東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by A隊員

2005.6.30(水)雨時々くもり
バイクは早い?

「バイクだから早いんだね」と、よくお客さんから言われる。
一般的に小回りが出来たり、渋滞していてもすり抜けらるから、だと思う。

バイクを乗らない人から見ると、街中で見るバイクはどのように映るのか。
けっこう危なっかしく見えるのではないだろうか。
A隊員も車に乗るので、バイクの強引な追い抜きにはヒヤリとさせられるが
同時にバイクに乗っている心理も理解できる。

多くのバイク乗りは、リズムで運転する癖があるように思う。
そんなに急いでいなくても、いつしか早いモードになってしまい、なかなかスロットルを戻せないのだ。
一生泳ぎ続けるマグロのように、一定の熱さを維持しながら。

その昔、隊員みんなマグロ運転を経験してきて、後悔もしてきた。
現在助人サービスの隊員は、一般のバイク乗りに比べると格段に遅い。
でもそれは速度の問題。
トータルの早さは、長年培った地理のおかげで大いに自信があるのだ。

「バイクだから早いんだね」
なんとなく、危なっかしい運転を想像しがちで、
嬉しいような、誤解されているような。



by H隊員

2005.6.29(水)雨のち曇り
連続フォルツァ

朝から降り続いた雨が上がった夕方に、現行フォルツァのジャンプ依頼が入る。

この車種はスマートカードキーなるシステムが付いていて、ついうっかりでバッテリーを上げやすい。
その上、メカニカルキーをオーナーさんが持っていないとバッテリーに辿り着けない。
今のところお客さんがメカニカルキーを持っていないという事態に直面していないのは、
バイク屋さんが納車時にしっかりと伝えているからでしょう。

現場に到着すると、そこはY○Pの前。
お客さんに「バイク屋さんで見てもらったのですか?」と聞くと、
「セキュリティー云々で出来ない」と言われたとの事。
理由はどうあれ、門前払いを受けた臭い。
もしかしてメカニカルキーを持っていないのかも?と嫌な予感がしましたが、
恐る恐るお客さんに聞くと「持ってます」とあっさり言われる。
バッテリーにさえ到達できれば、エンジン始動はものの数秒。
お客さんには、バッテリーのケアを伝えてその場を後にする。

その数分後の帰り道、違うフォルツァのジャンプ依頼が入る。
今度のお客さんは、過去に3回ほどバッテリーを上げているので、
現場に付いた時点で直ぐにジャンプ出来る状態にしておいてくれました。
「こんな事に慣れたくはないね〜」とはお客さん。
pictureでも、そのお蔭で現場到着から、ジャンプ始動→書類作成→完了報告 凡そ3分。

お客さんの第一報から完了まで21分。
速い。

過去最短の仕事時間かもしれません。
そんな自慢はさて置き、現行型フォルツァ・オーナーさんは
もしもの為に必ずメカニカルキーを持ってバイクに乗って下さい。
じゃないと、バッテリー上がりで搬送になってしまいます。
くれぐれもご注意を。



by F隊長

2005.6.28(火)晴れ
けんかをやめて

今日も暑い
最近「暑い」ネタばかりなのは気になるが
暑いものは暑い。せめて湿度が下がってくれれば・・

事務所で、だれている所に和光市でのインロック
エンジンかけっぱなしでお急ぎとの事だが
到着まで30分を僅かに超える
現場は小学校、御客様はお母さんと小学生2人のお子さん
炎天下の中、車の脇でお待ちになっていたようだ。
室内での待機を促すも断られる。どうやら子供が作業を見たくてしょうがないらしい。
早速ドア脇に屈むもエンジンは回っている。 すさまじい熱気
鍵もホンダ車特有の微妙な動き。
もう5分ほど経過している。  とすぐ傍で覗き込んでいた兄弟が
「見える見えない邪魔だ」で喧嘩を始める。
とたんに湿度が10%ほど上がった気がする。

恐らく鍵を閉じ込め到着するまで、電話を含め45分は外で待っていたはず。
いい加減イラつくのは子供でも一緒。
10分ほどで開錠し、車を引き渡す。
クーラーの効きまくった車内で子供等の生き返った顔
とりあえずはよかった。

自分はといえば一人ナイアガラ状態
10分でこの状態は、多少は私の運動不足を補う替わりになるのでしょうか?
誰か教えてください。



by F隊長

2005.6.27(月)晴れ
近況報告

日記のアップが怠られたのは忙しさのせい・・と
自分への言い訳も女々しく、ここに反省する。
最近、各方面よりのお便りが立て続き、喜ばしく思っております。
暑さにも負けずに頑張って行きたいと各隊員の日記にも
記されているようです。
「今から暑い暑いと言って夏本番が来たらどうするんだ!」 と
昔、祖母から言われたような事は言いません。皆様、御自愛下さい。

先日、バイクのバッテリー上がりに出動したA隊員の報告で
押しがけでエンジンが掛かった。との話し
案の定、世話好きのA隊員 御客様に押しがけのレクチャーをしてきたと・・
この暑さの中御苦労である。 隊長も教えるが、この時期は避けたいものです。
自分のバッテリーが上がるやもしれません。
そのうち簡単ではありますが、バイクのトラブル対処のページを
HPに追加しようかという話になっています。  そのうちに・・

私事で申し訳無いが、一つ嬉しい事。
picture先日の休みに「ピンポン」とチャイムの音
インターホンは宅急便のお兄さん
受け取った荷物に心当たり無く、あけてみると・・なんと「ハンディビデオ」
奥さんに聞いてみると応募した懸賞が当たったらしい
ソニーの「DCR−HC90」という機種
どひゃ〜  ものすげ〜嬉しい  でかしたぞ!奥さん
価格.com最安値でも7万は下らない商品

日ごろの行いを振り返り「神様は見ていてくれた」と祝杯を交わし
だれかれ構わず自慢したくて日記に書いてみました。
送ってみれば結構当たるモンですね。



by A隊員

2005.6.26(日)晴れ
上手な水分補給を

最新型ベンツと闘っているのはD隊員。
開始早々ドアを開錠したが、肝心のカギは見つからなかった。

お客さんはトランクの中と言うけれど、車内からはセキュリティが働いてトランクオープナーが使えない。
トランクをピッキングするには別料金がかかるが、お客さんは快くご了承。
それと同時にA隊員もヘルプで出動した。

このシリーズはトランクの鍵穴が下向きになっている為、ピッキングするにはちょっとしたコツがある。
疲労困ぱいのD隊員とバトンタッチして作業開始。
灼熱の太陽とにらめっこしながらのピッキングは、時間との勝負になる。
サッカーは1試合で3リットルの汗をかくというが、真夏のピッキングも似たようなもんだ。
あまり時間をかけていると、体力低下から集中力がメロメロになってしまうのだ。

およそ15分後にトランクは開いたものの、カラータイマー鳴りまくりである。
早速水分補給するが、いくら飲んでも胃に届くような感覚はなかった。

事務所に帰ってからも、水分取りまくりのA隊員。
ようやく落ち着く頃には、新たな異常をお腹に感じる。
さぁ夏本番前ですが、くれぐれも水分補給には気をつけよう^^;



by A隊員

2005.6.25(土)晴れ
今度インロックしたら・・

豊洲のスポーツショップにて、セドリックがインロックしたとの知らせ。
受注からは30分の時間出しだが、どんなにゆっくり行っても15分はかからない。

携帯電話もインロックしたために、直接ゴルフ練習場まで伺う。
お客さんと合流すると・・「あれ〜?早すぎるよ・・」
保険会社へ連絡したとき30分と言われ、さらに練習ボールを追加したとの事。
早く到着したのはA隊員の責任だ。
満喫していただく為にも、最後の1球までゆっくり打っていただいた。

開錠作業は5分もかからず終了。
するとお客さんは気になる事を質問される。
当初、保険会社へ連絡したときに2時間かかると言われたようだ。
そんなに待てないとの事で、自分でスペアキーを取りにいこうとしたら、急遽30分に変わった様子。
「それは何故でしょうか?」とお客さん。

おそらく・・・
最近取引が始まったアシスタントさんなので、まだ助人サービスの認知度が低いのではと考えたが、
お客さんへ説明する必要はない。とっさに・・・
  A隊員・・「たまたま近くに業者がいなかったんでしょうね・・」
  お客さん・・「それじゃ、なんですぐ来たの?」
返答に四苦八苦していると
  お客さん・・「今度インロックしたときには、助人を指名させていただくよ」

人は長い人生のうちに、いったい何回インロックするのであろうか・・・
たぶん今度はないと思いながら、笑顔で見送った。



by H隊員

2005.6.23(木)晴れ
大汗をかいた、折れた鍵抜き

梅雨だというのに晴れ渡った昼下がり、
サニーの鍵がイグニッションで折れてしまったと、ネットで検索したお客さんからご依頼がありました。

現場の自宅でお待ちのお客さんは、物腰の柔らかな男性。
作業がしやすいようにと、イグニッション回りの部品を取り外して置いてくれました。
早速折れた鍵の残りを拝見させていただいたところキレイに折れていて、
無理な力がかかっていない金属疲労による破損でした。
「取れますか?」と不安そうなお客さん。
聞く所によると、明日は甲府まで行かなければならにとの事。
この日はかなり気温が高く、駐車場には日差しを遮る物が無かったので、
お客さんには自宅でお待ち願って早速作業に入る。
ドアを開けているとは言え、ムッとする車内での作業は思いの他汗をかき、
額からは大粒の汗が滴りそれが首を伝って胸を伝って・・・
元来の汗っかきは10分程度の作業でこんな調子です。
picture作業が終わってお客さんを呼ぶ前に汗を拭って・・と思い立ち上がって振り返るとそこにお客さん。
「取れましたか!良かった。これスペアです」と言って合鍵を手渡されました。

それを受け取ったときに顔を伝った汗が顎から地面にポタリ・・多分、
水から上がったような顔をしていたと思います。
スペアキーで鍵穴を確認し、それを返そうとしたらお客さんがいない。
その隙に汗を拭い涼しい顔に戻り(戻ったつもり)、
イグニッション回りの外されていた部品をつけていると、
「はい、どうぞ」と500mmサイズのアクエリアスをお客さんがくれました。

涼しい顔(のつもり)でそれをいただきましたが、髪の毛からまたポタリ・・・
せいぜい頑張りましたが汗まみれはバレバレです。
そんな僕を見て気遣ってくれたお客さんの気持ちはありがたいかぎりです。

これから汗っかきにはきつい季節ですが、大量に水分を取ってジャブジャブ汗かいて、
日に何度もシャツを替えて乗り切ります。



by A隊員

2005.6.22(水)雨時々くもり
ベンツよりカルディナ

日差しが心地よく、路面も乾きはじめた。
午前中まとまった雨が降ったせいか、永代橋からの景色が遠くまで見える。
こんな日はそうない。
マイナスイオンたっぷりの新橋で、思う存分作業を楽しむことにした。
H16年式ベンツS500と、相手にとって不足なしである。

以前は、自身もベンツの開錠といったら、多少ビビリが入っていた。
内溝キーの中では最も難易度が高いと言われるせいか、周りのプレッシャーに押されたものだ。
そんな事をぼんやり考えているうちに開錠。
現着17分、作業6分と充分お客さんに喜んで頂ける結果となった。

ちなみにベンツより、女子大生に囲まれたカルディナのほうが
よっぽど難易度が高いと感じるA隊員であった。



by F隊長

2005.6.21(火)くもり
御依頼はありがたいが

本日は、電話番
問い合わせ、連絡を含め対応に追われる中、一本の電話
御客様からの直接受注
ネットで検索いただいたようだ。
高速道路のパーキングエリアでパンクという御依頼。

助人は、基本的に高速道路上での作業はしていないが
パーキングエリアなどの安全が確保される場所なら出かける方針。
「で 場所はどちらになりますか?」 尋ねると
「東名高速の鮎沢です」・・・
「鮎沢っていたら御殿場の手前ですか?」 思わず聞き返す。 遠い・・
都内からは80キロちょっとある。

実際伺わないことも無いのだが、距離的に割り増しも発生するし高速代も負担して頂くことになる。
何よりも到着まで1時間以上かかってしまうことを丁寧に説明し、
地元の業者か、JAFさんを呼ぶ事を勧める。
遅いし高くつくのでは申し訳ない。
納得していただき電話をおいたのだが・・お役に立てなかったことが悔やまれる。

助人の実績は川崎・多摩・柏・船橋くらいまでです。今のところ。



by F隊長

2005.6.20(月)晴れ
パチスロの目押し的な感じ

仕事においてリズムに乗る事が出来たときは楽しいし達成感がある。

環八高井戸駅の真ん前でガス欠の御依頼。
ハイオクを10Lほど携え20分ほどで到着、ピカピカのRX−8にガソリンをドボドボ注いでいる時
プルプルと携帯の音。 受注より次の仕事の知らせ。

ガス欠の御客様を見送り、折り返し電話するとインロック
しかも東高井戸で現在地より100mも進まない場所。
まあ 仕事が続くといっても昨日のA隊員のように場所的には
結構飛ばされる場合がほとんど、 時間的にもタイトなのが常だが今日はラッキー

すぐさま80mほどバイクを走らせ小路に入る。
聞いてた通りのボンゴトラック、若い衆が2人で引越しの積み込みをしていた。
「いや〜 うっかり閉めちゃって」と御客様
「すぐ開けますよ」と作業に入る。
短時間で複数の仕事は気分も良いし高揚する。
ましてや鍵的には簡単な部類

「さァ!」と気合を入れるも、そこはいつもの落とし穴
こちらの作業を気にも留めず、相変わらず荷物の積み込みをしている若い衆。
「ドッスン」「バッタン」と荷物を積み込むたび
荷台に彼等が乗り込むたび、しこたま車体が揺れる
覗き込む視線も定まらず、中断 ・・・ ちょっと様子見。
(ここでシャカリキにならないのが一つ大人になれた予感)

次の荷物を取りに2人とも居なくなった瞬間、作業再開。
「とうりゃ!」 ガチャ  「開きました」
かろうじて良い気分を維持したまま帰途に着きましたとさ。



by A隊員

2005.6.19(日)くもり
紙一重

台場のヴィーナスフォートでインロックの知らせ。
全員出払っているので、虎ノ門で作業中のA隊員が引き受けた。

掛け持ちになる分の遅れは了承済みであったが、バイクのジャンピング作業は車のようにいかないのが常だ。
ボルトを緩めてシートを外して・・・と軽整備が伴うので、知識がないと余分な時間をとられがち。
何とか無事作業を終わらせて、台場へ急行した。

予定の時間内で到着できたのは幸い。
さらにお客さんは女子大生5人組で調子にのるA隊員。
ちょっとカッコいいところを見せなくては、世の大人がナメられてしまう。
ゆっくりとグローブを取りながら、さりげなく
「今までお待たせした分は、作業時間で挽回しますから」

黄色い声に励まされ、瞬殺・・・
と行かないのは神のイタズラか、一瞬とはほど遠い20分後に開錠した。
書類作成中に紙を落とし、拾おうとして工具箱も落とし散乱させる始末。
動転しまくりのA隊員に、工具を拾ってくれた一人の女子大生が
「ありがとうございました」

電車男なら間違いなく恋に落ちるところだが、それどころではない。
カッコいい悪いは紙一重であること
いつもうまく行かないことを、身に染みて実感することとなった。



by H隊員

2005.6.18(土)曇り
三ツ矢サイダー

午前中 スバル サンバーがインロックしたとの知らせ。
この車種は働く車の場合が多い。
今日のお客さんも仕事で使っていました。

内装業者さんで作業中にインロックした模様。
最初に対応してくれた方は親方さんでした。
その後、車の持ち主の方と合流して作業開始。
車体と鍵がキレイなので「新車ですか?」とお聞きしたら
「まだ1.000km位しか走っていない、最近親方に買ってもらった」との事。

「太っ腹な親方さんですね」と言うと
「いやいや少しずつ親方に返済します、立て替えて貰っただけ」とお客さん。

さすがにプレゼントではなかったようです。
そんな会話をしているうちに開錠。
書類を作成していると、親方さんが来て「ご苦労様」と三ツ矢サイダーを僕にくれました。

今日を含め過去に三ツ矢サイダーを頂いたことが3度ありますが、全て建設関係の親方さんでした。
糖分補給の為でしょうか、親方さんは三ツ矢サイダー好きが多い・・
ような気がします。
picture子供の頃、夏になると三ツ矢 サイダーリボンシ トロンを飲んでいた記憶があります。
当時住んでいた北海道の田舎には、
週一でトラックに野菜とかお菓子を積んでやってくる移動スーパーと言うのがありました。
それが来ると母親にねだって買ってもらったものです(大人のケース買い)。

1日に1本。日曜日だけ2本。
3人兄弟でしたので1週間で1ケース飲みつくし、次に移動スーパーが来た時にまた母親にねだる。
H隊員にとって、三ツ矢サイダーはそんな記憶を呼び戻す飲み物です。

そして歳を追うごとに炭酸飲料は飲まなくなり、最近はコーヒーと紅茶ばかりです。

唯一買って呑む炭酸が、白い泡の出る苦味の利いた憎い奴。
暑くなればなるほど旨いんですよね〜!
今夜の晩酌は取りあえずビールからにします!



by A隊員

2005.6.17(金)曇り
あれから10年

メジャーリーガーの野茂選手が通算200勝を達成した。
メディアでは松井選手やイチロー選手が先行しやすいが、ダントツにすごいのは野茂をおいて他にない。

忘れもしない、95年のロサンゼルス
野茂選手がトルネード旋風を巻き起こしていた頃、A隊員も現地でその風を感じたものであった。
日本で充分な地位や名誉もあったのに、全てを捨てて渡米したこと。
今でこそメジャー進出は珍しくないけれど、当時は信じられない事であった。
いくらなんでもメジャーで通用するのかといった考えが普通であった。

ノーヒットノーランや200勝といった結果もすごいけれど、
もっと鳥肌立った言葉がある。
当時の野茂を見て、ドジャースのオマリー会長が放った言葉だ。
  「黙ってベンチからグラウンドを見つめる、あの真剣なまなざしが好きなんだ。
      彼こそ野球選手の模範であって、我々が尊敬する本当の意味での日本人なんだよ」

あれから10年、誰もやったことのない偉業を成し遂げ、
ひたむきに挑戦し続ける姿勢は、もはや世界の知るところ。
その活躍は選手以外にも幅を広げ、社会人野球まで立ち上げる。

A隊員が「本当にかっこいい」と思える人です。



by A隊員

2005.6.16(木)雨
無地の黄色い箱に見つめられ

赤坂で、01年ハイエースがインロックしたとの知らせ。
携帯電話まで閉じ込んでしまったので、公衆電話からのご依頼だ。

およそ15分後に近辺に到着した。
さて周辺を探しても見つからず、車の前で時間をつぶすもジッとしてられず。
思い切って反対側のコンビニを探すことにした。

立ち読みしている人に「○○様でしょうか?」
さすがに声をかけるときに勇気はいるが、これが結構当たるようで今回もビンゴだ。
雨カッパを着ていると制服が分かりづらいので、こちらから積極的になるのがベターで、
決まって雨宿りしやすい場所を消去法で探すようにしている。

雨も強くなる一方で、遠慮したのにも関わらず、隣でお客さんが見守ってくれる。
なぜか黄色い箱のバイク便の人が、何か言いたそうに見ているのが印象に残った。
気が付けばギャラリーもたくさんいるが、およそ3分で開錠した。

お客さんから缶コーヒーをごちそうになったり、目の前の中華料理屋さんから
名刺をせがまれたりで大人気のA隊員。
気になるバイク便の人は、すでにいなかったのが残念だが
雨の日であっても充分に報われる仕事となった。



by F隊長

2005.6.15(水)雨
久々に理不尽

そぼふる雨の中、でかけてきました練馬区北町
以前、営業に伺った大きなスーパーからの受注
名刺を渡した駐車場警備の方からの電話。
お客さんの原付が、メットインに鍵を閉じこんでしまったらしい。

行きにくい地理と雨のせいか27分ほどで到着。
早速、警備のおじさんに話しかけると
「ああ 待ってたよ こっちこっち」
買い物を済ませた奥様が、レジ袋満載の原付脇に佇んでいる。

早速着手しようと準備を始めると先ほどのおじさんが
「時間かかったね、どっから来たの?」と話し出す。
受注時にお伝えした時間には間に合っているのだが
今後のリピートもあるだろうと、一応釈明する。

「練馬と杉並にあるんですが、練馬が出払っていて杉並から来ています。
雨で少し時間がかかってしまい・・・ 

「ア〜 そんな話しは後でいくらでも聞いてあげるから!お客さんが待っているから急いで!」

Σ(゚Д゚;エーッ!!  ハナシカケテキタノ アナタジャン・・・

軽いめまいを感じる。

「わかりかした 早速。」 言われずとも原付のメットイン位 1分かからず開錠
速攻で解決した事に奥様は満足そう。
ホッとしたのか、いきなり能弁になる。
「こういう鍵って針金じゃ開かないものなの?」
ふと 手元を見ると変な形に折り曲がった針金を握り締めている。

・・ルパン3世デスカ?・・

「針金ではちょっと厳しいですね〜」 やんわりとお答えする。

やめて〜 開錠前に針金はやめて〜
たまにいらっしゃるが針金でイジリ倒した後で鍵屋を呼ぶ
そして「壊れた」という御客様・・
テレビの見すぎです。針金1本では開きません。

警備のおじさんに終了を告げるも、釈明の続きは聞いてもらえませんでした。 やっぱり



by H隊員

2005.6.14(火)晴れ
10万km

BMW525iのジャンピング依頼があり現地に急行。
車輌は少し前の型でした。
バッテリーを確認すると若干のサルフェーションがあるものの電圧は11.6V。

お客さん曰く、一ヶ月くらいエンジンを始動していなかったとの事。
ブースターを接続後、セルを回すと異音の無い綺麗なエンジン音で始動。

書類を書きながらお客さんと話しをすると、10万km以上走行しているとの事でした。
その間、エンジンと足回りは全くノントラブル。
年式は少し前ですが、あまり走行距離が伸びていない車輌とエンジン音だけで勝手に判断していた僕は驚きです。

過去に聞いた高年式のBMWより遥かに静かな優しい音。

最近は乗る機会が減ってしまったと言われていたましたが、今日まで大切に乗られてきたのでしょう。
エンジン音からお客さんの車に対する愛情が伺えます。

大切にされている車に出会うと、少し嬉しくなるのは僕だけでしょうか?

助人隊員もオートバイを平気で10万km以上走らせます。
90%は仕事で走りますのでそれ程の年月を要しませんが、
そこまでバイクを走らせてるのはなんだかんだ言っても愛情のなせる技なのかもしれません。
(H隊員は貧乏性と言う説あり)



by F隊長

2005.6.13(月)晴れ
耳に残る恐いリズム

渋谷区富ヶ谷よりの救援要請はトヨタのイプサム
バッテリーが上がったらしいとのこと
急ぎ駆けつけると、「こっちこっち」と誘導する声
振り向くと白いイプサムが鎮座している駐車場。

「昨日も上げちゃったんだよね」

ん〜 嫌な予感がする。
昨日も今日も、という場合何がしかの問題が想定される。

とりあえずは電圧を計るも12Vの後半を示す値。
これだけの電圧があり、掛からんのはおかしい
そのままイグニッションを回すと、・・かからない・・
それ以前に「カンカンカンカンカンカン」と聞きなれない音がセルモーターから聞こえる。
とりあえずセルは回るも気になる嫌な音。
昨日もこの音が聞こえてたらしい。電

「この車ダメなんだよね〜 燃費もリッター7キロぐらいだし・・」と
愛車の悪口を一通り聞かされている間もアイドリングで充電する。
一旦止めて電圧を計ると13Vまで上がった。すかさず再始動してみる・・・・
「かかんねえ」 思わず口に出てしまった。  そんな・・
整備士ではないので責任は持てないが、恐らくセルモーターの不良
なんか無理っぽい音が気にかかる。
バッテリーも確かに古いので、このまま換えてもらうことにしたが
それでダメならディーラー行きと伝える。
断言できる程の知識が無い自分を呪う。

でも、あのセルの音はありえん 
奈良の布団たたき婆さんと同じリズムだったし。ちょっと恐い。



by H隊員

2005.6.12(日)晴れ
メットイン

前期型ホンダ フォルツァのメットイン開錠の依頼が入る。

現場で待っていたお客さんは二十歳前後の若者。
「バイクで来たんスか? やっぱ都内はバイク早いっスよねー」と、
バイクに乗る者同志の親近感を感じたようです。
車輌に案内されると「宜しくお願いしまっス!」と元気良く言われ、ついつい気合も入ります。
この車輌は僕の得意とするタイプ。
物理的に若干のやり難さはあるものの数分で開錠。
開いた瞬間「ウスッ! ありがとうございまスっ!」とお客さん。
ついつい吊られて「ウスッ!」と僕も言いそうになってしまいます。
終始屈託無く元気に喋るお客さんと向かい合っていると、何だか気持ちが和らぎます。
picture立ち去り際にも大きな声で「ありがとうございまス!」と手を振るお客さん。

「安全運転で…」と言った僕の言葉には、遠くからバイクの音と共に「ウースっ!」と。

そして僕も「ウースっ」と独りごちてみました。



by A隊員

2005.6.11(土)雨
総動員

梅雨の晴れまに良く似たうれしい出来事が続く。
同業のIさん、毎日この日記読んで頂いて大変うれしく思います。
メールを拝見したときに、何やら熱いものを感じてしまいました。
A隊員からは大先輩?になりそうですが、今後ともよろしくです!

また青山方面のアシスタントのオペレータさんからも、この日記に触れていただき
恥ずかしいやら、俄然やる気が出てきたりで、大変感激しております。
これからも、読みやすく楽しく現場の作業を伝えていきますのでよろしくお願いします^^

ともあれ、やる気がみなぎってくると同時に仕事も猛烈な勢いで入ってくる。
本日受注担当のA隊員、各隊員が出払ってしまい全拠点がカラの状態に入った。
そんな時に銀座でBMWインロックが入る。

D隊員が丸の内で作業しているので充てにしようと思っていたけど予定の時間に終わってこない。
ちょっと早いけれど、夜勤担当のM隊員を呼び出してA隊員が銀座に急行した。
受注担当といえば電話番な訳だから出動することは、まずない。
文字どおり全員攻撃モードで耐える。
M隊員が受注交代するまでの15分間、ひょっとしたらつながらない状態があったも・・・

激闘の末、全ての作業は何のトラブルもなく、各隊員は件数自慢をしている。
受注担当のA隊員でさえ、5件もの出動だから多忙な1日となった。
本日の平均現着時間19分、平均開錠時間6分と、てんてこ舞い状況でこの結果を
出せたことに大満足のA隊員であった。



by H隊員

2005.6.10(金)雨
手紙

練馬区でインロックしたお客さんからお礼の手紙をいただきました。

お礼の手紙を頂いたのは初めてで少々驚いてしまいましたが正直嬉しい限りです。

前日に娘さんが生まれて、その日は病院に義母を迎えに行く途中でインロックをしてしまい、
慌てていた為にお礼もそこそこ立ち去った事を申し訳なく思っていると綴られていました。

ロードサービスを生業にしている私たちはお客様から感謝される事が少なくありません。
ですが、その事に慣れてはいけないと改めて感じます。

お礼として頂いた手紙でしたが、僕自身の姿勢を正すものとして大切に保管したと思います。



by A隊員

2005.6.9(木)晴れ>
助人はW杯を応援します。

昨夜はとても熱い一日となった。
サッカー日本VS北朝鮮見さたに、江東拠点ではジャンケンする始末。
仕事が入ったら一番最初に出動するのはK隊員と決まった。

まずはキックオフ10分後に1本の電話。
K隊員は元サッカー部、中盤でのパスが通らず野次まじりの応援をし続けているが、
電話がなるとすぐ立ち上がってヘルメットをかぶる。
レッカー要請のため丁重にお断り。

前半終了近くにまた電話。
K隊員は大黒投入を叫んでいるが、一向に実らず。
すぐ立ち上がってヘルメットをかぶる。
カギ作成依頼のため丁重にお断り。

後半に入ってから、しばらくして電話。
K隊員は「お〜ぐろ!!」と連呼しながら、大きな期待と落胆の繰り返しを続ける。
そのまま浦安へ出動していった。
が、途中でキャンセルに。

結局大黒の得点シーンを見ることなく終わってしまったK隊員。
彼にとってもひどく熱い一日となった。



by A隊員

2005.6.8(水)晴れ
イタズラされたカギ穴

I隊員から救援要請が入る。
丸の内にてホンダフュージョンのカギ穴に異物が入っているとの知らせ。
以前は接着剤だったかな?と憂鬱な思いで現着。
確かにキーを入れても途中までしか入らない。カギ穴には何やら小石のようなものが見える。

まずは接着剤ではなかったので、ひと安心。
カギ穴の説明は出来ないけれど、とにかく簡単に取り出せないほどの大きさだ。
I隊員が視界を確保し、A隊員が取り出す。
色々試してみて砕いて一つずつ取り出すの方法が、時間はかかるが確実だ。

カギ穴を凝視しながら慎重に取り出す。
目に染みるのは滝のような汗のせい。
I隊員も押さえている腕がケイレンしているようだ。
そんな作業を1時間続けて見事解決。

普段いがみ合うI隊員とのコンビネーションが光った。
終わってみれば接着剤より辛かった。



by A隊員

2005.6.7(火)晴れ
上を向いて歩こう

Iしばらく受注担当なので、出動するのは久しぶり。
銀座でインロックしたのはスターレットのお客さん。

15分で現着するもお客さんが見当たらない。
電話をしてもつながらず、バイクを降りて走り回った。
ようやく電話がつながって合流するが、何となくお客さんの様子がおかしい。
お客さん・・「歯の治療中だったので」
なんと、治療中に病院を抜け出して来られたとのこと。

作業は5分で終了。
「月曜から不運なことばかりで・・」と落ち込むお客さん。
突然歯は痛くなるし、物を紛失したりインロックしたりと確かに不運続きの様子。
「今は耐えるときかもしれません」と返すA隊員。
不運を貯金に例えて、明日はきっと良くなるような話しをしていると、ハッとして我に返る。
「お忙しいところ失礼しました^^;」

A隊員は話し好きだから、ついつい長くなってしまうところを嫌われる。(ような気がする)
それでも真剣に聞いてくれたお客さんに感謝。
別れ際に見た表情は明るい。ホッと安心するA隊員であった。



by A隊員

2005.6.5(日)晴れ
ダブリ受注

たまにご依頼を頂くところから、問い合わせが入る。
墨田区石原でインロック発生、ユーザーさんが自前で解決されようとしていますが
出動準備しておいて・・といったもの。
続いてよくご依頼を頂くところから、出動要請が入った。
墨田区石原でインロック発生・・・内容は全て先程のと一緒だ。

複数のロードサービスに加入しているユーザーさんが
どちらにも連絡されると、こういった現象が起こる。
また、上記のような契約をもっている御客様も多い。
1つ目は、車を購入した際メーカー及び販売店での会員に付帯してくるケース。
2つ目は、自動車保険に付帯しているケース。

作業は最新型のホンダエリシオンで、I隊員が2分で開錠。
その後、最初に問い合わせしてきたところからTELにて
   オペレータさん・・「石原でのインロックは解決したようです」
隠しててもしょうがないので
   A隊員・・・・・・「今回担当したのはウチでした」

お互い「やっぱり」といった具合で爆笑しながらも
受注に励むA隊員であった。



by F隊長

2005.6.4(土)晴れと曇りと激しい雨
ホンと雨が多いね。ま 梅雨なんだけど U

昨日「そぼふる雨よりは土砂降りがいい」といったのに、もう後悔。
新宿大久保でのバッテリー上がり
なんか御客様がすごい急いでいるらしい
外は猛烈な雨、まるで狙われていたかのよう。
駐車している場所を伝えられるも、よくわからん
往々にして急いでいるケースほど場所が不明確。

27分で駆けつけ、探し出すと
「いや〜雨の中悪いね」とフレンドリー。
早速バッテリーを探すも車内は、もの凄い量の荷物が散乱している。
座席下のバッテリーを掘り当てる頃には、身動きできない体勢となる。
なんとか繋げて「さあ どうぞ」 ブルルン  一発
いたく感謝されるも、どうやらパンツまで雨が沁みてきた。

昨日の発言を撤回し、「どんな雨も嫌い」に訂正します。

悔しいので帰りに焼き鳥を買って帰る。 意味不明



by F隊長

2005.6.3(金)曇りのち雨のち曇り
ホンと雨が多いね。ま 梅雨なんだけど

自由が丘にてインロックの入電
外は雨、先ほどまで我慢をしていたようだが振りだしてきた。
私は、この「そぼふる雨」というのが一番嫌い。
ヘルメットのシールドに雨粒が付き流れない。
ついでにメガネも濡れて前が見えない。
夕方なんかは視界15メートルくらいしかない
どうせ振るなら土砂降りのほうが良く見える。

結構距離はあるが何とか30分以内に到着
車はかなり年季の入ったハイエース
お洒落な街並みの中、怪しく開錠作業。
程なく開錠するも、御客様に伝えると
「え〜 もう開いちゃったんですか」と
嬉しいのか迷惑なのかよくわからんニュアンスで返答される。
帰りは超安全運転、というか前が見えずに恐くてゆっくり
行きの倍かけて戻りました。



by A隊員

2005.6.2(木)曇り雨
信頼は積み重ねてこそ

御世話になっている某アシスタントさんからのご依頼が入る。
帝国ホテル内でイスズのエルフがインロックしたとの知らせ。
手配担当のA隊員であったが、周りを振り切って出撃した。

現地まで16分、明るくハキハキ話そうとすると少々空回りするも、5分で開錠。
と、そこまでは良かった。
完了報告した際、受注番号を伝えようとしたが、あわてて出てきて控えていない。
オペレーターさんとの情報のやりとりがスムーズにいかないのが残念だ。

A隊員が営業した際「ウチは早くて確実ですよ!」と豪語している。
もちろん嘘はついていないが、簡単に認知はされないのが世の常だ。
少しずつでも積み重ねていこう。



by A隊員

2005.6.1(水)晴れ
ええカッコしい

羽田空港でインロックしたのはボルボV70CX。
片道15Kといっても高速使えばあっという間、20分後には空港内で合流した。

早速カギ穴をチェックすると、横を向いている。
あれ?こんなカギだっけ??と思うのも束の間、
お客さんが・・・「穴が壊れていて、カギがさせなくなっています」
半年前にインロックした際、ピッキングで開錠してもらったときから、この状態が続いているという。

まずは、のぞいてみないと始まらない。
中の構造では壊れた形跡がない、横から縦に戻すピッキングで何とか修正。
続いて開錠するためのピッキングで作業は終了した。
お客さんに実際のカギを使って施錠と開錠の動作確認をしてもらったところ
大変ご満悦であった。

お客さんは壊れていた原因を追究されるので、
「以前の業者さんが中途半端な作業をした為・・・」と言いかけたが
「こちらのカギは大変難しいもので、通常の業者さんでは無理かと・・」

どこまでも「ええカッコしい」のA隊員でした。



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