東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677
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by H隊員

2013.5.31(金)晴れ
好きこそモノの何とやら

 深夜、VW・シャランの二番手出動の依頼。現行シャランのキーシリンダーには複数のギミックが組み込まれており難易度が上がっています。一見前と同じように見えるのですが実は結構違うのです。

 日付が変わる前に現場へ到着すると、一番手の業者さんが撤収準備をしていた。一言二言の挨拶交わした後、早速シャランを見てみると、右ドアが塀にピッタリ寄せられていた。難作業の予感がヒシヒシと伝わる状態です。
 塀は二重と言うか二枚並んでおり、一番外側のフェンスが1m40位の高さがあり、それから30cm程の間隔を開けて、シャランのドアノブ下20cm迄の低い塀があります。ドアと塀の間はギリギリでその隙間には入れません。姿勢を確保するにはフェンスと塀の隙間に入るのが一番ですが如何せん狭い。取りあえず大股を開いて腰を落としたアホの坂田スタイルで隙間へ入ると、丁度鍵穴が顎の辺りにくる。結構辛そうだがその体勢で解錠を試みる事に。

 一番手の業者さんとお客さんはシャランの前で作業を見守っている。「行けそうですか?」との質問には「必ず開けますのでご安心を、でも少しお時間がかかります」と大見得を切ってナーバスになるくらい自分にプレッシャー。大きな深呼吸をしてから鍵穴を覗いた。

 作業を始めて10分も過ぎ、足も腰も腕も肩も痛くなった頃やっと解錠に成功。コクっと物理的なロック解除音と共に室内灯が点灯しますが、まだこれで終わりではありません。VWはキーシリンダーからロックを解除しても開くのはそのドアだけ、全てのロックが解除される訳ではないからです。と言う訳で続いて右ドアの僅かな隙間から孫の手を入れてバックを手繰り寄せ、狭い隙間からリモコンを取り出しこれで本当の作業完了です。

 物理的作業の困難さ+Newシリンダーの組み合わせ難易度は高かったのですが、何故その辛い方法をわざわざ選択するのか?他にもっと楽な体勢の術を持っているだろう?と問われた時、答えは意外と簡単です。それは単に好きだからです。ストイックとかじゃないです、好きなんです。


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by J隊員

2013.5.30(木)曇り時々雨
スペアキーの注意点

鍵が開かないというハイエースの救援です。
現場で確認したところ、急にリモコンが利かなくなって
鍵穴を直接回そうとしてもビクともしないんだそう。

キーをお借りして運転席のシリンダーを試したんですが、
お客さんの話す通りで全く回る気配がありません
そして他の鍵穴も同じ様な状態なんだそうです。

どうしたものかとキーを見ると気になることが、
お客さんが使っていたのは複製されたスペアのキー
これはもしや…とピッキングしてみるとアッサリと鍵穴が回って開錠です
原因は複製で作ったスペアキーの鍵山が微妙に違っていたのでした。

お客さんによると、スペアキーは数年前に作ったモノだそうで
ドアシリンダーには使ったことがなかったんだそうな
イグニッションは問題なく回るんで気にならなかったみたいですね。

同じクルマなのに回らない鍵穴があるのが不思議そうなお客さんです
ですが複製キーの場合は作成後の微調整が肝なんですよね。
なのでスペアキーを作ったら全ての鍵穴で試してみる事が必要です。


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by Y隊員

2013.5.29(水)曇りのち雨
逆にびっくり

5月の日差しが降り注ぐお昼、
新宿区のとあるお寺までプリウスの開錠に行ってきました。

待っていたプリウスはエンジンがかかりっぱなし。
急いで作業を開始します。

シリンダーを回しながら、誤作動でのとじ込みですか?と質問すると
「中に犬がいるんでエアコンをつけてあげようとして・・」

えっ!犬がいるの?
と車内を覗くとお利口に待ってるトイプードル。しかも2匹。

びっくりしてしまいました〜
大体のワンちゃんインロックは鳴き声、揺れとの格闘なので・・

そんなお利口さんなのですが
ドアを開けお客様と触れ合うとすごく嬉しそう。
短めのしっぽをたくさん振って。

こりゃ〜可愛いですわ。たまらんわん、って感じです。


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by K隊員

2013.5.28(火)曇り
マクラーレン P1 日本上陸

3月のジュネーブショーで初公開されたマクラーレンの
ハイブリッドスーパーカー P1が日本でも公開された。 

375台限定生産で1億2千万円以上と言われていたが、
日本での販売価格は9661万5000円。

ニュルブルクリンク(北コース)でのラップタイムは
7分を切るというが公式タイム発表が楽しみだ。

「オンロードおよびサーキットにおける世界最高のドライバーズカー」
として開発されたP1、死ぬまでに一度でいいから乗ってみたい。


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by A隊員の創業日記22

2013.5.27(月)晴れ
助人流カイゼン

前へ (まとめ

時にはギブアップする車も出てきました。
ハーフタンブラーを壊したり、アブロイキーを開錠出来なかったり・・

それでもカイゼンして短期間に克服していきました。
カイゼンの秘訣は情報の共有化ですね。

1人のミスが5人全員のリスクとして緊張出来たし・・
1人の解明が5人全員の時間短縮につながりました。
単純に5年かかることを1年で突破したようなもんです。

貴重な情報を自分だけのものにしていったら・・
きっと技術的格差は広がっていたと思います。

それでも情報共有化は簡単ではありませんでしたね。
ハマったりギブしたのを報告するというのは、すごく恥ずかしいことで、
皆からアレコレ言われるのも面倒なことでした。
最初の頃は「普通に開錠した」ことにして知らんぷりしていたんですが、
やっぱりすぐバレるんですよね。

苦手なことを隠してはバレて、余計に辛い思いを何度も繰り返して・・
ようやく乗り越えていったように思います。


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by H隊員

2013.5.26(日)晴れ
経年劣化→硬化→ひび割れ+パンク

 「来月廃車にする予定なんですよ」と話すのはライトエースのインロック&バッテリー上がりでご依頼頂いたお客さん。車はかなり使い込まれて年期が入った感じです。
 「車はもう一台あるので移動は困らないんだけど、こいつは荷物がたくさん積めるので重宝してましたよ」と車内を指差すので中を見てみると、ゴルフバッグが2セットどどーんと入っていた。
 「エンジンさえかかれば後は何とかしますので。最悪ゴルフ場でエンジンがかからなくなったとしても友人が何人もいるので大丈夫です」と言われるお客さん。それでもいくつかの注意事項をお伝えしなくてはならないので、なるべく興味を持って頂けるよう工夫しながらバッテリーに関しての説明をした。

 一通りの説明を終えて雑談をしていた時、ふと目に入った左後輪に何か刺さっているのに気付いた。近付いてみると空気は抜けていないようだが木ネジがブスリと刺さっていた。これはパンクしている可能性大です。
 お客さんにネジの事を伝えて修理が必要ですよと言おうと思ったら、タイヤの劣化が激しくひび割れがヒドイ。もうパンク修理どころではない状態でした。

 もしパンク修理が出来たとしても、このタイヤで高速に乗ったらバーストする可能性がかなり高い、とても危険なのでタイヤ交換をした方が…と言いかけて来月廃車すると言っていた事を思い出す。するとお客さん、僕が固まったのに気付いたのか「来月廃車にするのにタイヤ交換はちょっと現実的ではないですよね…って事はゴルフに行かない方がいいのかなぁ…?」と僕の目を覗きこんできた。
 一瞬言葉に詰まりながらも、ゴルフに関してはなんとも言えませんが、このタイヤで高速を走るのだけはお止め下さい、とても危険ですと力説。
 暫しの説明で納得して頂けたようで、ひび割れタイヤのままで高速に乗るのは中止されたようです。

 「こんな事で死んでしまったり、または人を死なせたりしたら洒落にならないしバカみたいだもんね」 別れ際の最後に聞いたお客さんの言葉、なんかちょっと安心しました。


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by J隊員

2013.5.25(土)晴れ
見つからないサンバー

スバル・サンバーのバッテリー救援へ

現場の駐車場に到着して二回りほどするんですが
目的のサンバーが見つかりません。

駐車場に間違いが無い事を確認しながらお客さんに電話してみると
「もしかしてバイクで来た人かな」とのお返事、
さらに場内の奥の方から手を振る人影が見えました。

…あそこにサンバーあったっけ?
自分の目を疑いながら近づいて行くとありました…
確かにサンバー、でも見た目は全く違うワーゲンバス仕様が、

そういえば前にもこんな事があった様な?
その時もやっぱり軽バンベースのワーゲンバスで散々探したんでした。

それにしても軽バンの改造によくマッチするフォルムです
タイヤサイズなんかがクラシカルな車を再現するのに丁度良いんでしょうね。


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by Y隊員

2013.5.24(金)晴れ
郷愁のマークU

トヨタ マークUの開錠に行ってきました。

到着してびっくり。
待っていたのはY隊員が小さい頃によく見ていたマークUでした。

丸目ライトでどことなくジェントルさが漂うフロントマスク。
メッキのフェンダーミラーに郷愁と愛おしさを感じてしまいます。

頭の中で猛烈にタイムスリップをしながら
この車を見て喜ばれる方も多いのでは?とお客様に質問すると
「40〜50代の方はすごく喜ばれますね」と20代のお客様。

そう、Y隊員は40代。
確かに我々世代しか懐かしさを感じないかもしれないですね・・

ところで、このマークUから30年経っての現行マークX、
面影もない全く違う車になってます。

更に30年後、現行の車はどう進化するんだろう?
そう想像するとすごく楽しみになってきます。


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by K隊員

2013.5.23(木)晴れ
7代目 新型ゴルフ

VW・ゴルフのバッテリー上がり救援依頼。
新型が発売されるので買い替えを検討中というお客様。

6月25日に発売される新型ゴルフ。
安全装備を大幅に充実させ燃費も向上、
価格は従来モデルよりも安価な249〜299万円。

メルセデスAクラスやボルボV40という強力なライバルが現れたが、
輸入車販売台数ナンバーワンの座はまだまだ続きそうだ。


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by A隊員の創業日記21

2013.5.22(水)晴れ
どんなときも総力戦

前へ (まとめ

仕事が少しずつ増えてくるとハマる回数も増えてきました。
徹底したルールはヘルプ出動ですね。

どんな過酷なシチュエーションでも・・
長時間かけずに絶対解決しようという流れです。

たぶん一番ヘルプ出動したのはH隊員だと思います。
新人時代のJ隊員やY隊員はたくさんお世話になったと思いますね。
H隊員は助人クオリティのあるべき姿を見せてくれました。

東京の西側をH隊員が、東側はA隊員が死守しました。
時には2人タッグを組んで強敵と激闘したこともありましたが、
振り返ってみると楽しい思い出ですね。

ベンツトランクでは脱水症状スレスレの勝利に感動し・・
2人でかかれば何でも出来ると思ったもんです。
反面どうにもならない悔しい思いもたくさんしました。

失敗も成功も紙一重でしたね。
助人の名に傷が付かないよう総力戦で戦っていました。


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by H隊員

2013.5.21(火)晴れ
結構重要

 ホンダ・アフリカツインのガス欠依頼でガソリンをタンクに注いでいると、「最近、原因不明のエンストが頻発して、一度止まると暫くエンジンがかからない事が続いてるんですよ。で、今回もいつものだろうと思っていたら本当のガス欠でした。変な所で止まったりして危ないし、ほんとエンストの原因が分からず困ってます… 」と浮かない顔のお客さん。
 エンストってアイドリング中やアクセル戻した時に発生しますか?と聞いてみると「そうとは限らず、走っている最中にガス欠みたいな症状で止まる事もあります」との事。年式的な事も考えてキャブレターの不具合かと思ったけど、アクセルを開けている時にも止まるのなら電装系の可能性が大きくなってくる。
 エンスト後、再始動出来る迄どの位の時間がかかりますか?と聞いてみると「早いと5分でかかるときもありますが、ダメな時は10〜20分はかかります」との事。CDIの故障かな〜とも思ったが、時間はかかるが必ずエンジンがかかると言うのを聞くと何とも言い難い。
 エンストした時に何か気付いた事はありますか?と聞いてみると「ガス欠かと思ってタンクキャップを開けようとしたら開かなかった事が何度か。そして開いた時でもシュポンって変な音がします」との事。それを聞いてなんか思い当たる節が…

 給油を済ませてからアフリカツインの車体下を覗いて見ると、本来あるはずのチューブが見当たらなかった。とここで、エンスト症状が始まったのはもしかしてタンクを外す整備をしてからではないですか?と聞いてみると「え?なんで分かるんですか?確かにプラグとエアクリーナー交換でタンクを外してから症状が出てますが…」不安そうな顔。やはりそうでしたか、恐らく原因判明です。

 殆どのホンダさんのバイクは車体下にエアクリーナーのドレンチューブとガソリンタンクのドレンチューブ、それとガソリンタンクのエアベントチューブの合計3本のチューブが出ています(他にもクーラントやなにかやかで4〜5本ある場合も)。ドレンチューブは少々折れ曲がっても問題ありませんが、ガソリンタンクのエアベントチューブを折り曲げて空気の流れを止めると、ガソリンタンクが空気を吸えなくなってしまい、結果ガソリンがキャブレターへ降りなくなってガス欠症状を起こしてしまいます。
 アフリカツインのお客さんは、先日整備の為ガソリンタンクを外した時、ベントチューブを含めた3本のチューブを正しく戻せてなかったようで、途中のどこかで折れ曲がり車体下へ出せていなかった。それが原因でガソリンが降りなくなって不明のエンストに繋がっていたと思われます。

 無造作にプラ〜ンと出ているように見えるチューブですが、あれはあれで意外と大事なんですよね。


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by J隊員

2013.5.20(月)雨
閉じ込み易い時

ディスカウントショップ駐車場でインロック救援です。

お客さんによると購入した電装パーツを取り付けていたところ
いつの間にかキーを閉じ込んでいたんだそうな。

クルマの整備中というのはインロックし易いですね
特に電装に手を入れる際には電源のON・OFFが頻繁、
そのためキーをイグニッションに挿したままとなる事から
発生し易い傾向にあるようです。

自動車整備の工場などでは防止策として
作業中の窓の開放が徹底されているところがほとんどですね。

そんな理由から整備士の人がうっかりインロックしてしまうと
親方からとんでもなく怒られるんだとか…

お客さんとそんな話をしていたら
過去に救援対応した若い整備士さんの事が脳裏に、
そういえばかなり参ってた様子だったっけ…
なんだか急に心配になって来ました。


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by Y隊員

2013.5.19(日)晴れのち曇り
アプリでジョギング

街中にある路上パーキングエリアへ開錠作業に行ってきました。

到着し連絡すると現れたのはジョギング姿のお客様。
「この格好でここに居ると変かなって思ってちょっと走ってました」
と息を切らせながら話されます。

更に「ジョギングに携帯アプリを使ってたから連絡に困らなくて良かった」
とスマートホンを見せて話すお客様。

ジョギング用のアプリ、
Y隊員もたまにジョギングするのでその時に使っています。
走った時間と距離を音声案内、
そして地図で走ったコースまで記してくれてすごく便利なんですよね。

このアプリのおかげで色々な街を走っていると話すお客様。
知らない土地でも距離が分かるのでオーバーワークにならずに済むし
地図データにどこを走ったか残せるのが嬉しいのだそうです。

そういった楽しんで使う方法もあったんですね。
今度、自分も出張ジョギングしてみようかな。


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by K隊員

2013.5.18(土)晴れ
マクラーレン・ホンダ復活

ホンダが2015年からF1に復帰することを発表した。

第3期の2008年以来の参戦だが、
今回は車体+エンジンのフルワークス体制ではなく、
パワーユニット(エンジン+エネルギー回生システム)を供給。

第2期の1988〜92年にタッグを組んだマクラーレンへの供給だが、
1988年にはプロストとセナのコンビで16戦中15勝という
圧倒的な強さを誇った黄金チームの復活。

2014年からエンジンを含めレギュレーションが大幅に
変更されるので勢力図がかなりかわる可能性もあるし、
ホンダが復帰を決めますます楽しみになってきた。


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by A隊員の創業日記20

2013.5.17(金)晴れ
背伸びしてモヤモヤ

前へ (まとめ

調子良く開錠すると決まってお客さんから質問されました。
「お兄さん何年やってんの?」とか「何年で覚えられるの?」とかですね。

とっさに「5〜6年です」とか答えていました。
当時は「まだ半年です」とは言えませんでしたね。

大半は恥ずかしい気持ちがあったんですが・・
開錠作業が簡単に覚えられると誤解されるのがイヤでしたね。
実際A隊員も1日でマスターしようとした口なのでアレなんですが、
働きながら覚えようとしたら、たぶん3年分ぐらいの質というか・・
一般的な3年に背伸びして5〜6年・・

まぁ普通にウソついていたんですけどね。
こういう会話した後はモヤモヤしたもんです。
あっという間に時間が過ぎてくれないかな・・みたいな。

先日お客さんから同じような質問されたんですが・・
何も考えず「ちょうど10年になります」と答えました。

たぶん、この日記を書かなければ・・
昔そんなモヤモヤがあったことさえ忘れていたと思います。


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by H隊員

2013.5.16(木)晴れ
見られたくありません

 軽自動車の解錠依頼でお伺いしたのは、2階建てで各々の玄関前に駐車場があるタイプのメゾネット。依頼車輌前の玄関にはお客さんの表札があった。

 電話をかけて現着を伝えると「そこの軽自動車なのでお願いします」と、それだけ言うとお客さんは電話を切ってしまった。
 そう言われても確認事項をすっ飛ばす訳にもいかないので再度電話をかけて免許証のご提示をお願いする、すると「…確かに確認は必要ですよね… でもそこにあるのは私の車で間違いないので今回はそのまま開けて頂けますか?」と出てきてくれそうになかった。
 何か出てこられない事情でもあるのかもしれないので、今不都合でしたら一旦キャンセルで後ほど再依頼が宜しいですか?と聞いたところ、「それは困ります出かけなければならないので… はぁ… では今出ます… 」と溜息交じりで電話が切れた。

 それから数分後、玄関の戸が少しだけ開き、そこから免許証を持った手がスっと出てきた。近付いて免許を受け取りドアの隙間から中を見ると、口元を押さえていたハンカチを外しニッコリと笑顔の若い女性がいた。その後またハンカチで口元を覆うと「鍵が開いたらピンポンを鳴らしてください」と免許を僕に預けたまま玄関を閉めてしまった。なんとなく腑に落ちない感じがしないでもないが、具合が悪そうでもあったので無駄な詮索はせずサックリと軽自動車の鍵を開けた。

 後はサインを頂くだけに仕上げた書類を持ってピンポンを鳴らすと、「後は自分で鍵を取るので大丈夫です」と出てきてくれる気配がない。そう言われても免許証を返さなくてはならないし書類へのサインもお願いしたい、その旨をお伝えすると暫くして少しだけ玄関が開いた。その僅かな隙間からクリップボードと免許を渡そうとした時、お客さんの顔から黒い何かが落ちた。あれ?なんか落ちたぞ?とお客さんの顔を見ると、右の鼻の穴からつつーっと鼻血が一筋。ビックリして「鼻血が出てます!大丈夫ですか!!」と言った瞬間、バタムと玄関が閉じてしまった。

 どうやらお客さん、鼻血の止血でティッシュを突っ込んでいて、その姿を見られてくなかったようです。
 「鼻にティッシュ詰めた姿を見せたくなくないばかりに変な応対をしてスミマセン。諦めて鼻にティッシュ詰めます。もうそこの植木鉢みたいで恥ずかしいわー」と鼻の穴から三つ葉を出した植木鉢を指差し、お客さんは笑うのでした。


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by J隊員

2013.5.15(水)晴れ
昨日までは

ハイエースのインロック救援です。
作業に取り掛かろうとすると、
運転席の鍵穴に軽くこじった様な歪みが見られました。

お客さんに確認すると前日まで問題なく使えていたそう、
ならばピッキングに支障は無いはず、と覗いてみて???です。

鍵穴内部は完全に破壊されており、とても正常に動作しません。
ですが昨日までは問題無かったそうだし…昨日まで!?

「ああ、やっぱり壊れてましたか…」
もう一度お客さんに確認してみるとやっぱりのお返事でした。

そう、確かに昨日までは間違いなく平気だったんでしょう
ただホンの数時間前、
インロック直後にお客さん自身が開錠を試みるまでは…

お客さんの「壊れてません様に」という思いが
「昨日までは」という表現になったんでしょうね。


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by Y隊員

2013.5.14(火)晴れ
おもい給油

英国の旧車、バンデンプラプリンセスのガス欠救援に行ってきました。

ガレージの外に向いて止まっているバンプラ。よく見てびっくりです。
隣の車との隙間が数センチ。超ギリギリ駐車です。

こちらのガレージ、奥が低くなっていて軽い傾斜が付いています。
ここまで来てガス欠になり誰かに押してもらい無理にバックで車庫入れ、
しかし傾斜のせいで位置を直せず・・という感じでしょうか。

お客様と合流し早速給油しようとしたところ問題発覚。
給油口が狭い隙間の中にあります。
10リットルのガソリンが入った重い携行缶をどう空中で支えよう・・

しばし悩んでいると
「ごめんね、一人で押して入れたからこんなんなっちゃって」とお客様。

なんと一人で車庫入れされてたんですね〜!
てっきり誰かに押してもらいながらだと思っていました。
しかもこの車間をぶつけずに・・すごいテクニックです。

この重い携行缶を・・なんて悩むのが恥ずかしくなってしまいました。


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by K隊員

2013.5.13(月)晴れ
デザイン良し、走り良し

マラグーティ・マディソンRS250のバッテリー上がり。

マラグーティ社は日本では認知度がまだまだ低いが、
1930年に創業したイタリアの老舗バイクメーカー。

ピアジオ社のクオーサーエンジンを軽量・コンパクトな
ボディに搭載し国産スクーターを遥かに上回る走りを実現。

デザイン重視で購入したそうだが走りもよく、都内でも
ほとんど見かけることがないので非常に気に入っているそうだ。


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by A隊員の創業日記19

2013.5.12(日)晴れ
極貧で見えたもの

前へ (まとめ

旗揚げして、すぐに貯金を切り崩す生活に入りました。
最初の半年間の収入はほぼゼロというか・・

1年間平均しても毎月5万円ぐらいの収入でした。
生まれて初めて本物の極貧生活を送っていましたね。

休日は家族3人手をつないで遊園地へ行くんですが・・
家から遊園地入口までの散歩が主な娯楽でした。
入場出来ないのが当然すぎて悲しいとは感じませんでしたね。
道草しながら笑わせてるだけで充分楽しかったです。

いざ極貧になってみると優先順位が定まるというか・・
今まで必要なものと思っていたことが支えきれずに消えていくんですが、
それほど苦にならないというか、結局のところ迷いや不安が消えましたね。

どこへ行くのも3人一緒、用もないのに3人一緒でした。
普通に生活していたときは互いのプライベートを尊重してましたが、
どん底で支え合えられるのは家族だけでした。

中途半端な収入があったら気づけなかったというか・・
極貧という期間は人生のどこかで絶対必要ですね。


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by H隊員

2013.5.11(土)雨
モゲて抜ける

 ヒュンダイのパワーショベルのキーシリンダーが何故かスッポリと抜けてしまい、どうにもドアが開かないので何とかして欲しいとのご依頼。

 キーシリンダーが抜けただけなら意外と苦労せず解決出来るかも?と思っていたが、実際キーシリンダーが抜けたところを見てみると、そこはぽっかりと穴が開いているだけで奥にあると想像していたモノが全くない。穴から見えるのはただの壁だけだった。
 これは難解な作業になるかもしれないとビビリながらも、ロックの仕組みを理解するべくフロントガラスから車内を覗いてみたが、中にはロックをかけたり外したりするスイッチやロッドの類が存在していない。更に車内のドアノブは上向きに付いたそっけない棒状の物体らしく、一般的な車の仕組みと随分違うようでした。

 取りあえずお客さんに色々聞きながら仕組みを想像。意外とシンプルな事が判明したのは良かったが、すっぽ抜けた鍵穴やそこのドアからどうこう出来る要素が全くない事も分かった。こうなってくると後は車との知恵比べです。

 お客さんの承諾を得て車に登り色んな角度から車を全体を観察すると、窓の仕組みが普通とは違う事に気付く。解決の糸口はそこにしかないであろうと言う事で窓からゴニョゴニョする事に。
 車体から落ちないように注意しながらゴニョリ作業を進めるが、これがなかなか上手く行かなくて「もうちょいもうちょい あー… 」(アッー!じゃないです)を何度もを繰り返した。段々もどかしくなってきて終いにはお客さんと二人モジモジしていた。それでもモジモジしながらも頑張った甲斐があり、5分後には無事ドアを開ける事に成功したのでした。

 稀にご依頼を頂く建設機械。世のちびっ子に大人気のカニクレーンアスタコは僕を含めたオッサン達にも大人気、働く機械はカッコいいのです。なのでこまつの杜に行ってみたいと思うオッサンは、きっと僕だけではない筈だと思ったりもするのでした。


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by J隊員

2013.5.10(金)晴れ
厳重な保管場所

深夜にベンツ・S500の開錠へ

キーを紛失したというお客さん、
スペアキーがトランクに入ってるそうなんですが
「ドアを開けてくれれば良いから」との強い要望です。

ベンツの場合、トランクは直でないと開かないのが殆どなんですが
納得して貰う為にまずはドア開錠…やっぱりトランクは開かず、
想定通り、とクルマの後方に回り込んで愕然としました。

鍵穴は当然下向きなんですが何よりスペースが…
駐車場の壁にピッタリまで寄せてあるんです。
「…開けれる?」と、お客さん、
最初にドア開錠にこだわったのにはこんな事情からだったんですね(汗)

あまり無いケースなんでしょうがベンツの場合、
スペアキーをトランクに保管というのはあまりおススメ出来ませんね
厳重なのは間違いないんですが、取り出しが自在では無いというか…

お客さんがスペアキーを手にした頃には壁に挟まってた頭がズキズキしてました。


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by Y隊員

2013.5.9(木)晴れ
保育園前のプレッシャー

BMW323iの開錠に行ってきました。
現場は保育園前の路上です。

お子さんを保育園に送りに来てとじ込んだようで
「仕事に行かなければいけないので代理の者が立会いでもいいですか?」
とお客様より質問。

どれぐらい時間に余裕があるかお伺いすると5分〜10分とのこと。
その間に解決できる旨を伝え、急いで準備し作業に取り掛かろうとすると
「前にとじ込んだとき開くのに30分以上かかったから・・すみません」
とつぶやくお客様。

えっ!!難しい鍵なの?10分以内で開くかな?
猛烈な勢いでプレッシャーがかかります。
超警戒モードで鍵に対峙すること数分・・無事に開けることができました。

作業して前の業者さんがハマった理由もなんとなく分かりました。
そして難しい鍵という情報がなければ自分もハマっていた可能性が・・

お客様には褒めちぎって頂けたのですが、妙に申し訳なかったです。


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by K隊員

2013.5.8(水)晴れ
毎回バッテリー交換

ホンダ・AX-1のバッテリー上がり救援依頼。

依頼主は常連さんでいつも長期放置でのバッテリー上がり。
前回は半年で今回は1年程乗っていないという。

ジャンピングしてもなかなか始動しないので、
キャブレター内の古いガソリンを抜くと無事始動。

前回対応した時にバッテリーを交換したようだが、
長期放置でバッテリーの蓄電能力が落ちて交換が必要な状態。

バイクショップまでは走行できそうだが、
毎回バッテリー交換で非常にもったいない。


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by A隊員の創業日記18

2013.5.7(火)晴れ
救われし者たち

前へ (まとめ

「営業行こう!」という流れになってチラシ作りました。
それぞれエリアを決めて車屋とか駐車場とか回りましたね。

チラシ配ってるときは生気を取り戻すんですが・・
事務所に帰ってくるとまた骨抜き状態のスパイラルです。

しょうもない喧嘩もたくさんしました。
相手の揚げ足取りで何の生産性もありませんでしたね。
この頃は有り余るエネルギーの使い道に困りました。
人に一番悪い環境は暇なことだと思いましたね。
何もない環境でエネルギー使おうとすると悪い方向へ流れました。

このまま仕事が入らなかったらどうしよう・・
皆、不安で押し潰されそうになっていました。

そんな状態を救ってくれたのは仕事です。
1本入るたびに全力で救援作業しましたね。
お客さんからありがとうと言われただけで涙が出そうでした。

救援作業しておいて、一番救われたのは助人隊員です。
1本1本思いを込めて大切に作業していました。


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by H隊員

2013.5.6(月)晴れ
真っ黒くろ助

 前回の日記では、無事ロードサービスの搬送車に回収されたSP2ですが、当日はお世話になっているバイク屋さんが定休日という事もあり取りあえず自宅に持って行く事に。

 自宅へ到着した頃には20時近くなっていたので原因究明は次の休日に持ち越しです。とは言っても気になるのは職業柄と言うよりは人の常。兎に角バッテリー電圧だけは測っておこうとテスターをバッテリーに当てると、残電圧は10vまで低下していました。普通に走っていて電気が足りなくて止まる位なので、予想はしてましたが数字を見て改めて驚きです。
 この時点で想像出来る故障はレギュレーターのパンクとACジェネレーターの故障。あと確率は低いのですがバッテリーに問題がある可能性も無きにしも非ず。取りあえずバッテリーを充電器に繋いで暫し様子を見てましたが、充電開始から数時間経過してもエラーを吐かず回復充電をしていたのでバッテリーに問題はなさそうでした。

 次の休日。満充電のバッテリーでエンジンを始動し、発生電圧を測ってみると12.3v。アクセルを開けて3000回転迄回すと12.6v位まで上昇しますが、それ以上の回転になると逆に低下していきます。在庫していた予備のレギュレーターと交換してみましたが、発生電圧の動きに変化はなくレギュレーターの故障ではないようです。
 次にACジェネレーターの点検で、レギュレーターに繋がる三相交流の3本線を、各線の組み合わせ3パターンをACで測ってみると、アイドリング付近ではどの組み合わせでも20v程しか出ていません。回転を上げても30v位がいいところで、以前測った時はアイドリングでも60〜70v出ていた事を踏まえると異常に低い数値です。
 他車種でACジェネレーターのステータコイルが壊れたパターンでは、3本の組み合わせの電圧に大きくバラつきがあり(低い組み合わせがある)、ケースを開けてコイルを見てみると一部が焼損している事が殆どでした。一部が焼けるから低い電圧の組み合わせが出来るのかと。
 今回はどの組み合わせも然程電圧の違いがなく、これが正常なのか?と一瞬思わせたりする状態でしたが、電圧がとんでもなく低過ぎるのはやはり異常なので依然としてステータコイルに疑いの目が向けられます。

 後日、ケースを開けてステータを見て色々納得です。それは今までに見た事がない位全体が真っ黒で更に焦げたような臭いも。これだけ万遍なく真っ黒なら全ての組み合わせに電圧の違いが出なくてもなんか納得です。
 ただ電圧は関しては納得したと言え、まだ16,000kmしか走ってないって現状を考えると、あまりにも早い故障に釈然としないのが正直なところ。でもステータ交換したら直ったんですよね。なのでたまたま外れのステータが付いていたと無理やり納得する事にしときます。


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by J隊員

2013.5.5(日)晴れ
訪問サービスの要

ハイゼットカーゴのバッテリー救援です。

現着して手際よく始動を済ませると
「ロードサービスだと自分のバイクトラブルでも平気なんですよね?」
と羨ましそうに話すお客さん、
なんでも仕事で訪問した先でのトラブルなんだそう。

そんなお客さんのお仕事内容はデンタルケアの訪問対応なんだとか、
出張の歯医者さんとはこれまた珍しいですね
荷台には色んな道具を積んでるんですがクルマのトラブルには…

社会高齢化のためか様々な業種の訪問サービスが増えてますね
そしてそのどれにでも言えるのが移動手段の重要性です。

ますますロードサービスの重要性が高まって行くように感じます。


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by Y隊員

2013.5.4(土)晴れ
エクスプローラーの不思議

フォード エクスプローラーのガソリンキャップの開錠依頼です。

場所は東名、東京インター近くのガソリンスタンド。そこで待ち合わせ。
お車のナンバーは大阪。そしてゴールデンウィーク中。
もしかして・・?と考えながら到着です。

「ガソリンキャップの鍵を大阪に忘れてきちゃって・・」とお客様。
これから大阪に帰る為の給油でご依頼されたとのこと。
やはり想像が当たりました。

しかし作業しながら疑問が。
大阪から東京に来る間、無給油で大丈夫だったのだろうか?
でもこうやって大阪のエクスプローラーが東京にいるし・・

質問すると「全然平気でしたよ〜」との返答。
しかも都内をぐるぐる回って今に至るそうです。
高速だと異常に伸びる燃費と大容量のガスタンクのおかげみたいです。

さすがアメリカ大陸で生まれた車。
なんだか妙に感心してしまいました。


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by K隊員

2013.5.3(金)晴れ
持ってるだけじゃ始動せず

スバル・インプレッサのリモコンキーがきかず、
エンジンもかけられないという依頼。

バッテリー上がりかなと思いながら到着すると、
マンションの機械式駐車場から車が出てきた。
さっきはだめだったけど今は問題なくかけられたという。

バッテリー上がりじゃないようなので
他を点検しているとまた同じ症状が。

リモコンキーの電池切れっぽいので確認すると、
買ってから2,3年たつが無交換とのこと。

キーレスアクセス&プッシュスタート装備車なので、
電池切れ時の始動方法と電池交換の仕方を説明して無事終了した。


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by A隊員の創業日記17

2013.5.2(木)晴れ
暇はシンドイ

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F隊長は朝も夜もひたすら電話を取り続けました。
およそ半年間、ほとんど休んでないです。

全く電話が鳴らない日とか、何度も電話コードを抜き差ししたり、
携帯から電話してつながるかの確認が日課でした。

開錠練習をやり尽くした後ぐらいがどん底でしたね。
暇で何もすることがなくTVゲームに夢中になりました。
対戦ゲームでイライラを発散しようとするも、余計イライラしたりしました。

一番ハマったのはH隊員が持ってきた「アマードコア3」ですね。
好きな武器やパーツを組んで対戦するんですが・・
プレーヤーの性格がもろに出て、よく考えられたゲームでした。

最初のうちは素人が遊び半分という感じで競っていたんですが、
1週間もすると皆プロになっていましたね。
どんな多彩な装備でも扱えないと意味ないというか・・
極めてくると、動き方ひとつで勝てることを学びました。

アーマードコア3をやり尽くしたあたりでしょうか。
俺たち何やってんだろう・・という虚無感に襲われました。


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by H隊員

2013.5.1(水)晴れ
ありがたやロードサービス

 この前の休日。天気が良かったので、昨年12月の車検以来乗ってなかったSP2に乗ろうかと思い立ち、急きょオイルとオイルフィルターを交換し、使用頻度の低いアライのフルフェイスを被って関越を目指した。

 通勤時間を過ぎた後の、混むでもなく空くでもない流れに乗って走っていると、反対車線から白のシルバーウイングがやってきた。近付くと黒い荷箱を付けていたのでもしかしてJ隊員??と思ったら本当にJ隊員だった。まさかすれ違うとは思っていなかったので手を上げるタイミングを逃してしまったが、J隊員もこちらをガン見していたので気付いただろうと思っていた。ところが後で聞くと、いつものヘルメットじゃなかったので別人と思ってたとか。確かにフルフェイスはプライベートでしか使わないので知らなくても仕方ありません。

 その日のルートは、関越道鶴ヶ島→奥武蔵グリーンライン→秩父→小鹿野(R299)→塩野沢温泉(r45)→南牧村(r93)→田口峠経由で臼田に抜ける。その後は体力と気分で、上越方面から帰るか八ヶ岳経由の中央道にするかと考えてた。

 鶴ヶ島で降りた後、コンビニで昼食のパンを買っていざ山へ。鎌北湖からクネクネと山を登り、幾つもの峠を越える。途中、桜なのか桜に似た花なのか分かりませんが沢山咲いていてる所を気持ちよく抜けたところで、なんの脈絡もなくエンジンが止まってしまった。走っている最中にエンジンが止まるとは只事ではありません。なんか変な止まり方したなと思いながらもセルスイッチを押すと普通にエンジン始動。特に問題なく始動したように思った矢先、ラジエターファンが回った瞬間にまたエンジンが止まってしまった。メーターを見るとインジェクションランプが点灯しフェーエルポンプは停止。その後セルモーターが回る事はなかった。

 バイクが止まったのは民家が一切ない携帯の繋がらない山の中だったので、猛烈な絶望感が押し寄せてきます。と言っても途方に暮れていても仕方がないので自力で里まで降りる事に。

 山道を下りながらも何とか始動出来ないかと模索していると、ラジエターファンが止まったところで弱々しいながらもフェーエルポンプが動いた事に気付く。メーターを見るとインジェクションランプが消灯していたので押し掛けをしてみると始動に成功。これ幸いと最寄りの町近くまで移動したが、初めて出てきた信号で停車した途端にエンジン停止。それっきりバイクは沈黙してしまったのでした。

 ロードサービス業に従事して早10年… 初めて任意保険のロードサービスをお願いして救援される側になりました。いつもとは逆の立場に立って思うのは、本当にありがたいサービスだという事、心から感謝感謝です。


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