです。

正直に申しますと根負けして生返事をしてしまうところでした。
あやうく嘘をついてしまうところでした。危なかったです・・
何事も分からないからといってあせってはいけませんね。


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by K隊員

2010.5.28(金)晴れのち曇り
SL 55 AMG

品川区でベンツ・SL55AMGのバッテリー上がり救援依頼。
AMGはメルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデル。

1967年創業のAMG社は当初一介のチューニングショップだったが、
レースなどで活躍しモータースポーツ部門とのパートナーシップを経て
メルセデス・ベンツの傘下に入りチューニング部門を担当している。

SL55AMGは5.5リッターの∨8スーパーチャージャー付きエンジンで500馬力。
新車時価格が1600万円以上でF1のセーフティーカーにも採用された。

バッテリー上がりといってもベンツなどハイテクデバイス満載の車は、
状況によっては単にバッテリーにブースターを繋いでジャンピングすると、
不具合が起こる可能性があるので注意が必要だ。

今回も問題なく始動しアドバイスをして作業完了。
専用のホイールやエアロパーツの付いた車体はかなりカッコよかった。


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by A隊員

2010.5.27(木)晴れ
やる気がみなぎる色

人生2度目のぎっくり腰です。
ペンを取ろうと手を伸ばした瞬間、ピシッ!と来ました。

腰から頭上へ電撃が走って、そのままバタンキューです。
しばし目の前にはキラキラした星が見えましたね。

そんな涙目状態を救ってくれたのは門前仲町関節整体さんです。
15分ぐらい骨盤矯正マッサージ?をしてもらったんですが・・
不思議なことに痛みの6割は取れましたね。
おかげでそのまま仕事復帰出来ました。

そんなときにアルファスパイダーの開錠依頼です。
セーフティヨロヨロモードでの対応ですが無事開錠です。

ドアを開けてびっくりなんですが・・
インパネまで真っ赤なんですね。
あまりのカッコよさにテンション上がりまくりです。

いつの間にか腰の痛みを忘れていたんですが・・
やっぱり赤は元気出ますね。


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by H隊員

2010.5.26(水)曇り
お婆ちゃんの思い

 クラウンのトランク解錠で訪れたのは茨城県にある山の麓。真っ暗な納屋の中でライトの灯りを頼りにトランクの鍵穴を覗く。足元の踏み固められた土は、陽に当たらない事による独特の匂いがして、子供の頃の懐かしい記憶がボンヤリと浮かんでは消えた。

 「真っ暗でゴメンなさいね」とご依頼のお婆ちゃんが申し訳なさそうに言われる。その姿は納屋の外から差し込む月の明りで薄っらとシルエットが見える程度。慣れているからなのか、お婆ちゃんは懐中電灯さえ持ってきていない。「大丈夫です。それより足元に気を付けて下さい」と僕が言っても「なぁ〜に言ってるの、自分の家よぉ。全然大丈夫っ」と笑っていた。

 程無く解錠し鍵を取り出すと「ここは暗いので家に来て下さいな」と隣にある母屋へ招かれた。お婆ちゃんは足元どころか直ぐ前も見えない中を、母屋の灯りに向かいスタスタと歩いて行った。そして僕はと言うと、さっきまで明るいライトで鍵穴を覗いていたので瞳孔が収縮しきって辺りがよく見えない。お婆ちゃんに遅れる事暫し、ヘッドランプの灯りを頼りに半分摺り足で母屋へと向かった。

 お婆ちゃんの家は歴史を感じさせる古民家。部屋の間仕切りの殆どはガラスの引き戸、それ故大きな家が更に広く見えた。冷蔵庫から缶コーヒーを持ってきて「これ、飲んで下さい」と僕に手渡すと、お婆ちゃんは家族構成の話しをされた。
 要約すると、敷地は500坪で母屋の奥に別宅があり、そこには息子夫婦と孫が住んでいる。母屋には最近まで姑がいたが亡くなってしまい、今はお爺さんと二人暮らし。息子夫婦と孫は毎日母屋に来るけど、寝食は別なのでお爺さんと二人で食べ、そして寝ている。お爺さんは何かと忙しく出かける事が多いので、一人で過ごす時間が長いとの事。
 「お兄さん、寂しいでしょこの家?」と突然お婆さんが言われた。ハっ!として部屋の中を見回していると「そうじゃなくてぇw 同じ敷地で暮らしているのに住む家が別でご飯も別な事よぉw」と笑いながら僕の肩を小突いた。

 人が寂しいと感じるのには理由がある。その元となるものは人それぞれで、その理由を当人が語らずに第三者が把握するのは難しい。近くにいる身内でさえも気付くとは限らない。否、身内だからこそ心配をかけまいと、その片鱗を仕舞い込むのかもしれません。

 「お兄さん、寂しいでしょこの家?」

 お婆ちゃんの言葉が胸に刺さって抜けません。


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by J隊員

2010.5.25(火)晴れ
アルファロメオ・アルフェッタ

古いアルファロメオの開錠要請です
アルフェッタという車種だそうで
日本でも人気のジュリアシリーズの後になるモデルだそうです。

2ドアで砲弾型のボディは’70年代の流行なのでしょう
そういえば当時のニッサン・チェリーやB210サニー、
あとは2代目のマークUなど国産車もこぞって砲弾型のボディでした
なんだか懐かしさがこみ上げてきます。

相当なアルファ好きと思われるお客さん
開錠後にお話を伺ったんですがとにかく雨に弱いんだそうです
そういえばボディにも所々錆が浮いてきていました。

「ちょこちょこ手を入れてはいるんですが、中々追いつかなくて」
そう話すお客さんはなんだかちょっと嬉しそうです
きっとレストアも含めてアルファを楽しんでいるんでしょうね。

お客さんの仕事場からよく見える場所に停められたアルフェッタ
これなら仕事の方もヤル気が出てきそうなものです
なんだか理想的なカーライフを見たような気がしました。


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by Y隊員

2010.5.24(月)雨
不思議な穴

鍵でドアが開かないので何とかして欲しいとの救援依頼です。
現場の地下駐車場に止まっていたのは営業用のセダン。
ドアに企業名が載っており更に使い込まれた感が漂っております。

状況を確認させて頂くと、確かに運転席の鍵穴はキーで回りません。
ならば助手席側の方で試そうとしたんですが・・・

見るとキーシリンダーがそっくり無くなってしまっています。
一瞬どういう事か分からず、ちょっと凝視してしまいました。

「ちょっと前はあったんですけど気付いたらこうなってまして・・」と担当の方。
以前から運転席側の開きが悪くその度に助手席で開けていたそうなんですが
こうなってしまってからは非常に不便だったそうです。

その後、キーではダメだった運転席の鍵穴をなんとかピッキングで無事開錠。
開かなかった原因はキーシリンダーの経年劣化でした。

しかし助手席のキーシリンダー自体の欠落。はじめて見ました。
どんな要因があってあんな綺麗に欠落してしまったんでしょうか?
もしくは担当の方に話をせず会社側が意図的に取り外していたとか?
う〜ん。色々と考えさせられる作業でした。


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by K隊員

2010.5.23(日)雨
The All−new

羽田空港でBMW・740iのインロック救援依頼。

7シリーズはフルサイズラグジュアリーセダンでBMWのフラッグシップモデル。
現場に到着すると車両本体価格が1千万円以上する最新モデルだった。

基本的に軽自動車から超高級車まで作業する時の
注意度は変わらないが、高級車はやはり緊張感が高い。

サクッと解錠といきたいところだが、
更に難しくなった最新モデル&初対応という事で
数分で解錠とはいかなかった。

時間を気にしながらもなんとか10分程で無事解錠。
長時間お客様をお待たせする事無く作業を終えホッとした。


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by A隊員

2010.5.22(土)晴れ
ポジティブシンキング

本来、人間はネガティブだと思いますね。
どんな人でもドロドロした部分は持っているわけで・・

よく「発想の転換」とか言いますが、そんなの絶対無理です。
オマジナイであるまいし、消し去ることなんて出来ないと思っています。

ただ、忘れることなら出来そうです。
仕事に没頭するとか・・遊びに夢中になってみるとか・・
本読んだり・・汗をかくほど運動したり・・
とにかく何かしていることですね。

分かりやすいのは葬式です。
父親亡くしたときバタバタしていたら一番辛い時間を突破してました。
落ち込んでいるヒマを与えないという感じでしょうか。

動いてしまえば簡単なんですが、面倒なところがやっかいですね。
まずは視線を向けることから始まるような気がします。

何か夢中になれるものを見つけられたら・・
もうそれだけで、ポジティブシンキング確定ですね。


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by H隊員

2010.5.21(金)晴れ
強大な羊

 小刻みだけどゆっくりと車体を震わせているのは、6,000cc近いV8エンジンをアイドリングされているダッジ・ラム1500。バイクをその後ろに着けてマジマジと眺めると、その巨体に圧倒され思わず溜息と共に「デッカイな〜…」と呟いてしまった。

 お客さんはとても小柄で華奢な女性。ラムを所有するまでは色々あったらしいのですが、どうしても欲しいとの思いが強く購入を決意。そして今は大満足、と満面の笑みで教えてくれました。
 欲しいものを欲しい時に買うのが一番ですが、値が張るものはそう簡単に買えるものではありません。生活環境と使用状況にマッチしていれば金額の問題は随分と軽減されますが、そうでない場合は相当の決意+信念がないと購入が難しくなってしまうのが現実。お客さんはその全てをクリアし既に4年以上維持しているし、当分買い替えなんて考えは微塵もないとの事。正直凄いと思うと同時に、その気概に尊敬の念さえ抱いてしまいます。

 作業前に一頻り話しを聞かせて頂き、一段落したところで依頼の解錠作業に入った。ここで初めて車体の横に立ったのですが、運転席のドアから後ろが遠いんですよ。車体後方を見ながら「改めて見てみるとやはり長いですね」とお客さんに言うと「トラックですからぁ」と笑われた。確かにピックアップトラックでした。

 クライスラーの一部門、DODGE。今年ダッジの中でも主力部門のラムを、ラムブランドとして独立させ、象徴的な羊のエンブレムはラムブランドのものとし、ダッジブランドは新たなエンブレムを作ったとのこと。

 ダッジのエンブレムは羊、羊=ラムだからRAMという名前が付いたのかと勝手に思っていたのですが、子供の羊はLAMBなんですよね。RAMの語源は一体なんでしょう?ちょっと調べてみたのですがRandom Access Memoryってメモリのことばかりでダッジの事は分かりませんでした。どなたかご存知の方、語源の秘密を教えてプリーズ。


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by J隊員

2010.5.20(木)雨のち曇り
楽しめるお店

とある大型量販店の駐車場へと出動です
貴金属から食糧品までなんでも揃い、
そしてそのどれもが低価格ということで大人気のお店です。

ただ一つ、会員制というのが敷居が高いですね
自宅から近いのであれば良いのでしょうが
そうでない場合、年会費分の元が取れるかどうか・・・

救援を待っていたのは二人連れのご婦人の方、
友人同士で買い物に来ていたそうで、アウデイ・TTクーペのインロックです。

開錠を済ませたアウディの車内はすでに買い物袋で満杯です。
お客さんによると、それほど近所に住まわれている訳では無くて
せっかくだからとついつい買いすぎてしまうのだとか。

それにしても楽しそうなお二人でした
きっとこの買物自体が特別なものだったんでしょう
売っている品物も他では見ない物が多いですし、
なにより近所のスーパーとは違ってイベント感がありますもんね。

会費の元が・・・とか言っているあたりでアプローチの仕方が違っていたようです。


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by Y隊員

2010.5.19(水)曇りのち雨
はじめてのヒュンダイ

ヒュンダイ クーペの開錠依頼です。

個人的に今まで一度も対応した事がないヒュンダイ車。
なのでちょっとした不安にかられながらの出動です。

もしかしたらちょっと変わったキーが付いているんじゃないかと・・
大丈夫だとは思うのですが・・

不安になりながらも急いでいたので予定より10分早く到着。
はじめて見る実車。思ってたよりスポーティでカッコいいです。
やはり写真じゃすべて伝わらないですね。
そして肝心の鍵への不安も取り越し苦労に終わり無事完了です。

先日見た新聞の記事なんですが
アメリカでのアンケートにて「次も同じメーカーに乗りたい」という項目が
日本のメーカーを抜いてヒュンダイが1位になったと書いてありました。

日本ではまだそこまで販売台数が伸びてないようですが油断禁物ですね。
これからはしっかり勉強したいと思います。


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by K隊員

2010.5.18(火)晴れ
あと少しのスペースが

羽田空港でVW・ゴルフトゥーランのインロック救援依頼。

作業前にカギの置き場所を確認するとカギが無いという。
旅行先にカギを置いて来てしまい、カギが到着するのが数時間後
という事でとりあえず車内に荷物を入れたいという事だった。

止めている場所が壁際だったのでスペースがあまり無い状況。
ピッキング自体は問題なく解錠出来たがドアが少ししか開けられなかった。

なんとか車内に入ったがやはりカギが無いと他のドアは開けられない。
運転席のドアからは大きな荷物が入れられなかったので手動でリアハッチを
開けられないか確認してみたが、手動で開けられる構造にはなっていないようだ。

とりあえず小さな荷物だけ入れて大きな荷物は
カギが到着するまで待ってもらうしかなかった。


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by A隊員

2010.5.17(月)晴れ
1000戸1000色

高層マンションの地下でベンツE500のバッテリー上がりです。
「本人手が離せないので・・」と代理の方が来られたんですが・・

会員証を確認したい旨を伝えると「全て終わってから18階へ」という流れに。
必ず確認できるということでジャンピング作業を終えた。

お約束通り18階へ。
厳重なセキュリティとともに静かな廊下が印象的です。
インターホーンを鳴らすと、ドアが開いた瞬間に何か飛び出してきました。
子供のかたまりです。3人ほどからまってます・・

「これこれ。やめなさい!」とお客さん。
注意された子供たちはフィギア片手に「ドキャーン!」とか「バヒューン!」とか
何やら戦ってます。他にもたくさん子供が走り回ってました。

託児所?と思うのもつかの間、とても話せる状況にありません。
カード確認とサインを頂いて早々に退却しました。

路上から見上げると、無機質な窓枠の連続なんですが・・
1000戸1000色と思うと、何だか圧倒されてしまいます。


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by H隊員

2010.5.16(日)晴れ
Ow−30

 茨城県古河市より2004年キャデラック・CTS解錠のご予約。時間は22:00だったのですが、お客さんの仕事の都合で急遽23:00に変更。現場まで後30位のところで連絡を受けたので近辺待機となった。丁度、雨が降ってきたので近くにあった大型施設の軒を借りて指定の時間を待った。

 程無く雨が小降りになったので時間を見ながら移動を始めると、僅か5〜600m移動すると路面が完全にドライだった。素晴らしくピンポイントで降っている場所にいたようです。ついつい対向車に雨を見たかい?と呟いてしまった。

 現場は大きなホームセンターの駐車場。少々苦労しながらも問題なくCTSの解錠を終わらせお客さんを見送った。

 灯りの落ちた駐車場でバイクのキーをオンにし、何気にオドメーターに目をやると、オイル交換からそろそろ4,000kmになることに気付いた。
 前回のオイル交換では0w−30の低粘度オイルを始めて入れてみました。でもオイルを買う前はですね、僕も古い人間なのでバイクに0w−30では高温・高回転時に油膜切れを起こすんじゃぁないかと一抹の不安がありました。でも助人の仕事は暖機もままならず出動するので低フリクションオイルはエンジンにとって恩恵をもたらす筈、と二つの思いに葛藤するものの、油膜切れの妄想が強くなかなか手を出せずに月日は流れて。
 そんな「使ってみたいが何か怖い」と思っている最中、ホンダさんのサイトを見てみると、ウルトラG4=0w−30のオイルがスーパースポーツ用で最高級に分類されていたのを発見。希薄燃調でエンジン温度が以前より上昇しやすい傾向にある昨今のバイク。その上、高回転型エンジンに入れて問題ないなら、僕のバイクは無問題。と言うことでアッサリと購入を決意、そして入れてみた次第です。
 感想はですね、”エンジンが軽い”が最初で、暫くするとメカニカル・ノイズが耳につくようになりました。これは今まで入れていた10w−40より単純に粘度が下がったからなのは容易に想像がつきます。それから更に暫くすると、エンジンが高温時に今までの100%化学合成10w−40よりシルキー(プラシーボ含む)なエンジンフィールだと感じるようになったのです。うむぅ、流石にスーパースポーツに推奨する位だなぁと素直に感心。そしてゴールデンウイークは遠くへ行くことが多かったのですが、連続高速走行でも雑味は感じられず、勿論今回の古河市もシルキー(プラシーボ含む)に走りきりました。

 ところで気になる燃費の変化ですが、排気量800ccガソリンタンク20gのうち16g消費時に、以前は走行距離225km位、今は235km位。こうしてみると5%程の燃費改善になっているようですが、満タン計測法だと誤差が多いので継続してデータ取りして平均を出してみます。果たして5%以上の燃費改善はありえるのでしょうか?


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by J隊員

2010.5.15(土)晴れ
再びインロック?

開錠要請で伺った先はとある自動車整備工場、
大事なお得意さんのクルマという事でピッキング開錠をご用命頂きました。

工場裏の駐車場でサクッと開錠を済ませると
「さすがだね〜キズひとつ無いや!」
と、立ち会ってもらった社長さん、ご満足頂けて何よりです。

さて、道具を片付けて顔を上げたところに幻の様な光景が飛び込んできました
車内からキーを取り出した社長さん、一通り確認などを済ませると
運転席のシート上にキー(のような?)をポンと、
そしてドアのロックボタンを下げると外からドアハンドルを引いたままバンッ・・って!?

(・・このまま帰って良いものだろうか?)
案内された事務所で書類にサインを貰っている途中
どうしても気になって質問してみますと
「あらー、やっぱり見てた?」と社長さん、笑いながら説明してくれました。

それによると点検を終えて納車となったお得意さんのクルマ
引き取りに来れるのが工場が閉まった後の時間しか都合がつかず
スペアキー持参で行くのでインロックしておいて欲しいとの要望だったそう。

そして指示通りキーを車内に入れた後に気が付いたのが
ヘッドライトの消し忘れだったそうで・・・

「せっかく開けてもらったのにすぐ閉めちゃうのもさ・・」
そう話す社長さんの笑顔が印象的でした。


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by Y隊員

2010.5.14(金)晴れ
住所のありがたさ

都内ながら住所の無い所へ開錠の作業に行ってきました。

御依頼の時は大田区の城南島付近との事だったんですが
連絡すると「そこじゃなくて青海の方なんだよね」とお客様。

青海に到着すると「実はそこじゃなくて・・う〜んと、住所がないからな・・」
でピーンと来ました。城南島と青海の間にある埋め立て地、中央防波堤。
確かにそこには住所がありません。
内側埋め立て地、緑のフェンス、作業員詰め所をキーワードに再出発です。

緑のフェンスを越え作業員詰め所を発見。連絡すると
「あれ〜どこ〜?見あたらないけど?」どうやら違う場所のようです。

埋め立て地内を更に捜し回るんですが、迷子になった子供の気分です。
途中、風力発電の風車や建造中の巨大な橋などを目撃するのですが
異国感をを更に高めるだけであまりワクワクしません・・

数分後、お客様に見つけて頂きなんとか到着です。
ちょっと涙がこぼれそうになってしまいました・・

普段感じないんですが住所って実はありがたいモノなんですね。


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by K隊員

2010.5.13(木)晴れ時々曇り
緑がいっぱい

川崎市の多摩川河川敷でトヨタ・ビスタのインロック救援依頼。

多摩川河川敷は公園、野球場、サッカー場、運動場、
ゴルフ場、競馬練習場などがあり、サイクリングや
バーベキューも出来たりしてかなり楽しめる場所。

今回はゴルフ練習場が現場だった。
お客様は練習中にふとポケットにキーが無いことに気付いたらしい。

移動した場所を捜して見たが見つからず。
タクシーで自宅にスペアキーを取りに行こうと思ったら自宅のカギは車内だった。

もしかしたらトランクに? という事でトランクを開けたらカギ発見。
自宅に戻る覚悟をしていたお客様は大喜び。

晴天と緑とお客様の笑顔で気分良く現場を後にした。


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by A隊員

2010.5.12(水)雨のち晴れ
モチベーションの上げ方

そもそも「好き」でないと、モチベーションは上がりませんね。
でも、好きなことを仕事にしている人って多くないと思います。

苦手なことが好きになれるはずないんですが・・
限られた中で好きなモノを探していくことは出来そうです。

例えばこの仕事ではバイクですね。
ほとんどのシェアを埋めてしまうので、本当に好きなバイクでないと。
中途半端に妥協していくと、モチベーションなんて上がりません。
巡り巡って全てが雑になってくるんですよね。

ちょっとしたモノでも、こだわったほうがイイですね。
靴やグローブやインナー等、上げていったらキリないんですが・・
脳内モルヒネを分泌させないと良い発想も生まれないです。

高校生が、制服の着こなしや髪型に神経質になるのも同じですね。
つまらない環境でもモチベーション上げるのに必死なんです。

まずは形からでも・・・
自分のカラーを出していく事がカギですね。


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by H隊員

2010.5.11(火)雨
ナンシーさん

 ゴールデンウイーク某日昼前、軽井沢よりメルセデス・SLKのトランク解錠依頼。激混みが予想された関越は、車が多いながらも詰まることもなく流れいた。
 高速で遠くを目指す場合、降りるインターや分岐意外をいちいち確認しない方が精神的に楽な場合がある。まだ鶴ヶ島か、まだ花園か、と思ってしまうと気が急いて必要以上に消耗してしまう。今回は上信越の分岐まで余計な事は考えず、走ることのみに集中した。

 事前に渋滞情報を加味した最速ルートを隊長に調べて貰うと、碓氷軽井沢で降りるより佐久で降りた方が早いとの事。ちょっと遠回りだなと思いながらも現場に向かっていましたが、帰るときに選択したルートが正しかったと理解。何故ならば帰りに通ったR18の反対車線は延々と激しい渋滞だったのです。

 そんなこんなで現場に到着、暫くぶりの下向きトランクを助人クラシックスタイルで解錠。ゆっくりと上がるトランクと同時に立ち上がると、後ろからお客さんの「あ…開いた…」との声が聞こえてきた。
 インロックから随分と時間が立っていたのでお客さんは疲れてしまっていた筈。現着まで時間がかかった事を丁重にお詫びし、走り去るSLKを見えなくなるまで見送った。

 帰り道、昼食を食べていなかったのでコンビニに寄って握り飯を買い、浅間山を見ながらモリモリ食べていると背後からの視線を感じた。振り向くと60代位の男性がこちらを見ていた。じーっとこちらを見ていたので微かなお辞儀をすると、スタスタとこちらに歩み寄り「このバイクって何CC?」と聞いてきた。
 バイクの排気量を聞いてくる人の事をライダーの一部は親しみを込めて「ナンシーさん」と呼ぶらしい。また「このバイクいくら?」と聞く人の事は「イクラちゃん」とも。あと「何キロでんの?」ってのもよくあるパターンです。
 基本的に「何CC?」から「いくら?」になって「何キロでんの?」になって「凄いね〜」で終わる事が多い。今回のおぢちゃんも正にその通りの流れでした。ちょっと違ったのはバイクのメーターを覗き込み「280km/hでここまでどのくらいの時間で来たの?」ってのでした。
 ちょwちょwおぢちゃん!そんな速度で走る訳がないでしょ!と言うと「え!出ないの280km/h?」と言うので、このバイクは諸元表を元に計算すると240〜250km/h位で頭打ちになるらしですよ出した事ないですけどと伝えた。すると「俺のでも280km/hは出るぞ!この前出したぞ!兄ちゃんの意外と遅いなぁ」とおぢちゃんが言った。
 どんな凄い車に乗っているのだろう?とおぢちゃんが指差す先の車を見ると、そこにあったのはカローラアクシオ。国産乗用車を最高速280km/hが出るまでカスタムするってのは凄いなぁ、それよりカスタムしてソコまで出るのか?と半信半疑でいると、「あれ?兄ちゃんのメーター280まであるな??」とおぢちゃんが言ってる。え?さっきからおぢちゃんは280って言ってましたよ?と言うと「180と間違えてたよw」と会心の一撃を僕に見舞った。

 愛しきかなナンシーさん。人によっては疎ましがるライダーもいるでしょうが僕は嫌いではありません。時々こう言う面白いことがあるので。


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by J隊員

2010.5.10(月)晴れ
肝の部分

週末に小平市の野球場へ行ってきました
スズキのビッグスクーター、スカイウェイブのメットインの開錠要請です

球場では草野球チームの試合が開催中、
そして参加のためにやって来たというお客さん
ユニフォームに着替えた際にキーも一緒に閉じ込んでしまったそうな
バックネット裏の駐車場で早速開錠にとりかかります。

バイクの開錠はスペース的なツラさがありますね
クルマに比べて奥まった場所が多いというか・・
そんな理由から、「もう少し」というところで工具の先が空を切っていると
「ガシャッ!」とネットにボールの当たる音、ファウルボールのようです
なんとなく意識をグラウンドの方へ向けると応援の声がベンチから上がっています。

「チカラ抜いて〜」作業を続けながら(そうそう)と頷いてしまいます

「よく見て行けよ〜」(そうそう、よ〜く見て・・・??)

「ワキしめて〜」・・・・ポコっとシートが開錠です、、

まさかバッティングのアドバイスがそのまま開錠作業に活かせるなんて・・・
何事も大事なトコロは一緒という事なんですかね?


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by Y隊員

2010.5.9(日)晴れ
便利さの裏側

スズキ エブリーのイグニッションに鍵が奥まで刺さらないとのご依頼。
お客様は宅配送業者さん。

配送最中にいきなりキーが奥まで刺さらなくなってしまったとの事で、
まだ配送もあるので何とかして欲しいとお願いされます。

まず、手渡されたキーでびっくりします。鍵山がかなりすり減っています。
予備で持っていたスペアキーと比較するとその差がすごく、
その鍵でシリンダーが回っていた事に変に関心してしまいます。

そしてイグニッションのシリンダー内をのぞくと
シリンダー内の部品が欠落しそれが鍵穴をふさいでいました。
その後なんとかキーを差せるようなりエンジンも無事始動。
とりあえずの現場復旧は果たすことができました。

しかしあのキーのすり減り具合は宅配送業者さんならではなのでしょうね。
きっとキーの抜き差しを何十万回もした結果によるものでしょう。
そのすり減ったキーによりシリンダーが少しづつ壊れていった・・
というのが今回のトラブルの原因なのでしょうか?

そう考えるとスマートキーへの変換は利便性高める為だけではない
正当な進化なんだなと思ってしまいました。


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by K隊員

2010.5.8(土)晴れのち曇り
解錠作業で筋肉痛?

品川区で日野・プロフィアのインロック救援依頼。
現場は八潮3丁目の大手運送会社。

八潮3丁目は南北が2km以上あり、運送会社や倉庫が多い。
しかも同じ会社が2,3ヶ所に分かれている場合もあるので、
住所の枝番まで確認していないと5分以上到着時間が
遅れる可能性があるので注意が必要だ。

通常ピッキングでカギ穴を覗く時はしゃがんだ姿勢が多いが、
車高やカギ穴の位置によってはヒザ立ちや中腰の姿勢になる。

中腰の場合は時間の経過と共に足がプルプルしてくるので、
ハマると翌日は筋肉痛という事もありえる。

今回は大型トラックだったので立った姿勢での作業だったが、
普段から足腰を鍛えておくのも大切だ。


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by A隊員

2010.5.7(金)曇りのち雨
ブラウン管テレビ再利用方法

ノアの開錠したんですが、ドアを開けてビックリ仰天です。
運転席と助手席の間にブラウン管テレビが置いてありました。

これはたまたま置いてるのではなく、ちゃんと固定されています。
相当数車内を見てきたんですが、まんまテレビは初めてですね。

アンテナは?と探したんですが「録画再生専用です」とお客さん。
もう「ピーーン」と来ましたね。なるほど子供用テレビですか。
これはうまくカーナビの弱点を克服してますね。

●カーナビのモニターより画面が大きいので迫力がある。
まるで自宅にいるかのような空間で、どんなに渋滞していても飽きさせない。

●カーナビと連動しない。
運転するお父さんは地図を見たいのに、子供はアニメとなりやすいです。
カーナビの小さい画面を分割すると見づらいですから。これは助かります。

ましてやテレビの後の出っ張りがバケット効果をカモシ出しそうです。
見た人を唖然とさせてしまうことを除けばイイこと尽くめですね♪

投資ほぼゼロでみんながハッピーになるという・・
画期的なブラウン管テレビ再利用方法かも♪


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by H隊員

2010.5.6(木)晴れ
アキュラ

 夕方、群馬県の県境に程近い埼玉県某所まで、ホンダ・レジェンドの解錠依頼で関越に乗る。そして降りるインターの本庄児玉を目指した。

 高速を降りた後、ナビに従い畑と工場が混在する不思議な道を走る。日中であれば、榛名山、妙義山、八ヶ岳などが遠くに見える筈ですが、陽はとっぷりと暮れてしまっていたのでその姿を見ることはできません。ですが薄く空との境目らしき物が見えていたので恐らくそれが山並みかと。
 そんな風に考えながら、オバちゃんが乗る原付二種の後を暫く走った。

 現着し車輌を確認、お客さんの携帯に電話をかけながらフロントに回ると、グリルのエンブレムがホンダさんの【H】ではなく、アキュラの【A】になっていた。レジェンドと言ってもアキュラの方のレジェンドだったのか。と言うことは正式名称はレジェンドではなく、アキュラ・RLになるのかな?と考えながらお客さんを待った。

 ―アキュラ― その存在に気付いたのは、エンブレムをアキュラのモノに付け替えているステップワゴンを見たのが最初です。当初、アキュラと言うブランドを知らなかったので、「ホンダさんのエンブレムの上部分をギュ〜っと絞ったのかな? 変わった事するなぁ。 もしかしてイタズラされたのかな?」と思ってました。
 それから程無く、アキュラの解錠依頼(車種失念、TL=インスパイアだったような気がします)が入り、現場で車輌のエンブレムを見てビックリ、それと同時に初めてアキュラ・ブランドの事を知ったのでした。

 ホンダさんのHを絞ったように見えるA、でも上の部分が閉じてないんですよね。何となくペンチに似てるなぁと思ってましたが、調べてみるとノギスを象ったものをAに見えるよう手を加えたとの事。工具って部分だけを考えると当たって無きにしも非ず、ってところでしょうか。


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by J隊員

2010.5.5(祝水)晴れ
夢の島公園

夢の島公園でシルバーウイングのバッテリー救援です

埋立地で有名な夢の島はゴミの最終処分場だった場所、
そこを事業計画終了後に公園として整備されたところですね。

緑に囲まれた駐車場でお客さんと合流します
風景を撮りにやって来たというお客さん、ですが人が多すぎだそうで
「場所を変えますよ」
エンジンを始動すると、そう笑って出発されて行きました。

駐車場のすぐ隣にはバーベキュースペース、
運河を望みながら楽しめるという事で確かにすごい人の数です
乱雑に混み合っているわけでは無いんですが
これではどこにカメラを向けても人が写り込んでしまいますね。

園内の案内板を眺めているとちょっとした驚きがありました
それは「第五福竜丸展示館」なるものがあるんです
第五福竜丸はアメリカの水爆実験で被爆した日本の漁船ですね
放射能の影響もあるうえ半世紀以上も昔の出来事、
とっくに処分されているものと思ってました
それがこんなところで残っていたなんて・・・

ほかにも熱帯植物園なるものがあったりと
夢の島公園・・・なんだかとてもディープな場所です。


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by Y隊員

2010.5.4(祝火)晴れ
夜の海ほたる

夜の海ほたるPAにBMW118iの開錠に行ってきました。

自身、久々のアクアライン。
料金が4000円の頃が最後ですから、かれこれ10年程前になるのでしょうか?
なので変にドギマギしながら出動です。

大田拠点から出動し40分かからずに到着。
もう日付が変わろうかという頃なのに結構人がいます。さすがGWです。

お客様と合流し作業をしている何度か鐘の音が聞こえてきます。
何の音だろう?と思いつつも無事に開錠。
お客様をお見送り後、音の正体を調べるためデッキに上がります。

音の正体は幸せの鐘なるモニュメント。
鳴らすと願い事がかなうようです。なるほど・・

遠くに見える夜景や月明かりに揺れるみなも。そしてこの幸せの鐘。
夜の海ほたるっていいデートスポットだったんですね。
よく見ると周りはアベックばかり。先程のお客様もそうでしたし・・

邪魔しちゃいけないなと、そそくさと後にする久々の海ほたるなのでした。


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by K隊員

2010.5.3(祝月)晴れ
車だったら渋滞地獄

千葉県館山市でVW・トゥアレグのインロック救援依頼。

都内から現地まで約100Kmの距離。
G・W期間中ということもあり余裕を持って2時間の到着予定時間を頂いた。

晴天で長距離という事でツーリング気分といきたいところだが、
サンデードライバーの方が多く平日とは違った点に注意が必要で気が抜けない。
順調に進み到着予定時間前には作業終了して帰路についた。

帰りは行楽帰りの車で大渋滞。
アクアラインから館山道まで30Km以上はつながっている。
当然海ほたるの駐車場も満車でかなりのにぎわいだった。

渋滞中の車を横目にさほど疲れも無く営業所に無事到着。
渋滞しててもやっぱりバイクは楽しい !


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by A隊員

2010.5.2(日)晴れ
高速上は紙一重

首都高のパーキングエリア出撃が続いています。
どこも渋滞してるんですが、予定通りの時間で到着しています。

基本的に本線上の救援はお断りしています。
作業中の後方支援が乏しく危険度が高すぎるんです。

しかしパーキングエリアとなると話しは変わりますね。
どんなに渋滞していても、影響が少ないので得意分野となります。
首都高のPAは都心だけでも18箇所あります。
どこから入ったら一番近いかというのも脳内マップに入ってますね。

中には微妙なところがあるんですが・・
入口や出口付近というのは悩みどころですね。

本線上では無理なんですが、側道なら大丈夫かなとか・・
安全な作業スペースは確保できるんだろうかとか・・
色々不安になったりします。

本線上はお断りで、PAやSA内は得意という・・
高速道路は紙一重だったりします。


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by H隊員

2010.5.1(土)晴れ
ほぼ500g

 夕方、茨城県某所よりジャガーS−TYPEの解錠依頼。車は多いが流れの良い常磐道を黙々と北上し千代田石岡まで。

 陽もとっぷりと暮れた一般道を、これまた坦々と走り続ける。こう言う街灯の少ない場所では歩行者に細心の注意を払わないと危険。時に対向車のヘッドライトにその姿がかき消され全く見えなくなることがある。反射素材を付けるのが難しいスーツの方などは直前まで認識出来ない事も。特に対向車や後続車が高出力バルブやHID等で、その上光軸が狂っている場合は本当にやヴぁい。ハイビームを直視するのと変わらないのです。
 現場に向かう道すがら後ろにいたヴェルファイアの左ヘッドライトが正にその状態でした。完全に光軸が狂って上を向いていて僕のミラーを猛烈に照らしてくる。先を急いでいたけど何キロもその状態が続いていたので、いい加減こちらが堪りません。一旦道幅の広いところでハザードを点灯し停車。通り過ぎるヴェルファイアを見ると左バンパーがガムテープで止めてあった。接触事故か何かで光軸が狂ったのでしょうが、こちらは目が痛くてかないませんよと独り言ちた。

 現場は海まで10分程の住宅街。一軒の敷地が広く畑も多い。街灯は無くエンジンを止めると自分の足元さえも見えなくなった。荷箱を開けてライトを取り出していると近くから「ホー    ホー    」とフクロウの鳴き声が聞こえてくる。何も見えない中でポツンと佇む僕は、なんと小さな存在なんだろう。そう思わずにはいられない程の闇がそこにはあった。

 ジャガーのアブロイキーを解錠し現場を後に。
 その後ひたすらきた道を引き返し、高速に乗って直ぐの千代田パーキングに入りやっと一息。トイレを済ませて併設されているコンビニに入った。
 取り敢えずコーヒーでも飲もうかと店内をうろつくと、目に飛び込んできたのはただならぬ大きさのプリン。これをプリンと言っていいのだろうか?容量は485gととんでもなくデカすぎる。取り敢えず喰ってやるぜ!と意気込んで買っはいいものの、いざ食べるぞとなったら完食出来る気が全くしなくて、しげしげと持ち帰ってしまった小さな存在の僕でした。


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